2007.06.29 Friday
郵便局へのクレーム
郵便局の使命
新聞の投書欄は良く読む。
世の中には色々な人がいるもので、参考になるものからそうでないものまで、千変万化だ。
この掲載の基準というものは、新聞社によって異なるようで、面白い。
何時も何時もカタイ文書ばかりでは味気ないと思うのか、時々ひっくり返るようなものを載せてくれる。
まことに大衆というものは様々だと、つくづく思いますね。
さて、先日のS紙(静岡新聞ではありません)にも面白い投書があった。
投書した本人は山形市の56歳男性。
彼は郵便局に出かけて、知人の家に行く道順を尋ねたのだという。
この時点で疑問を感じるのだが、地方によって色んな特色があるので、そこは置いておく。
そこで彼は窓口の人に
「個人情報なので、教えることはできません」
そう答えられて「唖然とした」のだった。
そして「仕方なく遠くの交番に行って」
そこで教えていただいたのだそうだ。
憤懣やるかたないので、自宅に帰ってから郵政公社に電話を掛けると
「個人の自宅を教えるのは、個人情報の無断開示にあたり、できない」
「道順を教えることは、郵便局の業務ではないので、できない」
「このような対応は日本全国どこの郵便局でも同じ」
そう返されて怒り心頭に達し、投書に及んだのだという。
「業務以外は一切出来ないとは何だ!」
「郵便局にはサービスという文字はないのか!」
おっしゃることは分からないでもないが、さて、どんなものか。
もしこの方が、コンビニで住所を尋ねたとしたら、同じように怒るのだろうか。
今時のコンビニにはけっこうな機器が入っていて、詳しい地図のプリントアウトも出来る。
ケイタイを利用した有料のナビシステムだってある時代だ。
どう見ても、道順は交番か、地元の人に聞くのが筋だと思うが、どうなのかなあ。

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Comments
こんばんは。ごぶさた(?)しております。
このネタ、私のサイトでも載せようと思ったのですが、こちらにあるので自粛いたしました。
私もS新聞で、件の投書を見つけました。「自己中心的な文章を書いているなぁ…」と思いました。かつて、自著の中で私は「役割というものは、周りの期待を知ることによって成り立つ」と述べたことがあります。郵便局に道案内を期待する人が、この日本にどのくらいいるのでしょう? そういう事情を考えれば、個人情報うんぬんを抜きにしても、郵便局の対応が正しいとしか思えないのです。
「今まで多くの方に道を尋ね目的地にたどり着いてきました。今後は、郵便局を避けるよう決めました」という文のまとめ方をしていますが、そうしていただければ結構ですね。そして、「目的地にたどり着きたければ、自分で地図でも調べてから道を歩け! 自己責任を放棄して、郵便局のせいにするな!」という投書でもしようかと思った次第です(多分、投書しないと思いますが)。
また、お会いしたいものです。
Comments
>yoshibei さん
>このネタ、私のサイトでも載せようと思ったのですが、こちらにあるので自粛いたしました。
yoshibei さんのコアなご意見もお聞きしたかったです。
「正しかる正義も、時として盲ることがある」
突然にリチャード・キンブルを思い出しました。
人間というものは、なかなか自分を見ることが出来ません。
この傾向は特に攻撃された時に顕著になるようです。
正義はどこにあるのか?
私も自戒しなくちゃいけませんが。
Comments
>人間というものは、なかなか自分を見ることが出来ません。
この傾向は特に攻撃された時に顕著になるようです。
ほんとに仰る通りと思います。
自己中心的な人は自分の自己中に気が付いていません。
いつだったかラジオの人生相談に電話してきた
年配の女性もそれが顕著でした。
きっとそういう類の人は友達や親友などもいないと思います。
Comments
>みぃみさん
「人生相談」の女性
私もひっくり返りました。
あそこまで見事だと、ショーケースに入れて保存しておきたいくらいです。
「他山の石」として見るゆとりがある人には何でもないんですが、精神的に弱い(悪い意味ではありません)方にとっては、大変な苦痛になるはずです。
「わがまま」と「個性」の違いは微妙ですね。
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