静岡ラーメン放浪記

麺屋橋亭＠大岩

　ブログにコメントいただいた情報から新しいラーメン店を知りました。
静岡市内でしかも私のすぐ近くですからこれは行ってみなければなりません。
さっそく自転車を走らせます。

　実は長年愛用していたママチャリですが、ついに後輪から異音がし始めました。
さらには走行中に突然パンクです。
自転車やさんに持って行って呆れられました。
後輪のタイヤが磨り減りすぎていて、替えないともうダメだといいます。
とりあえずパンクは直りましたが、それ以外にもあちこち異常が出ていますからもうそろそろ潮時です。

　そんなわけで久しぶりに自転車を買い換えました。
私の場合通常の移動はすべて自転車ですから、これがないと困りますし、また故障したらもう代わりがないですからお手上げです。
近くのホームセンターで購入してきましたが、やはり新しいものは良いですね。
今日はその新車で軽快に大岩方面を進みます。

　広い通りを下って行くと、すぐにお目当てのお店を無事発見しました。
「情熱ラーメン」「深愛餃子」
赤い看板がよく目立つ、「麺屋　橋亭」さんです。
実はこのお店は以前鷹匠にありましたが、だいぶ前にこちらに引っ越してきました。
その時は「洋食屋」さんでしたが、このたび新しくラーメン店に生まれ変わったんだそうです。

　さっそくお店に入ろうとしますが、どうやらまだ準備中のもようでした。
しばらく周りを散歩して時間をつぶします。
お店の開店は１１時３０分だったようで、お店の前の電子掲示が動き出しましたからもう大丈夫でしょう。
お店のドアは料理店らしいがっしりとしたもので、看板がなければ普通のレストランです。

　「いらっしゃいませ」
もちろん先客はなく、カウンターもなかったので４人掛けのテーブル席に一人で座ります。
まずは女性がおしぼりとメニューを持って来てくれました。
可愛らしい猫のイラストが描かれたメニューです。

　品揃えは麺類にサイドのご飯もの、それに餃子、デザートがありました。
初回ですからオーソドックスに「情熱醤油（６５０円）」をいただきます。

　しばらくしてお冷やを出してくれましたが、まだラーメン店としては経験が短いせいか対応にぎこちなさを感じます。
お店は広く、ゆったりとしていますし、掘り炬燵形式の席もあって家族でくつろげそうですね。

　さて、お待ちかねのラーメンです。
どんな具合かと思いましたが、これは美味しそうな感じですね。
具には、厚切りのチャーシューが２枚に、メンマ、味玉１個分の半切り、ノリ、水菜と盛り沢山です。

　麺は細麺の縮れ麺で、あまり腰のないタイプですが悪くありません。
スープがどんなものか期待しましたが、どうも私には情熱が響かなかったようです。
あっさり系で上品ですが、もう少しパンチが欲しいところでして物足りなさを感じます。
メニューでは坦々麺が気になりましたが、もう一つの看板である餃子も美味しそうでしたから迷いますね。

　チャーシューの美味しさはさすがに肉料理をメインにしているお店と感じさせますし、味玉もお値打ちです。
半熟でしっかり味付けがされていますから、「味玉ラーメン」でも通りますね。
またメンマの味付けは程良く、具材に関しては満点の出来ですから、進化の余地はあると思います。

　「ごちそうさまでした」
ここでも最近話題の「ラー油」が販売されていましたが、凄い流行ですね。
我が家でもすでに何種類か試していますが、やはり元祖の「桃屋」さんが一番だと思います。
雨模様の帰り道を急ぎます。