2008.11.06 Thursday
レッドクリフ
レッドクリフ パート1
話題の大作映画「レッドクリフ」を見てきました。
平日の昼間なんですが、封切りして間もないということもあり、割合に混んでいました。
ま、混んでいると言っても、席が埋まっているのは2割ぐらいでしょうか。
でもいつものガラガラな状態に比べれば、大したものです。
物語は「三国志」のお話しで、「レッドクリフ」は「赤壁」の直訳そのまんまですね。
映画の原本「三国志演義」は高校生時代に読みました。
ちょうど、岩波文庫で刊行されたばかりでして、確か1年ほどかけて全冊揃ったと思います。
1ヶ月おきぐらいに続編が出て、そのたびに本屋さんに買いに行ったのを覚えています。
あれは全部で何冊だったか、10冊ほどだったように記憶していますが、もう忘れました。
古典の先生にその話をしたら、授業の時間に指されて、「三国志のあらすじを解説しろ」と言われてしまい、困ったことを思い出します。
尊敬する先生だったので、懇切丁寧に四方山話をしたら、途中で「もういい」と怒られました(笑)。
それはともかく、「赤壁の闘い」といえば、三国志全編の闘いの中でも、最大の活劇です。
ジョン・ウー監督がそこを物語のクライマックスに選んだのは当然と言えば当然のことですね。
有名な物語なのであらすじなどの解説は省きますが、迫力のあるシーンの連続で、見応えがありました。
しかし、まず感じたのは、ジョン・ウー監督はやはり中国人なのかなあということ。
初めからですが、闘いのシーンが多く、血しぶきは上がるし、何しろやたらに人が殺されてゆく。
正直、私はこのシーンの連続には耐えられないものがありました。
特に血しぶきの飛びまくるシーンが多くて、これにはうんざりしました。
もう少しソフトに作れないもんだろうかな。
逆に、アメリカナイズされていると思ったシーンもありました。
荒くれ者の戦闘シーンの合間に、かなり長く挟まれたベッドシーンは、何となく「オマケ」のような気がします。
でも、「小喬」役の、リン・チーリンはさすがにはっとさせるほどの美女でした。
これは「曹操」も夢中になりますわな。
数ある名優の中でも「諸葛孔明」役の、金城武がかなり良い味を出しています。
厚みのある見事な演技で、もうこれは世界レベルの役者ですね。
改めてこんないい男だったんだなあと、痛感しました。
「周瑜」役の、トニー・レオンも光っていて、結局この2人だけが活躍するような感じになります。
そして、2時間が過ぎて、いよいよクライマックスの赤壁の闘いが始まるか、と言うところで前編の終了です。
これはパート2が見たくなりますよね。
商売が上手いというか、
「まとめて3時間で1本にしろよ」
と言うのが正直な感想です。
やっぱり三国志は良いなあ。
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Comments
おはようございます。
昨日18時半頃、青葉横丁に行き「たこ八」さんを覗くと満席でした。ならばと「ナカミヤ」さんへ行きレバ刺、モツ煮をつまみにホッピーで体を温めてから再度「たこ八」さんに行ってみると、またもや満席・・・。仕方なしに座れる他店へ入りましたが、おでんがしょっぱ過ぎて友人と閉口しました
「ナカミヤ」さんのレバ刺・煮込みは最高でした。
そうそう、おでん横丁を芸能人の熊田曜子・赤井英和がレポートしてましたよ。「三河屋」さんに入ったみたいです。
スタッフに聞くと静岡では放送しないそうです。
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おはようございます。
私も映画の日の先週の1日に「容疑者Xの献身」を見て来ました。
映画の日に行かなくても主人は既に50代なので
夫婦で行けばいついっても安いのですが(笑)
主人もレッドクリフ見てみたいと言っていました。
先生、私にも是非「三国志のあらすじ」を解説して下さい(笑
私は途中でもういいと言いませんから。
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>さる吉さん
そうでしたか、「たこ八」さん満員で残念でしたね。
もう少し遅い時間になると、空いてくるんですが、めげずにまたいらして下さい。
実は、「たこ八」でコメントの書き込みを見たジンちゃんが、さりげなくお待ちしていたそうですよ。
そのあたりの詳しいお話しはまた後日。
お話を聞いて「ナカミヤ」さんにも行きたくなりました。
金曜日あたり、久しぶりに出かけてみようかしらん。
Comments
>みぃみ*さん
私も「いつでも安い」グループです。
当分は二人でないと安くなりませんが、S先輩のように一人でも安くなるまで、映画ファンを続けたいと思います。
「レッドクリフ」ぜひご夫婦でご観劇下さい。
でもご主人さまが「小喬」に見とれても、お腹立ちになりませんように(笑)。
その時は孔明に視線を移して、仕返しして下さい。
解説ならいつでもお任せを。
飽きて子守歌になるぐらい、お話しいたしますよ。
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浜石の最後にあった次の目的地って映画館?飯は弁当だったの?グルマンの貴君ゆえ美味なるラーメンなどきこしめしたのかと思いました。せっかく由比くんだりまでいって山登りオンリーはないでせう。白状したまえ!
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