2008.06.25 Wednesday
金の字(後編)
「金の字」後編
さて、団体のお客さんが入ってきました。
あまり席は空いていないしどうするかと見ていると、呆気なく2階に。
なるほど大人数の時には2階があるんですね。
「ごちそうさん」
あれ、横の常連さんはもうお帰りです。
ものの20分余りでささっと飲みかつ食べて帰って行く。
さすがに酒飲みの鑑のような、粋なふるまいですね。
こちらは生ビールからお酒に替えてゆきます。
「はい、ぬる燗です」
これは珍しい、大きな湯飲み茶碗で燗酒が出てきました。
白い地には、金色に大きく「字」と一文字書かれています。
(なるほど、金色の字で「金の字」かい)
なかなかにしゃれた湯飲みならぬ酒飲みです。
これを見るだけでもここに来た甲斐があろうというものです。
そこで追加のつまみですが、お新香の盛り合わせが150円と書いてあるので、こいつを二人前いただきます。
大根の漬かり具合も良い調子で、お酒が進む、すすむ。
焼き物は「アカ焼き」を3本に、軟骨を頼みますが。
「軟骨は、串が売り切れで、皿ならできます」
どう違うのか分かりませんが、そちらにしていただきましょう。
真後ろのメニューはどうも見づらくていけません。
次に来る時は反対側に座らなければと、つくづく思いました。
そうこうしている間にも、けっこう「モツのカレー煮込み」はテイクアウトが多いようで、ドンドンとさばけてゆきます。
さすがにこの店の看板メニューですね。
お酒とビールをもう1杯づつお代わりして、さらに飲み進めます。
お店の中はというと、それほどの込みようではなく、静かでいい感じですね。
何度も書きましたが、酒場でうるさいのは、不粋の最たるもの、品良く飲まなければね。
さて、時間はというと6時ちょい過ぎです。
夏至を過ぎたばかりとあって外はまだかなり明るいのです。
「よし、もう1軒行きますか」
お会計をして外に出ます。
二人でたらふく食べて、一人あたり3千円弱でした。
価格も良心的だし、つまみは旨いし、いやあ良い居酒屋だなあ。

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焼き鳥は、パーツの名前が独特ですね。
「アカ」は初耳かも??
>二人でたらふく食べて、一人あたり3千円弱
素晴らしい!
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>彩季堂さん
焼き鳥が通称ですが、実際は「焼きトン」です。
「アカ焼き」はレバーですね。
あー、首が痛い。
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私達夫婦も静かに呑めるお店が好みです。
やたら大きな声で盛り上がっている雰囲気ですと
会話も聞こえなくて私達も大声で話さなくてはならないからです。
真後ろも見えるように首が自在に回転するといいなと私も思います(キモチ悪いかしら笑)
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>みぃみ* さん
そうそう、騒がしいお客さんが一組いると、それに釣られて全員が大声になってしまうんですね。
マナーとして気を付けたいところですね。
昨日はありがとうございました。
たこ八に入った途端に、常連の皆さんから
「あれ、いまさっき、チェ・ジウに似た美人のお嬢さんが探してたよ」
一斉に、心配されて言われました。
「いや、訳ありでね」
クールにそう答えておきました。
巷で噂になるのも、時間の問題かな。
Comments
訂正です。
「アカ焼き」は豚の「脾臓」なんだそうです。
酔っ払っていたんで、分かりませんでした。
訂正の上、お詫び申し上げます。
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