2007.10.09 Tuesday
当たり前田のクラッカー
昔懐かしい白黒テレビの「てなもんや三度笠」
冒頭にドタバタのチャンバラもどきがあって、主役の藤田まこと扮する「あんかけの時次郎」が悪役をやっつける。
逃げ出した悪役を後目に、懐からこう取り出して見得を切る。
「オレがこんなに、強いのも・・・、当たり前田のクラッカー」
これが生コマーシャルの草分けとも言える名演技。
当時の子供たちには大流行したものでした。
コマーシャルの大当たりで、「前田製菓」もぐんぐんと業績を上げていったそうです。
当時の前田製菓のお菓子には、「クラッカー」「ソーダクラッカー」「クリケット」「シャープサンド」などがあり、良く食べたものです。
そのうち「ソーダクラッカー」には固形スープの素が付いていて、子供ごころに「洋風」を感じたものでした。
さて話は替わって現代。
ふと入った「１００円ショップ」で、懐かしい「前田のクラッカー」を置いてあるじゃないですか。
横には「クリケット」や「ソーダクラッカー」もある。
懐かしくて何十年ぶりかで買ってみました。
クラッカーは小さな楕円型で、懐かしい素朴な味わいです。
甘くはなく、味も薄い塩味です。
昔はおやつにこんなの食べてたんだなあ。
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Comments
懐かしいですね〜。
最近、昭和レトロが盛んですね。
団塊の世代の方々が定年を迎えられてから、本やら映画やら様々な分野で「再登場」しています。
てなもんやを見て・前田のクラッカーよく食べました。
当時は藤田まことが現在のような役者になるとは、想像も付きませんでした。
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ナツカシ〜〜〜〜〜〜ッ!!（財津一郎風）
以前セントレアで見かけました。
てなもんや三度笠は子供の頃に観た覚えがあります。
来月スカパーの東映チャンネルで「てなもんや三度笠」の映画版が放送されるみたいです。
http://www.toeich.jp/CS/information.php?info_id=1753
http://www.toeich.jp/CS/information.php?info_id=1754
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＞生きた化石 さん
藤田まことさん、必殺シリーズでのコミカルかつ渋い演技はしびれましたね。
コメディアン上がりの役者さんは、ギスギスとしていないところが良いです。
風格もあり、何よりもその人間くささが魅力ですね。
そういえば「珍念さん」お元気でしょうか。
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＞ゴリさん
残念ながら「スカパー」は妻専用で、見られません。
あの当時の放送は全部生中継で、手違いによる「間」があったりして、それがまた面白かった。
そういう場面になると「アドリブ」が利くかどうか、役者の実力がわかります。
財津さんの名セリフも、そんな時に出てきたとか？
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