2010.03.31 Wednesday
リータンタンカフェ@セントラルスクエア
リータンタンカフェ@セントラルスクエア
静岡市駿河区のセントラルスクエア、3月8日にオープンした新しいお店です。
何でも札幌の有名な中華料理店の総料理長が監修したという本格中華が楽しめるそうです。
今日はそこの看板メニューである「札幌味噌ラーメン(880円)」をいただきにまいりました。
平日の11時20分、もちろんまだ賑わう時間帯ではありませんからのんびりしています。
自転車を駐輪場に置いて、グルメ館の方に向かいます。
入り口を入ってエスカレーターで二階に上り、お店を探すとすぐに見つかりました。
ここはグルメ館という名の通りに飲食店が並んでいて、開店時刻はすべて11時です。
もう20分ほど過ぎていますが、どこも閑散としていてお店の方も暇そうですね。
さっそくお店に入ることにします。
入り口をすぎましたが声が掛かりません。
入り口すぐ右手のテーブルでは、男性の店員がなにやら書き物をしています。
正面に女性店員がいたので
「いいですか?」
と尋ねるとようやく
「あ、いらっしゃいませ」
ご挨拶を返してくれました。
30席はあろうかという広いお店で、すべてテーブル席になっています。
ただ一人の客である私は窓際の二人掛け席に座りました。
ここから外を歩いてゆく人たちがよく見えます。
定番のお冷やとおしぼりが出てきて、店員さんが分厚いメニューを持ってきてくれましたが、もちろん注文はかねて決めていた「札幌味噌ラーメン」です。
平日でお昼前ということももあってか、お客さんの流れはまだ少ないようで店員さんも手持ち無沙汰です。
これが暇な居酒屋さんですと、お店の前に出て客引きをするということにもなるんですが、料理店ではのんびり構えていることになります。
とはいえ5分も掛からずに札幌味噌ラーメンが出てきました。
スッキリとした白磁の器にこってりとした味噌味のスープが映えますね。
具は、四角に切ったチャーシューが一枚で、これはほのかに八角の香りがする本格的なものです。
続いてはモヤシに長ネギ、味玉が半分にコーン、今どき珍しいバターまで乗っています。
お盆の後ろ側には「七味唐辛子」が付いていて、好みでそれを掛けていただくようです。
私は小さな匙に三杯山盛りです。
麺は札幌らしい黄色い中太の縮れ麺で、ほどよいウェーブがかかっています。
腰があって良い感じの茹で上がりですね。
とはいえやはり一番はスープでしょうか。
コクのある味噌の風味がたまりませんね。
「味噌ラーメン」といってもあまり味噌の風味を前に出していないラーメンが多いですが、これはもう全面に味噌を主張しています。
その味噌がなかなか良いんですね。
溶けだしたバターのコクもスープの味を深めてくれます。
難を言えば少し塩気が濃いぐらいですが、寒い地方のラーメンですからそれは当たり前でもあります。
ところで具の中では意外にも「コーン」が良かったです。
ラーメンの具でコーンを褒めたのはたぶん生まれて初めてではないでしょうか。
よくあるふにゃふにゃのコーンではなく、しっかりと一粒一粒に歯応えがあり、噛むとじんわりと甘みが滲んでくるコーンでした。
こういう細かいところに気を遣っているのは新鮮でした。
もちろんチャーシューも厚めで美味しかったし、味玉半分もしっかり味が浸みていて良かったんです。
しかしコーンに負けてしまうとは思いもよらなかったでしょうに、残念。
結局私が食べ終わるまで他のお客さんは入ってこず、そのままお勘定をしました。
先ほどの男性店員さんはまだ書き物の真っ最中でした。
いくら暇とは言え、外から見える場所ですることもないんだろうと感じましたが、たぶん大切なお仕事だったんでしょう。
実は「200円引き」のクーポンがあったので、お支払いは680円で済みました。
このお値段ならお値打ちと言えますね。
このお店はラーメン店ではなく、甘味がメインのようですが、この札幌味噌ラーメンは本格派でした。
ランチタイムサービスで「小ライスとお新香」あたりを付けてくれたら、人気が出るんじゃないかなあ。
2010.03.30 Tuesday
雹が降った
雹が降った
やけに空が暗いなあと思っていたら、雨が降ってきました。
ところがいつもと様子が違う。
屋根を打つ雨音が普段よりも大きいようだ。
いや大きいなんてもんじゃない、ダンダンダンと激しく鳴り始めた。
窓から外を見ると、これはあられですね。
道路に落ちてもしばらくは溶けずにアスファルトの上を跳ねています。
(珍しいなあ)と思っていましたがしばらく経っても止む様子はない。
いやそれ以上に激しく降り始めた。
降り始めてから20分ほども勢いは変わらず、吹きだまりには白く見えるところすらある。
気温も下がって、まるで真冬になったようだ。
今年は本当に異変が多かったですがこれもその一面かな。
次第に大きく成長してきて、すでにあられというよりも雹の方がふさわしいです。
ちなみに、調べてみますと。
霰(あられ)は、雲から降る直径5mm未満の氷の粒のこと。
5mm以上のものは雹(ひょう)と呼ばれ、分類上異なる。
ということだそうです。
降り終わってから、積もった様子を写真に撮ってみました。
でも気温が高くなってきたので、20分もするとすっかり溶けてしまいましたが、こういう事もありますね。
2010.03.29 Monday
いいぞ城島
いいぞ城島
「待ちに待った」、という事は最近数年ありませんが、プロ野球の開幕です。
今年の前評判は巨人がダントツで、まあ面白くないこと甚だしいですな。
やる前から結果が分かっているようなものですから、これだけ差が付くと盛り上がりもありません。
とはいうもののそこは長年のファンですから、密かに応援しています。
いや隠すこともないか。
我がタイガースですが、珍しく上々の滑り出しです。
何といっても城島の活躍が素晴らしい。
勝っている時は何でも良く見えるんですが、それを割り引いても大合格です。
この勢いで、とりあえずはAクラスを目指してもらいたいなあと謙虚に願っています。
何しろ去年はスタートから沈みっぱなしで、何にも見せ場がなかったですから、それに比べれば上々と言えます。
残念ながら三連勝はできませんでしたが、それは贅沢と言うもの。
寅年でもありますし、去年よりは良くなっている感じですね。
まだまだ先は長い、というか始まったばかりですが、頑張ってもらいたいものです。
ところで前回の回答です。
正解は 「E」と「4」の2枚のカードを裏返す です。
解説は「命題と対偶」の関係です。
命題 「PならばQである」に対して、「QでないならばPではない」を対偶と呼びます。
本命題と対偶は同じものになります。
同じ内容を否定の形で書いたものと考えてもかまいません。
命題は「母音」ならば「偶数」ですから、この対偶を取ります。
対偶は「偶数でない」ならば「母音でない」となります。
これは「奇数」ならば「子音」と同じ内容ですから、「奇数のカードの裏は子音である」という命題と同じになります。
結局、「母音の裏側が偶数」であることを確認するために「E」のカード。
「奇数の裏側が子音」であることを確認するために「7」のカードを裏返せば十分です。
もちろんそれ以外のカードの裏側がどうなっていようと、命題には関係ありません。
2010.03.27 Saturday
四枚カード問題
4枚カード問題
4枚のカードがあります。
それぞれのカードには、片側にはアルファベットが一文字、反対側には数字が書かれています。
つまり1枚目のカード「E」の裏には数字が、3枚目のカード「4」の裏にはアルファベットが書かれています。
これらのカードには規則があります。
その規則は
「あるカードの片面に母音が書かれていたら、裏面には偶数が書かれている」
というものです。
そこで問題です。
この真偽を調べるにはどのカードを裏返したらいいのでしょうか。
ただし、「必要最小限の枚数」でなくてはいけません。
「全部ひっくり返す」なら誰でも分かりますからね。
さて、あなたならどのカードを裏返しますか?
4枚のカードは左から E K 4 7 です。
一枚?二枚?それとも三枚?
2010.03.26 Friday
たこ八@類さんから
たこ八@類さんから
さて、「2時間飲み放題」でだいぶアルコールを摂取しましたから、少し落ち着いて飲みましょうか。
そんなわけで向かったのはもちろん、「たこ八」さんです。
「こんばんは」
いつものように引き戸を開けてお店に入りますが、さすがに今日は祝日とあって空いています。
お休みなので常連さんも寄らず、のんびりとした雰囲気ですね。
席に座って、まずはビールで乾杯します。
カキのシーズンもそろそろ終わりだそうで、残念ながらカキは食べられませんでしたが、代わりに鰯の天ぷらですね。
私はさっぱりと、「冷やしトマト」です。
こんなつまみが飲兵衛には好まれるんですが、無駄だと思っても栄養補給したいという意識がどこかにあるんですね。
それならお酒の量を控えれば良いだけのことなんですが、それができないと言うジレンマに合わせてこんなつまみが出てくるわけです。
シジミのみそ汁なんてのもこのたぐいですね。
これはたまたま写真に撮った、ある物のフライですね。
鰹節が掛かってるところが不可思議だったんで、思わず撮ってしまいました。
まあ、食べ方は人好きずきですからかまいません。
フライ物の食べ方も人様ざまで面白いですね。
大多数は据え付けのソースのバットにじゃぶんと付けていただきますが、醤油で召し上がるかたもいます。
面白いのは、「味噌だれ」で食べる方です。
おでんに付ける物を借用して食べるんですが、ここでしかできない食べ方です。
同じ揚げ物でも「天ぷら系」ですと醤油がほとんどです。
でも私なんかは、「シシトウの天ぷら」にソースを掛けていただいたりします。
「鰯の天ぷら」にソースを掛ける方もたまにいますしね。
少し上品に、塩で食べる方もいますが、居酒屋には似合いませんね。
ところで、オカアサンがこんな物を見せてくれました。
ご存じ「吉田類」さんの新刊本だそうです。
何でも 類さんがそのうちにまた「たこ八」さんに登場するかもしれないと言うことです。
「その時にはよろしくお願いしますね」
と、ご挨拶代わりに送ってきたとか。
実に義理堅い方ですね。
また類さんに会えるかと思うとドキドキしますが、これは運任せです。
仕事の無い日だと良いんですが、楽しみだなあ。
2010.03.25 Thursday
魚彩@飲み放題
魚彩@飲み放題
私の好きな言葉です。
「サービス、無料、飲み放題」
そんな文句にはつい敏感に反応してしまいます。
まあ世の中そんなに甘い話はありませんけどね。
それはとある日のこと。
何気なく見上げた看板は、何回か訪れたことのある「魚彩」さんです。
じつはこのビルにはいわく因縁があるんですが、それはさておき。
前に進みますと、あれあれ何か張り紙がしてありますね。
この赤い文字は100メートル先からも目に付きそうです。
さらに近寄ってみましょうか。
「3月の土・日・祝 飲み放題980円」
何と2時間で、生ビールもOKだと書いてあります。
これには弱いですねえ。
あれ、そういえば今日は振り替え休日で祝日ですね。
こんなめったにないチャンスを逃すわけには行きません。
さっそくメンバーを募って繰り込むことにしました。
しかし後で調べてみますと、前回このお店に入った時も「飲み放題セール」の時でした。
これではまさに「飲み放題荒らし」と呼ばれても仕方がないです。
まあとにかく入ってみましょうか。
「いらっしゃいませ」
ただいまの時刻は午後5時45分ほどですが、先客はいらっしゃいません。
こんなセールを打ってもお客さんが集まらないとは、不況もここまで来たかという感じです。
テーブル席に案内されて、おしぼりが配られます。
もちろん飲み放題のコースですね。
まずはお通しです。
鶏肉のシチュー風煮込みですね。
まずは無難な味でスタートを切りました。
最初の乾杯は「中生ビール」です。
ジョッキが霜降りですとそれだけでビールが美味しく感じられます。
でも最初のせいか少し冷えすぎのようにも感じました。
素早く出てくるのは「枝豆」です。
やはりビールには枝豆と赤塚不二夫さんも言ってましたしね。
渋く「お新香盛り合わせ」です。
セロリのお新香と赤かぶが新鮮に見えました。
7分で2杯目のお代わりです。
飲み放題でなければ1杯で15分は持つんですが、欲望という名前の魔物がビールを飲み込んでゆきます。
さて、メインのつまみには「ちゃんこ鍋」を2人前いただきました。
しかし変わった鍋の具材ですね。
どこがちゃんこなのか全く分かりませんが、何でも入っています。
ウインナーソーセージやジャガイモに厚揚げという鍋は初めて見た気がします。
グツグツと煮えてきました。
味は薄めの醤油味でしょうか、実はよく分かりませんでした。
取り分けて、七味唐辛子でいただきます。
あっさりとした味付けで、これはこれでありかな。
もう鍋の季節も終わりですね。
3杯目はジントニックですが、まさかジョッキで出てくるとは驚きました。
ほとんどチューハイ気分です。
ライムがちょこんと乗っているところが洋風ですが、もうどうでも良いか。
何しろ飲み放題ですから、アルコールさえ入っていれば満足です。
1時間ほど経って、少しはお腹に入れておこうと、焼きそばを注文です。
これが意外に美味しかったですね。
つまみに焼きそばというのも許せちゃいますね。
でも結局は日本酒に戻ってしまいます。
ぬる燗で3本いただきました。
半分は注いで回りましたから実質消費量は2本ほどですね。
これで5杯ということはもう充分元は取ったようです。
あとは利益を積み上げるだけという、順風満帆コースに突入です。
さっぱりしたものに戻って、またジントニックです。
メニューにはチューハイがないんでこれが一番ですね。
2時間の飲み放題コースですが、オーダーストップもぎりぎりまでOKで良心的でした。
もちろん2時間で追い出されると言うこともありませんが、最後の1杯を飲み干してお開きになりました。
それにしても客足は伸びず、広いお店なんですが団体客がひと組以外はポチポチの入りでした。
おかげでお酒の出かたは早かったですが、飲み放題のお客さんだけで採算が取れるのか心配です。
とはいえお勘定はお一人様2100円ほどですから全くお安いですね。
「ごちそうさまでした」
次の飲み放題、心待ちにしておきます。
2010.03.24 Wednesday
エレベーターにて
エレベーターにて
最近エレベーターに乗っていて気になることがあります。
私は1階から3階まで利用することが多いんですが、時々何人かの方と同時になることがあります。
2階で降りる方はまずいませんから私が先に降りて、乗っている方はそのまま上の階にあがることになります。
その時なんですが、3階のドアが開くと直ぐに、「閉じる」のボタンに手を添えて準備する人がいるんですね。
私が降りるやいなやボタンを押してドアを閉めようというんですが、じっと待たれていると嫌なものです。
一秒でも早く着きたいんだと焦っているのかもしれませんが、それほど急いでいる様子もありません。
意地悪な私は、たまにフェイントを掛けて驚かせたりして楽しんでいますが、ドアの閉まるほんの数秒が待ちきれないというせっかちな方が多いようです。
できれば私が降りてから、おもむろにボタンを押していただきたいものです。
もう一つエレベーターで判断に迷うのが、ドアの閉まり掛けた瞬間です。
エレベーターに向かって歩いていくと目前でドアが閉まってしまうことは良くあります。
そんな時に慌ててすぐにボタンを押しますと、エレベーターが動かずに閉じたドアがまた開く場合があります。
そのまま中に乗り込むんでしょうが、あまり良い感じはしないものですね。
先に乗っている方から見ればコイツのために数秒ほど待たされたというか引き戻されたわけですから、気分はよろしくない。
気まずい雰囲気で降りるのを待つことになります。
時には数人のグループで足の遅い一人を待っている場合があります。
こんな時は乗り場で待っているのが常識ですが、エレベーターの中に入って「開」のボタンをずっと押したままで待っています。
待たされている、何にも関係のない同乗者から見ればまことに迷惑千万です。
これなども注意したいものです。
思い込みで恥をかく場合もあります。
私の場合下りのエレベーターは3階から1階まで乗るんですが、99パーセント1階に直通します。
ところがごくまれに、2階で止まる時もあるんです。
2階から下りに乗る方も当然いらっしゃいますから、文句を付ける筋合いはないんですが、意表を突かれると慌てますね。
ああ1階に着いたと思って出かかった瞬間に誰かが乗り込もうとしている。
それに気付いて
(なんだよ降りる人が優先だろう)
とにらみつけて外に出たところで異変に気が付くわけです。
慌ててまた中に入りますが、気まずいことおびただしいですね。
中には言語道断な輩もいます。
以前ある場所でエレベーターに乗った時の出来事ですが、なにやらタバコ臭いんです。
喫煙所の煙でも紛れ込んだのかと思っていましたが、降りる時に気が付きました。
一人の馬鹿者が火のついたままの煙草を手に持っていたんですね。
とんでもない消防法違反です。
これには驚きましたし腹立たしかったんですが、本人は知らんぷりで煙に巻かれてしまいました。
お互い譲りあって気持ちよく利用したいものですね。
2010.03.23 Tuesday
福助@鍋の続き
福助@鍋の続き
鍋がグツグツと音を立てているところに、遅れてつまみが到着しました。
これは久しぶりにいただく「レバ刺し」です。
注文する時に
「ゴマ油と塩か、ニンニクか」と聞かれましたが、もちろんニンニクです。
飾り付けは綺麗ですが、何となくいや間違いなく物足りないと感じますね。
レバ刺しそのものが上品にお召しあがるものではないと思っているのでそう感じるんでしょうね。
牛レバ刺しの貴重な一切れをじっくりと味わいます。
これはお酒をもう一本追加ですね。
お酒は2合入りの徳利ですが、今日は遅い時間なのでいつもよりもペースはゆっくりめですね。
玄人筋によりますとねぎま鍋はネギを旨く食べるための鍋なんだそうです。
だから鮪はダシを取るだけ。
私もそれに習って、ネギと味の浸みた豆腐を専門にいただいています。
鍋もそろそろ底をつきましたが、こうなるとシメが必要ですね。
鍋と言ったらやっぱり雑炊ですが、あいにく今日はもうご飯が切れてしまったそうです。
ダシのたっぷり出た雑炊が食べたかったんですが、これは仕方がないので代わりにうどんをもらいました。
二人前のうどんを鍋に入れてわしわしといただきます。
素うどんですがスープが美味しいので、これはこれで大満足です。
あっさりとしたうどんもまたシメにふさわしい和風の重鎮ですね。
誰かが野菜が足りないと言うので、前回も注文した野菜サラダが出てきました。
もうシメだって言うのに、まだ食べ足りないんでしょうか。
するとお一人の方がやっぱり名物の「モツ鍋」が食べたかったなあと愚痴をこぼしました。
そんなことを言っても後30分で閉店だし、困りますよね。
「モツ鍋一人前」出てきましたよ。
うどんの後で鍋の追加というのは、何とも食い意地が張ったお客さんだと思われたでしょうね。
薬味のニンニクと唐辛子も全部ぶち込んで、フルパワーで煮込みます。
いい感じで煮えてきました。
熱々のモツ鍋で二回目のシメです。
もちろん「シメの麺」は時間切れで注文できませんでしたが、スープは残らず平らげてしまいました。
そんなこんなで時間はもう11時です。
お店にはもう私たちしかいませんね。
大満足のダブル鍋でした。
2010.03.22 Monday
福助@ねぎま鍋
福助@ねぎま鍋
本日の飲み会は、以前の忘年会で高評価だった「福助」さんです。
友人のリクエストに答えての再訪問になりました。
暖かくなってそろそろ鍋物の季節も終わりですから、これは私も望むところです。
一人鍋もたまには良いですが、やはり大勢で囲む鍋は酒席を盛り上げてくれますからね。
本日のスタートは9時20分からという遅い時間帯でした。
お店の終了時間が気になりますが、それはそれ、意気揚々と自動ドアをくぐります。
この時間帯ですからお店は空いていて、これ幸いと空いている座敷に上がります。
鍋はテーブルよりも畳が似合いますからね。
いつもながらの小鉢のお通しです。
私は「ホタルイカに剥き身」をいただきました。
友人はこんな小鉢を選びましたが、私の苦手なものもあります。
まあ色々あった方が楽しいですね。
生ビールで乾杯です。
一口で三分の一ほども飲んじゃいました。
このお店は店員さんがきちっとしていて気持ちが良いです。
聞けばしっかりと答えてくれるし、何しろ背筋がピンと伸びています。
さて、メインの鍋をどうしようかで議論沸騰です。
前回は名物の「静岡モツ鍋」をいただいたんですが、お一人「モツ嫌い」の方がいるんですね。
そこで「ふぐ鍋」はどうだろうという話が出てきますが、経済面でどうなのかという反論も出ます。
そんな時に頼りになるのがここの店員さんです。
「ねぎま鍋がご好評ですよ」
「じゃあそれを2人前いただきます」
主体性がないといえばそれまでですが、あっさりこれに決まりました。
実はお値段からすると「とらふぐあらちり鍋」と大差ないんですが、どうしても「ふぐ」という言葉には人を思い止めさせようという抑止力があります。
最初に出てきたのは前回も注文した「しめ鯖」です。
相変わらずの綺麗な盛り付けです。
職人さんの包丁さばきが冴えますね。
テーブルに卓上コンロが置かれ、そこにスープを入れた鍋が乗せられました。
火が付けられて、鍋が温まるのを待ちます。
どんな鍋が来るのか楽しみだなあ。
その前に「カキフライ」ですね。
かなり巨大なカキです。
私はカキが苦手なんですが、カキフライだけはいただけますので、1個だけご相伴にあずかりました。
するとやって来ましたこの大皿です。
これが「ねぎま鍋」の正体でした。
お店の方の説明をお聞きします。
この鮪はもちろん生でも食べられるもので、そのままわさび醤油でいただいてもかまわないとのことでした。
ただ、切り身が厚いのでいわゆる「しゃぶしゃぶ」スタイルの食べ方は向かないと言う注意がありました。
じっくり火を通してからお召し上がり下さいとのことです。
具は脂がのった鮪の大きな切り身に芹と白ネギに豆腐にワカメです。
このネギが肉厚で甘みもあり、十分な存在感を持っています。
お勧めの通りにまずはそのままお刺身としていただきましたが、脂が乗っていて中トロ状態ですからこれだけでもたまりません。
「まぐろ刺身盛り合わせ」でも通用しそうな勢いですね。
アドレナリンが分泌されまくりで、興奮してきました。
でもお刺身で食べるんではねぎま鍋の意味がありませんから、泣く泣く鍋に具を投入します。
あまり煮込んでは美味しくないので、さあっと火が通ったぐらいで小皿に取り分けていただきます。
ネギと鮪で「ねぎま鍋」
お江戸では昔からよく食べられていたといいますが、静岡ではあまり見かけません。
「静岡モツ鍋」でもそうでしたが、新しいものに意欲的に取り組んでいる「福助」さん、なかなかやりますね。
お酒を日本酒のぬる燗に代えて、鍋を囲んでの話が盛り上がります。
鍋の後は次回に続きます。
2010.03.20 Saturday
エクスプレッションズ
エクスプレッションズ
以前竹内まりやさんの「人生の扉」が良いなあと言う話を書きました。
良い歌だなあと思えば、聞きたくなるのはまた必然です。
貧乏人の私は図書館でアルバムを探しました。
しかし人気なのかすべて貸し出し中なんですね。
そこで諦めてしまうのが常ですが、今回は珍しく予約をしてみることにしました。
というのも、この予約が意外に面倒なんでめったにやらないんです。
上級者ですと、モニターの画面を見ながら自分で入力できるんですが、やってみますとこれがなかなかうまくいきません。
まず入力画面が実に扱いにくいものになっています。
タッチペンによる入力は、なるべく短いものにしないとミスが出た時などの再試行がわかりにくいんですね。
パソコンやモニターには慣れているはずの私でも扱いにくいんですから、図書館の利用者では大勢を占める年輩者にはまず使えないんではないかと思います。
そのシステムをさらにやりにくくしているのが「パスワード」の入力です。
この入力ミスがやる気を無くさせます。
個人情報といっても限定されたものしか分からないので、図書カードに書かれた個人認識番号だけで十分だと思うんですが、なぜこんなに厳重にするのか不思議です。
貸し出しはカード一枚で認証もなくできるのに、その予約のしかも入力だけなのに余計な手数が掛かります。
実は私も過去に何回か画面入力による予約を試みたんですが、あまりの面倒くささに途中で断念しました。
こんなんで苦労するよりも、係員のお嬢さんにひと言頼んだ方が早いし確実です。
実際に1分ほどしか掛かりませんでしたしね。
これを画面に向かって自分でやると20分はかかります。
ところが係りの方から
「予約が多いんで、時間が掛かりますよ」
こう忠告されました。
「まあ仕方がありませんね」
図書館で申し込んだのは1月の下旬でした。
忘れ掛かった頃に待望の電話が入りました。
もう3月も半ばですから、順番が回ってくるまでに2ヶ月掛かったことになります。
このCD、ひと組だけではなく何組かあるんですが、かなりの人気なんですね。
さっそく引き取りに行きました。
全42作品を収録した初のコンプリートアルバムは聴き応えがあります。
これは良いなあ。
2010.03.19 Friday
予想どおりに不合理
予想どおりに不合理
ダン・アリエリー著
著者はデューク大学教授で、行動経済学研究の第一人者です。
実は2008年度の「イグ・ノーベル賞」を受賞したことでも有名なんですね。
通常の経済学者とはひと味違う、ユニークな研究を続けているそうです。
この本では人間がなぜ一件不合理だと思われるような行動に走ってしまうのかを、実験と観察を軸にして解説してくれます。
色々と面白い実験があるんですがその中でも面白そうな物を一つだけ紹介します。
それはこんな実験でした。
学生にレポートの提出をさせるという実験です。
教授は受け持ちの学科で、12週間の学期中に3回のレポートを提出させます。
その締め切りについての実験でした。
私も経験がありますが、学生にとって締め切りの日というのは大切なものですし、憂鬱の種でもあります。
まず最初のグループでは、従来どおりに三分の一が終わった時点、三分の二、最終という三等分した時期に強制的に締め切りをもうけます。
これが一般的なものでしょうか。
次のグループでは、学生自身がレポートの締め切り日を自己申告するというものです。
講義がスタートしたその日のうちに、第1回目は何週まで、第2回目は何週までと自分で自由に締め切り日を決めます。
もちろんすべてを12週目としてもかまいません。
ただし、学生にはその締め切り日を過ぎた場合はその期間分の減点をされると通知されてあります。
そして最後のグループには、「締め切り日は無し」という条件を出しました。
もちろん最終日までには提出しなくてはいけませんが、何時どこで何回目のレポートを出してもかまわないと言うものです。
さて、この3つのグループにおいて、提出されたレポートの点数を比較しました。
どのグループの点数が高かったのか、何とも気になる結果です。
完全に規制されたグループ、自己制限による管理をしたグループ、全く自由なグループの成績を集計しました。
まず最も成績が悪かったのは、「完全に自由」なグループでした。
締め切り日がないということは、 管理がされていないことにもなり、結局油断してしまうんでしょうか。
最も良いのが、三番目の完全に規制をしたグループでした。
自己管理に任せた組はその中間あたりの成績だったそうです。
これは何を意味するのか、解析が難しいですが、こう考えられます。
少なくとも完全に自由にするよりも、何であれ自分で目標を決めた方が良い結果になるということです。
誰でも提出の時期は後回しにしたい。
しかし自分の弱点を自覚し、認めている人の方が事前の決意表明に利用できる道具を使いやすく、そうすることで自力で問題を克服できるということです。
でも、一番良いのが完全に規制されたグループだったというのも意外です。
彼の説明によると、自身で管理したグループの中には無理のあるスケジュールで申告した生徒が多々あって、それが全体のレベルを引き下げたんだそうです。
でもこの事態は同様な体験を繰り返すことによって克服可能だと結論づけています。
経済学のモデルというのは普段あまり意識しないので新鮮に感じられますね。
分厚いですが読み応えのある本でした。
2010.03.18 Thursday
巨大ナンプレ
巨大ナンプレ
相変わらず「ナンプレ」にはまっています。
これは別名を「数独」とも言って、縦横そして正方形のマスの中に同じ数字が重ならないように配列してゆくパズルです。
スタンダードな9×9のものでは物足りないので、主に解くのは「連鎖型」の複合ナンプレですが、たまには変わったものにも挑戦しています。
苦労しながらも大体はクリアできているのですが、それでも中には強敵があります。
今回挑戦したのは、マスに入った数字を次々とリレーしていって完成させるタイプですが、だんだんに数字が増えていきます。
最初は1から12までで、12×12のナンプレです。
これでも慣れないと難しい。
次は1から15までで、15×15になります。
こうなるとかなり難しくなります。
このタイプが二つ続いてリレーします。
そして最後が大難関。
1から25までの超巨大ナンプレです。
25×25ですから625マスあります。
見ているだけで頭が痛くなります。
この一問だけで、完成には数週間掛かりますね。
ところが、最後の最後になってよく見ると、どこかで破綻していました。
この手のパズルはいったん破綻すると修正は難しいんですね。
今はただ途方に暮れるだけです。
さすがにスタートからやり直す気分には慣れません。
これで何時間もの苦労が水泡に帰してしまいました。
めげずにまた別のパズルに挑戦するゾー。
2010.03.17 Wednesday
科学か感性か
科学か感性か
サイエンティストというのは美しい響きで、出来ればそう名乗りたいですね。
イギリスの高名な科学者、マイケル・ファラデーは、1831年導線と電球をつないだ回路の上で磁石を動かすと電球が灯るという電磁誘導の法則を発見しました。
彼が自宅の実験室で友人たちを前にこの実験をした時の話です。
電球の光を見とどけた町の有力者が、彼にこんな質問をしました。
「たしかに面白い発見だが、それがなんの役に立つのかね?」
それに対してファラデーはこう返したといいます。
「生まれたばかりの赤ん坊は、なんの役に立つのですか」
現在では電磁誘導の原理をもちいて、発電機などの重要な電気器具が数多く作られています。
電磁調理器具として今ではお馴染みになった、IHクッキングヒーターもこの原理の応用になります。
ファラデーの発見は200年後の現代に大きな成果となって広く活用されているわけですが、もちろん彼自身さえもそれを予想していたわけではありません。
科学の目というものは現実ではなく未来を見ているのだと言う話は説得力があります。
もちろん今ある現状の困難を改善しようとして、実験をかさねるというのも素晴らしいことですが、未知の目標に向かって進むのが研究者の理想でもあります。
物事の評価を下す場合、私たちは日ごろの経験からつい「役に立つのかどうか」とか「貨幣価値に直すといくらぐらいになるのか」という判断をしてしまいます。
これはこれで正しいのですが、すべてをその観点で推し量るのは間違いだと思います。
「無駄なこと」や「意味のないこと」だと切り捨ててしまっているものの中にダイヤモンドの原石があるのかもしれません。
日本人の科学離れが言われ始めてからずいぶんと経ちましたが、私にはそれがいわゆる拝金主義の台頭に重なるように思えて仕方がありません。
原点に立ち返って、真理を探究する科学者の心を大切に育ててゆくことは、これからの日本のために重要な課題だと思います。
2010.03.16 Tuesday
3月度例会
3月度例会
相変わらずの例会報告です。
今日は開始時間に20分ほど遅れて駆け付けましたが、メンバーは4人だけでした。
最近では珍しく寂しい集まりですね。
何といっても超弩級の大食い男がいませんから、今回はつまみが余る事は間違いないです。
まずはお出迎えの白ワインです。
国産の北海道ワインですが、社長のお話によりますとまだまだ国産ワインは輸入物に勝てないそうです。
まあこれは歴史的なものがありますから仕方のないことですね。
もう1本の白ワインです。
飲み比べてみると何となく理解できるような気がします。
初めのおつまみは餃子。
最近では3個ぐらいが適量です。
とても一人前を食べるだけの自信はありません。
相変わらず美濃屋さんの餃子は美味しいですね。
じっくりと煮込まれたビーフシチューです。
柔らかな牛肉がお口の中で溶けていきます。
ねっとりとしたジャガイモもシチューに良く合いますね。
これは赤ワインが欲しくなります。
オニオンスライスです。
タマネギを食べて血液サラサラになりましょう。
野菜のスティックです。
キュウリに人参そしてセロリですね。
マヨネーズで食べますが、そのまま丸かじりというのも良いものです。
二皿ずつありましたが、半分でちょうど良いぐらいの量です。
ここで中締めになる「カタ焼きそば」が出てきました。
私はお酢を回し掛けていただきます。
量は半人前ほどですが、このぐらいで十分ですね。
もう一人メンバーが加わって、和気あいあいと話が弾みます。
そこで社長が面白いワインを開けてくれました。
それがこのワインです。
近寄ってよく見ると、ホワイトデイ専用のワインだとか。
今日は3月14日ですからまさにぴったりのワインです。
いやあ珍しいものをいただきました。
中身は当たり前ですが、まあ普通のワインですね。
揚げ春巻きです。
これは一人1本ずつですね。
揚げ立てで熱々でした。
今日はいつもよりも多めにワインが出てきます。
当然余りが出ますが、それは適宜お持ち帰りしますのでご安心下さい。
最後のシメは中華スープですね。
とろみが美味しい、具だくさんで薄味のスープでした。
こういうのがあるとまたお酒が進みますね。
そこで日本酒の催促をすると、出てきましたね「磯自慢」です。
これはこっそりと独り占めしてしまいました。
磯自慢はいついただいても旨いお酒ですね。
最後の1本になった赤ワインです。
そしてこんなデザートも出てきました。
変わったマカロンですね。
中にはチョコレートも入っています。
ホワイトデーのプレゼントでしょうか。
最後に社長がバレンタインデーにチョコレートをもらいすぎたそうで、腐っても困るからと皆さんに恵んでくれました。
これはありがたくいただきました。
色々と収穫をしてめでたく今回もお開きです。
皆さんお疲れさま。
2010.03.15 Monday
スミレの季節
スミレの季節
毎年この季節になりますと庭先に小さなスミレの花が咲きます。
スミレは多年草ですから、同じ場所に花を見せてくれるわけでして、記憶にも残ります。
スミレは生命力の強い植物のようで、コンクリートの隙間にもしっかりと根付いて可憐な花を咲かせています。
いったいどこから種が飛んできたのか不思議ですが、頑張っている姿は影で(まあべつに影でなくても良いんですが)応援してあげたくなりますね。
こちらは庭の雑草に囲まれて小さな花を付けている別の種類のスミレです。
いや、「雑草」という種類の植物はありませんから、スミレなどの植物群落でしょうか。
通りがかりに見つけると、心が和んできます。
今年の冬は暖冬という割りにはメリハリがしっかりしていて、寒い時はきっちり寒かったですね。
寒暖の差が激しく、体調がおかしくなりそうでしたが、もう大丈夫かな。
本格的な春の訪れがようやくやってきたような気がします。
後は桜を待つばかりかな。
2010.03.13 Saturday
えぞ味@カレーラーメン
えぞ味@カレーラーメン
今日は久しぶりに自転車で遠出のランチです。
まずはお目当てのお店に行きますが、トラブルがあって退散です。
そうなると持ち前のいいかげんさが裏目に出て、2軒目のお店が見つかりません。
大体の場所しか覚えていないんで、いつも急に気が向いた時には苦労します。
かといっていつも地図を持ち歩くわけにはいきませんから、それが悩みの種ですね。
というような紆余曲折がありまして、大谷方面から引き返してきたのがこちら「えぞ味」さんです。
久しぶりの訪問になりますが、聞いた話によりますと「カレーラーメン」という隠れた名物があるんだとか。
さっそく中に入ってみましょう。
「いらっしゃいませ」
ちょうど正午少し前のお店ですが、半分ほどの入りでした。
右手のテーブル席では若者4人組がすでに食事を終えて雑談中です。
お店は正面左手が厨房で、年輩のご夫婦が調理中でした。
それに向かって7人ほどのカウンター席、右手には4人掛けのテーブルが4脚という普通の食堂形式ですね。
私はカウンター奥の端席に座ります。
すぐ右に冷水器があるのでそこからセルフサービスでお冷やをいただきます。
さて注文ですが、心に決めたこの品物をコールします。
「カレーラーメン(470円)お願いします」
さてどんなラーメンが出てくるんでしょうか。
後ろの若者4人組は常連さんなんでしょうか、賑やかに談笑しています。
まるで学食みたいな感じですが、このお店は値段が安いうえに盛りが素晴らしいので若い方に大人気なんですね。
ほとんどの方が、「ラーメンに餃子」とか「野菜ラーメンにライス」など二品を注文していました。
その4人組さんがお帰りですが、オバチャンは一人一人ていねいに会計をしています。
消費税の関係でしょうが、端数もあって細かい金額になりますからお釣りの受け渡しだけでも大変です。
「おまちどうさまです」
私のカレーラーメンが出てきました。
どうですこの風貌。
一般のカレーラーメンとは大きく違うので驚きます。
ひと箸食べて見てまたビックリです。
どうもスープがないようですね。
世間でよく見かける「カレーラーメン」とは、「カレー味のスープ」で作ったラーメンです。
その中でも多いのは、普通に作ったラーメンの上にカレー味のルーを掛けたもので、私もそれを想像していました。
しかしここのカレーラーメンは違いました。
どうも、茹で上げた麺に、直接普通のカレールーを掛けたものですね。
そういえばカレールーを入れた鍋を温めていましたが、それがそのまま乗っているんですね。
カレールーの下には中太のストレート麺が隠れていました。
麺は腰も十分にあって、適度の歯応えです。
具のカレーには大きめの角切り豚肉がゴロゴロと入っています。
あとは良く煮込まれたタマネギだけのようですが、美味しいカレーですね。
辛さは甘口ですが、カレーラーメンにはこのぐらいで十分だと思います。
何しろカレールーそのままですから粘度があります。
麺との絡みもあって、面白い食感ですね。
何といってもこの麺の味の決め手はタマネギで、これがこくのあるカレーを作っています。
決して上品でもなく、洗練もされてはいませんが、作り込んだ家庭の味を彷彿とさせるカレーですね。
程なく食べ終わり、残ったルーもしっかりと流し込んでしまいました。
何しろスープがないので最後までドロドロの状態ですから食べやすいとも言えますね。
お勘定をしてはたと気がつきました。
そうだ、これは「カレーラーメン」ではない。
カレーライスのライスを麺に代えたカレーなんです。
つまり「ラーメンカレー」ですね。
おいしい「ラーメンカレー」に乾杯。
2010.03.12 Friday
たこ八@お宝発見
たこ八@お宝発見
先週の水曜日は東京行きで行けなかった「たこ八」さんです。
実は東京から帰りの電車に乗っている時、私の携帯に電話が入りました。
もちろん車内ですから出ることはできません。
後で見てみると留守電が入っていました。
掛けてきたのはたこ八さんにいた、Oちゃんでして
「今たこ八です。待っているので大至急来てください」
喜んで駆け付けたいところではありますが、列車の進みは遅く静岡駅に着くのは10時過ぎですから、まず無理ですね。
返事を返そうにも列車の中ですからできません。
結局そのままでしたが、はたしてどうなったのか気になります。
「こんばんは」
今日は冷え込んでいることもあって、お客さんの入りはボチボチですね。
入り口近くには二十歳ぐらいの若い男性3人組がちょうど入ってきたところのようでした。
このグループは「静岡おでん」は初めてのようで、興味半分で入ってきたようです。
珍しいことに、三人ともお酒を飲まずウーロン茶でおでんを食べていました。
しかも若いせいかかなりのハイペースで食べています。
オカアサンにご無沙汰の挨拶をすると、水曜日の件を話してくれました。
Oちゃんは、Rチャンにも呼び出しを掛けたそうですが、結局期待外れで寂しく帰っていったということです。
まあ人生思い通りに行かないことも間々あります。
そんな話をオカアサンからお聞きしながら、ビールのグラスを傾けていると、珍しいものを見せていただきました。
オカアサンのお話によると、大陸から帰ってきた「1円銀貨」なんだそうです。
手に持たせていただくと、ずっしりと重いですね。
明治時代のものですからもう100年の歴史があります。
銀貨をサカナに、オカアサンと話が弾みます。
すぐにジンちゃんが入ってきましたが、今日はどうも元気がない様子です。
風邪気味なのか、精神的なものかは不明ですが、とりあえず慰めておきましょうか。
続いて、美人人妻のRチャンも入ってきたので水曜日の話をお聞きします。
「Oちゃんから電話が掛かってきたけど、他のお店にいて来られなかったの」
振られたOちゃんは、それでも未練去りがたく9時過ぎまで待っていたそうですが、残念でした。
次はおつき合いするからね。
今日は月曜日なのでお店も暇ですね。
オカアサンも手持ち無沙汰なようで、色々と変わったつまみを出してくれます。
これは山芋の醤油漬けです。
酒飲みにはこういうはっきりした味がいいですね。
ジンちゃんの携帯が鳴って、どうやらメールが入った様子です。
「シンチャンから」
「たこ八空いているかって」
お店の確認を常連さんにしてもらうというのも、彼らしいです。
いやはやいろんなお客さんがいるもんです。
今日は珍しく話がまとまって、ジンちゃんを慰めようとたこ八さんの後でカラオケに繰り込むことになりました。
実はそこで不思議な偶然がありました。
何年ぶりかでたまたま、「何も言えなくて・・・夏」を歌ったんですが、翌日に例の事件でボーカルが逮捕されたんですね。
偶然とはいえ複雑な思いがします。
薬物は絶対にいけません。
2010.03.11 Thursday
小林@シメのつけ麺
小林@つけめん
さて、本日の居酒屋探訪はめでたく終了しました。
いつもならばこれですんなりと帰路につくんですが、今日は違います。
このお店「小林」さんには、串煮込みと並んでもう一つの名物があるんです。
2杯目のチューハイも残りわずかなので、そろそろそれを注文しましょう。
「すいません、つけ麺(580円)お願いします」
そうですこのお店の裏看板はなんと「シメのつけ麺」なんですね。
もちろん今どき居酒屋さんでラーメンを出してくださるお店は珍しくありませんが、このつけ麺にはさらなる秘密があるんです。
期待を胸につけ麺の出来上がりを待ちます。
「おまちどうさまです」
出てきましたつけ麺です。
麺は茹で上がりを水でさらしてあり、水を張った丼で出されます。
麺は細麺の縮れ麺で、ほどよい腰があります。
でもそのあたりは同じようなつけ麺がいくらでも見られるでしょう。
しかしここのつけ麺には唯一無二という特長があります。
ラーメン界広しといえども、この「小林」さんのつけ麺の汁はユニークなんです。
なんとこのラーメンの汁は、「煮込みの汁」が元になっているスープなんです。
もちろん煮込みの汁そのものではありませんが、たぶん半分以上は入っているんではないかと推察されます。
この美味しい煮込みの元になっている汁なんですから、つけ麺が大評判なのもむべなるかな。
さあどんな味か食べてみましょう。
つけ汁にはチャーシューにメンマ、ノリが入っています。
このどろどろとしたスープは見るからにこってりしていますが、実際は脂っ気はなく不思議に奥深いこくがあります。
モツを煮込んでいる時に出た旨味がじんわりとスープにとけ込んでいるようです。
しかししつこさは微塵もありません。
つけ麺なのでスルスルと口に入って行きます。
なるほどこれは名物になるはずだなあ。
量もほどよく、飲んだ後のシメとしてはぴったりです。
常連さんは皆さんこれをいただくという評判は間違いない事実でしょう。
サクサクッと完食して一息ついていますと。
「スープで割りましょうか?」
奥さんが声を掛けてくれました。
なんとここでは「スープ割り」もしていただけるんですね。
つけ麺だけではなく「ラーメン」もメニューにあるので、そのスープで付け汁を割ってくれるんです。
喜んで器を差し出すと、すぐにスープ割りにしてくれました。
スープで割ると、煮込みの味がさらに引き立つような気がします。
つけ麺で少し冷えてきましたが、最後のスープ割りでお腹も暖まって大満足のフィニッシュです。
モツ煮込みの汁でいただくつけ麺、いやあ美味しかったなあ。
なお、このつけ麺が大評判になってしまったため、最近では「つけ麺」だけを食べに来るお客さんがいらっしゃるそうです。
お店としてはやっぱり居酒屋さんですから、お酒と煮込みも合わせて楽しんでいただきたいというのが正直な思いでしょう。
美味しい「串煮込み」を堪能してからの「シメのつけ麺」でこそ美味しさもひときわ増すというものです。
本日の東京ツアーはこれにて一件落着です。
2010.03.10 Wednesday
小林@町屋
小林@町屋
さて、田町を出て山手線で日暮里の駅まで進みます。
ここから京成線に乗り換えて、目指すは「町屋」の駅です。
いつものことですが簡単な道のりの割には時間が掛かり、町屋駅に着いたのは4時半ぐらいでした。
目指すお店の開店時刻は午後5時ですから、まだ間があります。
そこでかねてリサーチしておいたお店に向かうことにしました。
そのお店は「信八屋」さんといって、美味しいたこ焼きが食べられると評判なんだそうです。
さっそく地図を頼りにお店を探します。
ところが運というものは悪いもので、なんとかたどり着いたお店は閉まっていました。
シャッターに張り紙が一つあって、三月下旬までお休みといいますからがっかりです。
これも日ごろの行いが悪いせいだと諦めてお目当てのお店に戻ります。
ところが早く着こうとして道を一つ稼いだのが大間違いの元でした。
何といっても本日はすでに三軒回っていますから、思考回路も破綻をきたしています。
余裕で開店に間に合うはずが、すっかり遅刻してしまいました。
それでも数分遅れでお店の前に着きました。
今日のシメは「小林」さんという老舗の居酒屋です。
茄子紺の鮮やかな暖簾に、「もつ焼き」と書いてある通り、もつ焼きの名店として名高いお店です。
さっそく中にはいることにします。
「いらしゃいませ」
30代ぐらいのご主人と奥さんが出迎えてくれました。
意外にも幕開けは空いていて、私が初客でした。
お店は入り口から入って右手が調理場、それを逆L字形に囲むカウンターです。
そのまん中当たりに座って、まずは「チューハイ(350円)」を」いただきます。
すぐに出てきたチューハイはプレーンでほどよい濃さです。
そしてお目当ての「串煮込み(5本400円)」を注文します。
この串煮込みは、常連さんになると鍋から好きなものを取るそうですが、私は初心者ですからご主人にお任せですね。
すぐに「串煮込み」が登場です。
串に刺されたままの煮込みというのは、東京でも珍しいもんですね。
私が食べたお店では、三ノ輪の「弁慶」さんと、門前仲町の「大阪屋」さんしか知りません。
何回も煮込んでいるので、竹串が黒く変わっているのが面白いです。
煮込みの部位は、ハチノス、シロ、ガツ、フワですね。
色々と食べ比べてみるのも楽しいものです。
すると奥さんが「お通し(200円)」を出してくれました。
今日のお通しはなんとちらし寿司です。
胃袋に少し入れておけば悪酔いしないというおまじないの意味もあるんでしょうね。
一口サイズのちらし寿司は、もちろん今日が桃の節句という謎かけでもあります。
なかなか風流味のあるお店です。
早い時間帯なのでお客さんは私だけということもあり、店内はリラックスモードです。
扉を開けてそこに入ってきたのは、小学校低学年の女の子でした。
しばらくすると上級生の女の子も帰ってきました。
後でご主人にお伺いしたところ、4人兄弟で一番下が待望のご長男だそうです。
小さな子どもさんがいる家は賑やかで良いものですね。
チューハイのお代わりをして、のんびりと居酒屋の雰囲気を楽しみます。
そこへ入ってきたのは「焼き鳥お持ち帰り」のお客さんでした。
「焼き鳥、シロをタレで10本お願いします」
「はい、寒いから中で待っていてください」
焼き上がるまでの短期滞在客ですね。
ご主人が焼き鳥を焼く美味しそうな匂いがこちらに漂ってきます。
私も便乗して焼き鳥をお願いしましょうか。
焼き鳥(5本450円)をタレでいただきます。
組み合わせはカシラ3レバ1タン1でお願いしました。
小振りですがちょうど良い焼きかげんでした。
居酒屋部門はこれで終了ですが、今回は隠し球があります。
次回、あっと驚くラーメンをご紹介いたしますのでお楽しみに。
2010.03.09 Tuesday
やまとや@田町
やまとや@田町
さて、池袋から山手線に乗って目指す駅は田町です。
昼酒天国の池袋ですが、いくら大都会東京とはいえ至る所にその系統のお店があるというわけではありません。
これが静岡ですと、繁華街でも昼からやっている居酒屋はほぼゼロです。
もちろん飲食店で昼間からビールを一杯、というお店はたくさんありますが、酒飲み専門というのは見かけたことがありません。
そんなお店を求めて放浪してゆくわけですが、ここ田町の駅前にもそんな一店があります。
田町の駅を降りるとそのまん中に一台のワゴンが止められていて、移動販売が大盛況でした。
「鯛プチ」と書いてありますが、東京ではまだまだ鯛焼きが大ブームのようです。
何といっても場所が良いですから大行列も頷けますね。
鯛焼きやさんを横目に見ながら数歩進むと目の前がお目当ての居酒屋さんです。
「やまとや」さんは午後3時の開店で、開店からまだ7分しか経っていません。
さっそく中に入りましょう。
「いらっしゃいませ」
驚いたことに早くも5人ほどの客が入り席がそこそこ埋まっています。
開店直後からのご盛況は、場所が良いのかお店が良いのか、たぶん両方でしょうが大したものです。
お店はかなり広く、正面が調理場でそこをU字形に囲んだカウンターがメインの立ち飲み席です。
それとは別に左手には小さな丸テーブルを10脚ほど配したスペースがあって、そこではグループでの立ち飲みが楽しめるようになっています。
そちらの壁には銭湯によく書いてあるような富士山のペンキ絵が大きく目を引きます。
「お飲物は?」
「バイスサワー(300円)お願いします」
たまには変わったものを注文してみましょうか。
バイスサワーとは、ショーチューをバイス(シソ)風味のソーダで割ったものです。
甘みを抑えた飲み口はスッキリしていて良いものですね。
ほんのり紫色のバイスサワーは新鮮で美味しいです。
ここもキャッシュオンデリバリーで、銘々用のザルに千円札を乗せておくとそれを取ってお釣りの700円を置いてくれました。
つまみには雑誌に出ていた「レバ刺し(400円)」を注文しましたが
「上レバーになります」
「軽く炙ったものですが、中はジューシーです」
何か生のままで出すには不都合でもあったのか、変更されていました。
メニューを見ますが、立ち飲みにもかかわらず意外に高めのお値段になっています。
焼き鳥は1本150円からですから、へたをすると普通の居酒屋さんよりも割高ですね。
お客さんの中には外人さんもいらっしゃって、なるほど都会なんだと感じさせますね。
お店の飾りには、最近流行のレトロな看板が勢揃いです。
「ヱスビーカレー」「キリンビール」「最上醤油」「南海足袋」「金鳥」などなどで、これも外人さんには珍しいのかもしれません。
「上レバーです」
出てきたのは串に刺したレバ刺しです。
表面だけ軽く炙って、ゴマ油に塩を振り刻み葱を散らしてあります。
一口いただきますと、半生のレバーの甘みが口の中に広がります。
しかしこれは塩加減がきつすぎますね。
塩の利きすぎでして実に塩っぱいです。
まあそのおかげでいいつまみにはなりますが、レバーの持ち味が消えてしまいますね。
今回のお目当てはこの変わったレバ刺しだったんですが、どうも肩すかしだったようです。
店員さんはそろいで黒の長袖Tシャツに手ぬぐいのずきんを被り、きりっとしていて気持ちが良いです。
天井には飾りでもあるんでしょうが、珍しい回転式の大型扇風機が付いています。
このレトロな雰囲気だけでも十分に良いつまみになるので退屈しません。
バイスサワーが空いて、お代わりはプレーンの「チューハイ(280円)」にしました。
グラスにたっぷりと入っているのが嬉しいです。
これは少し濃いめに感じました。
お客さんもだんだんに増えてきて厨房は忙しくなってきています。
寒いせいかおでんの注文が多く、小皿に取ったおでんにカラシを一つずつ付けているのが面白いです。
そこへ入ってきたサラリーマンらしき3人組ですが、
「後から来るから」とテーブル席の一角を占領してしまいました。
まだテーブル席はガラガラなんですが、これはマナー違反です。
立ち飲みですから席の確保は厳禁。
お互いに譲り合って和気あいあいと飲みたいものですね。
それにしてもまだ3時半ですが、早じまいの会社もあるようで羨ましいです。
さっと入ってきて30分ぐらいでつまみをひと品とお酒を2杯。
そのまますうっと帰って行く。
そんな手慣れたお客さんも多いようで、お店の回転は良好です。
この不景気の世の中ですが、活気のある居酒屋さんは良いものですね。
「ごちそうさま」
私も30分ほどの滞在にお別れを告げることにしました。
2010.03.08 Monday
小島@池袋
小島@池袋
「帆立屋」さんを出て、池袋駅の反対側に回ります。
ほろ酔いかげんで田舎者の大都会見学としゃれ込みますが、本当に都会は人間が多いです。
チューハイよりも人混みに酔ってしまいそうなウブなオジサンです。
中には「ひざまくらみみかき」なんていうお店もありますが、君子危うきに近寄らずですね。
しばらく進んで行くとこんな看板が目に付きました。
というか、このお店を目指して歩いてきたわけなんですが、番地だけで探すのは意外に手間取ります。
「ドリンクスタンド」日本語に訳せば「立ち飲み」 、いや「飲み立ち」ですかね。
お店の前にはベンチにテーブルまで出してあります。
きっと繁盛時分にはここまでお客さんが詰めかけるんでしょうね。
ただいまの時間は午後2時前ですから閑散期らしく、人の気配はありません。
さっそく中に入りましょう。
「いらっしゃいませー」
出迎えてくれた店員さんは若い女性がお二人でした。
ここは細長いカウンターがメインのお店です。
先客は奥に中年の男性がお一人で、店員さんとお話をしながら飲んでいます。
私はカウンター席のまん中あたりに荷物を置きます。
このお店は立ち飲みですが、テーブル席が一つだけあって、そこで座り飲みもできるようです。
私はカウンターに向かって立ち飲みですね。
「チューハイ(300円)下さい」
このお店はお酒もつまみも全品300円均一ということです。
氷を入れたジョッキにショーチューを入れて、サーバーから炭酸を注いでチューハイの出来上がりです。
こちらは先ほどのお店とは違って、ちゃんとした中ジョッキですね。
これなら量もあるしのんびり飲めそうです。
代金のお支払いは「キャッシュオンデリバリー」です。
カウンターに置いてある竹カゴに千円札を入れておくと、店員さんがそれを取って
「300円です」
お釣りの700円をカゴに返してくれます。
これならお財布の心配をすることもありませんが、気になる方はその都度お支払いしてもかまいません。
壁には色々とつまみのメニューが書かれています。
あまり手の掛からないものがほとんどで、ここは調理をする場所がないんですね。
レンジでチンするか、オーブンで温めるというのが基本になります。
その中から健康面を考えて、「冷やしトマト(もちろん300円)」をいただきました。
流石にこれは丸ごとというわけにはいかず、ちゃんと八つに切ってくれました。
「マヨネーズいりますか?」
「ああ、お願いします」
普段は使わないのにこう聞かれると頼んでしまうのが不思議です。
トマトは男らしく粗塩だ、なんて言っていた自分が恥ずかしいです。
これも品物と引き替えに笊から百円硬貨を三枚受け取っていきました。
トマトをつまみにチューハイをいただきます。
メニューの観察をしますと、酒類はウイスキーから日本酒まで豊富で、さすがは酒屋さんですね。
その中でワインだけは500円と高めになっています。
面白いのは缶詰のメニューが豊富なことです。
「鯖味噌煮」「鯖水煮」「コンビーフ」変わったものでは瓶詰めの「なめ茸」や、アルミの皿に入ったインスタントの「みそ煮込みうどん」もありました。
瓶詰めの「なめ茸」ひと瓶がそのまま出てくるのか、いいつまみにはなると思いますがね。
目の前には魚肉ソーセージもありますから、これで一杯やるお客さんも多いんでしょうか。
モツ煮、おでん、ホルモン焼き、というのはたぶんパックで温めるだけなんだと思いますが、これは次回のお楽しみです。
お店のママと思われる女性は用事があるようで外に出て行ってしまいました。
後は若い女性が一人だけになりました。
ところがこの女性、いきなりオーブンでスルメを焼きはじめました。
あたりにスルメの焼ける臭いが充満してきます。
熱ち熱ちとスルメを取り出してしゃぶっています。
おやつ代わりなんでしょうが、微笑ましいところではあります。
奥の先客さんは常連らしく、挨拶をして静かに帰っていきました。
入れ替わりに入ってきた中年のオジサンは、店員さんのファンらしく彼女にいきなりドリンクを奢っています。
鮮やかなブルーのドリンクで、お酒抜きのブルーハワイですかね。
店員さんはフィリピンの方らしく、片言の日本語ですがここでは十分通じますから問題ないです。
暇つぶしに眺めているテレビでは、韓国ドラマの放映中です。
毎日見ているんでしょうか、女性はこのドラマのファンのようで、そのお客さんにあれこれ聞くんですが、オジサンは見たことがないらしく答えられるはずもありません。
その噛み合わない会話もまた良いつまみですね。
ここでお酒のお代わりをいただきます。
今度は変わった物を飲んでみましょうか。
「カティーサークはソーダ割りに出来ますか?」
「はいできます」
「じゃあそれをお願いします」
立ち飲みでカティーが飲めるとは思いませんでしたね。
「はいどうぞ」
同じく300円のお支払いです。
これで残りは100円玉一枚。
シングルですから薄めのハイボールですが、スッキリしていて美味しいですね。
これで仕上げてお店を後にしました。
好きな時にすんなり帰れるのが、立ち飲みの良さでもあります。
さあ次は田町ですね。
2010.03.06 Saturday
帆立屋@池袋
帆立屋@池袋
さて「かおたんラーメン」さんを後にして、六本木の駅まで戻ります。
そこから恵比寿駅まで引き返し、今度は山手線で池袋に向かいます。
本日の居酒屋探訪はここ池袋からスタートです。
池袋の駅を西口で降り、繁華街をぶらぶらしますが、さすがは大都会で人は多いしお店も多いです。
駅前にある若大将という居酒屋さんは、以前入った時に煮込みの量が多くてビックリしたことを思い出しました。
池袋には昼酒を楽しめるお店も多く、スタートにはもってこいです。
私がよく行くのは「ふくろ」さんで、ここはいつ行ってもお客さんが多くて感激します。
今日はどのお店に入ろうかと歩いてゆきますが、まだ1時前というのに賑わっている居酒屋さんが何軒もあります。
その中からこのお店を選びました。
このお店、「帆立屋」さんはなんと24時間営業といいますから、困った時に最後の切り札としても大丈夫ですね。
看板には「315円」という均一メニューのつまみがずらりと並んでいます。
さっそくお店に入りましょう。
表には、「立呑亭」と書いてありますが、お店は立ち飲みではなく、ちゃんと椅子がありますのでご安心下さい。
「いらっしゃいませ」
お店は周囲に巡らせたカウンター席が主体で、奥にはテーブル席もあるようですが、私は窓際のカウンター席に着きました。
先客は若い男女のペアがひと組だけでした。
中年男性の店員さんがお一人で暇そうに切り盛りをしていました。
まずはメニューを見ますが、色々とあって目移りします。
つまみは主流が315円で、350円や高めのものもあります。
ドリンクは生ビールが380円で、それ以外は315円が主体の価格です。
とにかく24時間営業ですから使い勝手はよいですね。
「チューハイ(315円)と、牛すじ煮込み(350円)を下さい」
本日スタートの1杯は無難にチューハイからはじめましょうか。
あっという間に出てきたチューハイですが、これは小さめのグラスですね。
普通見かける「中ジョッキ」タイプよりも一回り小さな小ジョッキでした。
しかも氷がたっぷり入っているんで、チューハイそのものの量はかなり少ないです。
これはペースを考えないとすぐに空いてしまいそうですね。
つくりはプレーンなチューハイでスイッと喉を通ってゆきます。
「牛すじ煮込みです」
出てきました牛すじ煮込みですが、これは素晴らしいですね。
とろとろに煮込まれた牛すじがたっぷりと入っています。
豆腐が入っていなければ「ビーフシチュー」としても通るくらいの出来で、柔らかく煮込まれた牛すじ肉がお口でとろけます。
中身はゼラチン質が少なく、すじ肉の部分が多くなっていますから余計ビーフシチューに近いんですね。
七味唐辛子を振りかけてレンゲでいただきますが、甘口の味付けがお酒のアテにはぴったりです。
量もかなりあって、今日はこれだけで十分という気分になります。
これが350円ですから大したものですね。
池袋は煮込みの量が一番多い街なのかもしれません。
しばらくして先客のカップルがお会計です。
テーブルにはかなりのお皿やつまみが残っていましたから、長居をしたんでしょうか。
そのお勘定を流れ聞いて、結構な金額だなあと思いました。
ドリンクは大体300円ほど、つまみも同じぐらいですから大体予想は出来ます。
ご本人さんも驚いていましたが、真っ昼間からそんなに飲んじゃって大丈夫なんでしょうか。
きちんとネクタイを締めていましたが、夜勤の帰りなんでしょうか。
さすが池袋は眠らない街ですね。
私はといいますと、チビチビやっていましたがグラスが空き、お代わりをお願いします。
「レモンサワー(315円)お願いします」
気分を変えてレモンサワーで行きます。
まだまだ牛スジは十分に残っていますので、つまみには困りません。
座っている席からは外の通りがよく見えます。
のんびりと路上観察をしながらサワーを飲みますが、それほど変わった光景があるはずもなく、ただただ通り過ぎてゆく人たちを眺めてゆくだけです。
お店にはテレビが据え付けられていますが、あいにくその場所は私の後ろ側にあって振り向かないと見えません。
エンジンも暖まってきたことですから、早めに次を目指しましょうか。
「お会計をお願いします」
「980円です」
千円札でお釣りをもらい、日差しの明るい街に出てゆきます。
あたりをぶらつきながら、次のお店に向かいます。
2010.03.05 Friday
かおたんラーメンえんとつ屋@南青山
かおたんラーメンえんとつ屋@南青山
さて3月になりました。
ご存じ「青春18切符」の時期になりましたが、今期はたったの1回しかお休みが取れませんでした。
といっても忙しいわけではなく、半端に仕事が入っているわけなんですが、これもまた運命ですね。
金券ショップで切符の1回分を購入、お久しぶりの東京遠征です。
今回はお店の場所が南青山ということでどう行くか迷いましたが、まずは「湘南新宿ライン」で渋谷に出ます。
そこから山手線で恵比寿に戻ります。
そして恵比寿からメトロで六本木に着きました。
この乗り換えが意外に手間取ってしまい、予定よりも少し時間が遅れて」しまいました。
乗り換えで移動するだけでも手間が掛かります。
恵比寿などは同じ駅でも乗車するホームにかなり距離があったりしますので、東京は大変ですね。
さてたどりついた六本木の駅で下車して、お店を目指します。
高いヒルズのビルなどを眺めながら、しばらくぶりのお江戸見物に心も弾みますが、意外に道のりは長く、ここでも15分ほどは歩いたでしょうか。
なんとかお目当てのお店が見えてきました。
広い通り沿いですし、目立つ建物ですから見逃すことはありません。
さらに近づいてゆきます。
白い煙突が何本も立っているのが目に付きます。
前に着きました。
「かおたんラーメン」という文字が赤く書かれています。
いかにも時代を感じさせる建物ですね。
メニューが張り出されていますが、南青山という場所を考えれば頑張っているお値段と思います。
さっそく中に入りましょう。
しかしこの入り口もユニークなものでした。
お店は、入り口近くにテーブルがあり、奥の右手に厨房です。
そしてそれに向かい合う左手には細長いテーブルがあって、それを囲んだ席がメインのようです。
さっそくお冷やが出てきました。
「ラーメン(650円)お願いします」
注文を受けているのがご主人でしょうか。
体も大きくがっしりとしていて、睨みが利きそうな面構えです。
しかしその割に腰は低く、ていねいな言葉でお客さんを迎えてくれます。
ランチタイムはサービスで、「大盛りまたは小ライス無料」と掲示してありますが、今日はあちこちと回る心づもりですから当然パスです。
サービスの件を聞いてはくれませんでしたから、やはり小食に見えたのかもしれません。
お客さんは若いサラリーマン風の方ばかりでした。
たぶん近くの会社にお勤めの方なんでしょうか、常連らしき方が多かったです。
メニューにはお酒のつまみも多く書かれてありましたから、夜には居酒屋および飲んだ最後のシメとして使われることが多いのかと思います。
「おまちどうさまです」
すぐにラーメンが出てきました。
これは久しぶりに見るオーソドックスなラーメンです。
具には大ぶりで厚いチャーシューが1枚に、茹でたモヤシ、メンマ、アクセントに緑色のサヤエンドウが鮮やかです。
写真ではよくわかりませんが、スープには「揚げネギ」がたっぷりと入っています。
スープは看板にも書いてある「かおたんスープ」です。
これは、「高湯」で、注意書きに「中国福建省の高級スープ」と書いてあります。
あっさり目の醤油味で、味はややしょっぱめでした。
普通の中華スープとは違った感じのダシで、これは私の好みですね。
そしてこのスープを一段と引き立てているのが、「揚げネギ」です。
これを揚げた油もおまけに入っています。
このネギの香りが香ばしくて食欲をそそります。
そして揚げネギの食感も面白いです。
このスープによく合っていて、揚げネギもなかなか良いものだと思いました。
麺は中太の縮れ麺で、結構な歯応えがあります。
このラーメンはスープの味が濃いので、太い麺が合いますね。
チャーシューが分厚くて、柔らかく、こちらも良い仕事をしています。
いやあはるばる歩いてきたかいがありました。
いつものように3分ほどで完食しました。
「ごちそうさま」
お会計をして外に出ます。
今日は冷え込むかと思いましたが、晴れてくると意外に日差しが強く、もう春だなあと感じます。
次は居酒屋ですが、今日は何軒回れるかな。
2010.03.04 Thursday
ナカミヤ@色々な
マカミヤ@色々な
さて、2月は行く機会がなくご無沙汰していたナカミヤさんです。
そこで1ヶ月の「モツ切れ」状態を克服すべく、久しぶりに出かけてみました。
今日はいつもよりも早めで6時頃にお店に着きました。
「いらっしゃいませ」
先客はカウンターにお一人だけでした。
いつものようにカウンターの左端席に座ります。
日陰者の私には薄暗いこの席がよく似合いますね。
「刺し盛りにホッピー、氷を入れて」
正統なホッピーの飲み方は、いわゆる「三冷」です。
ホッピーとグラスにショーチューもキンキンに冷やしたもので作るのが一番美味しいんですね。
ただ、その日の気分と飲み方によって変えてゆくのもまたよろしいものです。
私の飲み方は、腰を落ち着けて飲む時は迷わず「三冷」です。
特に最初の一杯はこれが一番ですね。
やや薄めに作ったホッピーを一気にゴクゴクと空けるのは最高の気分です。
中盤からホッピーに変えた時は「氷入り」でも良いんじゃないかと思います。
氷を入れて少し濃いめに作ったホッピー割りも美味しいですからね。
その時の気分で変えるというのもまた楽しいことです。
今日は次の予定がありますので、あまりお腹をふくらませたくないんですね。
というか、実はお食事の後なんでお腹が膨れているんです。
カウンターの先客さんがお帰りになりましたが、意外にお勘定が多いんでいぶかっておりますとご主人からの一言で納得しました。
そのお客さんはレバ刺しが大好きなんだそうで、今日はなんと三皿をペロリと平らげていったんだそうです。
私もレバ刺しは大好きですが一人前で十分満足しますから驚きました。
ところが中には凄いお客さんもいるようで、ご主人のお話では「一人で五皿」という記録があるそうです。
まさか食いだめをしているわけではないんでしょうが、世の中は広いものです。
いつものようにホッピーのナカをお代わりです。
氷を入れておくと濃いめのホッピーが二杯いただけることになりますから、お財布にも優しいというわけです。
どうもこのあたりはセコイですね。
持参の「もつマニア」を紹介して、ご主人とのモツ談義に話が弾みます。
本の中に出ていた、「豚のタンには2種類ある」という話で、なるほどそうだったんだという裏話を教えていただきました。
本の中で東京に何種類もの煮込みを出すお店があるんですが、そこのタン煮込みはカレー味です。
ここ「ナカミヤ」さんのタン煮込みもカレー味なんですが、そこにはどうも同じ理由があるようです。
なるほどそんな共通点があったんだと、面白くお伺いしました。
興味のある方はお聞きになって下さい。
テーブルが寄せられていて割り箸がスタンバイしてありましたが、今日は11名という大量予約が入っているそうです。
どうやら初めての団体で、それもネットで調べての予約とか。
このお店はモツ関係しかないとお話ししたそうですが、それでもかまわないという予約だそうです。
さっそく二三人の先発隊が入ってきました。
これはどうも忙しくなりそうですね。
お客さんはゾロゾロと詰めかけてきて、大グループになりました。
私はそろそろ失礼することにしましょうか。
ホッピー2杯で30分。
これぐらいがちょうどよい酔いかげんです。
次はもちろん「たこ八」さんですね。
2010.03.03 Wednesday
もつマニア
もつマニア
2月22日に発売されたばかりの新刊本です。
主に東京中心のモツ焼き店を80軒取り上げてありますが、こんなのを見たらもう買うしかありませんね。
美味しそうなモツ焼きのお店がこれでもかと並んでいます。
ページのトップを飾るのが「宇ち多」さんで、最後は秩父市の「高砂ホルモン」さんです。
中には私が訪ねたことのあるお店もあって、確認のために数えてみると21店ありました。
踏破率2割5分ほどですからまだまだ「もつマニア」には長い道のりが残されています。
この本をバイブルにして、全店制覇を目指そうかと本気で考えています。
今シーズンの「青春18切符」は残念ながら1回しか遠征できないんですが、さっそくプランを立てることにしましょうか。
それにしても美味しそうなお店ばかりで、これを眺めていると当分退屈しませんね。
今日は今から東京に行って来ます。
列車の中でどのお店に行こうか悩むのもまた楽しみですね。
では行って来ます。
2010.03.02 Tuesday
梅便り
梅便り
このところ急に暖かくなってきました。
まあ3月ですから当たり前といえばその通りですが、つい1週間前まではストーブの前で震えていたのが嘘のようです。
でも良いことばかりではなくて、花粉がひどくなりつつもあります。
自然はわかりやすいもので、庭の梅の木が満開になりました。
近寄ると梅の香りがほんのりとしてきて、まさに春の訪れです。
実は花芽が出たころに「たこ八」さんに何本かを持っていったんですが、それが花開いたのはもう2週間も前でした。
ちょうどそのあたりに大寒波が訪れて、庭の梅はまた冬に逆戻りしてしまったんです。
たこ八さんに飾った梅はすでに花も落ちてしまいましたが、本家は今が見頃です。
同じ木の枝から出たつぼみにも2週間の時差が出てくるとは面白いものです。
しばらくは梅の香りが楽しめそうです。
2010.03.01 Monday
吟月@伝馬町
吟月@伝馬町
葵区伝馬町にある中華料理店です。
以前は新中町ビルの1階にありましたが、こちらに移転してもう10年ほどになります。
さてこのお店ですが、何といってもその風貌が面白いです。
通り沿いでビルの1階にあるお店は、遠くからは普通に見えますが。
近づいて見ますと目に止まるのは、年季の入っている赤提灯です。
ランチタイムはお食事客ばかりですが、夜になるとお酒を飲むお客さんも多いんで、この赤提灯が目印になります。
さらに近づくと、これまたいい感じになっている暖簾です。
いったいだれが破っちゃったんでしょうか。
外見には気を遣わないぞという、ご主人の心意気が感じられます。
入り口のすぐ横に掛かっているメニューボードです。
「中生ビール」が300円に、「チューハイ」が250円という激安価格です。
実は以前このチューハイに釣られて入店したことがあります。
250円らしく、ビン入りのチューハイでしたが、3杯も飲んでゴキゲンになりました。
そのうち居酒屋版でもご紹介したいと思います。
ただし親父さんの態度は、人によって好きずきがあると思います。
メニューを見ますと全体的にお値段は安いです。
ラーメンが400円、チャーシュー麺でも600円ですから、この町中では健闘していると言えますね。
さっそく中に入ることにします。
「いらっしゃいませ」
正面すぐが調理場で、L字形のカウンターだけ10席あまりというこじんまりとしたお店です。
先客は左手に高校生らしき男の子3人組と右端にサラリーマン風の中年男性一人でした。
間の右端に席を取ります。
すぐに奥から女性がおしぼりにお冷やを持ってきてくれます。
「ラーメン(400円)お願いします」
「はい、ラーメン一丁」
ちょうどお昼時なんですが、間の悪いことに今いる4人全員の注文がまだ出ていません。
ということは私は5番目になりますか。
これは仕方ありませんからのんびり待ちましょう。
まず最初に出てきたのは、高校生の「五目ラーメン」です。
カウンター越しに丼が出されました。
調理は年輩のご主人が一人で作っているので、注文が重ならない限り順番待ちになります。
次は豚肉を鉄鍋でざざっと炒めています。
完成すると同時に奥から女性が定食のセットを持ってきます。
このあたりのタイミングは手慣れているというか、見事なチームワークですね。
出来上がりをこれもまたカウンター越しに高校生グループの前に置きます。
ところがどちらの注文かわからない様子で迷っています。
「ショウガ焼きだよ」
そう言われて左側の高校生がお盆を受け取ります。
まあ初めてのお店のようですから、名前を聞かなければわからないのも仕方がないです。
まだまだかなあと思っていますと、いきなり私のラーメンが出てきました。
ただのラーメンですから、ショウガ焼きの片手間に出来ちゃうんですね。
早く出てきたのは嬉しいですが、複雑な思いもまた感じますね。
右端の席で退屈そうに待っているサラリーマンさんにも悪いしなあ。
さっそくラーメンをいただくことにします。
具はチャーシューが1枚に、メンマ、ナルト、ノリです。
何といっても嬉しいのはスープが熱々なことですね。
火傷をしないようにふうふういいながらいただきます。
スープはあっさりとした醤油味で、いわゆる街の中華やさんのスープです。
麺はこれもよくある普通の縮れ麺で、腰も強くなく普通にスルスルとすすれます。
難をいえばメンマにもう少し手を掛けていただきたいですが、何といっても400円のラーメンですからこれ以上を望むのは身勝手というもの。ふうふういいながら最後まで美味しくいただきました。
高校生の「みそ炒め定食」は出てきましたが、まだサラリーマンさんの注文は出てきません。
あとから入ってきて先に済ませてしまうのは申し訳なかったですが、食べ終わってお店を後にします。
「ごちそうさま」
熱々のラーメンには昭和の味がしました。
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