2011.09.19 Monday
オトナの怒り方
オトナの怒り方
石原壮一郎 著
110821_0725~0001 posted by (C)電気がま
本書では全部で80のシチュエーションについて、やっかいな状況を打開する「オトナの怒り方」を紹介しています。
上手く怒ることはなかなか難しいですが、この本を参考にして私も上手に怒りたいものです。
ではその中から一つだけご紹介します。
その47番目
「何も考えずに無神経なことを口にする友人」
遠くの地方で自然災害が起きて、たくさんの犠牲者が出た。
友達がしたり顔で「神様が人間に怒っているのかもね」と言っているが、罪のない犠牲者にきわめて失礼である。
(己の愚かさに気づいてくれる度)
85%
「もしそうだとしたら、今そんなひどいことを言っているお前にこそ、神様の怒りがぶつけられていいと思うよ」
45%
「だとしたら、ずいぶん不公平な神様だな。どういうつもりであの地域を直撃して、どうして俺たちは大丈夫だったんだ?」
20%
「なに適当なまとめかたしてんだよ!失礼だろ!」
なるほど、難しいものですね。
私などはまだまだ修行が足りません。
本書のコラムもまた面白く、参考になります。
こちらも一つだけご紹介します。
以下は抜粋です。
誰かに怒りを覚えたり、行動や発言に憤りを感じたりすることには、その気持ちをバネに事態を改善する意外にも、便利でありがたい効能があります。
そのせいで、自分でも気づかないうちに「怒る」という甘い誘惑に身をゆだねてしまうケースが後を絶ちません。
いちばんわかりやすい例が、政治に対する怒り。
「政府はケシカラン!」と口にしたり思ったりするだけで、あら不思議、たちまち自分は「世の中のことを真剣に心配している良識にあふれた人」になれます。
もちろん、それは錯覚以外の何ものでもありません。
飲み屋やテレビの前で政府に憤って正義のヒーロー気分を味わっているヒマがあったら、近所のドブ掃除でもしたほうがよっぽど世の中のため人のためです。
しかし、怒るというお手軽な方法で自分を満足させるのがクセになっている人はそんな面倒なことはしません。
相手が政府ではなく、上司や同僚、あるいは友人や家族の場合も、同じような甘い誘惑と落とし穴が待ちかまえています。
腹を立てているうちは、自分の落ち度や至らなさから目をそらして相手を自動的に悪者にできるし、相手に優越感を覚えたってかまいません。
実際はとくに何もしていないのに、自分なりに頑張っている気にもなれます。
怒りを抱いたときには、「もしかしたら自分は、甘い誘惑に身をゆだねているのではないのか・・・」と疑ってみましょう。
どうですか、私は少しばかりドキッとしました。
正しく怒るのもまた、難しいことですね。
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Comments
甘い誘惑と、落とし穴ですか、難しいですね言った後で後悔することが多いですから。特に子供に対してはいまだに叱るというのは難しいものです。八千代さんはご無沙汰ですね、時歩さん閉店後は焼き鳥を食べてないので行ってみようかな?ハードル高い店ですが、混んでて。
Comments
>きたさん
私は滅多に怒らないんですが、そのときはしばらく後悔しますね。
怒りを調整するのは難しいです。
ところで台風の被害は大丈夫でしたか?
当方は強風でシャッターが壊れました。
浅間神社も、いたるところで木が折れていてひどいものでした。
台風の直撃は怖いですね。
Comments
小生も怒った後、後悔ばかりです!台風は想像以上で、3時過ぎから、ナント0時近くまで停電でした!仕事も切り上げ、ロウソク点火し不安な一夜でした。まあ、被災地に比べればマシな物ですね。
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>きたさん
停電も時間が長くて大変でしたね。
私の場合、今週末で長遅い夏休みも終了です。
台風の後始末で、体の節々が痛くて仕方がありません。
年は取りたくないものです。
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台風の後始末、ご苦労様です。小生は、看板が一部はずれ、庭の木が1本折れてしまい、鉢植えの木が倒れ鉢が粉砕しました。駐車場には割れたトタンやら、ダンボール等が散乱し午前中に片付けました。また、低気圧による頭痛が酷かったです。昨夜はたこ八さんにウサ晴らしをしに行きましたが、やはりお休みされたようです。外出も危ない状態でしたからね、ただ横丁で数軒は営業されたようでたいしたものです。
Comments
>きたさん
私の事務所の修理ですが、休日が続くことと、市内の補修要請が立て込んでいることなどから、時間がかかるそうです。
とても素人では手に負えませんから、業者さんにまかせるしかないんですが、壊れたままというのも寂しいです。
仕方なく今日はこれから名古屋まで一泊旅行です。
行って来ます。
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