静岡ラーメン放浪記

　皆さんお元気ですか。
　お待たせしていました（待ってないって）
前回の続編です。忘れた人は、読み返してね。
　沼津の「ラ−メン革命児　錬翠」に現れた「たこ八３人組」
先鋒Ｒさんは、おからと大根おろし入り「錬翠メン」でくらくら。
次鋒　私は、真っ黒けの「黒い手打ち」でダウン。
いよいよ総大将　Ａちゃんの「特製ラ−メン」登場だ。
「お待たせしました」
どんとテ−ブルに出された物は、なんとスプ−ン、そして皿だ！
その上には、茶色にまみれた麺。大きめのミ−トボ−ルが５，６個のっている。
思わず顔を見合わせる３人。いけない、店主が見ているぞ。
さりげなく麺に箸をのばすＡちゃん。心なしか手が震えてます。
おもむろに麺をすくい、食べ始めます。堪らず私も一口ご相伴に。
　味付けはドミグラスソ−ス風。玉葱があるね。麺に腰がないようだ。
ところでスプ−ンは何のおまじないか。パスタ風を気取ってるのかねえ。
しかしＡちゃんは旨そうに食べるよね。大丈夫かな？
　あ、店主がまだ見てる。そうか、結構気配りしてるんだ。
Ａちゃん完食。値段は、安心９００円でした。見回せば、お昼時にもかかわらず
お客は、当方のみでした。
革命は進行中だが、果たして大衆が付いてこれるのか。もう二度と来ないだろうけど、見守ってやりたい一店でした。