2006.05.31 Wednesday
単位の取り方
友人の某教授の話だが、最近の学生は要領がいいというのか、いい加減というのか、まあ色んなヤツがいるらしい。
彼の科目は必修でもなく、まあ数ある選択科目の一つで、出席を取らないせいか、割と人気がある。
それでも、僅かな単位の違いで留年する生徒もおり、テスト前になると必死になる学生も多いそうだ。
正直者の彼は、テストの点数に上乗せはせず、点数イコール成績を貫いている。
簡単な問題だし、ちゃんと聞いていれば、合格点の60点は軽いというのだが。
それでも色んな学生はいるもので、時々困った生徒が尋ねてくる。
ある日、非常に色っぽい学生がやって来て
「先生、実は両親が病気で、授業に出れませんでした」
「でも、この単位を落とすと、留年してしまいます」
「お願いです、何でもしますから、単位を下さい」
(つまり問題の手がかりを教えて欲しいとの、遠回しなお願い)
そんな時、彼は嬉しそうにこう耳打ちするんだとか。
「本当に、どんなことでもするかね」
「は、はい」
「じゃあ一つだけ、やって欲しいことがあるんだが」
と、彼女の耳にそっとささやく
「勉強しなさい」
2006.05.30 Tuesday
イタリア軒
イタリア軒
静岡ラーメンの雄といえばやっぱり「イタリア軒」
昔のキャッチコピーに
「森昌子が大好きなラーメン」なんてあったのが懐かしい。
そう言えば「森昌子」さん、再出発する そうですが影ながら応援いたします。
今回は久しぶりの一杯をいただいてきました。
12時過ぎの店内ですが、ほぼ満員の入りで、かろうじて空いた席に座る。
いつもながらのカウンターのみ二列背中合わせである。
さっそく女店員がお冷やを持ってきてくれる。
昔初めて入ったとき、愛想が悪いとな感じたものだが、最近は非常に良くなっている。
注文で、考えた。
そう言えば普通のラーメンって、まだ食べていない。
「イタリア軒」といえば手打ち麺。というわけで何時も手打ちラーメンばかりだった。
ここは思い切って(そんなたいそうなもんか)ラーメン(700円)で行こう。
回りの注文を見ると、実に様々だ。
手打ちラーメンが多いが、四川味噌、チャーシュー、中にはチャンポンなんてのもある。
割合と早くラーメンが出てきた。
油の少ない、、コクのあるスープに細麺。コレが意外に合っている。
いや、手打ち麺の堅い歯応えよりもラーメンらしくて良いのだ。
具は特性のチャーシューがなんと三枚。コレがまた旨い。
やはりここのチャーシューは作り方が違う。
他にはメンマとキクラゲ(確か以前はワカメだったように思う)が乗っている。
個人的にはチャーシューは三枚で十分だ。
かつて若かりし頃でも、手打ちチャーシューはもてあまし気味だった。
今ではさすがにげんなりしてしまうだろう。
それに手打ち麺を噛むと、あごが疲れる。
こう見ると、ラーメンは正解なのかもしれないな。
これからは、細麺で行こう。
途中から混み出してきて、帰るときには行列が出来ていた。
住谷さん、お体に気を付けて、頑張ってくださいね。
2006.05.29 Monday
コンブのだし
昔「テツアンドトモ」がやっていた持ちネタで
「コンブが海の中で、ダシが出ないのは、なんでだろう?」
とやっていたのを思いだした。
コンブは植物細胞なので、外側に「細胞壁」内側に「細胞膜」がある。
細胞壁は「全透性」細胞膜は「半透性」だ。
コンブが生きている間は、この細胞膜によってダシが出ていけないようになっている。
ところが、コンブを収穫して、乾燥すると、細胞膜が破壊される。
細胞壁は残るので、バラバラにはならないのだが、内部の組織は変化するのだ。
よって細胞内のうまみ成分である「ダシ」が出るのだ。
平たく言えば、生きてる間はダシは出ない。
人間は別物です。
生きてる間に十分ダシを出しましょうね。
2006.05.28 Sunday
ようやく定位置に
ようやくタイガースは首位に。
もたもたしていた4月とは段違いで、勝ち進んだ5月。
にっくき巨人がロッテに敗れ、首位の座が転がり込んできた。
なんか去年のパターンにそっくりな気がする。
去年は中日が独走して、遙か彼方だったのが、あれよあれよという間に
追いつき、追い越して、そのままゴールイン。
やはり「交流戦を制する者が、ペナントを制する」のか?
今年も嬉しいパターンで、巨人との差を広げてくれ!
まだ気が早いが、日本シリーズでは一回ぐらい勝ちたいぞ。
静岡のロッテファンは、少ないはずなのに、何故か身近にいる。
優勝記念のグッズを見るたびに腹が立つことおびただしい。
ワールドカップが始まると、影が薄くなるんだろうが
六月も頑張ってくれよ。
2006.05.27 Saturday
天城@静岡市
今日のランチは静岡市北安東の「天城」
11時半開店だと言うことで、40分頃到着する。
入り口の「半自動ドア」を開けると、なんと一番乗りだった。
カウンターのど真ん中に座り、注文は
「和風ラーメン」650円
活気のあるご主人がさっそく作り始める。
しばらくして、まず気が付いた。
テーブルの上には冷水のポットと、重ねたコップ。
そうか自分で注ぐんだ。
お冷やを飲みながら、辺りを見回して、また気が付いた。
入り口の左手には自動食券販売機が、あれっ食券買うのか。
「すいません、食券でしたか」
「いや、良いですよ。あんまり早く来たんで、驚いちゃって」
この辺のお客は、平日はともかく、休みの出足は鈍いとのこと。
恐縮しながら、出来上がりを待つ。
「お待ちどうさま」
カウンターの向かいから、トレイに乗せて、丼が出てきた。
スープはあっさりと醤油味で、なかなか良い。
面は細麺の縮れ麺。ややかん水の香りが残るが、余り気にする方ではないので、十分だ。
具は丸い柔らかな叉焼2枚に、メンマ大ぶりのノリ、ゆで卵半分、ナルト。
よっぽど暇なのか、食後のお茶まで出してくれた。
麺の腰が良く、つるつるとのど越しがいい。
しかし「和風」と敢えて付けるほどの「和風感はなかった。
今度は普通のラーメンを食べて、比較してみようっと。
2006.05.26 Friday
テロメアと不死
生物には寿命がある。
どんな生命体も老化からは逃れられない。
細胞は分裂して組織を増やすが、永久に分裂を続けられるわけではない。
染色体には「テロメア」と呼ばれる末端がある。
一回細胞分裂をすると、これが一つ切り取られる。
まあ、切符を切られるようなもんですな。
当然限りがあるので、これが無くなると細胞はこれ以上分裂しなくなる。
したがって新しい細胞が作られなくなって、生物は寿命を迎える。
面白いことに、「がん細胞」はその機能が欠如しているのだ。
したがって「不死」である。
何回もいや何十回何百回と永遠に細胞分裂することが出来る。
有名なのは1951年に子宮ガンで亡くなった女性のガン組織細胞で、今だに世界中の研究室で生き残っている。
「Hela細胞」と呼ばれるそれは、モンスターなのか、あるいは不死への扉を開ける鍵なのか?
2006.05.25 Thursday
大戸屋ごはん処@静岡市
久しぶりの早い夕飯。野菜ものが喰いたくなって、「大戸屋」へ。
5時半にしてはまあまあの入り。
相変わらず接客は良い。通路側の二人掛けテーブルに座る。
メニューが分かりにくいので、店員に
「野菜炒めありますか?」と聞くと
「豚黒酢炒めはいかがですか」
「じゃ、それお願いします」
割と手が空いているようで、お冷やに続いてほうじ茶も出してくれた。
料理はさすがに時間が掛かるので、店内を見回していると。
ん、うるさいのだ。
ちょうど背中側になる億の席で、ぎゃあぎゃあと笑い声が響く。
黒っぽい服を着ていたので、法事の帰りなのかもしれない。
女性ばかりの4,5人グループがしゃべくりまわっている。
食後の団らんも良いが、マナーは大切だよね。
ちなみに、私が食べ終わって店を出るときも、まだ騒いでました。
さて、「豚黒酢炒め」(税込み756円)
簡単に言うと酢豚もどきでしょうか。
豚肉のスティック状素揚げに、彩りよい野菜を合わせて、黒酢調味料のあんを掛けたもの。
レンコン赤ピーマングリーンアスパラなど、色どりが素晴らしい。
なるほど女性向けだなあ。
キャベツの千切りもどっさりついていて、嬉しいね。
これに味噌汁(もう少し出汁を利かせると、なお良いが)
漬け物、小鉢(ワカメ酢の物)ご飯は柔らかめ。
ちょっと待てよ、どこが「野菜炒め」や!
2006.05.23 Tuesday
運の悪い日は
昨夜の「たこ八」
普段は静かな居酒屋だが、時として大荒れになることもある。
暖簾をくぐると、意外と空いていて、先客は四人。
三人連れのグループと、一人客。
これがかなり出来上がっている。
大声であれこれと回りに話し掛ける。
三人客の内のリーダー格がけっこう相づちを打つので、止まらない。
酒飲みがこんなことを言うのもなんだが
「酔っぱらいは大嫌いです」
そっと離れた端っこに席を取る。
ようやく常連さんが二人ほど来て、和やかに話し始める。
何か変な感覚が。う、おかしい。
いつもと違って、全く酔わないのだ。
神経が高ぶっているせいなのかなあ。損した。
泥酔客が帰り、ようやく静かになった。
あとは常連客のみで、いい雰囲気だ。
おや、急に酔いが回ってきたような。
いつもよりペースが速かったか。
しかし平和は長く続かず、突然に新客が乱入。
かなりきこしめしている様子で、あろう事か常連グループのど真ん中に腰を下ろす。
ぶつぶつと警察の悪口をがなり続ける。
オカアサンがたしなめても、とんじゃかない。
まあ、警察関係のお客さんが帰ったあとで良かった。
せっかくの酔いも再び冷め掛かってしまい、隣のSさんと目配せをしながら
「お愛想」(この言い方は正しくないですが、慣例でして)
二人苦笑いをしながら、暖簾を背に分かれたのでした。
まあ、運の悪い日もありますね。
2006.05.22 Monday
昭和食堂@静岡市
昨日は友人と三人で、呉服町の「昭和食堂」へ。
「食堂で酒飲むのかよ」と突っ込まれたが、居酒屋です。
ワシントンビルの三階へとエレベーターで上る。
日曜日の五時半なので、まだ客は少ない。
入り口すぐ左手には、懐かしい駄菓子屋風のディスプレー。
最近のレトロブーム、といっても昭和30年から40年代ぐらいを目指した店なのだ。
さっそく靴を脱ぎ、四人掛けの掘り炬燵型ブースへ。
壁には懐かしい映画のポスターなどが貼られている。
まずは生ビールで乾杯。
つまみを物色していると
「タイムサービスで190円です」
とメニューを出された。
「おおっ、安い」
何せ「サービス」とか「割引」という言葉に弱い中年親父三人組。
「サービスだから小盛りなのかね?」
「そんなことありません(怒)全く同じ品です」
そうと決まれば、次から次へと頼む頼む。
「枝豆とオニオンスライスに椎茸串」
「枝豆もう一皿にポテトサラダ、椎茸も追加」
「出汁巻き卵に土手煮」
「あ、出汁巻き追加」
「お客さん、出汁巻きは大きいから、一つで十分ですよ」
この「出汁巻き卵」はお店の看板商品らしく、まさに絶品。
本当にデカくて旨い。
いやあ気に入りました。
ビールのあとは「あつかん」組と「ビール専門」に分かれてゆく。
「ゲソから揚げ」「アサリ酒蒸し」「イカわた炒め」
こりゃ飲むより喰う方が多いや。
何せ全て190円。
さんざん飲み食いして満腹になった三人。
クーポンを使っての一割引で、お会計は六千円ほど。
大満足のサービスでした。
これはもう一度行ってみたいなあ。
2006.05.21 Sunday
この世で一番幸せな人
「この世で一番幸せな人は」という問題をイギリスのある新聞が出した。
沢山の応募があったが、優秀作は
作品の仕上がりが見事で、口笛を吹いている工芸家
砂のお城を築いている幼児
忙しい一日が終わって、赤ん坊をお風呂に入れている母親
困難かつ危険な手術をやり遂げて、一人の人間の命を救った医師
残念ながらこの内の三つは不可能になってしまった。
と言うことは、世界で一番幸せになる方法はただ一つだけ。
今からでも遅くない。最後の望みを掛けて、工芸家になるしかないか。
2006.05.20 Saturday
トリスタンとイゾルテ
故江藤淳先生は、話し手としても達人の域にあり、学生時代はその名講義を拝聴するのが楽しみだった。
今も記憶に残るのが「アーサー王と円卓の騎士」での話。
「トリスタンとイゾルテ」(確かイゾルデではなかったように思う)
物語の初めが「媚薬」いや惚れ薬とおっしゃったか。
もしあれば一瓶分けていただきたいと、切望していた。
そう言えば「白い手のイゾルテ」が名前だけ残って記憶にない。
遠い昔のことだからしかたがないか。
江藤先生がお亡くなりになられてから、もうずいぶん経つような気がする。
あの暑かった夏がもうそこまで来ている。
2006.05.19 Friday
不確定性原理
ハイゼンベルクの「不確定性原理」ほど感動的なものはない。
まあ素人だから、学術的なことは分からないんですけど(笑)。
「分からない」ことを証明するというのは、難しいことなんだと思う。
物体の位置と質量(運動量)を同時に知ることは出来ない。
それがなんに役立つんだという初心者の疑問はさておき
観測者による影響を受けると、物体は挙動を変える。
したがって、位置を正確に知ろうとすれば、運動量が変わる。
また、運動量を正確に知ろうとすると、位置が変化する。
結局人間は全てを知ることは出来ないのだ、というこの真実は大きい。
言い換えれば、神と人類の違いを示した定理とも言えるのではないか。
考えてみると人間というものも、「全てを同時に知ることは出来ない」
存在なのかもしれない。
だって、もろに他人の影響を受けるものね。
2006.05.18 Thursday
祝「酒場百選」出版
私が何時も参考にさせていただいているブログ「居酒屋礼賛」
そのご主人である 浜田信郎さんが本を出された。
その名も「酒場百選」
さっそく購入して楽しんでいる。
普通のサラリーマン(失礼)なのに仕事が終わると大酒豪に変身。
巡り歩いた酒場は千軒に及ぶという強者。
見ず知らぬ居酒屋にぶらりと入って、一人酒を楽しむ。
しかもその放浪記がまた面白い。
何より決して(ごく希に例外あり)悪口を書かないのが、酒に対する愛情の現れだ。
私の居酒屋探索の半分は、このブログを参考にして決めているが、ほとんどと言っていいほど外れがない。
全く持って素晴らしいブログである。
最近は友人たちと一緒に酒場放浪していることが多いようだが、
私は以前のような一人酒の浜田さんが大好きだ。
名前が売れてしまって、困ることもあるとお察しするが、これからも頑張っていただきたい。
いいぞ「酒場百選}
2006.05.17 Wednesday
経済効果は「ニセ金」
どこかの研究所が発表した、W杯の経済効果には笑ってしまった。
直接で2588億、波及効果で4171億、景気のいい話だ。
話題の一つと割り切ってみれば腹も立たないが、本気にして感心する人がいるんだろうか。
算出する方もいい加減だが、マスコミもそろそろ考えたらどうなのか。
いかにもその分景気が良くなるように思えるが、単純な計算だけ。
「経済効果」という不可思議なものが一人歩きし始めたのは、いつからなんだろうか。
見方や考え方によって天地ほどもの差が生じる数字の、どこに意味があるのか。
「波及効果」という、科学的な根拠のない数字にはどこまでが許せるのか。
こんなものがあるから、悪用する輩が出てくる。
始まる前は話題に上がる「経済効果」が、実際はどれだけの金額になったのか、この比較をやってもらいたいものだとつくづく思う。
そう言えば静岡空港の経済効果についても数字が出ていたが、はっきりと後世、に残してしっかりと判断すべきものだ。
「経済効果」とは誰にでも作れる便利な「ニゼ金」なのだから。
2006.05.16 Tuesday
みんみん@静岡市
かつて呉服町に「みんみん」というラーメン店があった。
あっさりとした醤油味で、大きめのノリと、散らした白ごまが珍しかった。
なかなかに繁盛していたが、何時の間にか店を閉じていた。
それから数年たち、北安東に同名の店がオープンした。
どうも似ているなあと、気にはしていたが、縁がなくそのままになっていた。
しかし今回ようやく出かけることが出来たのだ。
開店間もない店内は、ご主人と女将さんが準備に大忙しだ。
ご主人は餃子を包む作業に追われ、女将さんは冷凍のシューマイを揚げている。
たぶんこれは「定食セット」(ラーメン、小ライス、日替わりおかず)
になるのだろう。
そんなわけで、素早く出てくるはずのラーメンがなかなか進まない。
待つこと10分、ようやく鍋に麺が入った。
おもむろにチャーシューを一枚切り取って、上に乗せた。
「お待ちどうさま」
大きめの丼に瀬戸物のレンゲは良い組み合わせです。
その佇まいを見て頷いた。
(同じラーメンだ)
裏の洗面所前に掛かるのれんには、刺繍で「since '86」
とあるからやっぱり以前の店と同じ経営者なんだろう。
あっさりした脂っ気のない醤油味。
中細ストレート麺に、具はメンマ、チャーシュー、大ぶりのノリに白ごま。
昔のチャーシューは丸かったように思うが、今回は四角だった。
500円の値段も、今時嬉しい。
古豪復活の一杯でした。
2006.05.15 Monday
初冷やし中華
冷やし中華の季節がやって来た。
昨夜、今期初の「冷やし中華」をいただ来ました。
場所は静岡市馬場町の「第二美濃屋」さん
ご主人が「初物だけど、どうかね」というので、有り難く頂戴いたしました。
腰のある細縮れ麺はきりっと冷やしてあり、のど越しがいい。
具は錦糸卵に叉焼とキュウリの細切りの定番だ。
刻み海苔が振りかけられて、昔ながらの甘じょっぱいつゆ。
この下手さかげんがまたよろしい。
まさに冷やし中華の王道を行く一品だ。
いやあ、久しぶりの味は旨かったですね。
最近は有名店でも夏季限定で冷やし中華を出しているが、
どうしても「つけ麺」タイプになってしまう。
なんか工夫しすぎて、かえってまとまらないようにも思う。
出汁で勝負できないからなのかなあ。
日本の「冷やし中華」の元祖は東京神田神保町の「揚子江菜館」
ここの冷やし中華も正統派の甘酸っぱい味だ。
「日本の夏」を彩る風物詩
冷やし中華(冷やしラーメンじゃない)に幸多かれと祈る。
2006.05.14 Sunday
豆腐と納豆
うんちく話に
「豆腐」は、豆が腐ると書くので「なっとう」を指し、
「納豆」は、豆の汁(呉汁)を型に納めて作るので「とうふ」を指す。
この二つは本来逆だったのが、間違って伝わり、現在に至るのだ。
こんな話を聞いたことがある。
もちろん大嘘です。
更に言うと「腐敗」と「発酵」の違いもありますが、それはさておき
「豆腐」の「腐」は、ぷるぷるした柔らかいもの、というような意味。
「納豆」の「納」は、坊さんが雑用をする納所で作られた豆の意味。
したがってなんの問題もない、当たり前の話なのだね。
ちなみに豆腐はタンパク質を主成分にしたコロイド溶液である豆乳を、
「にがり」という電解質で「凝析」させたもの。
これから夏場になると「冷や奴」が最高ですな。
「たこ八」の冷や奴は、特注のけっこう良い豆腐を使っているので、実に旨い。
夏場のつまみとして、豆腐に勝るものはありませんね。
2006.05.13 Saturday
谷川九段勝つ
第64期将棋名人戦第3局
挑戦者谷川浩司九段が勝ち、対戦成績を一勝二敗にする。
出だしの連敗では、決定戦の対羽生三冠戦で気力を使いすぎたのかと心配しましたが、これでもう安心。
久しぶりの名人戦ですが、やっぱり名人といえば谷川浩司。
今回はぜひとも奪還していただきたい。
谷川ファンはみな「谷川浩司名人」の署名入りの扇子を願っています。
というのも、今使っているのが「九段谷川浩司」
復帰したら買い換えようと思っていたのに、もうボロボロですわ。
河口俊彦氏の「大山康晴の晩節」の文庫本が出ていたので、さっそく読む。
あらためて大山名人の偉大さを思い知らされた。
こんな棋士はもう現れないんだろうか。
凄すぎるよ、なんと63才で名人挑戦だものねえ。
谷川九段、これに負けずにあと20年名人位を守ってください。
お願い!
2006.05.12 Friday
情けは人の
久しぶりに近所のパチンコ店に行く。
最近多くなった、ハネデジというヤツで、けっこう暇つぶしになるのだ。
箱の半分ほどで、のんびり打っていたら、隣に一人座った。
コイツが店の常連らしいのだが、何かあるたびにボタンをボコボコ連打する。
なんだかよく分からないのだが、異常に強く押すのだ。
隣でバシバシやられているとこちらは気分が悪い。
よっぽど注意してやろうかと思ったら、突然隣の台が賑やかになって
「大当たりー」
その後も叩きまくるたびに当たりまくり、係員が箱を持ってきた。
こちらの台はぴくりとも言わなくなる。
面白くなくなったが、まだ少しばかり残り玉があったので、反対側の台に移動する。
初めて打つ台だが、どうせ勝てるはずないと、投げやりで座ったのだ。
ところが、4、5回転したときにリーチが掛かって、突然ピカピカ光り始めた。
あれっ、大当たりだよ。
驚いてアタッカーが開くのを待っていると、なかなか開かない。
突然叩きまくりの客が飛んできて、台を指さす。
「ここ、これが開いてるから狙って!」
なんと親切に、打ち方を教えてくれたのだ。
「このランプが光っている間は連チャンするから、注意して」
「す、すいません、どうも」
結好良いヤツだったんだ。
ぺこぺこしながら打ち始めて、無事一箱出た。
ホントに最近の台は、色々あるんだなあ、って
そんなら打つなと自分に言いたい。
あのとき文句言ってたらと思うと冷や汗ものだ。
いやあ、他人には親切にしておくもんですねえ。
2006.05.11 Thursday
オゾン層破壊は真実か
「フロンガス」によるオゾン層破壊は、広く知られています。
生物に有害な紫外線を吸収してくれる「オゾン層」
それを破壊する原因物質が「フロンガス」というのが定番。
まあ元々自然界に存在しない物を、バカバカ作ってばらまいたんだから
生態系に良いはずがないんだが、
反応のメカニズムについては、多少の疑問を感じる。
例えば発生する塩素ラジカルの挙動など、上手くできすぎているようにも思う。
そもそもこの発端となった「オゾンホール」という現象だが
本当に「フロンガス」がその原因なのか、疑問が残るのだ。
長い地球の歴史から見れば、ごく普通に起きる現象ではないのか。
周期的に起きているのだとしたら、原因は他にあるのかもしれない。
また、現状での深刻な被害は報告されていない。
もちろんフロンガスに対する規制は、厳しくされなくてはならないが
因果関係の究明は、はっきりとさせ留ことが必要だ。
それにしても、地球について知らないことが多すぎるね。
2006.05.10 Wednesday
西遊記のお話
香取慎吾の「西遊記」も終了して久しい。
先日「横浜大世界」で、京劇もどきを見たんですが、これも西遊記でした。
やはり「孫悟空」は永遠のヒーローというところか。
ところで、三蔵法師のお供として三匹の妖怪がいますな。
実はこの三人の名前に共通点があるんですが、分かるかなあ?
猿が「孫悟空」
河童が「沙悟浄」
猪が 「猪八戒」
猪だけ違うと思うでしょうが、そうではありません。
実は猪の本名は「猪悟能」というんですね。
お仲間に加わる前に色々と悪さをしたので、
戒めもあって「八戒」になったようです。
決して八戒だけが仲間はずれでは無いということですね。
2006.05.09 Tuesday
三人のガンマン
二人のガンマンが宝物を争って決闘をする。
お互いに持ち玉は一発。
中央に置かれた宝物に向かって、歩み寄ってゆく。
そこには地下に通じるドアがあり、先に入った方が勝利になる。
拳銃を先に打った方が有利だが、外れたら即負けになる。
このゲームでは、間違いなく腕の良い方が勝つだろう。
ではこれが三人だったらどうなるか、というのが本題だが
これが難しい。
一番始めに撃ったやつは、間違いなく負けるからだ。
弾が当たれば、残りの一人が勝ち。
外れれば撃ったやつに報復されるのがオチだ。
飛んでもない戦略を考えるヤツがいるもので。
いきなり空に向かってぶっ放し、宝に向かってまっしぐら。
ポカンとしている残りの二人は迷った。
何しろコイツを撃ってしまうと弾切れで負けだからだ。
でも打たないとコイツに宝を取られてしまう。
どちらも(残った一人にコイツを撃たせて、その後で自分がそいつを打って)と考えていた。
で、コイツを撃つぞと見せかけて、お互いに相手に向かってズドン。
結果は相打ちで、見事に作戦成功。
と言う具合にうまくいくかどうかは、神のみぞ知るか。
2006.05.08 Monday
清見そば
昨日のランチは久しぶりの「清見そば」
小雨の中昼下がりの店内にはいると、さすがに満員だ。
かろうじて一つだけ空いたテーブルに着く。
注文は定番の「ラーメンに小ライス」
サービスのおねえさんが実に気持ちがいい。
「ラーメン、小ご飯ねー」と毎度の符丁で注文を通す。
テーブルを拭いては、片付けもして、合間に洗い物をしたり。
まさに八面六臂の大活躍だ。
先に丼半分のご飯と小皿の漬け物が出てくる。
間をおいて、といってもほんの少し待つだけで、ラーメン登場。
胡椒を掛けて何時も通り麺から食す。
何時食べてもこの麺、このスープ、旨いねえ。
合間にライスをほうばり、漬け物を食べる。
沢庵が甘口で懐かしい。キュウリの漬け物も市販品だが、飯に合う。
ラーメン450円と小ライス100円、締めて550円のランチは
食後のお茶まで付いてのお値段で、納得の一品だ。
何時も不思議に思うのは、お昼に行くと、客の注文はほとんどがラーメン。
ホントは「清見ラーメン」じゃないのかな。
2006.05.07 Sunday
数学嫌い
今朝の静岡新聞に東京理科大の芳沢教授が「算数・数学でのつまずき」について記していた。
なるほどなあと思う物が多いが、おかしな物もある。
例として、以前ある大学の文系学生にやらせたテストが出ていた。
「全ての学生はペンを持っている」の否定文を書け。
に対して、正しい答えを書けた者は一人もいなかったと、嘆いている。
しかし、これは当たり前のことで、嘆く方がおかしいのだと思う。
なるほど論理学では基本的な事項であり、知っていて当然の物だ。
しかし、高校課程の数学ではそれを教えていないのが現状だ。
文系の、数学が苦手な学生が、教えられていないそれを知らないのは、
当然の結果と言えよう。
更に言えば、これは単なる知識であり、理解することなしに使用して差し支えないものだ。
結論としては、「教師の知識がないので、生徒への指導力が不足する」
とまとめているようだが、
「ゆとり教育」で数学の時間を減らし、内容も削減している現状では、学力の低下は当然だろう。
2006.05.06 Saturday
綾小路きみまろ
昨日テレビを見ていたら、綾小路きみまろがメインで出ていた。
彼のギャグが面白く感じられるようになったら、立派な中高年。
大笑いしている私は、間違いなく中高年ですな。
彼の本になかなか良いことが書いてあったので、ここに記す。
「人生の幸せ・はひふへほ」
は・・・半分でいい。
ひ・・・人並みでいい。
ふ・・・普通でいい。
へ・・・平凡でいい。
ほ・・・ほどほどでいい。
なかなか悟りきれないのも、また凡夫たるゆえんかなあ。
2006.05.05 Friday
プリオンの謎
最近わけあってBSE関係の本を読みあさっている。
もちろん専門書ではないので、部分的な知識だけだ。
取りあえず理解できたのは、全てが解明中だと言うこと。
ノーベル賞を取ったほどの研究なのに、まだ解き明かされていない部分は多い。どこまでが仮説で、どこからが真実なのか。
そもそも病気の原因が「プリオン」という「タンパク質」であることが常識を越えているのだ。
それは、「エイズ」が初めてその存在を発表されたときの衝撃に似たものがある。
核酸を持たない病原体。
意志を持たない存在が、自己増殖するという、異常な現象。
生物学的には非常に不可思議な物質だ。
どのようにして感染し、またどのようにして、増殖していくのか。
また、何故「脳」に集まるのか。
いずれは明らかにされることとは思うが、手遅れにならないよう、十分な注意が必要だろう。
取りあえず、覚えておきたいことは
「プリオン」は普通の細菌やウイルスと異なり、耐性が強いこと。
通常の殺菌や煮沸消毒では効果がないことだ。
また、発症までの潜伏期間は長い。
現状で問題無いからと言って、安易に妥協しないことが必要だろう。
こう考えていくと、アメリカさんの対応はやはりマズい。
危機管理に対する意識が欠如している。
昔自民党の武部さんが「だいじょうぶだー」と牛肉喰ってアピールしてたけど、まねをする政治家が出てこないことを祈ります。
2006.05.04 Thursday
鐘庵@静岡駅前店
昨夜は、開店したばかりの「そば処・鐘庵」静岡駅前店に行った。
一杯、いや何十杯か飲んだ後のシメで、たまにはソバでもと、友人を誘ったのだ。
以前店主からよろしくと頼まれていたので、義理も果たさねばならぬのだ。
松坂屋近くの入り口を地下に降りてゆく。
十時近くの店内は空いており、厨房を覗くカウンターに席を取った。
けっこうしゃれた造りで、立ち食いソバとはちょと違うね。
パートのオバチャンがお冷やを出してくれ、注文は「桜えびそば」550円。
冷やしもあるそうだが、ここはスタンダードに暖かいので。
やはり看板メニューをいただかなくてはね。
店の片隅には「静岡おでん」が美味しそうにグツグツ言っている。
さて、「桜えびそば」はかき揚げが別皿になっている。
この揚げ方が実に美しい。
コロモは限りなく薄く、綺麗に揚がっているのだ。
かけそばには緑色も鮮やかな青ネギが乗っている。
さっそく丼に放り込み崩して食べ始める。
そばには腰があり、汁の出汁加減も良い。
でも一番は桜えび天だ。サクサクのかき揚げは香ばしくて旨い。
シンプルだが、日本人にはこういうはっきりした味が良いね。
チェーン店ですが、はっきり言って並の蕎麦屋よりは旨いです。
2006.05.03 Wednesday
口曲がり魚の不思議
世界のは不思議な生き物がいるもので 「口曲がり魚」という魚がいる。
「スケールイーター」(鱗喰い)という名のこの魚は、コンゴ共和国の湖に生息している。
その名の通り、他の魚の鱗を好物にしていて、獲物を見つけると後方からそっと近づく。
間近に来ると、そこで右または左に旋回して、横っ腹にがぶりと食いつくのだ。
食いつくためには、口が片方に曲がっていた方が都合が良い。
よってこの魚は、生まれつきの口曲がりなのだ。
面白いことに「右曲がり種」と「左曲がり種」がいて、必ずどちらかになる。
ランダムにではなく、右回り魚は右回り魚しか残せないのだ。
ところで、獲物にされる魚のほうも、黙っているわけではない。
例えば、右からばかり何度も攻撃されれば、さっと体を返す訓練がされる。
よって「右曲がり魚」だけが多くなれば、学習が効果的になり、簡単には鱗が食えなくなるのだ。
結局右でも左でも、増加した種族は生存競争が不利になり、減少する。
こんなバランスを取って種族は増減を続ける。
過去の統計を取ると、多少の変化はあれど「右曲り」と「左回り」はほぼ同数だそうな。
自然界のバランス感覚という物は、深いものがありますね。
これ、人間界にも当てはまりそうな気がしますが。
2006.05.02 Tuesday
チキン・ゲーム
「チキン」は臆病者の代名詞。
どちらが度胸があるのか、対決するのが「チキンゲーム」
岸壁に向けて車を走らせ、先にブレーキを踏んだヤツが「チキン」
そう言えば昔の古い映画で見たことがあるような気がする。
向かい合わせに車を走らせ、先に避けた方が負け、なんてのもあったか。
このゲームに勝つコツは、相手に自分を「××ガイ」だと思わせることにある。
相手は絶対に避けない、と思わせたら勝ちなんだそうな。
衝突を避けるには、自分が譲るしかないのだから、相手は譲る。
したがってゲームには必ず勝てるのだ。
でも、必ずしも予想通りにならないのがゲームのゲームたるもの。
イラクのサダム・フセインもゲームに負けた一人だろう。
狂気という点では、ジョージ・ブッシュが彼を上回ったということになる。
この手の国際紛争では、相手に「チキン」だと思われたら負けだ。
反撃しないことは、認めたことになるというのが、外交の常識だからね。
九月の退陣が段々と近づいて来たが、外遊にまだ元気な我が首相。
小泉さんの後釜のかたには、多少の「狂気性」を持って欲しいな。
あ、もちろんブレーキも忘れずに。
2006.05.01 Monday
エル・ニーニョ現象
今日は朝からなま暖かい。
5月1日というのに予想最高気温は28度。
もう耳に慣れた言葉だが「異常気象」ですね。
南米ペルー沖合で「カタクチイワシ」がさっぱり取れなくなる。
これが「エル・ニーニョ」
スペイン語で「男の子」=キリスト、を表すんだそうだ。
何でもクリスマスの頃に起きるからだとか。
原因は貿易風と海水の循環による物であり、地球全体の紀行に大きな影響を与える。
日本もこの影響を受けて、「暖冬・冷夏」となる傾向があるようだ。
この逆の現象が「ラ・ニーニャ」=「女の子」というのもラテン系らしいね。
これらの現象は周期的に起こるようで、解明が急がれている。
昨年末から今年の気温を見ると、今年は「女の子」が強いのかな。
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