2007.07.22 Sunday
○ん勝@片羽町
静岡市葵区片羽町にある蕎麦屋さん。
時々前を通るのだが、その度に考える。
(これはいったい何と読むのか?)
漢字の教養がない自分には、なかなか読めない。
「○ん勝」
「た」なのか「し」なのか「な」もあるぞ、それとも「こ」、まさか「ち」、大穴の「ふ」
かねて気になっていたので、思い切って店に入ることにした。
祝日の昼下がりは1時過ぎ。
やや立て付けの悪い引き戸を開けて、お店に入る。
「いらっしゃいませ」
意外にも先客は無し。
中年の男性が迎えてくれた。
民芸調の焼き板に挟まれたメニューを見る。
値段が書いてないが、ラーメンとあったので
「ラーメンは出来ますか」というと
「今は、やっておりません」
小考の末「天南そば」(750円)を頼む。
店には子供らしい小学生高学年の男子が、何か用ありげに待っている。
片隅には、静岡特有の文化「おでん鍋」が置いてあるが、使ってはいない様子だ。
意外に時間が掛かる。
(これは、客切れの悪い時間帯に来てしまったか)
「お待ちどうさまです」
出された「天南そば」は、カツオだしの香りがプンとする。
海老天を持ち上げて、衣を囓る。
やはり揚げたてだ。
莫ではなく、注文を受けてから揚げるために、時間が掛かったのだろう。
たった一本の海老天だけに面倒掛けて、済まない気がするが、そこはまた商売。
蕎麦もまた茹でたてのようで、しっかりしている。
「南ばん」も甘いし、この足りないぐらいの量がちょうど良い。
ささっと食べ終えて、お勘定をする。
「ありがとうございました」
「ありがとうございました」
子供の声に送られて、店を背にする。
哀愁のある看板だなあ。
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「なん勝」ですね、これは…。「奈ん勝」と書かれています。
なかなか年季の入った店構えで、何だかそそられます。今度、静岡に行った際に訪ねてみたいものです。
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>yoshibei さん
ひらがなの原型でしょうか。
ちなみに「タウンページ」で検索したところ「なん勝」で載っていました。
色々と由来がありそうな名前です。
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京都あたりでよく「奈」の字を使った店を見ました。崩し字で書かれているので、「ふ」と間違えてしまい、お店の人に「それは“な”と読むんですよ!」と教えてもらったことがあります。
「な」は、漢字の「奈」からつくられた文字だそうです。
それにしても、「なん勝」とはどういう意味か、気になります。
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>Yoshibei さん
お店の名前は勘違いしやすいですね。
店のほうでも、正確に言わないとうるさい店や、こだわらない店など様々です。
有名なラーメン店で、「二郎」さんという店があります。 元々は「次郎」だったのを、看板屋さんの間違いで、「二郎」と書かれてしまい、そのまま変更してしまったということです。
こういう性格は好きだなあ。
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私の勤務先の近くにも、ラーメン二郎があります。毎日、長い行列が出来ています。この、ラーメン二郎から派生した「ラーメン生郎」という店舗もありますね。これは、近所の大学生が夜中にイタズラした(店名の書かれている部分にテープを貼った)のを、そのまま残して店名にしたというものらしいです。
普通なら怒って犯人捜しするところでしょうが、イタズラされたままにして、むしろイタズラをイタズラにさせなかったところに、言葉は表現できない「熱さ」を感じます。
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「ラーメン生郎」ですか。
なんと読むのでしょうかね(笑)
それこそ、初めて見た人は悩むんじゃないでしょうか。
「ラーメン二郎」は本店に入ったことがありますが、もの凄い盛りでした。
さすがは学生の味方、大行列も頷けますね。
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ラーメン生郎(なまろう)は、本当は「ラブメン生郎」とイタズラされたらしいです。で、細麺やつけ麺を提供するために、二郎から枝分かれしたのだ…と、聞いたことがあります。
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「ラブメン」はさすがにまずいですか。
「二郎」の関連したお店はけっこう多くなってきました。
店によってかなり差があるようです。
私は胃袋が小さいので、苦手の分野です。
昼間にラーメン2杯食べられる人が羨ましいです。
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