2009.11.30 Monday
温室はなぜ温かいのか
温室はなぜ温かいのか
たまにはサイエンスネタでも書いてみます。
「温室はなぜ温かいのか」という問題です。
「そりゃあ温室だからだよ」と一蹴された方がいらっしゃいましたが、ここは一つきちんと考えてみましょう。
ここで言う「温室」とは古典的な、ガラスで囲われた建築物を指します。
昔は近所にもありましたが、最近ではあまり見かけませんね。
温かい原因はこのガラスにあります。
地面が温かくなるのはなぜか?
もちろん太陽が温めてくれるわけです。
ではどうやって温めているのかといいますと、太陽からはたくさんの「電磁波」がやってきます。
これは本質は同じものですが、波長によって色々と名前が付けられています。
波長の長い方から電波、赤外線、可視光線、紫外線、・・・という具合に呼ばれています。
さて、その中で主にエネルギーを運んでくるのが、可視光線と赤外線です。
これが昼間地球を温めてくれるわけですが、当然もらうだけではありません。
地球自身も宇宙空間に向かって電磁波を出しているんですね。
そのほとんどは、「赤外線」として放出しています。
そうしないと地球の温度はどんどん上がるばかりになります。
「赤外線ストーブ」というのもこの赤外線を利用して温めているわけですね。
実際は赤く色が付いていますが、これは見えないと分かりづらいので、あえてつけているという話もあります。
そんなわけで大地は昼間温められ、夜間は冷却されるという繰り返しになります。
そこでガラスの出番です。
ガラスは二酸化ケイ素などを主成分としていて、可視光線は通過させますが赤外線を良く吸収します。
したがって、昼間は太陽からの可視光線を通過させて、それが下の地面を温めます。
同時に太陽からの赤外線と、地面からの赤外線を吸収してしまいます。
本来は宇宙空間に出て行ってしまうはずの熱が、ガラスによって止められるわけです。
そのために温室内の温度の低下が妨げられることになります。
当然夜間の温度低下もかなり防いでくれます。
それ以外に外部の大気と遮断することによっても温度の低下が防げるんですが、やはりメインはこの赤外線吸収にあります。
ちなみに、夜間に空が曇っていると、その雲が赤外線を吸収するので、気温が下がりにくくなります。
この温室のガラスと同じ役割をしているのが大気中の「二酸化炭素」で、酸素や窒素に比べて赤外線を吸収しやすい性質を持っています。
太陽からやってくる赤外線を吸収する分には問題ありませんが、大地から宇宙空間に放出されている赤外線を吸収してしまうので問題が起こります。
これがいわゆる「温室効果ガス」と言われる理由ですね。
温室のガラスが吸収する量はごくわずかですが、二酸化炭素は桁が違いますから困ったことになります。
産業革命以来、炭酸ガスが次第に増えていって、現在では国際的な問題になっているというのはご存じの通りですね。
現在では目標値を定めて削減に励むというのが、世界の標準になりつつあるようです。
というわけで、温室のお話でした。
2009.11.28 Saturday
時計を止めて
時計を止めて
ある朝、いつも通りに愛用の腕時計を手にすると。
おや、時計が止まっている。
電池式の時計だから一年に一回ほどで電池切れになります。
以前はそのたびに町中の時計屋さんまで持っていって、電池の交換をしてもらっていました。
しかしこれがなかなかに面倒くさいんですね。
普段は時計屋さんなんてめったに行きません。
そこで交換してもらっているのを待つ間が長い。
その料金はというと確か千円ほどでした。
はっきり言って私の時計は安物です。
バーゲンセールで買った五千円ほどの品物ですが、気に入っていて長持ちしています。
本体の値段よりも維持費に高く掛かるというのは、プリンターみたいなものです。
それでも平均すると1年間ぐらい電池が持ちました。
切れるたびに交換に走るというそんなペースで何年かが経ちました。
ところがある時、同じように交換した電池が、何と3ヶ月で切れてしまいました。
その時は時計が壊れたのかと思いましたが、電池を替えたら大丈夫でした。
でもこんな時クレームは付けられるんでしょうか。
もちろん証拠はないので、交換したお店に持っていっても無理でしょう。
たぶん電池自体が不良品だったのではと思います。
でもそれを押しつけられる消費者には分かりませんね。
そこでどうしたのかといいますと、自分で交換しちゃえということになりました。
「ダイソー」にこんな器具が売っていたんでやってみたわけです。
これで腕時計の裏蓋をこじ開けて、中の電池を入れ替えれば完了。
はじめは時間が掛かりましたが今では慣れたもんです。
さらさらっとほんの1分で完了します。
取扱説明にはしっかりと
「高級品には使用しないでください」
と書かれていますから、我が低級品には十分に資格があります。
そして交換用の電池なんですが、初めのころはホームセンターで購入していました。お値段は400円ほど。
これで同じく1年間持ちます。
不思議なもので、これにもばらつきがあって電池の寿命はばらばらでした。
そして最近のある日、衝撃的な発見をしました。
あの「ダイソー」で時計用の電池を見つけてしまったわけです。
当然のごとくお値段は105円。
さらに大幅なコストダウンになりました。
面白くなって、止まったまま放ったらかしにしておいた古い時計に電池を入れ替えて動かしたりしていますが、これってまったく意味ないです。
私は大助かりですが、時計屋さんは少なくなるはずですね。
安物時計ですと、こんないい点もあります。
2009.11.27 Friday
万客来@沓谷
万客来@沓谷
静岡市は沓谷、以前なんとか寿司だった場所に新規開店した台湾料理のお店です。
新北街道の通り沿いにあるので、前を通るたびに気になっていましたが、ようやくの訪問となりました。
例によって自転車で乗り付けますが、この距離ならば楽勝ですね。
お店に到着して、看板を見ますと、これはどこかで見かけたような記憶があります。
この赤い看板。
日替わりランチの内容に、ラーメンセット。
何ものかが袖を引っ張りますが、まあ中に入りましょうか。
「いらっしゃいませえ」
中華系の若い女性店員さんが出迎えてくれます。
ただいま11時半ということで、先客は二組ほど。
広い店内は空いているので適当なテーブル席に座ります。
おもむろにメニューを見ますと、予感が的中しました。
これは少し前に行った西脇の「金龍閣」さんと全く同じですね。
しかしメニューは同じでも値段が違いました。
ランチのセットを見るとあちらは700円ですが、こちらは780円です。
ひょっとすると向こうも値上げしているのかもしれませんので、そのあたりの自信はありませんが、まだ一ヵ月も経っていないので、最初から違うのかと思います。
こちらの方が場所が良いのか、場所代が高いのか。
店員さんが出してくれるおしぼりに空のグラスと水差しも全く同じシステムですから、これは同じチェーン店でしょうね。
目の前の厨房では台湾人か中国人と思われるコックが手際よく料理を作っています。
ここまで来てから引き返すわけには行かないので、以前気になっていた「台湾炒飯」に「醤油ラーメン」のラーメンセットを注文します。
実は「日替わりランチ」のつもりだったんですが、「かに玉」は苦手だし、「回鍋肉」も食指が動かず、平凡な選択になりました。
目の前にある大型テレビは、しっかりと文字が出てくる仕様になっています。
台湾の方にはこの方が分かりやすいんでしょうか。
それこそあっという間にラーメンセット(780円)が出てきました。
だって二人のコックがそれぞれ1品ずつを受け持って同時に作っているんですから早いはずです。
もちろんどちらもしっかり一人前という量があって、ボリュームたっぷりです。
このあたりで前回の教訓を生かし切れていない、学習能力の足りない自分をあらためて感じました。
気を取り直して、「台湾炒飯」に取りかかります。
どこが「台湾」なのかをじっくりとリサーチしなくては。
これはしっとりとしたタイプの炒飯です。
具もたっぷりと入っていますが、ピリ辛です。
普通の炒飯の具に加えて、唐辛子とニラが参加していますね。
辛すぎるほどではありませんが、そのうちにじんわりと汗が噴き出してきました。
これはなかなか美味しいです。
しかし汗は出るし量は多いし、大苦戦です。
前の「金龍閣」でもそうでしたが、口直しの漬け物、安いもんなんですからけちけちしないでもっと出せばいいのに。
このあたりの美的感覚にまたもや突っ込みを入れていました。
ラーメンはあっさりしたしょうゆ味で、具は薄めのチャーシュー一枚にモヤシ、メンマ、かすかにワカメです。
こちらは以前いただいた「台湾ラーメン」の方が遙かに良いです。
でも悪くはない味でして、十分それだけの価値はあると思います。
ただ80円の差は謎ですね。
テーブルに置かれているメニューも全く「金龍閣」と同じもので、これは間違いなく同じチェーンです。
してみるともう一つ気になっていた台湾料理の店、東新田の「福龍」さんもこれと同じでしょうか。
それならわざわざ出かける必要もなくなりました。
でも、私の家から近い方が値段が高いというのがシャクの種です。
当然の如くにお腹がパンパンになって席を立ちます。
「ありがとございました」
店員さんのコールに送られて、お店を後にします。
それにしてもなぜ同じ時期に同じスタイルのお店が3軒も出店してきたのか。
これは謎ですね。
2009.11.26 Thursday
事情の計算
事情じゃなくて言い訳だろう
ラジオのコマーシャルで耳にして、思わずどっきりしました。
「まあ色々と事情があってね」
延ばし延ばしにしている本当の理由は自身の怠慢にあったりして、反省させられます。
事情(にじょう)に事情が絡むと、これが私情(よんじょう)になるのは数学で言う「指数の法則」です。
指数のかけ算は足し算になります。
このあたりは商売ものですから間違いないですよ。
事情(にじょう)に、私情(よんじょう)が絡むと誰も相手にしてくれなくなって、これは無情(ろくじょう)ですな。
世の中そうそうお人好しはいません。
万一のために友人をたくさん作っておきましょう。
私情(よんじょう)に私情(よんじょう)を絡めると、これがもうどろどろになります。
そんなのを浴びせられてはたまりません。
これを波状(はちじょう)攻撃と申します。
あまりしつこいと一つ上がって、苦情(きゅうじょう)が来ますからご注意。
長々と屁理屈を並べましたが
「そんなことは、上々(じゅうじょう)承知」の皆さん方だと思います。
お後が宜しいようで。
2009.11.25 Wednesday
ナカミヤ@うって変わって
ナカミヤ@うって変わって
今日は今月二回目の「ナカミヤ」さんです。
前回は団体で行ったこともあり、のんびり楽しめなかったのでそのリベンジというわけですね。
その先週ですが、これはもの凄い混み具合でした。
普通ならそこで引き返すんですが、メンバーの都合もあってそのまま入店してしまいました。
カウンターはもちろん、3脚あるテーブル席まですべて団体客で埋まっているというものすごさでした。
もちろんご想像通りの喧噪で、これは大失敗でした。
混み合うところに入り込んでいったんですからこれは私が悪い。
そこで今日はどんな具合かと、とりあえず覗いてみます。
すると意外にもお客さんはゼロ。
これ幸いと中に入ります。
ご主人と挨拶を交わして、相変わらずのホッピーに刺し盛りです。
今日の刺し盛りもなかなかいい感じです。
こういうのはひとりでチマチマといただくのがよろしいですね。
「古典酒場」の最新刊の話、東京駅の近くにある立ち飲みやさんのお話など、相変わらずの酒飲み話です。
ご主人も暇な時は口が滑らかですね。
暇かと思うと突然混んできたり、実際に客商売というのは予想ができません。
先日の大混雑の日も、後半はガラガラだったそうです。
ナカミヤさんはご主人ひとりで料理を作っているため、注文が集中するとさばききれないんですね。
月曜日と金曜日という違いこそあれ、同じ時間帯で全くお客さんの入りが違うというのは不思議なものです。
と、ひとりでのんびりとくつろいでいたのもつかの間、お客さんがどんどん入ってきました。
今日はお手伝いの女性が二人入っていますが、やはり大変なんでしょうね。
役割分担もうまくいっているようで、スムーズに回っています。
「ナカ」をお代わりしてホッピーをたいらげ、30分程度の滞在でお店を後にします。
さて、たこ八で仕上げをしましょうか。
2009.11.24 Tuesday
石神秀幸ラーメン2010
石神秀幸ラーメン2010
そういえば最近ラーメン本を買わなくなったなあ。
そんなある日本屋さんで見つけたこの本をつい手にしてしまいました。
最近ではネットで何でも検索できるし、情報も詳しいんであまり見なかったんですね。
最近出版業界に元気が無いというのも時代のなせる技なんでしょうね。
さて、この「石神本」も1998年から始まったと言いますから、大したシリーズになっていますね。
それにしても毎日ラーメンで、よく体を壊さないものだと感心します。
胃袋の大きさもそれなりに大きいんでしょうね。
358杯のラーメンでは一日1杯ですから仕事とは言え脱帽します。
さて、今回の特集は
1に地ラーメン特集。
首都圏の変わったラーメンを紹介しています。
実はこれに釣られました。
面白そうなラーメンがいろいろあって食欲を誘いますね。
2に超濃度ドロ系ラーメン。
これは興味なしで、間違いなく食べませんね。
3にタンメン新時代到来。
色々と面白そうなタンメンが掲載されています。
中には老舗もありますが、はじめて見たものもあって気になりました。
いずれにしても私の胃袋と行動力では数に限りがありますが、年末年始の「青春18切符」で回るお店を今からあれこれと探しています。
2009.11.23 Monday
一番館@両替町
一番館@両替町
先日お知らせした両替町の新店に、さっそく行って来ました。
場所はもと「はんなり亭」の跡地で、入り口は少し低くなっています。
11時開店とありましたが、平日の11時25分現在で先客はありませんでした。
さっそくお店に入ります。
作りは全く以前と変わらず、逆L字形のカウンターにテーブル席がいくつか並んでいます。
そのカウンタ席のまん中に座ってメニューを見ます。
まず気が付くのはその種類の豊富さです。
ラーメンから始まって、つけ麺、冷やし中華もやっています。
またご飯もののメニューも多く、それを組み合わせたセットものも充実しています。
しかしそれにしても多いんですが大丈夫かなあ。
このお店は出前もなさっているようで、混雑してくると忙しいでしょうね。
初回なのでまずは「醤油ラーメン(550円)」をいただくことにしました。
手伝いのオバチャンがお冷やを持ってきてくれます。
このオバチャン、ヒマなのかカウンターのイスを一つずつ動かして掃除をしている様子です。
まあお客さんは私ひとりなんで、文句を言うこともありませんが。
すぐにラーメンが出てきました。
白いシンプルな丼ですが、レンゲが薄いプラスチックで似合いません。
具は大きなチャーシューに、ナルト、メンマ、ゆで卵半分です。
スープは意外に脂っ気があるしょうゆ味です。
このスープはなかなかいけますね。
麺は細麺のストレートで、これも私の好みです。
チャーシューはぱさぱさしたタイプではなく、食べ応えがある美味しいもので気に入りました。
やはりスープが一番良かったと思います。
それほど変わった感じではないですが、一般的な中華やさんのスープに比べて旨味が多いように感じました。
さすがに繁華街に近いですから、ランチタイムはなにかしらのサービスが欲しい感じですが、特別なものはないようでした。
ラーメン店というよりも定食やさんというタイプのお店ですね。
晩ご飯をガッツリいきたい時などにぴったりのお店かもしれません。
2009.11.21 Saturday
マンモスの肉
マンモスの肉
マンモスラッピー・・・、というわけではありませんが
また変わったものを発見しました。
100均の特売コーナーに積んであったのがこれです。
原始体験スナック
「マンモスの肉!?」
シベリアの塩味
さすがに図々しいと思ったのか、コーテーションマークに疑問符まで付けてあります。
もちろん肉ではありません。
注意書きが下に小さく書かれていて
*マンモスの肉をイメージしたスナック菓子であり、マンモスの肉は含まれていません。
さっそく購入して、中を開けてみますと。
こんな煎餅状のものが入っていました。
色は肉に近いですが、幅が無く薄っぺらいスナック菓子です。
味は肉のエキスが使ってあり、肉モドキの味付けですが、クラッカーみたいなものですね。
中身は大部分が欠けていて、(割れやすいのか?)
見た目もなんだか分からない感じですね。
まだ賞味期限は十分にありますが、やはりいまいち受けなかったんでしょうか。
こういう新製品の中から、いつかは大ヒットする商品が出てくるんでしょう。
残念、次回に期待します。
2009.11.20 Friday
11月のなぞなぞ
たまには息抜きも
お久しぶりのなぞなぞです。
今回は簡単すぎるかな?
竹というものは元気が良く、一日に1メートルも伸びるなんて話もあるぐらいに成長が早いそうです。
ほとんどの竹は真っ直ぐに伸びるんですが、中にはへそ曲がりで良からぬ方向に伸びて行くものもあります。
では、そんな破廉恥な竹は何という竹でしょうか?
追加でもう一つ
(これは子ども向きのなぞなぞです)
お祈りしながら食べる、玉子を使った中華料理は何でしょうか?
2009.11.19 Thursday
静岡市内のラーメン新店
静岡市内の新店情報
しばらく前、たこ八からの帰り道で新しいラーメン屋さんが営業しているのを見つけました。
場所は両替町通りを下って右側で、以前「はんなり亭」があった場所です。
店名は「一番館」さんらしいです。
さっそく次の日に確認してきましたが、そのうち訪問してみたいと思います。
ところで、気になっているのがこの看板です。
「タコ八」さんのすぐ近くのお店ですが、ここは一度も入ったことがありません。
お店は居酒屋さんでしょうが、深夜だけ提供するラーメンという感じでしょうか。
気にはなりますが、時間帯からしてよっぽどのことがない限り難しいでしょうね。
私の場合夜11時といえばもうかなりお酒が回って、通常はお帰りになる状態ですからね。
ヘロヘロになった状態でラーメンをいただいても味が分からないし、ラーメンだけというのも気が引けますから、かなり難しい課題になりました。
誰か興味のあるお方に、潜入レポートをぜひお願いいたしたいと思います。
でも、「さいごにたべる」と書いてありますが、まさか天国に行ってしまうわけではないでしょうが?
何とも味のある看板でした。
2009.11.18 Wednesday
たこ八家族に@たこ八
たこ八@たこ八家族に
さて月曜日のたこ八です。
先週は定番の水曜日に雨が降って行けなかったので、1週間ぶりになります。
いつものようにお店を覗くと、相変わらず混んでいますが奥に空きがあるもようですね。
すると
「おう、×ちゃん久しぶり」
傍らから声が掛かりました。
珍しいことにOチャンが背広を着て飲んでいます。
空き席のある奥へ行きかけたんですが、それではと無理に詰めていただいて隣りに座ります。
色々と話をしますが、今日は東京で表彰式があってその帰りだそうです。
「そうか、たまには良いこともするんだ」
「ガハハ」
相変わらずの下ネタで喜んでいます。
そのOチャン、例の困った癖であちこちに電話を掛けて呼び出しです。
ジンちゃんに二回、Rチャンにも掛けて呼び出したそうで、これもはた迷惑な話ですが本人はちっとも気にしていない。
そういえば今日は妙にきちんとしていて、嬉しそうですね。
ビールが半分ほど空いた時分にジンちゃんがやってきました。
狭いところをさらに詰めていただきますが、このあたりがたこ八のフレキシブルなところで、和やかな雰囲気です。
お客さんも心得ていて、待ち客が出るとすうっと立ち上がってお勘定をする。
そんな光景が自然に受け継がれてゆくのも屋台時代からの伝統でしょうか。
ジンちゃん今日は懐具合が寂しいとのことで、はなから「芋ケン」をロックでやっています。
最近は仕事が忙しいそうで、今日も残業。
居残りで上司と打ち合わせをしていたところに、Oチャンからの呼び出しが来たそうです。
慌てて席を外して応対したものの、しばらくするとまた来た。
これが潮時とばかりに会社を出たといいます。
働き過ぎても体に悪いし、息抜きにちょうど良かったのかもしれません。
そのジンちゃんが差し出したのが、新しい「たこ八家族」です。
これはたこ八のお客さんを写真に撮って張り合わせたもので、たびたび更新しています。
そこに新しいメンバーが加わったと自慢します。
「これ、阿部サダヲさんと監督の水田さん」
実は先週の水曜日にお忍びでたこ八に来たんだとか。
その場面に偶然居合わせたのがジンちゃん。
さっそく写真に納めたんだそうです。
それをしっかり「たこ八家族」に入れてきたんですね。
この「たこ八家族」の写真は「たこ八」のお店に飾ってありますので、皆さんぜひご覧下さい。
見慣れた顔から、最近見ない顔まで、たこ八の常連さんがずらりと顔を並べています。
ただ最近は写真が多くなりすぎて見つけるのに苦労しますがね。
「こんばんは」
遅れてもうひとり、Rチャンがやってきました。
何でもぎっくり腰で治療中だそうですが、お酒だけは別物と誘い出されてやって来たようです。
ちょうど一組のお客さんがお帰りになって、ゆったりしてきました。
そこで良い機会なので、皆さんに忘年会のご連絡をします。
このところオカアサンを囲んで忘年会をやるのが恒例になってきましたが、今年も去年と同じ要領で開催です。
お客さんの方は、お通夜帰りのアラチャンにシンチャンまでやって来て、これ幸いと忘年会に登録しました。
これで10人を超えたから大丈夫かな。
今日はいつもより余計に飲んでしまいましたが、話も弾んでなかなか楽しいお酒でした。
でも「阿部サダヲ」さん、居たんなら水曜日に行けば良かったなあ。
残念!
2009.11.17 Tuesday
丸大飯店@蒲原
丸大飯店@蒲原
さて、せっかく蒲原まで来たんですからお昼はラーメンをいただきましょう。
そう思って足先を向けたのは、新蒲原の駅前に広がる「イオンタウン」です。
お店の前に広がる広大な駐車場には、車が何百台と並んでいます。
お店の混雑はさほどでもなかったんで、たぶんお祭りに繰り出した方がここに停めて行かれたんでしょうね。
その一角にあるお店、「丸大飯店」に入ります。
このピンクの入り口はどういうセンスなのか、よく分かりませんが目立つことは確かです。
実はこのお店には気になるメニューがあったんです。
「いらっしゃいませ」
お店に入りますと、ただいま11時半ですがまだそんなに混んではいません。
それでもテーブル席は埋まっていて、座敷に案内されます。
靴を脱いで8人掛けのテーブル席に二人で座ります。
少し広すぎるようですが、お店の方針のようで、席待ちのお客さんが出てきても相席にはせず入り口で待っていらっしゃいました。
こちらからは見えませんが少し肩身が狭い感じですね。
さっそくメニューを見ます。
「激辛後藤さんラーメン」
これが気になっていたんですが、あまりにも辛いとのことで私では手に、いや舌に負えません。
体も大切にしなくちゃいけないし、今日はパスです。
メニューの最後にあるのがこれです。
「パイホワラーメン」892円という名前が目に付きます。
このラーメン、聞いたことありますか?
たぶん静岡市内ではここのお店だけにあるメニューだと思います。
今日は前から気になっていたこのラーメンを目指してやって来たんですね。
さっそく、「パイホワラーメン」「小ラーメン(367円)」「餃子(525円)」を注文します。
お店には「予約席」があってそこに団体さんがやってきました。
そのメンバーは地元の方なんでしょう、生ビールとチューハイがじゃんじゃんと運び込まれています。
今日はお祭りですから、ここで昼から大宴会ということなんでしょうね。
まずは餃子が出てきました。
これは肉の密度が高い餃子ですね。
野菜たっぷりの餃子に慣れていると新鮮に感じられます。
美味しくてこちらもビールが欲しくなります。
さあ、やって来ましたパイホワラーメン。
中央に浮かんでいるのは大きなチャーシューです。
塩味のスープに、黄色い何ものかが浮かんでいます。
これは、かき玉ではなく液体状です。
簡単に言いますと、どうも「マヨネーズ」に近い感じのものですね。
他に具らしきものはなく、ネギが判別できるぐらいです。
麺は普通の中太縮れ麺です。
少しコショーを掛けていただきますが、フムこれはいったい何と言っていいものか。
まことに不思議な味わいで、空前絶後の味ですね。
食べ始めよりも中盤以後になって、スープにこれが溶け出してきてからが美味しいです。
何とも良い味わいになってきましたが、さすがに味が単調です。
口直しに何かあれば良いんですが、チャーシューがこの大きさですから、ほぼチャーシューと交互に食べてゆくことになります。
メンマか、辛し高菜あるいはさっぱりした野菜系統のものがあれば良いんですが、これだけ続けて食べていくと飽きてきます。
私も後半は少し疲れが出てきました。
ところで実は思わぬ発見がありました。
これは相方の注文した「小ラーメン(367円)」です。
まず、こんなに大きなチャーシューが乗っていることに感動です。
普通のラーメンでもこんなに大きいのはめったに見かけません。
おまけに麺の量も小らしくなく、十分にあります。
これが小ラーメンとは凄いサービスですね。
今回はどちらかというとこれに感激しました。
さて、正午を過ぎお客さんがたくさん待っているので、そろそろおいとますることにします。
他にも気になるラーメンがいくつかありますが、それはまたの機会に譲っておきましょうか。
皆さんもユニークなラーメンをおためし下さい。
2009.11.16 Monday
蒲原宿場まつり
蒲原宿場まつり
昨日「蒲原宿場まつり&産業フェア」に行って来ました。
今までに何回か開催されておりますが、私ははじめての参加です。
たまにはこういう地元の行事を見物するのも良いものです。
まずはJR東海道線で新蒲原の駅に向かいます。
たまたま今日はJR主催のウォークラリーが開催されていて、そのスタート地点である「由比駅」で下車する方が多かったようです。
それでも新蒲原で沢山のお客さんとともに降り、ぞろぞろと出口に向かいます。
出口のすぐ近くのテントで案内のパンフレットをいただきました。
クイズラリーやプレゼントの抽選会なども行っていて、これも賑わいの要因ですね。
そこから歩いてイベントのある通りに向かいます。
今日は好天に恵まれて、快適ですが少々風が強いのが難点です。
蒲原宿の旧道には沢山の出店が出ていました。
その多くの出店が地元の方で、なかなか良い雰囲気でした。
中学生が自作のお菓子を集団で売っていたりして、和やかですね。
もちろん蒲原の名産品も数多くありましたが、素人っぽいところに好感がもてます。
でもメインストリートは幅が狭いので、かなり混雑します。
どうしてこんなの混むのか不思議なくらい混み合います。
なかでも寄付をすると苗木がいただけるという一角はもの凄い行列でした。
その列が通りにそのまま並んでいるので余計狭くなって混雑します。
通りを歩いているとなにやら不思議な一団がやって来ました。
集団で尺八を吹きながら歩いてゆきます。
そういえば昔の時代漫画でよく見かけました。
虚無僧軍団は何か奇怪な感じですが、何でもありでしょうか。
さらに、なにやら分からない軍団も発見です。
次郎長一家のようですが、どんな設定なのかは最後まで分かりませんでした。
あれこれ冷やかしながら一往復してみました。
地元の皆さんが一体となって盛り上げようと頑張っているのは、見ていても応援したくなります。
特に全般的にあまり商売っ気がないところがいいです。
一時間ほど歩いて適度の運動にもなりました。
こういうのんびりとしたイベントもまた良いものだと思いましたね。
2009.11.14 Saturday
鉄学のすすめ
鉄学のすすめ
いや、「哲学」じゃなくて「鉄学」ですのでお間違いなく。
最近、鉄について書いてあるある本をいく冊か読んでいます。
それを読んで感じたんですが、鉄という物はなかなかに素晴らしい物なんですね。
皆さん鉄に感謝いたしましょう。
ご存じのように地球上には100いくつかの元素があります。
化学の教科書には原子番号109まで出ていましたが、その中のいくつかは人工的に作ったもので、あまり意味はありません。
ではその元素がどのようにして作られたのかといいますと、太陽のような恒星の中で核融合反応によって作られます。
全宇宙で最も軽い元素、水素が4個集まってヘリウムができます。
(実際の反応は多少違っていますが、まあ大体そんなものです)
質量数4のヘリウム元素が二つ集まって、質量数8のベリリウム元素ができる。
そしてそれが、という具合に反応が進んで重い元素が作られてゆきます。
そしてその最後にできるのが「鉄」です。
鉄元素の原子核はきわめて安定な構造をしていて、通常の核融合の行程ではこれ以上の反応が起こらなくなります。
したがって、鉄元素が作られることにより恒星の核融合反応は終焉を迎え、最後の爆発によって全宇宙空間に鉄元素の多い成分を放出することになります。
ただ、恒星の状態によっては最終的に鉄よりも重い元素が作られることになり、そちらも同じく宇宙空間に分散されることになります。
これらが集まって、地球をはじめとする惑星ができたんだと考えられています。
つまり地球を構成している元素は、以前は恒星だった成分の名残だということです。
何しろ鉄は地球の質量の三分の一を占めていて、その意味では地球よりも鉄球と言った方がふさわしいぐらいなんですね。
地球上の生命は、すべからく鉄の恩恵を受けて生存しているんだそうです。
それは鉄の持つ様々な性質に起因しています。
まず、地球に磁場があるということ。
ご存じのように、地球には磁場が存在します。
磁石のN極が北を指すことで有名ですが地球全体が大きな磁石になっているんですね。
実はこれが地球上の生命に対して大きな影響力を持っているんです。
地球の持つ地場は宇宙線や太陽からの高エネルギー粒子(太陽風)を遮って、生物を保護しています。
安定なオゾン層も磁場が消えてしまうと、存在できなくなるという説があります。
磁場の存在が安定な大気を保つ重要な要因になっているんですね。
この磁場は、地球の中央部にある巨大な鉄のかたまり、核によってもたらされる物です。
鉄を主成分とした核が地球の自転によりぐるぐると回転することによって、磁場が作られるんですね。
また鉄は2価と3価という二つの酸化数を持つことができ、どちらの配位化合物もほぼ同じ立体構造を持つという、不思議な性質があります。
詳しい説明は省略しますが、簡単に言いますと鉄原子は「電子の受け渡しを自由かつ容易に繰り返しおこなえる」ということです。
その特殊な性質を利用したのが、「ヘモグロビン」です。
このヘモグロビンによって生物は身体の各部に酸素を供給し、生命を維持してゆくことができるのです。
地球上の生命はこの鉄を上手く使って、生活しているということになります。
安価で効率の良い「触媒」としての利用も近年開発されているそうです。
さらには人間の文化を形成する道具や材料としても鉄は欠かせません。
だから「鉄」は私が2番目に大好きな元素です。
え、一番はですか。
それはもちろん「ラジウム」ですよ。
2009.11.13 Friday
11月度例会
11月度例会
相変わらずの手抜きシリーズですがご勘弁を。
11月8日第二美濃屋さんでの例会です。
今回は皆さんの出足が悪く、5時ちょうどに到着した私が一番乗りで、二番手の登場まで10分も待ちました。
まずは餃子に、洋風おでんです。
薄味で健康面を考慮してくれたもようです。
25分ほどで全員そろい、本日のワインが開けられます。
酢豚はお肉が大ぶりで、しっかりした味付け。
さすが何回食べても美味しいです。
この味は家庭では無理ですね。
社長がなにがしかの理由で保存していた「越乃寒梅」です。
こんな美味しいお酒を前にして
「やっぱり磯自慢が良いなあ」
と減らず口をたたいているのは、どこのどいつだい!
炭水化物メニューは「ビーフン」です。
これも美味しいですね。
お店では強い火力で、沢山作るんで美味いのかなあ。
赤ワインも2本開けます。
そういえばそろそろボジョレーの時期になりました。
ヤマザキさんのボジョレー、今年はかなり自信があるそうで、予約終了の物も出ているといいます。
さっそく追加する申し出がありましたが、それはお店でね。
しょうゆ味のもつ煮込み。
最後のシメにチャーハンもいただき、やはり食べ過ぎでした。
話の弾みで、明日は「ナカミヤ」さんに行こうということになり、時間を決めます。
そして次の日に押し掛けたんですが、その様子は以下省略です。
最後はたこ八まで回ってしまい、総勢7人で「たこ八ジャック」をしてしまいました。
だから酒飲みは怖いね。
反省!
2009.11.12 Thursday
金龍閣@西脇
金龍閣@西脇
最近静岡市内では台湾料理のお店が続々と新規開店しているようです。
これには何か理由があるのかないのか、不思議なものです。
今日はその中で、西脇に開店した「金龍閣」さんを訪ねてみました。
大浜街道を下って行き東名高速をくぐり抜けたあたりに真っ赤な看板のお店を発見しました。
ちょうどお昼時とあって、駐車場は車で一杯です。
さっそく中に入ります。
「いらっしゃいませ」
どこか中国なまりのあるご挨拶が聞こえてきました。
厨房への伝達も中国語のようですから、中国あるいは台湾の方が働いているんですね。
入り口正面が厨房で、ひとり客ですからそちらの前にあるカウンター席に案内されます。
他には広めのテーブルなどが沢山あって、かなり広いお店ですね。
半分ほど埋まっていて、なかなか繁盛している様子です。
ランチメニューはどれも700円で、いろいろあります。
日替わりランチも良いかなと思いましたが、麻婆豆腐が食べたくなって、下の「ラーメンセット」にしました。
組み合わせは、「台湾ラーメン」に「麻婆飯」です。
店員さんにそう告げると、おしぼりに空のコップを持ってきてくれました。
カウンターに冷水を入れた水差しが置いてあって、そこから勝手に汲めということらしいです。
あちら風なんでしょうか、飲食店では珍しいと思いますが、別に悪くはありません。
となりの女性が食べているのが「日替わりランチ」らしいですが、これがなかなかのボリュームでした。
丸々一人前の野菜炒めに、同じく普通のラーメン、漬け物、揚げ物に、バンバンジー風の冷菜、普通盛りのライスです。
これで700円とはもの凄い量ですね。
厨房ではあれこれと掛け声や調理の音などが交錯して、これは賑やかですね。
そんなわけで5分ほどでもう料理が運ばれてきました。
何とこれはすごい量です。
この「麻婆飯」これだけで普通の一人前は十分あります。
「台湾ラーメン」も挽肉がたっぷりですし、二つ並んだ姿には圧倒されますね。
それに比べると、この漬け物はほんとに間に合わせという感じで、寂しいです。
まあ、文句を言うほどではありませんが。
さっそくラーメンからいただきます。
スープは普通のしょうゆ味で、具は豚挽肉にモヤシ、ニラです。
唐辛子がたっぷりと入っていて、かなり辛い味になっています。
これは伊達や酔狂の「台湾ラーメン」じゃあありません。
麺もいい茹で上がりで、なかなか良いと思いました。
それに比べると、自分で注文したんだから文句を言うのはお門違いなんですが、「麻婆飯」は外れでした。
これは「麻婆」ではなくて、「豆腐あんかけ飯」です。
四川スタイルの麻婆豆腐を期待していたので、肩すかしをされた気分ですね。
辛さはありますが、味付けが全く違っていて残念でした。
とはいえ、このボリュームですから大した物だと思います。
麺とご飯を交互にいただきますが、半分ほどでお腹は一杯になりました。
となりの女性はと見ると、すべて半分以上残していました。
若い男性ならともかく、女性やお年寄りには多すぎるのかもしれません。
お昼ご飯をガッツリ食べたいという方には何とも頼もしいお店だと思います。
ラーメンの種類もいくつかあるので、次は別のセットで試してみたいですね。
なんとか全部食べ終えてお会計をしようと、入り口前のレジに向かいます。
そこでちょっとしたハプニングです。
「上着を忘れてますよ」
食べるのに夢中で、上着を席の椅子に掛けたままでした。
「どうもありがとうございました」
親切なお客さんに教えていただき事なきを得ましたが、上着さえも忘れさせるお得なランチでした。
2009.11.11 Wednesday
自信のない女がブランド物を持ち歩く
自信のない女がブランド物を持ち歩く
マークス寿子 著
マークス寿子さんの明快な論理の展開は、いつもさわやかで見えにくい物をはっきりさせてくれる効果があると思っています。
ちなみに「としこ」さんであって、「ひさこ」さんではありません。
私があれこれと解説するよりも、本文を読んでいただいた方が役に立つと思いますので、一部をご紹介させていただきます。
まずは、第6章の「感情をコントロールできない人たち」の中から、子どもに対しての教育が大切であることを述べられています。
「お母さん、あの子がいじめた」
と子どもが泣いて帰ってきたときに、母親が一緒になって泣いたり、騒いだり、またはいじめたとされた子どもを殴りに行くのではなく
「さあさあ、落ち着いて」
とわが子を泣きやませてから、何が起こったのかを順序を追って話させ、状況がわかってから
「大したことじゃないから忘れなさい」
と言うか
「先生に話しておきましょう」
とするか
「いじめっ子の親に文句を言いましょう」
という行動に出るかを判断して決定する。
そして、そういう母親を見ていた子どもも、カッとなって行動してはいけないんだ、いろいろ考えてから、自分の判断で行動しなければいけないんだと学んでいく。
それが訓練なのである。
次は第10章「いずこも評論家ばかり」より。
2001年の同時多発テロについての、評論家の意見についてこう述べておられます。
この本が出版されたのは2002年3月ですから、ちょうど論議の真っ最中でありました。
自分はかかわりないと思っている人がいちばん気楽に言える意見が、テロも悪いがアメリカも悪いという意見である。
そして、日本はどちらにもかかわらない中立なのだから、仲介者になればいいという無責任な言い方である。
あるいは、どさくさにまぎれて、自衛隊が出動出来るような法律を作られては困る。
日本はテロにも関係ないし、アメリカがやっているグローバリーゼーションや経済ひとり勝ち政策にも加わっていないと、双方を非難することでじぶんの潔白を証明するつもりらしかった。
その言い分が通るかぎり、日本は何もしないでいいというつもりだったのだろう。
さらにこうまとめています。
多くの人が
「テロも悪いがアメリカも悪い」
というような言い方をするとき、そこから何が生まれてくるのか、本人たちは何も考えていないのであろう。
テロも悪いがアメリカも悪いと言って、実際にはテロを止めさせることができるわけでもないし、アメリカの政策を変えることができるわけでもない。
アメリカの政策に批判的ならば、これまでに当然そのことを表現していたはずで、テロ攻撃を受けたところではじめて批判するのは、ご都合取義である。
それよりも、具体的に何をどうするか考え、言わなくてはならない。
ということは、自分自身が何をやるかということなのである。
自分は何もする気がなくて、ぬくぬくと安全圏に座っていて、そしてものを斜めに見て、あっちも悪いこっちも悪いと言う。
こういう人たちは、実際には自分で何かをしようというわけではないのである。
いずれもはっきりとした論点で筋道が通っていると感じるのは私だけでしょうか。
最後に表題の「自信のない女がブランド物を持ち歩く」
の章のサブタイトルを列記します。
ブランド品に狂う女たち
メイクアップだけで知的になれるのか
化粧するほど他人と同じ顔になる
人の価値をものではかる非常識
何も女性だけを悪者にしているわけではありませんが、思っていても口には出せない言葉をきちんと並べていただくと、心がスッキリする気分です。
ブランド品など持ったことのない私のひがみも入っていますが、呼んでいて思わず頷いてしまいました。
2009.11.10 Tuesday
デュェ・イタリアン@市ヶ谷
デュェ・イタリアン@市ヶ谷
正式名称は「黄金の塩らぁ麺 Due Italian」だそうです。
高レベルで融合したイタリアンとラーメン。
これはそそられますね。
今回せっかく市ヶ谷まで来たんですからこのお店でシメのラーメンをいただこうと思います。
「ハーミテイジきくや」さんからは駅の反対側になります。
今度は間違うこともなくお店にたどり着きました。
なるほどイタリアンらしくしゃれたディスプレーです。
混雑時にはこの赤いチェアーに行列が並ぶんでしょうが、ただいまは午後5時過ぎという時間からか待ち客無しですね。
店前のメニューからしておしゃれです。
このお店の一押しは、「塩らーめん」だそうです。
入り口左手の自動券売機で、「黄金の塩らーめん(780円)」を購入します。
すべてカウンターで10席ばかりという狭いお店です。
そのカウンターに座って出来上がりを待ちますが、キッチンもおしゃれな感じです。
アルバイトらしい若い女性の店員さんが丼を運んでくれました。
これは美しいラーメンですね。
隣に置いてあるのが、「幸せの黄色い胡椒」で、柑橘系の良い香りがします。
具には大きめのチャーシューが一枚、ほうれん草にメンマ、揚げたエシャレットのようなチップが入っています。
中央のネギもていねいな仕事がしてあります。
スープは澄みきった塩味で、良いダシが感じられます。
麺は細麺で、腰があるものを使っていますね。
途中でこの胡椒を入れるとぱあっと香りが広がって美味しさがひときわ冴えてきます。
一気呵成に平らげてしまいましたが、多少残留物がありました。
まあこれはご愛敬ですか。
一口にラーメンと言っても色々な物がありますが、ここのイタリアンなラーメンは程良くイタリアンなところが良いですね。
イタリアンの良いところを取って、そのままラーメンに上乗せした感覚で、食べやすかったです。
「どうもごちそうさま」
満足してお店を出ますが、これで満腹になってしまって、これではお酒が飲めないことに気が付きました。
まだ帰りの時間までには1時間強あります。
仕方なくとりあえず東京駅まで進み、近くをぶらついて時間をつぶすことにします。
「六厘舎」さんは相変わらずのもの凄い行列でした。
これには驚きますね。
2009.11.09 Monday
ハーミテイジきくや@市ヶ谷
ハーミテイジきくや@市ヶ谷
さていよいよ本日のメインエベントである「ほろ酔いトーク」の会場に向かいます。
開場は午後2時半、スタートが3時ですからそのための時間つぶしだったんですね。
上野駅からJRに乗りますが、ここで大きな勘違いをしていました。
やって来たのが「京浜東北線」の快速電車で、これは神田には止まりません。
かといって東京駅まで進んでしまうと乗り場が遠いんですね。
仕方なくすぐ次の駅秋葉原で、山手線に乗り換えます。
またすぐ降りて神田駅で中央線に乗り換え。
ところがこれも急行で市ヶ谷には停まらないときた。
またもやお茶の水の駅で各駅停車に乗り換えです。
大した距離ではないんですが、アホらしいほど時間が掛かってしまいました。
このあたりはアルコールのせいもあるんでしょうが、相変わらず判断力が欠如していますね。
そんなわけで市ヶ谷に降り立ったのは午後2時半ちょうどぐらいになってしまいました。
そのままお店に向かえば良かったんですが、少し色気が出てあたりの気になるお店を見て回ります。
そしてようやく目標のお店に向かおうとして、気が付きました。
何と駅の降り口が反対側でした。
これだから安心はできませんね。
慌てて今来た道を引き返してお店を探します。
なんとかたどり着いたのはすでに開始時間の7分前になっていました。
それでもお店の前に店員さんが待っていらっしゃったので、無事入店できました。
中に入りますと、もうほとんどの方が座って待っていらっしゃいます。
席は自由席のようで、空いている席を探し、なんとかもぐり込んで一安心です。
今日は「ホッピー飲み放題」なので、ドリンクの注文で聞かれるのは「黒か白か」だけです。
そう、「黒ホッピー」か「普通のホッピー」の二種類しか出てこないんですね。
皆さん開始前だというのにもうガンガンと進んでいらっしゃいます。
遅れじとばかり私も「白ホッピー」をいただきます。
渇いた喉に染み通るホッピーの心地よさ、最高ですね。
記念に、お代わりのたびにホッピーグラスを写しておきましたので、何杯飲んだか数えてみてください。
3時になり、時間通り「ほろ酔いトーク」のスタートです。
キャスターの皆さんが、自分専用のホッピーグラスを持って登場したのには笑えました。
はじめて間近で「古典酒場編集長」さんを拝見いたしましたが、噂通りの美人でして、私は目がくらくらしました。
ハーミテイジきくやのご主人です。
ホッピーの漫画にも出ていましたが、この方が女の細腕一つでこの居酒屋を立ち上げ、大繁盛するお店まで持っていったとは、素晴らしいです。
これからはつまみを順に紹介していきます。
まずはここの名物であります「ガツ刺し」
お皿に取っていただきます。
ヤキトリが各種出てきます。
はじめは「ハツ」
ここでホッピーをお代わり。
アボガドの入ったサラダで、このあたりはイタリアンが顔を覗かせます。
続いてのヤキトリはタンです。
さらにはレバー
ソーセージも美味しいです。
ここでなにやら不思議な小皿が出てきました。
これはKEIZOシェフ特製の「古典酒場オリジナル万能ソース」で、お土産にもいただきました。
何に付けてもお酒が進む魔法のソースです。
さらにお代わり。
ホッピーは黒もいただけますが、私はすべて白で通しました。
厚揚げとゴーヤの炒め(チャンプルー)
花鰹が踊っています。
遅れて出てきたカナッペで、実はこれにソースを付けるといいんだそうですが、皆さんとまどっていました。
シメの炭水化物は、ペンネアラビアータ。
ピリ辛で美味しいです。
そこに、KEIZOシェフが登場して「ホッピーの美味しい呑み方」を伝授してくれるとのことです。
それはどんなものかといいますと、「ホッピーに唐辛子を入れる」呑み方でした。
唐辛子は二つに折って中の種を出したものを使います。
さっそく試してみましたが、これはピリッと来ますね。
たまには変わっていていいかな。
いつの間にか終わりの時間が来てしまい、最後の1杯です。
最後に編集長さんと「居酒屋礼賛」の浜田さんにサインをいただいてきました。
皆さん和気あいあいと、お土産を受け取ってお店を後にします。
なるほど噂通りのいいお店でした。
またぜひともおじゃましたいと思います。
ところで私はといいますと、まだまだ行くところがあります。
2009.11.07 Saturday
肉の大山@上野
肉の大山@上野
さて、「たきおか」さんを出てそのまま湯島方面に向かい「うさぎや」さんでお土産を買います。
ここのどら焼きはさすがに名品で、「たこ八」でも我が家でも大好評でした。
でも、まだ予定の時間まではだいぶあります。
そこで周辺をぶらぶらすることにします。
JRの線路下に「御徒町らーめん横丁」を発見しました。
「青葉」「六角家」「中本」と御三家がそろっています。
休日の1時過ぎということで、どのお店も行列が並んでしました。
これはいざというときのキープ店として役に立ちそうです。
さらに歩いてゆきますと、「立ち飲み100円ダイニング」という看板を発見しました。
裏通りのビルの二階にあります。
これもなかなか気をそそられますが、次回のお楽しみに取っておきましょう。
しかし百円とは太っ腹ですね。
そして結局向かった先は、「肉の大山」さんです。
このお店も有名なお店ですが、実は初の訪問になります。
お店の携帯は、一階と二階が洋食のレストランで、座ってのんびりとお食事が出来ますしお酒も飲める。
そしてお店の入り口付近と路上で、「立ち飲み」が出来ます。
オープンの調理場では、焼鳥や揚げ物をやっていて、そこから直接購入できるんですね。
お店の前はお客さんでごった返しています。
これはかなりの繁盛ぶりですね。
さっそく列の最後に並び、お目当てのコロッケを買いましょうか。
「チューハイ(三六〇円)」に「やみつきコロッケ(五〇円)」です。
代金と引き替えにこれを受け取り、傍らにあるカウンターに向かいます。
お店の道路沿いにも丸テーブルが出ていて、グループ客はそちらで楽しんでいたりもします。
まずは評判のコロッケですが、これで50円は大サービスですね。
紙に包んだ状態で渡されますから、そこにテーブルの備え付けの濃厚ソースを掛けてそのままいただきます。
チューハイはこれもプレーンなタイプでの飲みやすいです。
実は「ホッピー」が300円という安さなんで、これに手が伸びましたが、メインがホッピーですから今日はそれまでお預けなんですね。
立ち飲みしていると色々なお客さんが入ってきます。
半分ぐらいは初めての方のようで、あれこれとまどっているのが分かります。
お店の方でも全く案内はしませんからあれこれ考えながら注文することになります。
狭いカウンターなので落ち着きませんが、時間調整には結構使えそうな感じです。
もちろんコロッケは揚げたてで、熱々ほくほくでした。
これ1個でチューハイ1杯を飲みきり、店員さんにグラスを返して終了です。
包み紙は丸めて足下のゴミ箱に入れておきます。
さて、これで時間もぴったりとなりました。
そろそろ「ほろ酔いとーく」の会場へ行きましょうか。
2009.11.06 Friday
たこ八@大道芸で大騒ぎ
たこ八@大道芸で大騒ぎ
静岡市内は11月の名物「大道芸ワールドカップ」で大賑わいでした。
このイベントもすっかり定着したようで、町中はもの凄い人波になっています。
遠くから近くから、大道芸を見ようと駆けつけてくるんですね。
さて、私はというと人混みが大嫌いな田舎者ですから、ここ数年は見物にさえも出かけません。
せっかく地元が盛り上がっているのに、もったいないですね。
その連休の谷間の月曜日、相変わらずのたこ八通いです。
いつもよりも早めの6時半、お馴染みの暖簾をくぐります。
「こんばんは」
いやあやっぱり満員ですね。
どうしようかと迷っていると、気を利かせてくださったのか、一組のお客さんがお帰りのコールです。
これは助かった。
「どうもすいませんね」
外でしばらく待って、入れ替わりに中に入ります。
空いたところに座って、お決まりの瓶ビールで一人乾杯です。
なるほど大道芸の真っ最中らしく、今日のお客さんは初見の方が多いようです。
入り口近くには車いすで来られた方がいて、楽しそうに他のお客さんとお酒を楽しんでいます。
それとなくオカアサンにお聞きすると、長椅子に座ってもらうのにかなり苦労をしたといいます。
ここたこ八は、丸イスではなく昔風のベンチ形の長椅子ですから、回り込むのが大変なんですね。
それにしても私が帰る時までいらっしゃいましたから、お酒が強い方なんですね。
ちょうど混雑する時間帯なので、お客さんが次々と暖簾を覗きます。
たまにお帰りになる方が出ていくとすぐに席が埋まるという状態です。
そんな出入りはありますが、最後まで満員でした。
オカアサンに大道芸の影響はとお聞きしますと、まあまあだったといいます。
でも子供さんを連れたお客には困るんだそうです。
いや、子供が嫌いなんではありません。
「お客さんがちゃんと面倒を見ていてくれればいいんだけど、飲むのに夢中でね」
「目を離したスキに子供が怪我でもしやしないかと、心配でしょうがないよ」
醤油の瓶を倒すぐらいならいいんですが、おでんの鍋に手を出して火傷したり、割れたコップで手でも切ったりしたら大変ですからね。
最近の若いご夫婦は、昔と違って子供の世話をあんまり焼かないんだそうです。
揚げたてのフライを掴んでも火傷しますから、これも心配だ。
しばらくすると、美人人妻のRチャンにS先輩も駆けつけてきました。
一人っきりで肩身が狭かったので、大歓迎です。
おや、お皿が新しくなりましたね。
たこ八お奨めの一品「牡蠣の塩焼き」です。
これは人気メニューで、必ずいただくファンが多い品物でもあります。
ただし、私のものではなくS先輩のお皿です。
大道芸の期間は、時間つぶしに入ってくるお客さんもいて、オカアサンの調子が狂うんだといいます。
3人連れで入ってきてウーロン茶でおでんを数本つまんで1時間の雑談三昧。
締めてお勘定が千円以下では駄菓子屋みたいなものですからため息も出ます。
やはり休日よりは平日の方がいいんだそうで、客商売も難しいですね。
例によってあれこれと酒飲み話を交わして、定刻には暖簾を後にするのでした。
おまけ
その前の訪問の時、たこ八で常連さんからいただいた「アンパンマン焼き」に「キティちゃん焼き」です。
完全なパクリですが、いいんでしょうかねえ。
中にはチョコクリームが注入されていました。
2009.11.05 Thursday
たきおか@上野
たきおか@上野
さて、本日のイベントは午後3時開始というので、まだしばらく時間があります。
そこで前回上野で気になっていたお店を回ってウォームアップしておくことにしましょう。
というか単なるお酒好きなだけですがね。
美味しいタンメンをいただいた「珍々軒」さんを後にしてそこからわずか10秒です。
この通りは、「一力」さんや、前回行った「カドクラ」さんなど居酒屋が建ち並んでいます。
その「カドクラ」さんのすぐ向かいにあるのが「たきおか」さんです。
このお店は赤羽の名店「いこい」さんで修行した方が始められたといいますから、同じ立ち飲み店でも風格があります。
さっそくお店の中に入ってゆきます。
「いらっしゃいませ」
女性の店員さんが奥の空き席にと案内してくれます。
このあたりは赤羽のいこいさんとは大きく違っています。
店員さんも若くて活気がありますね。
お店はなかなか広くて、左手に調理場、それをL字形に囲むカウンター、さらに三方の壁に面してカウンターがあります。
また、中央の辺りには木製の樽に丸板を乗せたテーブルがいくつか置いてあって、そこでも立ち飲みが出来ます。
お昼時というのにかなりの賑わいで、さすがに上野ですね。
「チューハイ(290円)と煮込み(150円)をお願いします」
さっそく店員さんに注文を告げます。
すぐに持ってきてくれました。
ここはキャッシュオンデリバリーですから、素早く千円札を出して支払い、お釣りをそのままテーブルに置いておきます。
あたりを見回しますと、ほとんどが一人客で、壁に取り付けてある液晶テレビを見ながら静かにお酒を飲んでいます。
中には2、3人のグループもいらして、そちらはテーブルを囲んで賑やかに談笑しています。
チューハイは炭酸で割っただけのシンプルなもので、スイッと飲めます。
煮込みは豚のシロで、コンニャクも入っています。
この味は「いこい」さんに似ているようでもありますが、しっかりとした味付けでお酒のアテにはぴったりですね。
何も飾らないこういう煮込みがやっぱりいいです。
隣の席にはスキンヘッドのいかついお兄さんが飲んでいて、10分ぐらいでお酒のお代わりを繰り返しています。
レモンハイに野菜天ぷらをつまんでいらっしゃいましたが、この野菜天ぷらが大きくてビックリしました。
便乗したいところではありますが、今日は後があるのでお腹にたまらない物をと工夫します。
お酒は瓶ビールが390円で、チューハイ類が290円とかなり安くなっています。
つまみはげそわさ、おしたしの150円グループから、180円、200円あたりが主流で品数も多く目移りします。
お刺身類も安く、「マグロ刺し」200円、中トロ、スキ身は250円、中には「ウニ」250円もありますが、さすがにこれは不安で手が出ませんでした。
お客さんの回転は速く、ほとんどが15分ほどで1杯を片づけてお帰りです。
立ち飲みでもありますし、長っ尻をするお客さんはほとんどいないようです。
日曜でもあり、サラリーマン風はゼロ。
ほとんどが男性の一人客で、女性はご夫婦の方ぐらいですね。
私もすぐに二杯目に突入です。
今度は「レモンハイ(290円)」に「イカ刺し(180円)」をいただきました。
あっという間に持ってきてくれて、テーブルに置いたままの小銭からその分だけを受け取ってゆきます。
イカ刺しは見た目殺風景ですが180円ですからこれで十分です。
そのまま上から醤油をぶっかけていただきます。
このお店ですが平日は何と朝7時からの営業で、午後11時半まで。
日曜でも7時から10時までというフル稼働です。
これでは平日の夜はめちゃめちゃ混み合うんでしょうね。
テレビでは大学駅伝の放送中で、日大のダニエル君が楽々とトップになったところです。
私の立ち飲み時間もそろそろ45分になりますので、ひとまずここで「山岡さん」にしますか。
あ、失礼、撤収いたしましょう。
2009.11.04 Wednesday
ナンプレスーパーワイド
ナンプレスーパーワイド
相変わらず「ナンプレ」にはまっていますが、また凄い本が出てきました。
その名も「ナンプレ・スーパー・ワイド・マックス」です。
何が凄いかというと、普通のナンプレではなくビッグサイズのものがごろごろしています。
普通ナンプレというと3掛ける3の枠が9枠ある81コマのものですが、それが複合した「ワイドナンプレ」専門誌です。
最大で46連鎖という大きなサイズもあり、これは普通のナンプレが46個連結したものです。
さすがにこうなると手強くなっていますが、その中でもピカイチがこれです。
何と5掛ける5のナンプレなんですね。
当然使用する数字は1から25までで、もうなんだか訳が分からなくなります。
こんなナンプレが複合していて、まあ難易度は最高クラスですね。
当分ヒマな時間はこれに取りかかることになりますが、はたして完成できるかどうか。
先日の東京往復では、この簡易版を持っていったんですが、往復6時間十分持ちました。
でも、このほんの半分以下のボリュームなのに、6時間で1問だけしか解けないというのは、何というコストパフォーマンスでしょうか。
時間の余っている方にお奨めです。
2009.11.03 Tuesday
珍々軒@上野
珍々軒@上野
本日の東京行きは、自身初めてとなる「高速バス」で行きます。
初めてということで、どんな具合なのか分からず緊張しましたが、出発10分前に駅に着くともうバスが待機していました。
運転手さんにプリントアウトしたチケットを見せてバスに乗り込みます。
お客さんは私を含めて6名、定刻通り静岡駅を出発します。
愛鷹のパーキングで途中休憩しますが、ここの食堂に「牛筋ラーメン680円」を発見しました。
さすがに今日は余裕がないのでパスです。
途中東名での事故があり、渋滞で15分ほど遅れるものの、さすがはベテラン運転手最後にはすっかり取り返していました。
無事東京駅に着きますが、駅が広いので山手線の乗り場まではだいぶ歩くことになりますね。
東京駅から御徒町に回り、アメ横通りを散歩します。
東京駅から上野までは150円、御徒町なら130円で、20円安いんですね。
今日は休日でもあり、アメ横の通りはもの凄い人混みです。
どのお店も大繁盛ですが、中にはさっぱりと暇なお店もあって面白いですね。
さて、本日最初の目標ですが、以前から気になっていた「珍々軒」さんを訪ねてみました。
何しろこのお店は上野アメ横裏通りのゴールデンスクエアに面していて、いつでも大繁盛のお店なんです。
目の前には「牛もつ煮込み」の大統領さん、「ジャンボ餃子」の昇龍さんと、食事やアルコールの摂取に血眼を上げている方々がいっぱいいらっしゃいます。
以前昇龍さんでいただいた餃子も美味しかったんですが、お腹の具合を考えると一人では無謀というもの。
今日はその後もありますので初めての「珍々軒」さんに決めました。
道路に置かれたテーブルがお店のメイン席です。
もちろん中にも席がありますが、露店でいただく方がアメ横らしくていいですね。
入り口の右手では、お店のお兄ちゃんが一心不乱に餃子を包んでいます。
そんなところも面白いんですが、テーブル席では生ビールのジョッキが飛ぶように追加注文されてゆきます。
その盛り上がっている集団のとなりのテーブルの片隅に座り、店員のオネエサンに「タンメン(600円)」をお願いします。
すぐにお冷やを持ってきてくれます。
お店のお客さんは半分が酒飲み、半分が食事という感じです。
ただいまお昼時ですから食事客が多いんですが、午後になりますと飲み客で固まるんでしょうね。
男性の一人客が、ビールを1本頼んで餃子や定食というパターン。
家族連れ客が子供と一緒にあれこれ分けて楽しむ。
なかなか幅広いお客層ですね。
この若い家族連れが多いというのもこのお店の特徴だと思います。
カウンターの子連れご夫婦は、タンメン、炒飯、つけ麺と注文していましたし、となりに座った5人家族さんは、ラーメン二つに味噌ラーメンとつけ麺で、家族そろって「美味しいねえ」と喜んでいました。
小学生ぐらいのお子さんでしたが、お休みにアメ横に来てここで美味しいラーメンを食べるのが家族の幸せなんでしょうか、羨ましいですね。
お客さんはひっきりなしに入ってきますが、私のタンメンが出てきました。
これがなかなかのものですね。
作り方はごく普通のタンメンですが、ダシがしっかり出ていて食べ応えがあります。
もちろんそのままでも美味しいんですが、私はこれにまずはコショーを掛けます。
さらに卓上にある「自家製ラー油」を持ち上げて、そこからサジで5杯ほどを丼に掛けます。
そして仕上げに、「お酢」をひと回し掛けて完成です。
熱いのでお酢を掛けすぎるとむせますから注意が必要です。
すると美味しいタンメンがますます旨くなりますので、ぜひお試し下さい。
タンメンには炒めた野菜がたっぷりと乗り、嬉しいことに豚コマも大きめに入っています。
このあたりは細かいポイントですね。
麺は細麺のストレートです。
やっぱりタンメンは野菜の炒め加減とスープが大きく関係するようで、このあたりは静岡の「珍龍」さんのタンメンをもしのぐかもしれません。
特筆すべきはこのタンメンが600円という値段であること。
さらにラーメンは500円で、チャーシューもたっぷりと乗っています。
大都市東京でこのお値段ですから、まさに大衆の味方ですね。
名物のタンメンは野菜がたっぷりで、体にもよろしい気がします。
場所柄外人さんもどんどん入ってきますが、オネエサンも手慣れたもので、てきぱきとさばいてゆくのがみものですね。
熱々のタンメンでしたが、するりとお腹に収まってしまいました。
今まで横目に見て通り過ぎるばかりでしたが、初めて入って大当たりです。
上野にも色々なお店がありますが、やはり老舗というのはそれだけの理由がありますね。
後を引くタンメンに見送られてお店を出ましたが、やはりアルコールが呼んでいます。
2009.11.02 Monday
第5回ほろ酔いトーク
速報「ほろ酔いトーク」参加報告
昨日11月1日、三栄書房さんの「古典酒場」が主催するトークイベント「ほろ酔いトーク」第五回に参加してきました。
http://www.sun-a.com/horoyoi/horoyoi5.html
詳しい内容については、道中記としてアップしますが、とりあえずご報告いたします。
場所は市ヶ谷の「ハーミテイジきくや」さんです。
同日3回の開催というハードスケジュールですが、私が参加したのはその2回目です。
午後3時から5時近くまでの、「ホッピー飲み放題」で盛り上がりました。
ホッピーミーナさんや、かわいらしいミニホッピーちゃんも登場して、和やかな雰囲気でした。
記念に、「美人編集長」のサインに、敬愛する浜田さんのサインまでいただいて感激でした。
お土産も付いていて、これは限定版のホッピーです。
これだけ綺麗だと、飲んでしまうのが惜しいですね。
さらには料理をいただいた「ハーミテイジきくや」さんの紹介漫画も小冊子として付いていました。
今回も色々と回りましたが、詳しくはこれから書いて行きますのでご期待下さい。
「古典酒場」の皆さん、ありがとうございました。
- ブログのお引っ越し (05/31)
- 弁慶@紺屋町 (05/30)
- ナカミヤ@さらばレバ刺し (05/29)
- レバ刺し禁止令 (05/28)
- らあめん花月嵐@中華そば竹食堂 (05/27)
- 豚龍@下島
⇒ 電気がま (11/30) - 豚龍@下島
⇒ いし (11/30) - 平成元年のベストテン その2
⇒ 電気がま (10/24) - 平成元年のベストテン その2
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