静岡ラーメン放浪記

でん＠水道橋

　続いてのお店は水道橋です。
この日はとくに地図がおかしかったようで、絶対に間違うはずのない場所を反対側に進んだりして、時間が掛かりました。
まだお酒に酔っているわけではないんですが、困ったものですね。


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　とにかくお店にはたどり着きましたからまあ良いとしましょう。
こちらが新進気鋭のもつ焼きやさん、「でん」さんです。
さっそく入ってみましょう。


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　「いらっしゃいませ」
まだ開店間もないため、空いていました。
中央に調理場があってそれをぐるりと大きく囲むカウンター席が並んでいます。
私たちは右奥の隅に並んで座ります。

　ドリンクは、「レモンサワー」にしました。
大、これはシャーベットのショーチューです。
凍らせたショーチューをグラスに入れ、レモンを添えてあります。
グラスのふちが白っぽいのは、塩を付けてあるせいです。
こいつはなかなか洒落ていますね。


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　さらにはこの「コダマ」の炭酸がシュワシュワで、いかにも強炭酸という感じでした。
このほとばしる泡は、サワーを美味しくさせてくれます。
若者向きだと聞きましたが、なるほど面白い工夫をしています。
昔のもつ焼きやさんでは想像も付かないレモンサワーでした。

　そして目的のおつまみですが、こちらでは残念ながら、「レバ刺し」は出せないとのことでした。
これはたまたま日曜日だったので品切れだったのか、もともと出さないのか、はたまた私たちが一見さんだから断られたのか、詳細は不明です。
とはいえ色々と注文しました。


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　まずは、「ハラミ刺し」です。
これ、豚でしょうね。
全くの生ですが、これは規制対象外と言うことでしょう。
山葵が程良く利いて、これは美味いです。
このあたりも普通のお店ではいただけませんから、貴重なものになっていくのかな。


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　私のチョイスで、「あぶらソース煮」です。
実は初めていただきました。
豚のアブラ、まあゼラチン質が多くアブラだけということではありません、を煮込んだものです。
しかし面白いのは味付けがウスターソースだと言うことです。
いやいや私はソース大好きですから、もちろん美味しくいただきました。


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　こちらは、「タン刺し」です。
刺しとはいえ、茹でた豚のタンをスライスしたものでした。
このお店生ものは売れ行きが好いようで、私たちがいる間にも「残り何人前」という声が掛かっていました。
人気のあるものは開店早々に売り切れてしまうようです。

　ところで友人が注文したものはこれです。


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何でも、「ブレンズ」とか言う名前が付いたものですが。
生ではなく何かに漬けた状態に見えました。
強く勧められましたが、私はプリオンが怖いので笑ってご辞退申し上げました。
お好きな方はこんなものも食べられます。


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　二杯目のドリンクは、「チューハイ」です。
このシャーベットタイプは、氷が溶けると、逆にアルコールの濃度が上がっていくという、不思議なドリンクです。
通常のものだと思っていると、味の変化に驚くことになります。
ですから正しい飲み方は、最初に割り材を全部入れないことです。

　三分の一ほどは残しておいて、二三口飲んでから残りを足すと最後まで美味しく飲めます。
まあ、それも好みですが普通のものよりも冷たく飲めますから、夏場には良いです。
このお店は若い方が多く、まさしく今どきのもつ焼きですね。


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　苦労していた例のブツも、めでたく消化して無事終了です。
お会計は一人千円ほど。
さあもう１軒行きましょうか。