2008.07.12 Saturday
教員採用試験
とにかく腹が立つ
あんまり怒ってばかりいると、体に障るので控えようとは思っている。
それでも今回の事件には、とにかく腹が立った。
いま、問題になっている「大分県の教員採用試験をめぐる汚職事件」です。
取り調べが進んで行くほどに、いろいろと不祥事が明かされてゆく。
いわゆる「カネ」と「コネ」で採用が決まって行くという、何とも情けないお話しだ。
現時点では、採用者の半分までが不正による合格者なんだとか。
自らの校長昇格に200万円の賄賂を送って、地位をせしめる教師。
子供を教師にするために金を送る、これも現役教師の親。
教師という職業はもっと高貴なものだと思っていたが、全く違うことにあらためて気づきました。
さて、今回の事件についての怒りは、まだ収まりません。
実は静岡市でも、教員の採用試験は、とてつもない高倍率なんです。
毎年受験をしているが、不合格続きで、将来を悲観している教員志望者が沢山いるのです。
それがみな、熱意のある若い人たちばかりです。
誰もが、一生懸命、必死で勉強して試験に臨みます。
その受験生たちを指導されている、ベテラン講師の方が、この時期にはいつも
「熱気があって、素晴らしい生徒なので、つい力が入りすぎる」
そう感心して言うほどです。
それでも試験の点数が足りずに、涙を呑む人が出てきます。
でも、公正な試験で不合格になったのなら、努力不足だと諦めることが出来ます。
そして次回に向けて自らを研鑽しようと、希望が持てるわけです。
そんな熱意のある教師の卵が、たくさんいるのです。
しかし、それが賄賂で決まるのだったら、何を頼ったらよいのか。
これでは「よい先生」など集まるはずがありません。
教職という仕事は、「正しいこと」を教える仕事です。
それが実践できない人間はまさに不適格者だと言えるんでしょう。
口利きをしたという議員も、同罪です。
きちんとした取り調べと、厳罰を望みたいのですが、結局はうやむやのうちに処理されてゆくのでしょうか。
何も出来ないということが、また頭に来ることなんですが、それにしても腹立たしいなあ。
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Comments
本当に腹立たしいし情けないですね。
旧清水市でも親が公務員及び教師だとその子供はかなりのアドバンテージがありましたね。
同級生でも「えっ、あいつがあの成績で??」なんてのは良くありましたね。
Comments
彼らが受け持つ道徳の授業は…
困ったら金で解決しましょう
その時のためにスポンサー(コネ)を探しておきましょう
無駄な努力をするよりも要領良く立ち回りましょう
嘘を上手につきましょう
ホンネとタテマエを上手に使い分けましょう
こんな内容だったりして…(爆)
何とも嘆かわしい。
この事件をネタにして、さらに付け上がるモンスターペアレンツの姿が目に浮かびます。
Comments
正直 汚い世界だなと落胆しました。
教師の友達が 教師の裏側を暴露していましたが
親や祖父母の代から教師ではない人は絶対に教頭や校長にはなれないしそのまま退職を迎えるのだそうです。
教師の世界では 親が教師だと優遇されるそうです。
どんなに良い先生でも どんなに人間的に出来た人でも報われないことがあると嘆いていました。
Comments
>さる吉さん
「親子二代の教師一家」というと、教育熱意に溢れた、素晴らしい家庭を想像しますが、
今回のような不祥事が出てくると、見方が180度変わります。
証拠隠滅までしていたと言うんでは、もう救えない話ですね。
お話しの先生が、その関係者ではないことを祈ります。
Comments
>ゴリさん
>この事件をネタにして、さらに付け上がるモンスターペアレンツの姿が目に浮かびます。
一部の不心得者のせいで、全体が悪く言われる。
よくある構図ですね。
公務員の「居酒屋タクシー」もそうでしたが、きちんとした処分をすることが大事ですね。
一生懸命頑張っておられる、立派な先生方が可哀相です。
そのためには先生自らも、きちんとしなくてはいけないのは当然のことですね。
Comments
>みぃみ*さん
うわさというものは怖いもので、流れ続けているうちに、真実味を帯びてきます。
お聞きになったお話が必ずしも真実では無いことを、祈らずにはいられません。
生徒のためを思って、休みも返上して頑張っている先生と、何の熱意もない時間稼ぎの先生。
いろいろな教師がいます。
サラリーマンなら、勤務評定があって、悪いものはそれなりにふるい落とされます。
教師では、それが無いというか、甘すぎていけません。
逆に「そんな評価があるからいい仕事が出来ないんだ」と大声で叫ぶ者もいます。
それを防ぐのが競争原理なんですが、そこで不正されては、打つ手がありませんね。
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