2007.06.30 Saturday
やりきれない気持ち
やりきれない気持ち
山口県光市の「母子殺人事件」差し戻し控訴審公判。
(うーん、こう漢字ばかり並ぶと一段と物々しい)
この事件に対する報道を見るたびに、「弁護士」というのはどんな人種なのかと、気が重くなる。
十何人という大勢の弁護団なんだという。
この人たちは、正義のための弁護ではなく、思想のための弁護をしている。
なるほど「死刑廃止」という思想は認めることが出来る。
しかし、死刑を避けるためにはどんな手段を執っても良い。
世間の耳鼻を集めるためなら、何でもやる。
このような考え方では、日本の社会から認知されるわけがないと思うのだ。
覆された自らの証言と、馬鹿馬鹿しいばかりの詭弁。
殺害された母親と幼い11ヶ月の女児をこれほど愚弄するものはない。
被害者遺族の男性が、冷静にコメントを述べておられたが、実に痛々しい。
妻と子供を奪われ、裁判でも傷つけられ、それでも感情を殺して語る姿は、実に立派だと思う。
私なぞの凡人には、絶対に出来ません。
何も力にはなれませんが、裁判で結果が出ることをお祈り申し上げます。
2007.06.29 Friday
郵便局へのクレーム
郵便局の使命
新聞の投書欄は良く読む。
世の中には色々な人がいるもので、参考になるものからそうでないものまで、千変万化だ。
この掲載の基準というものは、新聞社によって異なるようで、面白い。
何時も何時もカタイ文書ばかりでは味気ないと思うのか、時々ひっくり返るようなものを載せてくれる。
まことに大衆というものは様々だと、つくづく思いますね。
さて、先日のS紙(静岡新聞ではありません)にも面白い投書があった。
投書した本人は山形市の56歳男性。
彼は郵便局に出かけて、知人の家に行く道順を尋ねたのだという。
この時点で疑問を感じるのだが、地方によって色んな特色があるので、そこは置いておく。
そこで彼は窓口の人に
「個人情報なので、教えることはできません」
そう答えられて「唖然とした」のだった。
そして「仕方なく遠くの交番に行って」
そこで教えていただいたのだそうだ。
憤懣やるかたないので、自宅に帰ってから郵政公社に電話を掛けると
「個人の自宅を教えるのは、個人情報の無断開示にあたり、できない」
「道順を教えることは、郵便局の業務ではないので、できない」
「このような対応は日本全国どこの郵便局でも同じ」
そう返されて怒り心頭に達し、投書に及んだのだという。
「業務以外は一切出来ないとは何だ!」
「郵便局にはサービスという文字はないのか!」
おっしゃることは分からないでもないが、さて、どんなものか。
もしこの方が、コンビニで住所を尋ねたとしたら、同じように怒るのだろうか。
今時のコンビニにはけっこうな機器が入っていて、詳しい地図のプリントアウトも出来る。
ケイタイを利用した有料のナビシステムだってある時代だ。
どう見ても、道順は交番か、地元の人に聞くのが筋だと思うが、どうなのかなあ。
2007.06.28 Thursday
炭焼き玉蜀黍
炭焼き玉蜀黍
助さん(注 役名です)からメールをもらい、今日は「玉蜀黍の日」
例によって8時半に仕事を終え、いそいそと「たこ八」に向かう。
入り口の暖簾を透き上げて見ると、何と今夜は超満員。
いつもは10人で満員の店内に、十二、三人は詰め込んでいる。
ちょうど真ん中には、美人人妻のレイチャンが
「あーらお久しぶり」
でも入れてくれないのね。
隣で鼻の下を伸ばしているのが、町屋庵さん。
今日も絶好調で滑りまくった話をしている。
一番奥には本日の玉蜀黍のスポンサー「ご老公」(これも役名です)のジンちゃんが鎮座ましましている。
「詰めるからこっちおいでよ」
やはり気が利くのはシンチャンで、椅子を避けて居場所を作ってくれた。
「失礼します」
居並ぶお客さんの後をずずいっと通り抜けて、一番奥の席に進む。
このトイレ前のささやかな空間が「常連の溜まり場」なのだ。
普段は物置と化している場所を、あれこれと片付けると、あら不思議2人分のスペースが生まれる。
(当然トイレは使えなくなりますが)
前には何もないので、グラスの置き場所もないという不便な状態だが、そこはまた常連仲間。
互いに譲り合って、楽しく飲みかつ語り合うのだ。
席に着くなり、町屋庵と後輩にジンちゃんが両側から話し掛けてくる。
(あのね、聖徳太子じゃないんだから一人づつにしてくれよ)
ひとしきりご挨拶を済ませて、いつもながらの瓶ビールで渇いた喉を潤す。
うーん、今日の一杯はことさらに旨い。
「はいどうぞ」
出た出た、朝取りの玉蜀黍を、炭火の直焼きして醤油を掛け、更に焙った逸品だ。
一本を4分割して食べやすくしてある。
さっそくその一つを取り、むしゃぶりつく。
(うまい!)
「今年のはちょっと違っていて、どうのこうの」
ジンちゃんが解説してくれたが、全く忘れました。
そう、話を忘れるほど美味い、産地直送の玉蜀黍だ。
家では塩ゆでして食べるのが常だが、炭火焼きとは贅沢な食べ方である。
ほんのりと焦げた香りが香ばしく、柔らかで甘い。
この焼きかげんも絶妙だなあ。
いやあジンちゃん、、ごちそうさまでした。
「玉蜀黍も美味いけど、トマトも美味いんだよなあ」
なんて罰当たりなことを言っている輩もおりますが、たまにはあんたも持ってきなさいって。
(自分に返ってきそうなので、以下自粛します)
後半、泥酔客の乱入もあり、ごたごたしましたが、皆さんお疲れさまでした。
2007.06.27 Wednesday
紅蘭@両替町
紅蘭@両替町
旧静岡市には「こうらん」と呼ばれる中華料理店が3軒ある。
そのうち2軒は「香蘭」、もう一つがこの「紅蘭」となっている。
何とも紛らわしいわけだが、いずれもかなり長くやっている店ばかりで、特に揉めているとかいうことはないのだろう。
静岡市葵区は両替町といえば、もちろんメインストリート。
その通り沿いだからけっこうな混雑、とは行かず、少しばかり中心部からは外れていて、人通りも多くはない。
7時半に「たこ八」を出て、一旦は「福竜」を目指したのだが、思いつきは時として裏目に出る。
わびしく下がる「本日定休日」の看板を突きつけられて、むなしく引き返すことになってしまった。
そこで予定を変更して、この「紅蘭」へ向かうことになったという次第。
通り沿いのこじんまりとしたお店で、カウンターにテーブル席というお馴染みの構成。
先客はなく、夫婦者と思われる女性が席の端に座って暇そうにテレビを見ていた。
カウンター中央に座り
「ラーメン」(600円)を注文する。
いわゆる普通のラーメン屋さん(中華料理屋さん)という感じだ。
メニューの取りそろえも、一般的なものが並んでいる。
待つほどもなくラーメンが出された。
スープには意外と脂が多く浮かんでいる。
味付けはお馴染み中華やさんの醤油味で、可も無し不可も無し。
上置きの具は、歯応えのあるチャーシュー1枚に、メンマ、ノリ。
麺は細麺のストレートである。
何となく食べ始め、何となく食べ終えてしまった。
まあ適度にお酒を飲んだ後のシメとしては、これもありかな。
「ごちそうさま」
店を出てふと振り返ると、照明に浮かぶ鮮やかな暖簾の紅。
うーん、風情のある店構えだなあ。
2007.06.26 Tuesday
パンクの修理は
パンクに挑む
昼休みを終えて、さて自転車に乗ろうとスタンドを下ろす。
ふにゃっと後輪が着地する。
見事にタイヤの空気が抜けていた。
昨夜は大丈夫だったので、帰り道にパンクしたらしい。
それにしても、よくぞここまで持ってくれたものだ。
時間がないので、取りあえずは古い自転車を引っ張り出してきて、間に合わせる。
さすがにほっぽり出しておいただけあって、ホコリだらけだ。
なんとか用事も済み、さて修理をせねばならない。
この自転車、3年ほど前に購入したもので、確か1万円はしなかったはずだ。
パンクは2回目。
一回目は帰り道に大きなピンを踏みつけてしまい、はっきりパンクの瞬間が分かった。
途中の自転車やさんで修理を頼んだが
「チューブがボロボロです」
という事後承諾で、チューブ丸ごとの交換。
料金は3千円弱だった。
その次の修理は、チェーンが切れかかっていたのを直して2千5百円。
本体が安物なだけに、修理代が気になる。
10万円の高級車だったら、何のためらいもせずに修理に出すんですがね。
幸いに今日は手が空いているので、自力で修理に挑戦してみた。
まずは「100円ショップ」で「自転車パンク修理キット」を購入。
代金は当たり前の105円。
説明書を見ながら、作戦を立てる。
まずはバルブを外してと、道具箱を見ると、そこには「自転車パンク修理のやり方」
あれっ、これは「ジャンボエンチョー」でもらってきたもの。
さらには修理用の工具もあった。
そう言えば確か、以前修理に挑戦したが失敗したことがあったっけ。
かなりの昔にパンク修理を試みたが、悪戦苦闘で結局失敗。
結局廃車にしてしまったことがあったのだ。
歴史は繰り返すというが、今回もまた同じ目に遭うのだろうか。
気を取り直して、まずはタイヤのゴムを外す。
慎重にチューブを出して、空気を入れ水に漬ける。
泡が出てくる場所を発見。
意外と小さな穴だ。
これだから帰り道は持ったのだろう。
印を付けて、紙ヤスリで擦り、ゴム糊を付ける。
乾いたところでゴムのパッチを貼り、木槌でコンコンと叩く。
問題はこの後で、以前は最後のはめ込みで失敗したような気がする。
慎重に元へと戻してゆくが、意外と簡単に終わってしまった。
(なんだ、やればできるんじゃないか)
修理代105円は、キットの残りもあり、まだ2,3回パンクしても大丈夫だ。
と思っていたら!
いつの間にか、また空気が抜けてる。
シロウトは駄目だなあ。
2007.06.25 Monday
聖書を読もう
聖書はいかがですか
仕事の合間にパソコンに向かっていたら、事務所のドアを叩く音。
「はい、どうぞ」
ドアの向こうから遠慮がちに出てきたのは、70ぐらいかと思える一人の老女。
「最近の世の中は、どうのこうの」
さっそくとばかりに聖書の解説を始めた。
最近は少なくなったが、以前は良くこの手のお客さんが来たものだ。
実はこう見えて(見えないって)
私「聖書」に関してはけっこううるさいんですね。
「旧約聖書」「新約聖書」けっこうな部分に、目を通しています。
だいたいの話を聞くと、ほとんど共通しているのが
「この人は本当は聖書を読んでいない」
ということですね。
たぶん読んでいるのは「聖書の解説書」か「引用した文章」です。
部分的な文言しかとらえていないので、その言葉や事項がどんな設定から出たのかということが分かっていない。
これは信仰ではなく「洗脳」です。
たぶんそう言うように教育されたのでしょう。
だいたい同じような勧誘をして、小冊子を渡してゆきます。
以前良く来たのは2人または3人組で、一人が見習いという研修スタイル。
もう見るからに胡散臭いですね。
かつて若かった時の私は、意地悪でして(今でもそうだって言わないで下さいね)
わざと間の抜けた質問などして、解説をお願いしたこともあります。
「キリストはそんな言葉は言っていませんよ」
逆に解説したこともあります。
もちろん今は違います。
余り長くはありませんが、いちおうの話を聞いてあげます。
そして小冊子を受け取り
「どうもごくろうさまでした」
笑顔で送り返します。
実はこの勧誘している人(今日は老女でした)自身が被害者なんです。
彼女らはこの一枚のパンフレットを渡すことによって、心の平安を得るのですね。
世界を救うことはできませんが、彼女にひとときの平安を与えることはできます。
これって人助けなのかなあ。
2007.06.23 Saturday
三勝@最後のラーメン
三勝@最後のラーメン
かつて戯れに「静岡そば屋のラーメン四天王」を選んだことがある。
残念なことにその内の一店「つむらや」はかなり前にラーメンを止めてしまい、「3大ラーメン」になってしまった。
ちなみにその3店とは、「清見そば本店」「馬場町岩井屋」「三勝」である。
どの店も実にそば屋らしい「ラーメン」を出してくれる。
専門店のラーメンも良いが、「そば屋のラーメン」にも捨てがたい味があり、その味を思い出すと、一杯引っかけたくなるのだ。
上記の店はいずれも劣らぬ伝統のある老舗で、そうなると問題になるのが「高齢化」ということになる。
そしてその「3大ラーメン」の中の一店である、屋形町の「三勝」さんだが、
残念ながら6月27日をもって閉店することとなってしまった。
あの味を楽しませていただけるのもあと僅か、これはぜひとも行ってみなければ。
今回は半年ぶり、そして最後の「三勝」訪問です。
時折雨の激しく降る町並みを抜けて、閑静な住宅街を行く。
ここは静岡市葵区研屋町(とぎやちょう)。
所々にレトロな看板や、古風な店が並ぶ、一風変わった商店街だ。
この隣町が、「三勝」(さんかつ)のある「屋形町」(やかたまち)だ。
この町名だが、古くからあるもので、由緒ある名前なのだという。
今をさること500年まえ、静岡市を治めていたのは、今川氏であった。
その一族がここ屋形町に館「やかた」を建てて、遠来のお客をもてなした。
その名残で「館町」と呼ばれるようになったものが、江戸時代から「屋形町」に変わったというのが、その由来だ。
高層ビルなどは全く見られず、一戸建ての商店や住宅が並んでいる。
その古びた町並みに、しっくりとあった佇まいを見せているのが、そば屋「三勝」である。
正午少し前の店に飛び込むと、雨降りのせいか、店は空いていた。
この店は入り口が前後二カ所あって、常連は裏口から来ることが多い。
昭和を回顧させる店は、中の飾り付けもしゃれていて、昔風の端正なものだ。
さっそく、年代物の木製一枚板テーブルに座って、メニューを見る。
といっても注文は「支那そば」(550円)に決めていて、実はこれしか食べたことはない。
さっそく年輩の女性が、お冷やと焙じ茶を出してくれる。
「カサはこちらへお預かりします」
そうだった、入り口横にカサ入れがあったのに気が付かなかった。
丁寧な言い回しにも人情の暖かみを感じさせる。
入り口の引き戸の裏側には、閉店を告げる張り紙が痛々しい。
その文字が達筆で、思わず見とれてしまった。
店の中の表示書きもみな、和紙に毛筆で鮮やかに書いてある。
お店の傍らにはカメラマンらしき方が一人いて、なにやら閉店の話をしている。
(これは閉店をテレビ局が取材なのか?)
さて、ラーメンが出てきた。
そば屋らしい丸っこい丼に、こじんまりとした優しい佇まいだ。
さっそく麺を一口いただく。
うん、好みの細麺ストレートは、腰もしっかりしている。
具は、小ぶりのチャーシュー2枚に、甘めの味付けがよいメンマ、そば屋に欠かせないナルト。
丼に口を付けて、熱々のスープをすする。
醤油の味が全面に出た和風味は、ほんのり甘みもあって、さすがにそば屋のラーメン。
脂っ気はほとんど無いのに、コクのある出汁が心地よい。
じっくりと味わいながら、最後の1杯を空にした。
この味があと5日で終わってしまうとは、実に残念だが、これも時代の流れなのか。
長年ご苦労様でした。
2007.06.22 Friday
和民で一人飲み
和民で一人飲み
たこ八が満員だったので、さてどこへ行こうかと迷った。
たまには新規の店でもと、あれこれ算段はしているのだが、なかなかに一人で飛び込むのは勇気がいるものだ。
久しぶりに「時歩」にでも行こうかと思ったが、残念今日は定休日。
結局無難なところで「和民」御幸町店へと向かう。
9時前の店はそこそこの混み具合。
週末になると待ち客が行列するほどだったが、今日は空いているようだ。
一人だと告げると、並びの端にある2人掛けのテーブル席に案内された。
(しまった、禁煙席と言えば良かったか)
幸いに煙を吐くヤツは少なく、むせることはなかった。
さてとメニューをめくるも、最近は魅力のあるつまみが見つけにくくなった。
「島らっきょう」は以前30分も掛かったので、パス。
「瓶ビール下さい」
「大と中があります」
「(生じゃないんだよ)瓶ビール」
「大と中があるんですが」
「(ああそうか)大瓶」
マニュアルなんだから仕方がないのかもしれないが、こういう時は一言
「大瓶でよろしいでしょうか?」
そう言えばよろしい。
「有機前菜」(262円)が出てきた。
小鉢にほんの僅かのマカロニサラダ。
冷蔵庫の移り香が、何ともなくもの悲しい。
この前菜は、断ることもできるらしいが、場所代なので無理は言いません。
おつまみの値段を見て感じたのは、税込み299円、399円、499円という狙った値段が多いと言うことだ。
一昔前のスーパーじゃないんだから、そうまでする意味があるんだろうか。
悩んだ末に「いかの漁師焼」(499円)にする。
さっそくテーブルに卓上こんろを出す。
一人用の小鍋が乗せられて、火を付ける。
中身はイカに豆腐、白ネギにニラ。
これを味噌仕立ての汁で煮込んでゆく。
上には一味唐辛子がどっさり掛けられていた。
煮立ってきたので、熱々を食す。
それなりに美味しいが、真夏に鍋というのも、選択ミスだったか。
瓶ビールをお代わりして、次のつまみは「出汁巻き玉子焼」(299円)
このところ気に入っていて、毎回のように頼んでいるものだ。
ほっこりしていて良い焼き加減、味付けも申し分ない。
最近はこういうさっぱりとしたつまみが一番良いと思うようになった。
おや、「ミニラーメン」がある。
少し迷ったが、やはりパスしておく。
しかし次は絶対に食べてやるぞ。
でも、チェーン店の居酒屋ラーメンと馬鹿にしていて、それが意外に旨かったりすると、困ったもんだ。
店員は若い人ばかりで手際よく動いている。
おそらくは正社員ではなく、バイト主体の構成なんだろう。
「和民」の社長は介護福祉にも手を伸ばしているようなので、できれば中高年の方も混ぜていただければよいのにと思う。
でもけっこうハードな業務なのかもしれない。
1時間余りで切り上げて、お会計は2千円余り。
やっぱりたこ八の方が安いのは、つまみのせいかな。
2007.06.21 Thursday
金泉軒@桃園町
金泉軒@桃園町
知られざる名店を探すシリーズ、その1
突然始まったこのタイトルですが、思い立って静岡市内の無名店(失礼)を探ることにしました。
ラーメン店の参考になる本といえば、「静岡激うまラーメン」「はなまるナビ」「ぐるぐるマップ」「クサデカ本」などなどあります。
私なんかもだいたいそんな本で下調べして出かけるわけなんですが、だいたい行き尽くしました。
ところが良くしたもので、まだまだ知らなかったお店があります。
で、これが意外に旨かったりするんですね。
特に自分で発見した時なんかは、嬉しいかぎりです。
そんな「知られざる名店」
誰か教えてくれないかなあ。
さて今回は桃園町の 「金泉軒」を尋ねてみました。
実は、本来用宗に遠征するつもりだったんですが、桃園町までいったところで力尽きました。
でもそれで正解だったようです。
いまだにお尻が痛い。
さて、このお店、なんか商売っ気が無いんです。
店前のサンプルもホコリを被っていて、お世辞にも旨そうに見えないし。
お店の中も雑然としていて、メニューも素っ気ない。
1時前の店内は二人連れと一人客がのんびりとお食事中。
「お冷やはセルフサービス」と書いてあるが、暇なのか店主がおしぼりと共に持ってきてくれました。
「ラーメン」(580円)を注文する。
昼時の「半チャンラーメンセット」もあるようだが、ここはストレートに行く。
一人客がお会計をする。
「××、ギョウザ、チャーハンで、千××円です」
意外と高い金額にビックリする。
私なんかお昼に千円以上使うことなんか、まず無いですからね。
その後で二人連れもお会計したが、これも三千円弱でした。
みんなあれこれ頼むんですね。
さて、注文のラーメンが出てくる。
昔ながらの支那そば風だ。
この店は全て「手打ち麺」を使っていると、メニューに書いてある。
これがストレートの細麺で、私好みですね。
具は大ぶりのチャーシューが2枚で、これは嬉しい。
お後はメンマで、この味付けもいい感じです。
スープはさっぱりの昭和風支那そば。
たまにこんなラーメンが欲しくなるんですねえ。
はるばる自転車漕いできた甲斐があるってモンだ。
でも帰り道はしんどかったなあ。
2007.06.20 Wednesday
珍龍@呉服町
珍龍にリベンジ
前回余りに飲み過ぎていて、名物の「タンメン」を逃してしまった、呉服町の珍龍。
まあその時は勘弁してやったが、そう何時までもデカい顔させて、置いとくわけには行かない。
今回必殺の意気込みでリベンジに出かけたのであった。
そんなわけで(どんな訳だい)「たこ八」をほろ酔い加減で退出し、珍龍へと向かう。
午後7時の店内は、まだまだ閑散としている。
広い店だが、カウンターに一人客が2名と、テーブルに女性の二人連れが一組のみ。
入り口でおねえさんに「タンメン」と告げると
「細いの?太いの?」
思わず
「すいません、標準で」と言いかけたが、そこは私も紳士ですから
「太いの」
いえいえ、決して見栄を張ったわけではありません。
ここは「タンメン」の麺が「太いの」と「細いの」で選べるのですね。
ちなみに「タンメン」は680円、「細タンメン」は730円で、何故か細い方が高くなっている。
前払いで支払いを済ませると、調理場に向かって
「野菜そば一丁」
どうも正式名称は「野菜そば」なんだそうな。
お客が疎らなせいか、食券のたぐいは無し。
カウンターに座り、調理人を見守る。
今厨房にいるのは、昔からずっと鍋をふるっているHさん一人。
これが書き入れ時の深夜になると、3人でフル回転になるのだが、今は一人でも左うちわだ。
慣れた手さばきで野菜を炒め、調味料を加えて捌いて行く。
あっという間に、麺が完成。
カウンター越しに出された丼は、見事な野菜大盛りだ。
さっそくワシワシといただく。
キャベツにモヤシ、人参にニラにキクラゲ、後はなんだか分からない。
このシャキシャキッとした野菜が最高。
豚コマもごろごろ入っていて、何となくリッチな気分。
野菜をかき分けると、独特の平打ちストレートな太麺が顔を出す。
このスープだが、あれやこれやの出汁が混在していてまた旨いこと旨いこと。
こればかりはラーメンでは味わえないものだ。
途中で少しばかり飽きてくると、丼にラー油と酢を入れて味の変化を楽しむ。
これは昔漫画家の故谷岡ヤスジ氏が雑誌に書いていた食べ方だ。
ラー油がピリッと利いて、また味が新鮮になる。
最後の一口まで、一気呵成に食べてしまった。
食べ終えてふと横を見ると、暇をもてあましたHさんがカウンターの端に来ていた。
仕事の合間の一休みか、一生懸命虫眼鏡でスポーツ新聞を読んでいた。
皺くれだった手に、「珍龍」名物タンメンの歴史が浮き出ている。
「珍龍」の本格タンメン、美味しいですよ。
2007.06.19 Tuesday
フロマージュ・ミナミ
フロマージュ・ミナミ
(たぶん)静岡初のチーズショップである。
この店6月17日に新規オープンしたばかり。
土曜日のプレオープンと、日曜日の当日はもの凄い混みようだったという。
混雑大嫌いな私は、ほとぼりが冷めた(ほんとに冷めちまってはいけませんが)昨日の月曜日に、こっそりと尋ねてきました。
お店の全面はチーズがどっさり盛られています。
どれもこれも、非常に個性的で、なかなかお目にはかかれない珍品ばかり。
あれこれと味見させていただきました。
残念ながら、皆見さんは不在でしたが、若い美人の店員さんが親切に応対してくれました。
店の後半半分は、チーズとワインが楽しめる「ワインバー」
お店ではなんとパンも焼いています。
色々と目移りしたあげく、
「ラムクリームGRO」というラムレーズンの入った物に
「マンダラ モッツアレラ ブッファラ ボコン」という、まあ舌を噛みそうに長い名前のチーズを買ってきました。
これはゴルフボールぐらいの丸い形をしていて、美味でした。
今度は日本酒に合うチーズを聞いてみようかしらん。
2007.06.18 Monday
寛容さということ
「美味しいお店しか行かないんですか?」
と良く聞かれます。
いえ、外れの店も結構ありますよ。
かつてあった本当の出来事では
冷や麦のつけ汁が「麦茶」だった、とか。
塩ラーメンのはずが、タレの味がせず(塩気がない)
卓上の醤油を掛け回してようやく食べられる味になった。
メンマが堅くてかみ切れず、ほとんど竹だった。
丼が汚れていて、ウラにはべっとりとホコリが付いていた。
たて込んでいたので、麺の湯切りもせずにそのまま丼に入れて、出してきた。
などなど細かいことを言えば、数限りないです。
さすがにひどい時は文句を付けます。
サービスの不備について、客はクレームを付ける権利があります。
更に「味」に関して言えば、文句は尽きません。
でも「不味い」と書いたことはありませんし、これからもないと思います。
(そんなことはないと言う方も、いらっしゃいますが)
それは何故かと言うと、私自身自分の舌をあまり信頼していないからです。
体調や環境によって、旨い不味いは大きく影響を受けます。
料理人さんが一生懸命作ってくださった物に対して、たった1回だけ食べたシロウトが「不味い」とか「出汁が利いてない」「麺がふにゃふにゃだ」と言えるでしょうか。
100杯作ったうちの、僅か1杯だけのブレかもしれませんし、食べた本人の一方的な感想ということもありえます。
ひょっとすると、5歳の娘が昨晩から熱を出して、それを心配していたとか。
どうやら胃の弱そうなお客さんを見て、気配りでわざと柔らかめにあげたのかもしれません。
じゃあ、どうするのかというと、私の場合ほんとに不味いと思ったら、もう一度食べに行きます。
それで、間違いなく同じ不味さだったら、
ガッツポーズです!
(やはり自分は間違っていなかったんだ)
そう思って満足します。
そうして「自信を持って」不味いと言える店ができたら、信頼できる人に
「ぜひ、食べに行ってくれ」とお頼みします。
同じ感情を共有したいんですが、悲しいかな、誰も行ってくれません。
私の言い方が悪いんでしょうかね。
「この店は絶対に不味いから、どうか試してみてくれ」
「よし、絶対行くよ」
こんな返事にかぎって、それっきりです。
良くしたもので、その類の店はだいたい無くなってしまうようです。
これからも「不味い店」をブログに書くことは無いと思います。
さて、誰でも勘違いというものはあります。
今日はこんなお話しを。
あるイギリス人の紳士(A氏としておきます)が、売店で新聞と一袋のビスケットを買った。
テラスのテーブルにそれを置き、考え事をしていると、隣に一人の紳士が座った。
紳士は新聞紙の上のビスケット袋を手に取ると、当然のようにそれを開け、中身をむしゃむしゃと食べ始めた。
むっとしたA氏だが、そこはジェントルマン、負けじとばかりに自分も袋に手を突っ込み、ビスケットを食べる。
相手は顔色も変えずに、堂々と食べ続ける。
二人が争って食べたので、すぐに袋は空になってしまった。
苦笑いをした紳士は、空袋を丸めてゴミ箱に投げ入れ、立ち去っていった。
憤懣やるかたないA氏が、(そうだ新聞を読もう)と、それを手に取ると
新聞紙の下から、なんと手つかずのビスケット袋が出てきた。
あの紳士が食べていたのは、彼が購入した別の袋だったのだ。
たまたま寛容なジェントルマンが二人いたため、トラブルにならなかったというわけだ。
いやはや、イギリス人は紳士ですなあ。
2007.06.16 Saturday
メガテリヤキに挑戦
昨夜は仕事帰りに「たこ八」を覗くも満員。
顔なじみの一人もいれば、割り込もうと思っていたが、見当たらず。
最近はなかなかに繁盛しているので嬉しいかぎりだ。
それでは晩酌にしようと気が変わって、ふと思い出した。
自転車を引き返して、呉服町のマクドナルドへ向かう。
今うわさの「メガマック第2弾」が食べてみたくなったのだ。
8時45分のマクドはけっこう混んでいた。
テイクアウトからお召し上がりまで、さすがに私以外は100%若者だ。
レジの3番目に並んで順番を待つ。
見ると半分は「メガテリヤキ」 を注文しているのだ。
いや、人気なんですねえ。
以前の「メガマック」では、売り切れということもあったようだが、今回は大丈夫。
さっそく「メガテリヤキ」2コに「フライドポテトM」1コを頼む。
手渡されたそれは、ずっしり重い。
帰宅後、家族3人で分ける。
(さすがに一人1個は危険な香り)
かなりの厚みがあり、かぶりつくのは大変だ。
そしてお味のほうだが、さすがにテリヤキソースはこってり甘口、でもそれなりにいける。
もちろんお口も手もソースでベタベタになりました。
感想は
「お酒のつまみには、ギリギリセーフ」
と言うか、酒のつまみにハンバーガー食うやつはいないって。
PS 「なめこおろしぶっかけ」 チャレンジされた方より、メールをいただきました。
感想は、やっぱり甘かった、ということです。
ありがとうございました。
2007.06.15 Friday
ちょっと寄り道
ちょっと寄り道
ラーメン屋らしからぬ変わった名前が印象的な店。
以前から気にはなっていたが、機会がなく、ようやくの訪問になった。
11時半開店とのことで、お店に着いたのはぴったり11時31分。
ところがまだ看板が裏返ったままだ。
お店の中はいそいそと開店の準備中で、明かりもついているが、もう少しの辛抱か。
店前で立っているのも侘びしいので、あたりをぐるりとお散歩する。
5分ほど暇を潰すと、ようやく看板が裏返った。
このあたり感じることは、静岡のお店は開店時間にルーズなことが多い。
常連客であれば勝手にさっさと入ってしまうので、問題ないのだが、初めてであればこれはまた入りにくい。
お客さんの出足が悪いのもあるかとは思うが、暖簾や看板は早く出して欲しいなあ。
「いらっしゃいませ」
入り口のドアを開けて中に入る。
カウンターとテーブル席の組み合わせだが、割と広い店だ。
椅子が高めのカウンターは、端の近くに席を取り
「ラーメン(550円)お願いします」
「醤油ラーメンですね」
「はい」
昼時限定で、チャーハンセットなどのランチサービスもあるようだが、今回は基本で。
私が入ると直ぐに、後を追うように年輩の5人組男女がぞろぞろ入ってきた。
服装からして、法事関係で集まった親戚という感じだ。
「冷やし中華5つ」
そうか、もう冷やしの季節なんだな。
そう言えばここは「冷製ラーメン(700円)なんてのがあった。
次回は試してみなければ。
店員は若い女性で、それなりにてきぱきしている。
調理人の店主は金髪で大ぶり、けっこうコワモテのする男だ。
残念ながらここから厨房は見えないが、手さばきを拝見したい衝動に駆られる。
「ラーメン一つ取り消して、蟹玉とライスにして」
料理人泣かせの注文が入った。
幸いにしてまだ茹でる前だったようで、無事変更できたようだ。
親分が怒って鍋を叩き付けるんじゃないかと、多少心配したが、杞憂に終わる。
「醤油ラーメンです」
カウンター越しに綺麗な模様の丼が出てきた。
テーブルの「ラーメン胡椒」を掛けて、まずは麺から。
透き通った中細の縮れ麺で、腰が強い。
適度の弾力で茹で具合は申し分ない。
スープは実に透き通っている。
中華では珍しい透明度だ。
脂は少なくあっさりとした、清湯風のスープになっている。
上置きの具は、分厚いチャーシューが一枚に、メンマ、ノリ。
ノリ2枚が、何となく不思議な佇まいを醸し出している。
薬味の白ネギもたっぷりと入っている。
するするっと完食。
次は、何に寄り道しようかなあ。
2007.06.14 Thursday
びぜん亭@飯田橋
飯田橋「びぜん亭」
JR飯田橋駅を降り、左手の長いだらだら坂を進む。
脇道に入り住宅街の一角、公園のそばに目指す店「びぜん亭」を見つけた。
和風の古びた門構え。入り口を開けると左手にはカウンターと厨房がある。
「五名です」というと、作務衣姿のご主人に
「お二階へどうぞ」と案内される。
正面の狭い階段を上り、二階席へ。テーブルが4席の狭い造りだ。
先客は高校生のグループと、サラリーマン風の二人連れ。
暑い。
冷房はほとんど効いていない。
二席に分かれて腰掛ける。
注文は、「支那そば」500円に「炊き込みご飯」100円の組み合わせ。
階段の脇には昔ながらの、荷物用小型エレベーターがある。
これでラーメンを上げるんでしょうね。
ラーメン持って階段上がるのは危ないからか。
隣の高校生は常連なのか、ラーメンと3人で一皿の餃子。
けっこうラーメン通なのか「九段斑鳩の・・・」とラーメン話で盛り上がっている。
配膳のオバチャン(といっても40代ぐらいか)は江戸っ子で、威勢がいい。
あと片付けの手伝いには礼を言い、動かないお客にはちくりと嫌みをかぶせる。
これが、ご主人の奥さんなんだろうか。
ウイーンと音がして、ラーメンが上がってきた。
小皿に先付けの小梅が一粒。カリカリっとした口直しで、珍しい。
「支那そば」はいかにも老舗を主張する、濃いめの醤油味。
昔風のあっさり目だ。
細麺に軟らかく煮たチャーシュー2枚、味の浸みたメンマ、ホウレン草にノリ。
スープは、脂っ気がないのにコクがある、今時流行りの魚介系を外した、けっこう複雑な味だ。
「炊き込みご飯」は、さくら飯に人参やタケノコ油揚げなどが彩りよく入っている。
薄めの味付けで、ラーメンの合いの手としては、なかなかの役者だ。
K氏は「チャーシューそば」にご飯2杯、煮卵を追加。
いつもながら凄い食欲だ。
「ごちそうさま」
階段を下りて、降り口で一人づつお会計。笑顔が魅力的なご主人である。
蝉時雨が夏の終わりを告げる、昼下がりの飯田橋。
照りつける日差しが眩しい。
(以前訪問した時のものです)
2007.06.13 Wednesday
ピンからキリまで
ピンからキリまで
話題の派遣業者で「登録費」だとかなんとかと言って、ピンハネしているのが問題になっているようだ。
「派遣社員」と言えば只でさえ肩身の狭い立場。
そんなところからも絞り取るなんざ、全く阿漕なまねをするものです。
ところで、このピンハネですが、元々はポルトガル語なんだとか。
16世紀ごろ日本にやってきたポルトガル人。
その時に持ち込んだ遊技用の紙札(日本ではトランプと呼びます)の名前がカルタ。
ポルトガル語の「1」が「ピン」で、最後の「10」が「キリ」(12という説もあり)
そこで「ピンからキリまで」という言葉ができました。
一から十まで、つまり全てと言うこと。
このカルタが花札の元になったらしいのですが、博打に付き物なのが「寺銭」
何時の世でも賭博という物は禁制でして、おおっぴらにはできない。
そんなところをお役人に見つかったら、さっそくご用になってしまう。
そこで取り締まりの手が及ばない、お寺の本堂などを借り切って開場していた。
当然只というわけには行かず、場代を出さねばならない。
良く行われていたのが、勝った方から一割取るというやり方。
勝ち分の一割をはねると言うわけで、「ピンハネ」
たかが一割というなかれ、これがつもりに積もって、ヤクザやさんは大もうけとなる次第です。
思えば日本人、いや悪人は昔から、ピンハネが好きなんでしょうかね。
2007.06.12 Tuesday
豚豚@曲金店
豚豚@曲金店
かつて清閑町にあった「とんとん本店」
赤い豚の絵が向かい合っているマークで、一世を風靡した名店だったが、閉店して久しい。
昔は深夜に営業している店は余り無く、真夜中にお腹が空いた時なぞは、ちょくちょくお世話になったものだ。
とはいえ、しこたま飲んだ帰りに寄るものだから、ついつい飲み直してしまい、結局食べ残したりする。
ある時二人で訪問したのだが、最後にビールが大瓶半分とギョウザが半人前ほど残ってしまった。
あと閉店まで5分と言う時に、どちらを取ったかというと、やっぱり飲んべえはビール。
無理矢理お腹に詰め込んだが、苦しかったことを思い出します。
それはさておき、こちらは漢字の「豚豚」曲金店。
ちょうどカネボウ通りにある交差点直ぐ近くで、交通の便利はよい。
平日のお昼過ぎとあって、お店には男性個人客のみの3人。
カウンターの端に席を取り、メニューをみる。
「ラーメン」(600円)を頼むことにした。
見ていると「半チャンセット」(780円)が大人気で、ほとんどの人がこれを注文している。
他に珍しいメニューでは「サンマーメン」なんてのもあった。
「おまちどおさま」
カウンター前に丼が置かれた。
こじんまりとした昔風の丼で、懐かしい「支那そば」の風貌だ。
スープは十分に熱く、脂っ気を押さえたやや濃いめの味付け。
麺は細麺のストレートで、これは好みのチョイスだ。
具は大ぶりのチャーシュー2枚で、バラとモモが入っていた。
更にメンマ、ナルト、ノリという支那そばの定番。
スープは昔風の中華料理屋の味で、あっさり醤油。
あっさり完食してしまった。
「ごちそうさま」
やはりラーメンは細麺にかぎるなあ。
2007.06.11 Monday
6月度例会
昨夜は6月の例会。
少しばかり遅れての到着は、満員のご盛況だ。
珍しく赤ら顔の「ニセ大杉蓮」 (勝手に名前を付けてます)
聞けば、来週の新規開店に向けてのプレオープンで、昼間から接待酒という。
Mさんがシュバリエとは知らなんだ、ここは景気づけに顔を出さねば。
「酔い覚まししてから飲もうか」
(飲み会で酔いを醒ましてどうする)
酔って気が大きくなったのか、いつもより余計にワインを持ってきた。
(いつもながら感謝してますよ!)
白ワインは甘口と辛口。
辛口ワインがはっきりしているので、飲み比べると甘さがひときわ際だつ。
さすがに全部は飲みきれず、残りはお土産にお持ち帰り。
最近減量が進んできた「D−大久保」(本人の名誉のために敢えて名を伏せる)
せっかく減量したのに、こんなに食べてどうするんだ。
年のせいか皆さん食べる量が少なくなっている気がする。
やはり健康に気を付けなくっちゃね。
(だったら酒飲むなって)
シメのラーメンも、辞退者続出、分け合って2杯で充分というのは寂しいかぎりだ。
終了後、教授(こちらは本物)に誘われて、珍しくカラオケへ。
教授は不思議なことに英語の歌はほとんど歌わない。
(何故不思議なのかは、ヒ・ミ・ツ)
でもリクエストに応えて一曲だけ歌ってくれた。
いつもながら英語の発音がうまい。
(これはウソじゃありません)
(あ、もちろん冗談でもありませんよ)
(ほんとにそうだってば、しつこいなあ)
(まだ疑ってるのかい、いいかげんに怒るよ)
カラオケの合間に日本酒をグビグビいってしまい、さすがに飲み過ぎた。
教授ごちそうさまでした!
2007.06.09 Saturday
ウソをつくサル
ウソをつくサル
ブライアン・キング著
「金貨はどこにあるのかしら?」
と妖精は尋ねた。
「無くしてしまったんだ」
とピノキオはウソをついた。
金貨はポケットの中にある。
そう答えた途端、彼の鼻は少なくとも2インチは伸びた。
「どこで金貨をなくしたの?」
「近くの森のなかで」
この2番目のウソで、鼻は数インチまた伸びた。
訳者前書きによると
人間は誠実な人間だと信じながらも、他人にウソをつくことができるような脳の仕組みになっている、という。
「ウソをつくサル」である人間は平気でウソをつくことで、社会生活を営むことができ、それによって文明を築いた。
そして余り上手にウソをつけないサルよりも進化したのだ。
まだ読んでいる途中なんですが、「ウソ」については考えさせられます。
やむを得ないウソや、自分を守るためのウソ、色々あります。
一度ウソをついてしまうと、それを守るためにまたウソを重ねる。
そしてまた・・・、と言う具合にピノキオの鼻は伸びてゆくのですね。
「ナントカ還元水」もその一つだったんでしょうか。
「ウソをつくな!」
とは申しませんが、余りに重ねると見苦しいものです。
ウソもほどほどがよろしいようですね。
2007.06.08 Friday
たろうずで「ぶっかけ」
たろうずで「ぶっかけ」
静岡市葵区は街中の中心部紺屋町、スクランブル交差点の直ぐ近くにある「麺屋 たろうず」
そこで新製品の期間限定ラーメンが出来たという情報を入手したのだ。
その名も「ぶっかけラーメン」
茹で上げたラーメンに具をあしらい、そこにめんつゆを「ぶっかけて」食すと言うもの。
確かに面白そうではあるが、何となく気が乗らないのも確かだ。
今回はアルコールの勢いも借りて、突入してきました。
日曜9時半の店内は、先客が一人だけと空いていて、まあ入りやすいと言えば入りやすい。
入り口右手の自動券売機で、チケットを買う。
目指すは「月見とろろぶっかけ」(680円)
「ぶっかけ」シリーズは3種類あって、他には「納玉(納豆に玉子)」と「なめこおろし」があった。
たまった小銭を片付けようと、まず財布の中の500円硬貨を入れて、次に80円を投入する。
これで後は100円硬貨一枚、となったところで、100円硬貨がないことに気付く。
(しまった、残りの小銭では100円にならない)
仕方なく返却レバーを下ろしてやり直し。
じゃらじゃらっと硬貨が戻ってくる。
いつの間にか数が増えている。
そうか知らない間に、500円玉を100円玉に両替してしまったのね。
なんて事はない、小銭を増やしただけだ。
硬貨を財布にしまい、千円札を投入する。
ボタンを押すと、食券と共にジャラジャラとお釣りの硬貨のお出ましだ。
これじゃ減らすどころかますます増えてるじゃないか。
まあ後に誰もいないし、人に迷惑は掛けていないからな、と思って奥に進むと、女店員がじっと見ていた。
きっと(なんか変なお客だなあ)と思っているに違いない。
カウンター端の席について、食券を渡す。
「麺は無料で大盛りも出来ますが、どうしますか」
「お願いします」
相変わらず、サービス、只、無料、と言う言葉に弱い私。
まだまだ修行が足りませんなあ。
お冷やをちびちび飲みながら、出来上がりを待つ。
「お待たせしました」
どすんと分厚い丼が前に置かれた。
丸く平たい洗面器状の器で、かなりの重量がありそうだ。
中には茹で上げられたラーメンが暖かいままに乗り、真ん中には「月見とろろ」が鎮座している。
その他の具では、チャーシューが一枚、メンマ、ノリ、鰹節、ネギ、あとはっきりしない。
続いてこれも陶器製の取っ手がついたマグカップで、タレが出てきた。
「これを全部ぶっかけてお召し上がり下さい」
「ハイハイ」(ハイは一回)
タレをぶっかけて、少し迷ったが、意を決して箸で全体をかき混ぜる。
やっぱりとろろはよく混ぜてお召し上がりなさるのが、よろしいように思いますわ。
十分に混ざったところで、麺をすすり込む。
これが意外にいける。
タレはやや甘口で酢も入っているようだ。
中細の麺はけっこうコシがあって、噛み切る時に心地よい。
さすがにとろろの力は大きく、するするっと喉を通過してゆく。
あっという間に完食して、白ゴマの浮いた器だけが残った。
しかしながら、もうお腹は一杯だ。
やっぱり普通盛りにしておけば良かった。
いささかの後悔を後に残して、静かにお店を後にするのでした。
2007.06.07 Thursday
たまにはケンタで
たまにはケンタで
(そう言えば最近ケンタッキーに行っていないなあ)
新聞にクーポンが入っていたので、たまには良いかと、ケンタッキー静岡店に飛び込んでみました。
実は先週金曜日の夜に一度寄ってみたのですが、店員はなんの対応もしてくれず、うろうろしている。
(あれっ、もう終了か)
サービスが悪いなあと腹を立てて帰ったのです。
しかしその後のニュースを見ると、例の「異物混入」で大騒ぎだったとか。
それじゃ少し助けてやろうかと、再入店したのです。
昔々学生だった頃は「ケンタッキーフライドチキン」は大のお御馳走でした。
週末のちょっとのんびりしたい晩には、帰り道でケンタッキーに寄り、確か「ディナー」と呼ばれていたセットを買います。
それに合わせて酒屋で瓶ビールを2本。
下宿に帰って、テレビを見ながらのんびりと晩酌です。
セットはチキンが2本だったか3本だったかに、フライドポテトとコールスロー。
このコールスローがけっこう気に入っていたのですが、残念なことに少ししかないので、いつも物足りない気持ちでした。
しかしこれもまた適量というものがあり、普通サイズで別途購入すると、何故か飽きてしまう。
セットを完食すると、ビール2本と相まって満腹になりました。
思えば慎ましい贅沢だったなあ。
さて、今回は初めて購入した「レッドホットチキン」と「海老カツ・ツイスター」の二品です。
まあそれなりに美味しくいただきましたが、昔の印象に比べるといささか割高になった感じは否めません。
やっぱりスタンダードの「フライドチキン」が一番かな。
久しぶりのメニューを見ると、あのセットはもう無くなっていました。
そういえばケンタッキーのチキンはすべて契約しての飼育だそうですが、解体した後のレバーとか砂肝はどうするんでしょうか。
「ケンタッキー・フライド砂肝」なんてけっこういけるんじゃないかな。
2007.06.06 Wednesday
おだっ喰い
おだっ喰い
静岡市葵区は常盤町にある居酒屋。
良くおじゃまする「青葉横丁」の外れにあり、ただ1軒、2階にあるお店だ。
本日の2軒目はここに決め、鉄骨の階段を上がる。
「いらっしゃいませ」
若い女性の店員さんが迎えてくれる。
今時珍しい、作務衣風の仕事着で、きびきびとしているところが良い。
先客はなく、靴を脱いで、一番奥の窓際に席を取る。
こういう掘り炬燵形式の造りは、ゆったりとしていて居心地が良いものだ。
さらには窓が広くなっていて、夕暮れの昭和通りが眼下に見渡せる。
暮れなずむ町並みを見下ろしながら酌み交わす酒の味は、また格別な物がある。
ここでは、はなからお酒をいただく事にした。
私はもちろん「磯自慢」をぬる燗で。
出てきた容器がまたしゃれている徳利だ。
見ての第一声は「でかっ」
二重の構造になっていて、内部にお湯が入っているので、燗が冷めない。
注ぐ時には内側だけを持ち上げてお猪口に注ぐのだ。
友人の徳利と比較してみる。
まずはお通しが出される。
この3品がそれぞれいい感じなのだ。
まずは「もずく」だが、細い上級品で、酢の利き加減も良い。
次は「しらすおろし」で、地元の柔らかなしらすを、きちんと使っている。
最後が酔っていて忘れたのだが、ゼンマイと牛挽肉の炒め、のような感じだった。
(最近よく記憶が飛びますので、違っていたらご免なさい)
この味付けが程良い甘辛さで、いやあいいアテになりますわ。
つまみには「白レバーの甘辛煮」や「ポテトの牛肉巻き」というしゃれた品を選んだ。
喉が渇いたので、最後に瓶ビールで潤してお開きに、と。
「デザートがサービスになります」
「プリンとシャーベットをお選び下さい」
さすがは今時の居酒屋、デザートが無料で付くのか。
なんか得した気分だなあ。
お会計は3人で、6千円ちょっと。
のんびりとくつろぐには良い店ですね。
2007.06.05 Tuesday
赤から@静岡青葉通り店
赤から@静岡青葉通り店
「名古屋赤味噌」を看板に揚げるお店である。
以前から気になっていたのだが、さすがに一人では入る気分になれず、今回仲間と連れだっての新規ご入店だ。
青葉通り沿いのビル2階にある割と広い店だ。
日曜5時20分のお店は入り口には誰もいず、奥の店員に声を掛ける。
4人掛けのテーブル席に着き、まずはメニューを見る。
取りあえずの「中生ビール」で乾杯。
ここの看板は「赤から鍋」(950円)という激辛のみそ味鍋だ。
まずはそいつを2人前とするが、さて、辛さはどうしようか。
この鍋は10段階の辛さが選べるのだという。
一番ソフトなのが「赤1番」で「ちょい辛」
「赤3番」が「中辛」で、「赤5番」なら「大辛」
「赤8番」になると「特辛」で、究極の「赤10番」は文字通りの「激辛」と書いてある。
店員に聞いてみると
「辛くて甘いので、辛口好みの人は抑えめでは甘いかもしれません」
「辛いのが大丈夫なら、5番あたりでもよろしいでしょう」
それなら5番で行ってみよう。
テーブルにある卓上こんろに鍋が置かれ、火が付けられる。
他には「手羽先唐揚げ」(420円)「味噌串カツ」(480円)を注文した。
まず「手羽先唐揚げ」だが、割と小ぶりなもので6,7本、味付けは普通の塩味。
特に名古屋らしさはないようだ。
続いて出てきた「味噌串カツ」は少々不満が残る。
案外に薄く、これが2本で480円は割高だ。
味はかなり甘い。これが名古屋の甘味噌味なのだろうか。
肉も堅くてこれは味噌の味を楽しむための物か。
お酒のお代わりは、やっぱり「燗酒」を定番のぬる燗で頼む。
さて、メインの「赤から鍋」が出来上がってきた。
山盛りだった野菜がしんなりしてきて、味噌の甘い香りが立ちこめてくる。
さっそく小鉢に取り、スープも合わせていただく。
味付けはやっぱり甘い、しかし、甘いけれども辛い辛い。
さすがは5番の「大辛」は伊達じゃない。
じんわりと汗が噴き出してくるのだ。
中の具は、大きめに切った油揚げ、豆腐、鶏つくねダンゴ、豚肉、ホルモン、ネギ、白菜などなどの盛りだくさん。
旨い、旨いけれども辛い。
あっという間に空になる鍋。
追加で、「牛ホルモン」と「ニラ」をオーダーして鍋に放り込む。
これもしっかり完食してしまった。
隣の席では酔客が「唐揚げ一人前」とオーダーしている。
店員が確認して
「若鶏の唐揚げ一人前ですね」と返すと
「なんだここは、若くない鶏もあるのかよ、じゃババ鶏持ってくるかあ」
場違いな因縁をふっかけている。
実は「軟骨の唐揚げ」なんてのもあるんで、確認してるんですがね。
さあ最後のシメだ。
ラーメンセット(350円)を頼むと、鍋に麺を入れて、上に生卵を落とす。
これがひと煮えしたらもう出来上がり。
3人で分けると、一口分でしたが、余り食べると後が怖い。
(実は翌朝、酷いことになりました)
一割引のクーポンでお会計は、6700円余りとお手ごろ価格の一席でした。
どうもごちそうさま。
次回は新メニューの「赤から鉄板焼き」を食べて見ようか。
前回の回答です。
問い1 C
問い2 B
問い3 B
2007.06.04 Monday
宇宙旅行
クイズ 宇宙旅行
中冨信夫 著
宇宙工学アナリスト 中冨信夫さんの集めた「宇宙旅行」に関する雑学、いや知識を集約した本である。
この「宇宙旅行」というやつは、当たり前だが、決して簡単なものではない。
冒頭から驚かされるのだが、1969年7月に3人の宇宙飛行士を月に送った、宇宙ロケット「サターン5型」
今更ながら考えてみると、なんともう40年弱前のことなんだ。
ロケットの信頼度は99.9999%なのだが、月着陸船や司令船を組み合わせた信頼度はと言うと僅か65%でしかない。
したがって、月面に降り立った宇宙飛行士が何らかの事故で帰還不能となったときに備える、「マニュアル」が存在していたのだ。
まさに死と隣り合わせの作業だったわけで、結果オーライとはいえ、アメリカは凄い国ですね。
本文からいくつかのクエスチョンを選んでみました。
問い1
スペースシャトル・オービターの電源は何か?
A 太陽電池で発電する。
B 太陽光を集熱して、熱交換機で発電している。
C 燃料電池で発電。
D 予備を含めて、蓄電池を搭載。
E 小型の原子炉を用いている。
問い2
同じ軌道上の宇宙船に追いつくには、どう操縦すれば良いのか?
A 宇宙船の速度を上げる。
B いったん減速する。
C ショートカット機動を取る。
問い3
地球周回軌道上のスペースシャトル・オービターが、常にペイロード・ベイのドアを開け放っているのは何故か?
A ドア内側に取り付けた太陽電池で発電している。
B ドア内部にラジエターが装備されていて放熱している。
C ドアがアンテナになっていて、地上との交信に使われている。
答えは明日掲載します。
まだまだ人類の技術は未熟なんですなあ。
2007.06.01 Friday
お言葉ですが
お言葉ですが・・・ 第11巻
高島俊男著
週刊文春に掲載されていたエッセイ集で 、この巻が最終回になってしまった。
実は「週刊文春」に掲載されていた物はあまり読んでいず、大部分は単行本として読みました。
高島さんはさすがに中国文学専攻らしく、漢字に関する話題が豊富で勉強になります。
これまでの回でほんとに多くの知識を教えていただきました。
このシリーズは第1巻から読み始めてついに11冊目。
残念ながら続きはもう無いようです。
作者は「突然の打ち切り」と書いていますが、今回の分をざっと見てみると、正直な話今までの分よりも少々偏屈である。
本来このエッセイは「小言幸兵衛」的な側面があり、さりげなく通り過ぎていく言葉の、隅っこをつついて宝物を掘り当てるのが面白みになっている。
それが、高島センセイちょっと偏屈になりすぎたようだ。
色々な文章などを取り上げては、いつも正論でぶっ飛ばしているのだが、これも過ぎると考え物になる。
週刊誌の連載だから、やはり読者の支持がないときびしいのだろう。
ファンである読者の皆さんも、常々心配していたと思います。
言葉に対する取り扱いが軽薄化している現代、先生のような存在は実に貴重だと言わざるをえません。
長年の連載お疲れさまでした。
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