2009.06.23 Tuesday
おにぎりの丸かじり
おにぎりの丸かじり
東海林さだお 著
お馴染み「丸かじりシリーズ」の最新刊（たぶん）です。
本当にお久しぶりで、たまたま図書館で見つけてすぐに借りてきました。
ご存じ「週刊朝日」連載中の人気エッセイです。
毎回毎回よくもネタが尽きないものだと感心させられますが、さすがに現在では内容がパターン化してきている感じは否めません。
擬人化したり、新しい食べ方を試みたり、新店に突入したりと、今回も丸かじりのあれこれが出てきます。
相変わらずの東海林節で、サラサラと読めますね。
このシリーズは食についてのエッセイでは日本を代表するものではないかと思います。
どうしたらこんな素晴らしい文章を書けるようになれるのかと、日々研鑽はしておりますが、なかなか足元にも及ばない今日この頃であります。
でも、この中に「ラーメン缶」が出ていて、そこの感想では少し褒めすぎのきらいがありました。
そうか、有名人になるとなかなか悪いことは書けないんだ。
その点では私のような巷間のブロガーは気楽で、良いもんですね。
もちろんあえて悪いことは書きませんが、大作家になると気配りも重要なんだなあと思いました。
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Comments
こんばんは。ご無沙汰しております。
丸かじりシリーズは現在、「メロンの丸かじり」が２９巻目として出版されております。
ちなみに、私は「丸かじりシリーズ」の大ファンです。数冊、持っています。先日も、妻が食費を節約して家計を助けてくれていることをよいことに、文庫版を数冊買ってしまいました。
「内容のパターン化」は確かに感じるのですが、私はそれを期待している部分があります。例えば、吉本新喜劇などはパターン化されたギャグをどう組み合わせていくか…という部分に真骨頂があるように思えます。
先日は、「静岡おでん」に東海林さだお先生がツッコミを入れておられる文章を見つけ、嬉しくなって静岡県内の２つの大学で講義のネタにさせてもらったほどです。
先日読んだ丸かじりでは、吉野家が攻撃されておりました。ただし、愛情のあるフォローもありましたが。
東海林先生と同時に、電気がまさんのブログの指摘の鋭さにも感嘆するばかりです。
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＞Ｙoshibeiさん
失礼しました、さすがに図書館で見かけるほどですから最新刊のわけはないですね。
「メロンの丸かじり」も早く読みたいものです。
私も初期の丸かじりシリーズは何冊か買っていますが、最近は経済面を考慮して（いわゆるケチということです）図書館通いです。
週刊朝日では、休載の回数が増えてきたような気もしますが、これからもずうっとファンで居続けたいと思います。
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再び、Ｙｏｓｈｉｂｅｉです。
丸かじりシリーズは現在、「どらやきの丸かじり」が３０巻目として出版されております。「メロンの丸かじり」は新刊ではなく「前作」ということになります。
すみません。うっかりしておりました。
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＞Yoshibei さん
ごていねいにありがとうございます。
最新作で３０冊にもなるんですね。
なるほどの長寿シリーズという感じです。
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