2006.04.29 Saturday
可哀相なウラン
イランが核開発を強硬主張している。
核燃料と言えばウラニウムだが、不条理に嫌われているのは悲しい。
かつてイラクで人質になり世間を騒がせた三人組がいた。
その内の一人が「劣化ウラン弾」の害をテーマにどうのこうのとしていた。
この「劣化」という日本語訳も、センスがないと思う。
天然に産するウラニウムは235と238の同位体が混合している。
その中で核燃料として有効なのは235のみで、割合はかなり少ない。
そこでこれを分離濃縮して、実用化するのが「ウラン濃縮」
今イランではこの作業に一生懸命ということか。
濃縮を行うと、当然235の少ない、つまり自然のウランよりも放射能の少ないウランが得られる。
これが「劣化ウラン」
放射能が少ないんだから、良いヤツなんじゃ無いのか。
とは言え、僅かにでも放射能を持つことに代わりはないので、処理は難しい。
ところで「ウラニウム」はれっきとした金属である。
しかも金属の中ででもっとも比重が大きい。つまり重い。
そこで頭の良いヤツが大砲の弾にすることを考えた。
重い弾ほど運動エネルギーが大きいから破壊力も大きいのだ。
性能はいいし、廃棄物は処理できる。
ガンガン作って他国でバリバリ使った。
打った弾は当然残留する放射能をもたらすが、どうせ敵国だ。
でもやっぱり道義上の責任問題が出てきた。
まあ、打たれる方はたまりませんわな。
ただ、実際の測定値からすると、放射能としての害はチェルノブイリに遙か及ばないぐらいだという。
原子力発電の恩恵を受けている人は多いんだろうに、嫌われているウランちゃん、なんか可哀相だなあ。
2006.04.28 Friday
たこ八完全マニュアル4
飲食編 3
焼き物他
「焼き物」の代表は季節現地の「カキ塩焼き」
冬場限定なので、もしやっていたら、頼んでみよう。
ガラスケースの中にある」串物は全て焼き物。
豚肉では、ねぎま、ハツ、タン、カシラ、レバー、シロ、軟骨など。
いずれも塩とタレが選べる。
それ以外には、イカ焼き、ゲソ焼き、常連だけの「まぐろ焼き」に「イワシ焼き」などもある。
野菜関係では、ネギ、シシトウ、シイタケ、焼きレンコンも乙な味だ。
常連のS氏が専門に頼むのは「ジャガイモ焼き+マヨネーズ」
「厚揚げ焼き」も出来るが、初心者は「人の注文に便乗」するのが一番。
何か変わった物を頼む人がいたら、迷わず乗るべし。
夏場のお勧めはやっぱり「豆腐」が一番だ。
注文は一丁でも半分でも良い。
普通は醤油をかけるが、常連でうるさい人には特製のタレを出してくれる。
但し、初心者が要求しては駄目。便乗が一番だ。
その他では「お新香」「冷やしトマト」が定番。
春には「葉生姜」が出ているときがある。これも自由にとって良し。
但し残った茎が串代わりになるので、残しておくこと。
おでんの鍋にある「味噌だれ」を漬けて食べるのが「たこ八」流だ。
ショーチューに入れる梅干しは無料。頼めば入れものごと渡してくれる。
「レモン」は有料。スライスしてくれる。
運がいいと、オカアサン手作りのお総菜が回ってくる場合もある。
そんな時はお礼を言いながら、少しづつ取り分け、隣に回そう。
2006.04.27 Thursday
牛太郎(武蔵小山)
「牛太郎」@武蔵小山
目黒から東急目黒線に乗り二駅目が「武蔵小山」。
以前は「目蒲線」と呼ばれていて、緑色の芋虫みたいな電車が走っていたが、時代は変わるものだ。
店の開店は4時。まだ少し余裕があるので、商店街をぶらつく。
小雨の煙る中、なかなかの賑わいだ。番地を頼りに店を探す。
思いの他、駅の近くに店を発見する。
4時ちょっと前だが、暖簾が出ている。
入り口の引き戸を開けてビックリ。店内はほぼ満員の入りなのだ。
ええっ?平日の4時ですよ。開店直後で満員とは、さすがに東京だ。
U字型のカウンターに十五六人がずらりと並んでいる。
僅かに空いた正面の席に滑り込む。
壁の脇に長いすがあり、荷物はそこに置くようだ。
席にあぶれた常連風のお客は、そこで飲んでいたから、予備席かもしれない。
さっそく女将さんが飲み物の注文を取ってくれた。
「ホッピー(350円)」
「氷は入れますか」
「無しでお願いします」
取っ手無しのタンブラー型ホッピーグラスに焼酎、栓を抜いたホッピーと共に出される。
自分で適当に割る方式らしい。この量では二杯分か、氷ありのほうが良かったかな。
つまみに「煮込みとレバ刺し」と言ったら
「月曜日はレバ刺しお休みです」
この後で行った「みやこや」でも、レバ刺しは月曜休みになっていたので、仕入れの関係なんだろう。
女将さんの他には年輩の男性が二人。非常に愛想がいい。
長方形の小皿に、前の鍋から煮込みをチョチョンとすくい、ネギをのせて出来上がり。
これがなんと100円だ。肉は豚のシロが主体。醤油とミソの混ざったような味付け。
良く煮込んであり、酒の肴にはぴったり。
隣の若者3人客は、酒を飲まずにウーロン茶で焼きトンを食べている。
ホッピーも最初の一口が旨いなあ。
すぐに空いたグラスを揚げて、女将さんに
「ナカ(130円)お代わり下さい。あとガツ酢(110円)お願いします」
空のグラスを渡すと、100CCほどのコップで焼酎を量り取り、グラスに移した。
「ガツ酢」は食べやすく細切りになっていて、これもまたいい味付けだ。
女将さんの顔がどこか見覚えあるので、よく考えてみたら、そうだ。
大相撲の「大関魁皇」にそっくりなのだ。うーん本当に良く似ている。
男性の一人はかなりの好男子で、若いときはさぞかしモテたんだろうなあ。
常連客を相手に会話を交わしながら、フライパンで注文の厚揚げを焼いている。
もう一人は典型的な三枚目で、色々と愛想を振りまいている。
この三人の連携が良く、見ているだけでも十分酒のつまみになる。
客同士の会話も、声が大きすぎず、節度を保った雰囲気だ。いいなあ。
またしてもグラスが空いたので今度は両方を「お代わり」
つまみは「とんちゃん」(110円)にする。
これも煮込み風の物だが、肉の部位が違うようだ。
掛かっているタレもニンニク系の味噌だれで、スパイスが利いている。
これもまた「ナカ」をお代わりして、一時間で都合4杯を空けてしまった。
お勘定は1270円。
「ありがとうございました」の声に送られて、小雨の中へ、酒場を後にする。
2006.04.26 Wednesday
池波正太郎さんを偲んで
もうすぐ五月になる。
この時期になると、急逝された池波正太郎さんを思い出す。
早いものでもう十六年になろうとする。
「鬼平犯科帳」などで広く知られるが、グルメとしての名声も高い。
氏の小説や随筆に登場する食べ物は、生き生きとしていて、いかにも旨そうに思えた。
上京の折に、書に出ている店を尋ねてみると、さすがに古風なたたずまいを持った名店であって、江戸文化と言う物が感じられたのだった。
氏の対談で離していた一節が記憶に残っている。
「でもね、○○さん、よく他国の食い物の悪口言う人がいるでしょう、
東京の食い物は塩辛いとか、ああいうのは一番愚劣だと思うんだが、どうですか?」
グルメというのは、楽しむものであって、他人に威張り散らす物じゃないと思うんだが、人間は権威に弱いしね。
通ぶる客と、威張る店主というのは、どうもいけませんね。
2006.04.25 Tuesday
ダイヤモンドの見分け方
ここにダイヤモンドと、そっくりの模造品がある。
それを見分けるにはどうしたらよいのかという話だが、
「硬度」で区別するというのは、余り良くないらしい。
いくら模造品と言っても、装飾品だ。
偽物といえどもそれなりの価値がある宝石だから、傷を付けてしまってはいけない。
「屈折率」で比べるのもいい方法だ。
ダイヤモンドの屈折率は2.4、普通のガラスは1.5程度なので十分区別が出来る。
しかしダイヤモンドに匹敵する輝きを持つ「キュービックジルコニア」の屈折率はほぼ2.4で、区別が付かない。
結局、鑑定人や質屋さんでは「熱伝導率」や「X線」による分析が一般的名のだそうな。
名人が虫眼鏡の大きいのでながめても、人間の目ではなかなか区別が付かないのだ。
宝石という物も、けっこう科学的な知識が必要なんだね。
2006.04.22 Saturday
たこ八完全マニュアル3
飲食編2
揚げ物
たこ八の二枚目の看板は「イワシ天ぷら」だ。
新鮮なイワシを開いて天ぷらにしたもの。
注文すると、四角い更に山盛りで出される。
この揚げたてに醤油を回し掛け、好みで黒七味を利かせると最高だ。
やっぱり天ぷらは揚げたてが一番。
一人では多すぎるという場合、「半分」の注文も出来るが、これは常連になってからのお楽しみ。
はんぺんフライやレンコンフライも捨てがたい味だ。
揚げ物類はオカアサンがまとめて揚げる。
揚げた物はカウンター中央のバットに、まとめて置かれるので、そこから好きな物を取って良い。
たまに何か分からない物があるが、これはチャンス。
遠慮しないで聞いてみると良い。本日のスペシャルメニューかも。
とは言え、揚げ物はやはり揚げたて。
揚げ物をやっている時はオカアサンに大注目。
予約がない串が置かれたら、すかさず手を伸ばそう。
但し、串は思いの外熱いので、おしぼりで持つなどしないと火傷をします。
冷めてしまった物は、頼めばもう一度揚げたり、軽くあぶったりしてもらうことが出来る。
二度揚げは油物をしている時だけ、と言おう気配りも忘れずに。
たまに「アジフライ」など串のない揚げ物もある。
これは「シッポ」を残しておくこと。これが串の代わりになるのだ。
串の付いていない掻き揚げ類はサービス。
但し、皆さんに公平に回るよう注意すること。
当然ながら「ソースの二度漬け」は厳禁。
変わったメニューでは、「ネギマ」を揚げた「串カツ」、「油揚げ」に具を入れて素揚げにした「フクロ」などもあるが、初心者は単独で注文しない方が無難。
他人の注文に分譲してしまうのが一番良い。
メニューを覚えるのも居酒屋の楽しみの一つだ。
最後に、「レンコン」をお上品に「ハス」というとひどく怒られるので注意。
2006.04.21 Friday
たこ八完全マニュアル2
飲食編 1
たこ八の名物は、まず「静岡おでん」
最近有名になってきた静岡おでんだが、「静岡おでん」と言っても様々。
ここのおでんは「たこ八」スタイルなので、他と比較しないこと。
まず、取り方は「勝手に取る」
鍋の中から適当なものを選び、自分の皿に取って良い。
好みによって、「味噌だれ」や「削り節」「青のり」などを掛ける。
「カラシ」はカウンターのどこかにあるので、聞けば取ってくれる。
お会計は「串の数」で行うので、食べ終わった串はまとめておくこと。
串の無い具(卵、大根、厚揚げ、ジャガイモ)を取ったときは自己申告して、その分の串をもらうのがルール。
串の無いものなど、具によっては探しにくいものがある。
そんな時はオカアサンに言って取ってもらえばよい。
取り箸でがしがしかき回した挙げ句、何も取らない行為は、ひどく嫌われる。
お勧め一番手は、なんと言っても「牛すじ」
入れたばかりの堅めも良し。煮込んでぷるぷるになったものも良し。
肉が抜けにくいように、先端は堅めのタンが刺さっているのだ。
二番手は「黒はんぺん」やっぱり静岡の表看板だ。
角柱状の「厚揚げ」も歴史は浅いが、人気を得ている。
「糸コンニャク」は全部手巻きで作っているのだが、きれいに巻く技はさすがに年期がこもっている。
「ちくわぶ」も最近登場した。何でもラジオで中村こずえが離していたのがルーツとか。
「大根」「竹の子」など期間限定の串も外せない。
2006.04.20 Thursday
たこ八 成分解析
今流行の「成分解析」
「たこ八」版を作ってみました。
いささかマニアックだったかな。
興味のある方は、下記まで。
http://seibun.nosv.org/maker.php/denkigama/
2006.04.20 Thursday
新作牛めし@松屋
先日のランチは、松阪屋そばにある松屋の「新作牛めし並」
たっぷりのご飯に、十分な量の牛肉が乗り、味噌汁まで付いて
なんと300円(特別セール中)
味も良いし、これは安いね。
かつては牛丼イコール吉野屋だったが、今や面影はなく
新メニューも色々とやっているが、豚丼がメインではな。
この際はっきりと松屋に軍配を上げたい。
しかしこの業界、企業努力には凄いものがありますね。
そのすぐ近くに、蕎麦屋のチェーン店「鐘庵」がオープンする。
これも良い店なんだが、掛け蕎麦が350円。
サイドメニューの「まぐろ漬け丼」(小)でも350円
少なくとも「安い」は看板にならないけど、味で勝負して欲しい。
Oさん頑張ってくださいね。
2006.04.19 Wednesday
たこ八完全マニュアル1
初級編
まず入り口の引き戸を開け、挨拶をします。
オカアサンと目があい、返事が返ってきたら、入店可です。
たまに忙しくて、こちらを見ないときがあります。
常連は良いですが、新参者は、状態を確認してから入ること。
席は空いているところに座る。まずはお皿とおしぼりが出されます。
ここで最初の注文。
「なんになさいますか」と聞かれてから頼む方が無難。
瓶ビール、酒、ホッピー、ショーチュー、梅酒、ウイスキーがあります。
ソフトドリンクは、ウーロン茶、青リンゴ、お茶。
「生ビール」はありません。
これを言うとかなり機嫌が悪くなります。たこ八では禁句です。
ビールは銘柄を指定することが出来ますが、
初心者は、言わない方が良いでしょう。
シューチューを頼むと、なんで割るか聞いてくれます。
ここでは、カウンターにある「麦コーン」の100mlパックを勝手に取り
自分で割って作るのがルールです。
水、お湯割り(梅干しは無料)、ロック、ウーロン茶割り、お茶割り、レモンハイ(300mlの瓶入り)などが出来ます。
常連の中には、自分で勝手に持ち込む人もいますが、まねしない方が良いです。
お茶割りは、この店独特の割り方です。
氷を入れたグラスにシューチューを三分の一ほど、ここに粉末のお茶を匙に2杯ほど入れます。
(お茶はカウンターに置いてあります)
割り箸で良くかき回して、そこに水(ウイスキーの空瓶で出してくれます)を注ぎ、かき混ぜて出来上がりです。
氷が少なくなったら追加してもらいましょう。水も同じです。
注意するのは、この店が一人だけで賄われていると言うこと。
必ずオカアサンの目を見て、注文すること。
忙しそうなときは待つこと。自分勝手に行動しないことが大切です。
2006.04.18 Tuesday
奇珍楼@横浜
奇珍楼@横浜
JR山手駅から上り坂を行き、長いトンネルにはいる。
車の通りすぎる音がごうごうと響き、風圧も結構ある。
もちろん分離された歩道を行くのだが、後ろから自転車が追い抜いて行く。
なんの合図もせずに、傍らをすうっと行くのは、けっこう危険だ。
トンネルを過ぎ、しばらく言った右手、大きな通り沿いに店を見つけた。
「奇珍楼」が2店舗並んでいるが、手前の店は閉めてあるようだ。
赤い古風な造りの店舗に入る。
けっこう広い店内も昔風の「ヨコハマチャイナ」的な飾りだ。
壁には様々なメニューが書き並べられている。
さすがは老舗の中華飯店。
その中から「竹の子ソバ」と「サンマーメン」700円の注文。
店員のオバチャンも古風なスタイルで、気分はヨコハマ。
回りの客を見ると、家族連れやマダム風などが主で、若者は少ない。
目の前を通り過ぎてゆくチャーハン、デカい。
ここは大盛りがサービスか。
さて、「竹の子ソバ」だが、非常にあっさりとしたスープ。
中華料理の基本を外さない味だ。
しかし今時の若者はこってり好きが多いからな。
麺はかなりの細麺。縮れ具合も良いく、好みですね。
そこに乗る具は、太いメンマだけといういさぎよさだ。
これがまたデカいメンマで、1センチ角の枕木状態で、
7、8センチほどの長さ。
これが丼の上にこれでもかと乗せられている。
味付けは薄口で、ほんのり甘い。
噛みしめると歯応え良く、味がじゅわっと出てくる。
メンマ、麺、スープと順に食べ進んでゆくと、さすがに半分ほど進んだところで飽きが来る。
「竹の子」間違いなく美味しいんだけど、少し口直しも欲しいなあ。
相方の「サンマーメン」はトロミがあって熱々、汗だくで食べてました。
雰囲気のある名店でした。
2006.04.17 Monday
たこ八入門 その1
「たこ八」入門 その1
静岡市は葵区青葉横丁に「たこ八」という居酒屋がある。
初心者にはなかなか入りにくい店だ。
この店の紹介と、楽しみ方を書いてみた。
初めて行かれる方は、ぜひご一読いただきたい。
1.場所 横丁を市役所側から入って、右側四軒目の赤いちょうちんが目印。
2.店内 L字型のカウンターのみで、詰めれば13人まで入れる。椅子は木製の長いすで、懐かしい形。
3.メニュー 店内にはメニューや料金表はない。これが初心者には辛いところか。段々になれてくると、様々な裏メニューが分かってくるのだ。
4.料金 かなり安い。名物のおでんは一本100円程度。お会計は串の本数で行う。ウーロン茶は無料。但し、それ相当の飲食をすること。
5.マナー 原則として、一人客の店である。多くても三人まで。大人数の来店は迷惑。「後から来るので」という席の確保は厳禁。
6.営業 午後5時開店、11時ごろ閉店。但し客の状態によって12時過ぎまで営業する場合もある。日曜日は休み。祝祭日は営業するが、ゴールデンウイークと年末年始は休み。
次回からは、詳しい内容を。
2006.04.16 Sunday
科学という名のウソ
科学的だとするウソがまかり通っている。
先日もある雑学本を見てひっくり返った。
地球上の物体には重力が働く。
重力は下向きの「万有引力」と上向きの「遠心力」の合力である。
「遠心力」は赤道で最大、北極南極でゼロ。
したがって赤道から北極に向かう船では、重力がだんだん大きくなる。
と、ここまでは正しい。問題はこの後。
だから大型のタンカーでは、赤道付近で石油を積む時は注意して、
目一杯積まないようにする。
なぜならそのまま北極付近に行くと、大きくなった重力のため
喫水線が下がり、沈没の危険があるからだ。
凄い想像色である、しかも大嘘。
作者が誰かから聞いた話なのかもしれないが
もっともらしい作り話で、人を驚かしてはいけません。
この話には、少なくとも二つのウソがあります。
2006.04.15 Saturday
アスベストの恐怖
便利さというものは、何らかの犠牲の上で成り立っている。
日常の生活では深く気にすることはないが、時として真相がかいま見られるときもある。
「石綿付き金網」
化学の実験装置としては当たり前のもので、十数年前まではどこの学校にもあった代物だ。皆使っていたなあ。
危険なものであるという意識もないまま、禁止になり、無くなっていった。
そう言えば昔、さる大きな工場で、天井に吹き付けてあったものは、」紛れもなく「アスベスト」であった。
年末には「すす払い」で天井のホコリも払っていたが、あれは非常に危険な行為だったのだ。
アスベストの害は、その繊維の形状にある。
鉱物であるから、堅く分解性が少ない。
ホコリとなって肺から吸入されたアスベストは異物と認識され、排除が試みられるが、その特性から体内に残留する。
やがて20数年と言われる潜伏期間を経て、「肺水腫」を発病。
この病は回復不能である。
事例では、夫の作業着に付いていたアスベストを、選択していた妻が吸い込み発病した例もある。
ひょっとして自分の体の中にも、時限爆弾が仕掛けられているのかもしれないと思うとぞっとするね。
不思議なことに、飲み込んだりして取り込んだ場合は、割とスムーズに排出されるようだ。
水質汚濁による影響は心配ない。
フロンガス騒動の時もそうだが、人類が開けてしまったパンドラの箱は、他にまだ沢山あるような気がしてならない。
2006.04.13 Thursday
ジェネリック医薬品
高橋英樹が宣伝をしている「ジェネリック医薬品」
沢井製薬の社長インタビューが新聞に出ていた。
売り上げは倍増を目標に設定とか。
政府の方針にも合致して、伸びていくことだろう。
昨日医者に「ジェネリックって使えるんですか?」
と聞いたら。
「良いでしょう」
置いている薬局が少ないそうで、電話を掛けて調べてくれた。
「取り寄せになるので、一日待ちますが」
お忙しいのに恐縮です。
何時も行く薬局よりも、家に近いところに決定。
会計をして驚いた。なんと半額近くの値段になった。
薬百層倍とは言うけれど、儲けてるんだなあ。
まことに無知、情報不足というのは恐ろしいものです。
世の中って、自分で動かないと損すること、多すぎませんか?
2006.04.12 Wednesday
素数ゼミ
「素数ゼミ」という生き物がいる。
アメリカの某地区では何年かに一回、セミが大発生する。
そのセミが11年とか13年とかの素数の倍数ごとに出てくる。
それで、「素数ゼミ」
セミというのはその人生(セミ生)の大部分を地中で過ごす。
最後の数週間だけ地上に出てきて、繁殖をするのだ。
セミの天敵は地中にはいない。しかし地上では敵だらけ。
特に鳥類は、動きの遅い蝉が大好きだ。
そこで大量発生するには訳がある。鳥が喰う量には限度があるから
少なければ全滅するが、多ければ多いほど、生き残る確率は高い。
大発生で、安心して子孫を増やせるわけだ。
ところが、蝉を食べた鳥たちも、大繁殖する。
鳥たちにも寿命があるから、その周期と合わないように次の世代が出てくればいいのだ。
そこで、最小公倍数が最も大きくなるために「素数」を選んだ。
真相は選んだものだけが生き残ったということか。
いや、生物の知恵というものは、凄いですねえ。
ところで、昨年の公務員試験でもこんな問題が出ている。
「2004年に17年ゼミが大発生し、2006年には19年ゼミが大発生した。さて、この次にこの二種類のセミが同時に大発生するのは何年か?
2006.04.09 Sunday
たこ八は大繁盛
金曜日の午後8時40分、最近の繁華街は静かだね。
青葉横丁もお客はまばら。
通りを入り、「たこ八」の引き戸を開けると
「来たー」の合唱だ。
見ると、満員の店奥には「吉野家の旦那」が待っている。
「いや、久しぶり」
隣にいるのは「八兵衛」さん。相変わらずの指定席で、ご機嫌だ。
狭いところを詰めてもらい、「人妻Rさん」の横に入れてもらう。
おや、隣は「ご隠居」まだ体調は不十分だとかで、おとなしいね。
更に隣は「素浪人」今日は珍しく、焼酎を飲んでる。
まずはビールで乾杯。
聞けば「旦那」の娘さんは無事卒業、就職も済み、研修中だそうな。
「おめでとう」のひと言で、また乾杯だ。
「八兵衛」さんが持参の「イカの塩辛」を皆さんに回覧、私もご相伴に預かる。
今日は普段以上の大繁盛で、ひっきりなしに客が入ってくる。
オカアサンも断るのに大忙しだ。
そこへガラッと開けて入ってきたのは「助さん」
「今日はフルメンバーで、いいなあ」
と言いながら、宴会のパシリで、おでんを買いに来たという。
あの年で最年少とは、かわいそうな気もするが、律儀だなあ。
二千円分のおでんを抱えて、残念そうに帰っていった。
またまた入ってきたのは、「旦那」の先輩で、女子大生を二人連れてきた。
隅席に二人をいれて、自分は「旦那」の隣に入り込む。
この時点で店内13人。完全に満員だ。
話を交わすと、高校の先輩であることが判明。世の中狭いなあ。
困ったのは隣のお嬢さんで、反対側を向くたびに、ポニーテールがこちらに当たる。
大分酔いが回っているようで、バシバシと来るから、たまらん。
またも常連の来訪。もう無理だというのに、入ってくる。
仕方ないそろそろお愛想願おうか。
今日はいつもにも増して賑やかな「たこ八」でした。
2006.04.08 Saturday
怖い韓国人
韓国人と見られる一段が、西日暮里駅で 催涙スプレーを巻く事件を起こした。
各社記事によると、逮捕された男は前科者で、国外追放処分のあと、すぐに再入国したという。
彼らには、犯罪者であるという意識が無いのかもしれない。
日本を「出稼ぎ強盗」の職場と見ているのだろう。
「侵略」した日本人は悪者だから、金を出すのは当然だと思っているのか。
WBCでもそうだったが、
韓国人の日本に対する意識は、限度を超えているように思う。
韓国の教科書がどんなものか、興味がないから知らないが、
日本の教科書が「竹島」を取り上げると、揃って文句を付ける。
領土問題というものは戦いであり、善悪は存在しないのだ。
最近の日本人は、大人しいヤツばかりで、外国から文句を言われると、
何でも譲ってしまうようだが、そろそろ目覚めたらどうなのか。
外国人の犯罪者に対する取り締まりの強化が必要だ。
こんなことを書くとすぐに「差別問題」を取り出す者がいるが
犯罪者は差別されて当然だし、悪意を持つ者と仲良くする必要は無い。
む、いかんいかん
今日は興奮して、文がおかしくなってしまった。
韓国にも、いい人はいっぱいいますからね。
2006.04.07 Friday
桜花
桜花(さくらばな)散りゆく先の桜花
と続く。
桜花が散りゆく様を見る人が、こう考えた。
「せっかく咲いた花なのに、散ってゆくとは、可哀相な」
また、ある人は
「だらだらと萎れるまで残らず、潔く散る様こそ素晴らしい」
そう思った。
望みを捨てずに、とことん頑張るのも人生。
潔く捨て、次の道を歩くのもまた、人生。
結局は散ってゆく桜の花びらにも、様々な思いが重なっている。
なに、悩むことは無い。
来年はまた、新しい花を付けるのだから。
2006.04.06 Thursday
ハマの三杯屋「武藏屋」@横浜
さて、5時を過ぎた。武藏屋に向かう事にする。
大通りの脇を入り、更に脇道に抜けたところ、すぐにある小さな店。
暖簾も看板もない。表札もない普通の民家だ。
これはよほどの予備知識を持たねば、探せないだろう。
入り口の引き戸を開けて、中に入る。
右手には五人ほどのカウンター。左手に四人掛け二つのテーブル席。
いずれもほぼ満員だ。
開店から10分ほどだというのに、凄い人気だ、これは出遅れたか。
靴を脱ぎ、正面奥の座テーブル(通称まな板と言われているらしい)席に向かう。
一番奥に進み、二人向かい合う具合に座る。
注文は、といってもここにはお酒か瓶ビールしかないのだ。
お兄さんが、箸置き代わりの湯飲みに入れた、輪島塗りの箸を二膳。
「お酒を」
ここでは、それだけで全ての注文が終わるのだ。
テーブルにガラスのコップが置かれる。
調理場の奥から、一人の老女がよろよろと、土瓶を手に席を回る。
席のお客さんに、燗酒を注いでいるのだ。
お、ようやくこちらにやって来た。
グラスの少し上から、スイーッと注いでゆく。銘柄は「桜正宗」
見る間に満たされた酒は、表面張力でぴったり一杯だ。さすが老練の技。
1杯目の肴は、「玉ねぎの酢漬け」と「おから」。
小皿に乗って出される。
まず、ほの白い玉ねぎの小片を口に運ぶ。
なんの変哲もない普通の玉ねぎと、柑橘系のお酢だ。
酒の合間に含むと、さっぱりとした感じが口直しに良い。
秀逸なのは「おから」だ。ここのおからは、甘くない。
スーパーのお総菜売り場で売っている、甘ーいおからとは全然違う、酒飲みのためのおからなのだ。
素朴なんだけれども、きっちりダシを取ってある、日本人のおからだ。
何の華やかさもない、質素なつまみなんだけれども、いいなあ。
コップが空になった。二杯目を頼むことにしよう。
ひょいとグラスを挙げて合図すると、暫ししてお代わりを注いでくれた。
2杯目のつまみは、「鱈豆腐」に「納豆」(鱈豆腐は先に出る場合もあるようだ)
「鱈豆腐」は豆腐と鱈の切り身を温め、上にちりめんじゃことネギを乗せたもの。
軽く醤油がかけてある。そう、ここでは肴は全て味付けされて出てくるのだ。
江戸前の鮨屋と同じで、客は食べるだけ。テーブルには調味料の類は一切無い、というか、何もない。
「納豆」も当然、醤油をくわえネギと混ぜ合わせてある。「すでに混ぜてある納豆」他ではまず無いね。
友人との会話も弾み、最後の三杯目を注いでもらう。
この店は別名「ハマの三杯屋」とも呼ばれるぐらいで、酒は三杯限り。
適度に飲み、ほろ酔いでお帰り下さい、というわけだ。当然酔客はお断り。
さて、三杯目の肴は「お新香盛り合わせ」
胡瓜や大根に紅生姜など、彩りも良く5品が小鉢に並ぶ。
店内は、会話も弾み賑やかだが、一定の節度を持って楽しんでいるようだ。
大声を出す人もいないし、高笑いや拍手もない。
皆が、店の雰囲気を乱さないよう、気を配りながら楽しんでいる。
大正8年の創業というこの店では、親子孫三代にわたるお客も多いとのこと。
一時間ほどの居酒屋タイムは、気持ちよく過ぎていき、店を後にする。
旨い日本酒三合と、絶品の肴が5品、武藏屋のフルコースは2千円ちょうど。
いやあ安い、旨い、雰囲気がいい。三拍子揃った名店である。
2006.04.05 Wednesday
自動両替機
昨日久しぶりに、近所の某信用金庫に行く。
入金を済ませて帰り際、ふと両替を思い立った。
何故か5千円札の使い勝手が良いので、好きなんです。
早速、脇の自動両替機に向かう。
財布から一万円札を三枚取り出して、投入。
指示に従って、「五千円札6枚」を選択、確認のボタンを押す。
ん!受け付けない。何だ。
表示をよく見ると、「100」の数字がパネルに。
なに!両替代ひゃくえんだって。
そんなの取るのか。
窓口では掛かると思っていたが、以前は機械でやれば無料だったのに。
一年間の定期預金の利率より高いぞ。
慌ててキャンセルしたが、銀行(信用金庫)って、儲けてるんだなあ。
2006.04.04 Tuesday
アイ・高野死去
ミュージシャン、アイ・高野さんが亡くなられた。
デビューのカーナビーツでの「好きさ好きさ好きさ」で
スティックを突き出すスタイルは、インパクトがあった。
私自身では、「クリエイション」でのボーカルが強く印象に残る。
名曲「ロンリーハート」での深く、哀愁を込めた叫びは、思わず
「いいなあ」と呟かせるものがあった。
あの歌詞にあるように
「薄荷タバコくわえて」気取ったものだったが
「長めの恋に、けりを付ける」こともなく
「ロンリーハート」の毎日だった。
55才という年齢を聞くと、そんなに若かったのかと思う。
GSなんて、遙か遠い昔のことのように思っていたが。
井上順と、堺正章がプレ還暦で、記念コンサートとか。
ミック・ジャガーも若いし。
ご冥福をお祈りする。
2006.04.03 Monday
やったぞ、初勝利
ついに今期初勝利。
僅差の逃げ切りも良いが、やっぱり
打線爆発、大差を付けて大勝利、がタイガースらしくて最高だね。
これで対ヤクルト三連戦は、トータル15対9で「阪神の勝ち」
(勝手にルール変えるなって)
当分抑えは苦しい状態が続きそうだが、久保田の復調に期待しましょう。
結果論だが、WBC参戦の選手によって、明暗分かれる展開になっている。
タイガースの藤川、久保田はマイナスの代表だろうか。
次の広島戦では、勝ち越して一息つきたいところだが、
結局は井川の2戦目が今シーズンを占う事になるような予感がする。
2006.04.02 Sunday
ウィザードリィー
ロードオブザリングで思い出したが、RPGの古典「ウィザードリィ」では、
種族を選ぶとき「ヒューマン、エルフ、ドワーフ、ホビット、ノーム」
の5種類から選ぶ。
その後、ピクシーとかムークなど大幅に増加したが、基本は5種だ。
これの出自が、ロードオブザリングだったと記憶する。
この手の設定は、色々と流用されているが、トールキンは全ての元祖だと言うことか。すごいですねえ。
それにしてもこの物語では「ノーム」だけ出番が少ない。
そう言えば「ウィザードリィ」は全作こなしているんだが、
新しくなるたびにややこしくなっていって、年寄りにはキツい。
中でもリアルタイムになっていくと、反射神経の差が、はっきり出てくる。
やっぱり「1」が一番なのかな。
「8」を途中で放棄して、早三年。
勇者たちは迷宮の奥で、冬眠を続けている。
2006.04.01 Saturday
ロードオブザリング・王の帰還
これって、正しくは「ロード・オブ・ザ・リングス」だろう。
という突っ込みはさておき、
久しぶりに見て、やっぱり良いなあと思いました。
但し、はっきり言って複雑すぎる。
あの長い原作を、二三回読んでいて、初めて理解できるんじゃないかな。
とは言え、様々な登場人物の人生(ホビット生、エルフ生?)が見事に絡まり合って展開するスペクタクル。
波瀾万丈の展開は、実に奥深いものがあります。
でも少々機になるなのは、「サム」が何故あれほどまでに「フロド」につくすのか。二人の絆についてだ。
原作には上手く書かれているのに、間が空きすぎていて、「王の帰還」だけを見た人には、分かりにくいんじゃないだろうか。
まあ、私の心配する事じゃないか。
画像も、CGも最高の出来だし、登場人物の表情に深みがある。
今夜の後編は、ブランデー片手に、じっくり見るぞ。
「人間の男には、ワシは倒せない」
いいなあ。
- ブログのお引っ越し (05/31)
- 弁慶@紺屋町 (05/30)
- ナカミヤ@さらばレバ刺し (05/29)
- レバ刺し禁止令 (05/28)
- らあめん花月嵐@中華そば竹食堂 (05/27)
- 豚龍@下島
⇒ 電気がま (11/30) - 豚龍@下島
⇒ いし (11/30) - 平成元年のベストテン その2
⇒ 電気がま (10/24) - 平成元年のベストテン その2
⇒ shake-jp (10/23) - 高揚@東中野
⇒ 電気がま (03/31) - 高揚@東中野
⇒ 原口 (03/31) - 天神屋には行かないぞ
⇒ 電気がま (08/10) - 天神屋には行かないぞ
⇒ ママ (08/09) - 三勝そば@川合
⇒ 電気がま (05/20) - 三勝そば@川合
⇒ 電気がま (05/20)
- ルミネtheよしもと@久しぶりで
⇒ https://www.newsbreak.com/news/3264401580966-chang-s-beach-maui-s-hidden-gem-featured-in-maui-now-gu (12/21) - 三好屋平和店@平和
⇒ 瀬名川通信 (03/05) - 駒形石ヶ谷@駒形通
⇒ 瀬名川通信 (01/17) - くさデカに第二美濃屋さんが登場
⇒ 瀬名川通信 (01/14) - みんみん@ワンタンメン
⇒ 瀬名川通信 (11/20) - 天下一@新伝馬
⇒ 瀬名川通信 (10/05) - 自転車はルールを守って
⇒ ごはんとさっかーとぐだぐだと (05/29) - 久松@瀬名川
⇒ 瀬名川通信 (03/07) - 紀尾井@宮ヶ崎町
⇒ 瀬名川通信 (02/01) - 清見そば本店@満員でも
⇒ Fat-Diary (01/18)
- May 2015 (27)
- April 2015 (27)
- March 2015 (26)
- February 2015 (24)
- January 2015 (25)
- December 2014 (27)
- November 2014 (26)
- October 2014 (27)
- September 2014 (27)
- August 2014 (31)
- July 2014 (28)
- June 2014 (26)
- May 2014 (27)
- April 2014 (26)
- March 2014 (26)
- February 2014 (23)
- January 2014 (26)
- December 2013 (27)
- November 2013 (28)
- October 2013 (27)
- September 2013 (27)
- August 2013 (28)
- July 2013 (27)
- June 2013 (24)
- May 2013 (27)
- April 2013 (27)
- March 2013 (26)
- February 2013 (24)
- January 2013 (24)
- December 2012 (27)
- November 2012 (26)
- October 2012 (27)
- September 2012 (25)
- August 2012 (27)
- July 2012 (26)
- June 2012 (26)
- May 2012 (29)
- April 2012 (25)
- March 2012 (27)
- February 2012 (23)
- January 2012 (24)
- December 2011 (27)
- November 2011 (26)
- October 2011 (26)
- September 2011 (26)
- August 2011 (27)
- July 2011 (26)
- June 2011 (26)
- May 2011 (27)
- April 2011 (26)
- March 2011 (14)
- February 2011 (24)
- January 2011 (24)
- December 2010 (27)
- November 2010 (26)
- October 2010 (27)
- September 2010 (26)
- August 2010 (26)
- July 2010 (27)
- June 2010 (26)
- May 2010 (26)
- April 2010 (26)
- March 2010 (27)
- February 2010 (24)
- January 2010 (24)
- December 2009 (27)
- November 2009 (25)
- October 2009 (27)
- September 2009 (26)
- August 2009 (25)
- July 2009 (28)
- June 2009 (22)
- May 2009 (20)
- April 2009 (26)
- March 2009 (26)
- February 2009 (21)
- January 2009 (25)
- December 2008 (26)
- November 2008 (25)
- October 2008 (28)
- September 2008 (26)
- August 2008 (24)
- July 2008 (27)
- June 2008 (25)
- May 2008 (27)
- April 2008 (26)
- March 2008 (23)
- February 2008 (23)
- January 2008 (23)
- December 2007 (23)
- November 2007 (24)
- October 2007 (27)
- September 2007 (21)
- August 2007 (24)
- July 2007 (24)
- June 2007 (25)
- May 2007 (24)
- April 2007 (27)
- March 2007 (27)
- February 2007 (28)
- January 2007 (28)
- December 2006 (27)
- November 2006 (29)
- October 2006 (30)
- September 2006 (29)
- August 2006 (28)
- July 2006 (30)
- June 2006 (29)
- May 2006 (30)
- April 2006 (25)
- March 2006 (11)
- December 2005 (1)
- November 2005 (3)
- October 2005 (3)
- September 2005 (6)
- August 2005 (4)
- July 2005 (4)
- June 2005 (4)
- May 2005 (5)
- April 2005 (4)
- March 2005 (5)
- February 2005 (4)
- January 2005 (2)
- December 2004 (4)
- November 2004 (5)
- August 2004 (1)