2010.09.11 Saturday
古典酒場9
古典酒場9
サンエイムック さんの新刊です。
お馴染みのシリーズも、これで9冊目。
表紙のイメージを一新して、久しぶりの刊行となりました。
お値段は変わらない税込み980円で、構成もほぼ前回と同じ感じです。
東京の居酒屋さんは沢山ありますが、さすがにもう出尽くした感じがあって、マンネリ化は仕方がないですね。
かといって地方の居酒屋さんを入れても馴染みがない方にとっては退屈でしょうから、編集者としても頭が痛いところです。
さっそく読んで研究していますが、本巻ではどうも「提灯持ち」の記事が多いと感じられました。
まん中にドンと出ている漫画など、これでもかと持ち上げすぎると嫌味になります。
何か記事に勢いが無くなっていると思いました。
いわゆる「楽屋落ち」の記事が多いので、毎号読んでいる読者には分かっても一般的には分かりにくそうに思われます。
宣伝が多いのは仕方がないですが、本編との境目が分かりにくいので、チャンとした記事なのか、コマーシャルなのかが曖昧で、信憑性が損なわれている感は否めません。
このあたりが残念ですね。
編集者が、「お酒が飲めて楽しい」と思うのは良いですが、その気持ちが読者に伝わってこないといけません。
常連客には優しいけれど一見さんには厳しい、そんな雑誌に向かいつつあるような気がします。
いつの間にか中身の薄い雑誌になっているように感じましたが、そんな思いが杞憂に変わってくれればいいと次号に期待します。
私個人の希望では、一軒一軒スペースを割いた丁寧な紹介をしてもらいたいですね。
ページ数も半分ぐらいで十分ですから、テーマを絞って独自の切り口を見せて欲しいと思います。
素人がパラパラッとめくって、すくっと目に止まる。
そんな新鮮さのある記事が活性化を呼ぶと思います。
地方の読者は、本屋さんで実物が見れませんからネットで買うことになります。
ブランドの信用も期待外れが続くと無くなってしまいますから次作に注目してみたいと思います。
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Comments
いつもご愛読くださいまして
ありがとうございます。
また、このたびは
貴重なご意見、ありがとうございます。
まだまだ至らぬことばかりですが、
ご意見を参考にさせていただきながら
真摯な本造りを目指し、
精進させていただきます。
今後ともよろしくお願い申し上げます。
Comments
>古典酒場編集長さま
辛口の論評で申し訳ないですが、本書を購読している友人からも同様の感想をうかがったため、敢えて書きました。
人さまざまですから色々な意見があると思いますが、わずかでもご参考になればと思います。
こちらこそ今後ともよろしくお願いいたします。
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