2009.03.31 Tuesday
台湾のお店2
台湾旅行記
台湾のお店 その2
次は同じデパートにあったパン屋さんです。
お店の名前は「ドンク」
もちろん日本と同じお店です。
次は交番です。
ちゃんと前には若いお巡りさんが立っていて、警備中です。
皆さん若く、きりっとしていました。
交番の横にはパトカーが駐車してありました。
なかなかかっこいいですね。
こんなお店もありました。
なんとこれは、100円ショップで有名な「ダイソー」です。
「100円」ではなくて「39元」ショップになっています。
実勢価格では、ぴったり105円ですから、うまくできていますね。
ところでどんな品物を取り扱っているのか、気になりますね。
そこで、中に入り、見学してきました。
何と日本のお店と全く変わらない商品が置いてありました。
それもすべて日本語の物が過半数ありました。
日本からワープしてきたとしたら、全然気が付かないと思います。
地元の方で、なかなか賑わっていました。
記念に何か買っていこうかとも思いましたが、日本でも買えるんで止めときました。
この建物は、どうやら保険会社のようです。
パンダも宣伝していますね。
台北の駅前は、予備校のメッカだそうです。
様々な予備校がしのぎを削っています。
漢字を読むと、何となく分かるような分からないような?
駅前を歩いてゆくと、なにやら見覚えのある看板です。
何とここにも、「居食屋 和民」が出店しています。
ランチメニューは日本人向けでしょうか、日本語での説明も書いてあります。
週替わりで美味しそうなメニューが並んでいます。
角煮たっぷり豚骨ラーメンと焼きおにぎり。
ミニサーモン丼とミニうどん。
海老天丼。
北海道豚丼。
牛カルビ丼。
味はどうなのかと試してみたい気がしますね。
となりにあるのはおつまみのメニューです。
これはもう日本の和民とそっくり同じ物ですね。
最後にクイズです。
これは台北の空港で見かけたポスターです。
この標語の右側にはある物の絵が描かれています。
さて、それはなんでしょうか?
発表は次回に。
2009.03.30 Monday
山手線内回りのゲリラ
山手線内回りのゲリラ
先崎学 著
お馴染み、「週刊文春」連載、将棋の先崎8段のエッセイをまとめたものであります。
今回は将棋に関するお話を中心に編集されています。
相変わらずのスマートな文体ですらすらと読めます。
これを見ると将棋界の裏側が少しばかり分かるような気がしますね。
実は今期のB級2組で、先崎8段はあと1歩で昇級というところでした。
ここで将棋に詳しくない方のために、説明します。
将棋界では色々な棋戦がありますが、その中でも一番大切なのが「順位戦」です。
ここで一番上に君臨するチャンピオンが、「名人」です。
現在は、羽生さんですね。
その名人に挑戦するのがA級リーグ戦で、10名が1年間のリーグ戦を戦い、1位の棋士が挑戦権を得ます。
さらには全棋士をクラス別に分けて、同じくリーグ戦を行っています。
A級の下が、B級1組、B級2組、C級1組、2組、3組となっています。
このリーグの厳しいところは、毎年入れ替えがあるところです。
各リーグの上位棋士が上のクラスに進むとともに、成績が悪い棋士は下のクラスに降格します。
ですから名人に挑戦するには、数多くのハードルを越えてゆかないといけないわけですね。
さて、若くして天才と呼ばれた先崎8段は、一時は伸び悩みましたが、30歳の時には見事A級棋士として最高クラスで活躍していました。
しかしその後はスランプのようで、降格をしたまま現在の位置は上から3番目のB級2組。
とてもこんなところでくすぶっている器ではないと、衆目の一致するところですが、今期はチャンスでした。
リーグ戦をあと2試合残して、トップに立ち、結果論ではありますがこのうち1勝していれば昇級というところでした。
しかしラス前の試合で惜しくも敗れ、最終戦に臨みました。
ここでも、もし勝っていれば昇級という場面でしたが、残念ながら破れて涙を飲みました。
先崎さんの文才にはさすがと思わせる物があり、今回も楽しく読めましたが、やはり残念さがこみあげてきます。
来期はぜひとも昇級して、次はA級にと思っているのは私だけではないでしょうね。
先崎8段、がんばれー。
2009.03.28 Saturday
ラーメンショップ静岡1号店
ラーメンショップ静岡1号店
かねてより気になっていたこのお店です。
ここ東新田方面は、まだまだ未踏のお店があり、ぼちぼち攻めて行かなくてはと思っています。
風の強い安倍川橋をママチャリで渡り、ひたすらに進んで行きます。
おや、こんなところに「來來亭」さんがオープンしていますね。
かなり大きな店舗で、このあたりも激戦区になりつつあるんでしょうか。
ほかにもこんなお店がありました。
それを乗り越えてしばし行きますと、大きな赤い看板が見えてきます。
大きく「ラーメンショップ・静岡1号店」と書いてあります。
さっそく中に入りましょう。
「いらっしゃいませ」
ただいま11時20分ほどですが、半分ほどの入りです。
お店は壁に向けてぐるりとカウンター席が取り巻いている造りで、右手奥に調理場があります。
まずは入り口横の冷水器でセルフサービスのお冷やを注ぎます。
空いている左手角の席に座って、メニューを見ます。
「お代金は ご注文の際に お願いいたします」
あまり見かけないシステムですが、まさか食い逃げ防止策じゃないでしょうね。
このお店の営業は朝7時から。
嬉しいことに「ラーメン500円」のモーニングサービスもやっています。
とは言っても朝からこのラーメンはさすがにどうかとも思います。
「ラーメン(650円)お願いします」
店員さんに告げて、50円引きのサービス券とお代を渡します。
伝票も食券も無いようですが、席でチェックしているんでしょうね。
お客さんはほとんどが若い男性です。
どうも近くでお勤めの方や肉体労働者関係の方でしょうか、がっちりとした体格の人が多いです。
それはこのラーメンの脂っ気を見れば一目瞭然ですね。
さて、ラーメンが出てきました。
これはものすごい量の脂ですね。
スープがギトギトに光っています。
コショーを振りかけて、まずはスープをいただきます。
脂は多いものの、ダシの出が少し弱いような感じがします。
具はチャーシュー2枚にワカメ、大きなノリで、刻んだタマネギも入っています。
麺は中太のストレート麺で腰がありますね。
食べ進んで行きますと、この大判のノリがいい感じですね。
脂分を吸収する感じで、さっぱりと食べられます。
カウンターには色々と調味料が乗っているので、これを入れて味の変化を楽しみます。
この中では「お酢」が良いように感じました。
とはいうものの、若い方には良いんでしょうが、さすがに私には脂がキツいですね。
これにライスでも付ければ、食べやすいのかもしれませんが、それほどの胃袋ではないです。
それでもするするっと完食したのは脂で滑らかだったせいかな。
「ごちそうさまでした」
東新田地区、次はどのラーメンにしようか楽しみですね。
2009.03.27 Friday
台湾のお店あれこれ
台湾旅行記
台湾のお店あれこれ
今回は台湾で見つけたお店のあれこれをご紹介します。
まずは 「ファミリー・マート」
「全家」は直訳ですね。
ここは3日通いました。
店員のおばちゃんが愛想良くて、片言の日本語でコミュニケーションを取りました。
ここでは缶ビールも売っています。
袋は別料金で1元ですが、かなり厚く丈夫です。
おつまみのスナック菓子。
エンドウ豆が原料で、意外にいけました。
これは癖のあるジュースです。
売店では日本の商品も数多く売られています。
よく見ると微妙に違いますが、人気なんでしょうか。
こちらはラーメン屋さん。
日本そのものという構えのお店もあります。
「統一元気館」
台北の駅のすぐ前、ホテルの並びにある建物です。
そしてそのすぐ横にあるのが、一際大きくそびえる建物「新光三越百貨店」です。
前にはお馴染みのライオンがいます。
では中に入ってみましょう。
お決まりの地下街は、日本と同じ食料品コーナーです。
ところかまわず日本商品が置いてあります。
これはまるで日本のスーパーみたいな感じですね。
その一角にあったのが何と「納豆コーナー」でした。
台湾人って、納豆大好きなんでしょうか。
どれもみな日本語です。
さすがに購入は控えましたが、不思議なものです。
さて、同じ建物を探索していますと、こんなお店を発見しました。
さて、この人は誰でしょうか?
台湾が生んだ大スター「欧陽 菲菲」さんですね。
日本ではお見かけしないと思っていたら、祖国でしっかり活躍されているようです。
どうやら調理器具のイメージガールなんでしょうか。
簡単な料理の説明書が付いていて、これを使えば何でも出来るという、お馴染みのセットです。
しつこいというご意見もございますが、もう少し続きます。
2009.03.26 Thursday
きしめん@新幹線名古屋駅
きしめん@名古屋駅
今日は1ヶ月ぶりに名古屋駅に行きました。
名古屋でお昼といえば、もちろん「味噌煮込みうどん」「エビふりゃー」「あんかけスパ」「味噌カツ」などなど様々な名物がありますが、今日は軽く食べたい。
とはいうものの、せっかく名古屋まで来たんですから、できればここでしか食べられないものを食べたい。
でも遠くまで出かけたり、行列に並んでまでという気持ちまではないんです。
さらには、食べやすくて、できればお値段も安ければ言うこと無し。
まことにわがままな要求なんですが、嬉しいことにそんな要求をすべて満たしてくれるのが、「新幹線ホームの、きしめん」なんですね。
JRの在来線各駅では、少し大きい駅ならたいがい「立ち食いそば」あるいはうどんのお店があります。
忙しい現代人にとって、立ち食いのそばやうどんは無くてはならないエネルギー源なんですね。
しかし、これが新幹線のホームでとなると、なかなか見つけられません。
そういう点では、この名古屋駅は貴重な「新幹線ホームの立ち食い店舗」と言えると思います。
考えてみると、ここできしめんを食べたことって、今までなかったんですね。
そこで今日はその念願のきしめんに挑戦することにしました。
さて、名古屋駅止まりの新幹線を降り、その足ですぐにお店に向かいます。
何しろホームにありますから、間違いなく一番近いお店です。
ブースの反対側は売店になっていて、その裏がきしめんのお店です。
正午を少し過ぎた時分で、ほぼ満席の混み具合です。
まずは店内角にある自動券売機で、食券を購入します。
名古屋名物の天むすが2コ付いた「きしめんセット(500円)」も気になりましたが、ここはシンプルに「かけきしめん(340円)」を選びます。
ほかのお客さんはというと、かき揚げの乗った「かきあげきしめん」が人気のようでした。
中央の調理場を囲んで、L字形に囲むカウンターだけのお店で、詰めても7、8人というところでしょうか。
空いている席に回り、おばちゃんに食券を渡します。
お冷やはセルフサービスで、左端の給水器から自分で注ぎます。
このお店では「きしめん」と「うどん」の2種類の麺があります。
これが静岡や東京あたりですと、「そば」に「うどん」なんですが、不思議に「そば」に「きしめん」とはならないんですね。
このあたりは名古屋文化圏の特徴なんでしょうか。
さて、きしめんの麺は長方形に冷凍されたもので、注文を受けてから熱湯のなかにあるステンレスのデポに入れてゆきます。
ゆであがったら湯切りをして汁を張り、具を乗せて出来上がりです。
「きしめん、かけでーす」
具は、はながつおだけかと思っていたら、嬉しいことにお揚げさんも付いてきました。
さっそく七味を振りかけていただきましょう。
うーん、出汁が熱いです。
これこれ、きしめんは出汁の熱さが勝負です。
この出汁も、鰹か鯖のダシが十分出ていて、とても立ち食いとは思えないほどですね。
きしめんのふにゃふにゃした食感もまた良いものです。
うどんとは違った歯ごたえと噛みごたえ。
きしめんはさすがに名古屋名物ですね。
口直しのお揚げも、良い味付けです。
熱々のきしめんに大満足の1杯でした。
2009.03.25 Wednesday
ナカミヤ@大入り満員
ナカミヤ@大入り満員
週の初めの月曜日。
今日は午後で仕事も終わり、早めの「たこ八」通いです。
6時40分頃と、早めに着きましたが、残念なことに危惧していた通りに満席でした。
とは言っても、詰めれば一人ぐらいは入れますが、そこはご遠慮しておきましょうか。
せっかくですから「ナカミヤ」さんで1杯引っかけて場つなぎでもしようかとそちらに向かいます。
まさかこちらも混んでいるのかと、窓を覗いてみたら、ラッキー(私にとってですね)なことに誰もいませんでした。
さっそくお店に入って、ご主人に挨拶をします。
「日曜日は定休日にしたの?」
「いえ、昨日はたまたま用事でお休みしました」
「休み無しとは大変ですね」
「いやあ、そうでもしないと家賃が払えませんよ」
そう、静岡は規模の割に家賃が高いんです。
東京みたいに人口が多いところでは、それなりにペイできますが、静岡ではお客さんも限られていますから経営は苦しいんですね。
今日は客足が鈍いようですから、私でも少しは助けになったかな。
お決まりのホッピーに、刺身盛りを注文します。
「氷入れますか?」
「ええ、入れてもらいましょうか」
「3冷」といって、ホッピーの正統派の呑み方は、「氷無し」なんですが、それはぐいっと一気に飲みたい時です。
濃いめに作ってちびちびやりたい時は、氷を入れておいた方が飲みやすくなりますから、今日は氷ありで行きます。
さていつもながらの刺身盛りの勇姿です。
今日はタンが少し小さいかな。
ひと切れ口にするとさすがいい感じです。
期待を裏切らないこの新鮮さは嬉しいですね。
レバーの甘みに、思わず頬がゆるみます。
ご主人と世間話をしていると、その思いが伝わったのか、お客さんが入ってきました。
二十歳ぐらいの子供を二人引き連れたご夫婦のようです。
テーブル席に着くと、矢継ぎ早に「刺身盛り」を先頭にして大量のご注文です。
(これは良かったなあ)
いそいそと、ご主人が料理に掛かります。
まずはお酒からと、グラスを手にしたところ。
「こんばんは」
またまた男性二人連れの新規ご来店です。
常連さんらしく、すんなりと生ビールに「刺身盛り」を注文しています。
(これは忙しくなったかな)
この「刺身盛り」は意外に時間が掛かるんですね。
もちろん作り置きではなく注文のたびに引くんですから、手間も掛かります。
とりあえず、生ビールを先に出していると、またまたご新規さんです。
「こんばんは」
カウンターに座りますが、ご主人申し訳なさそうにして。
「すいません、ちょっと待っていていただけませんか」
そういえば今日はバイトの方がいませんね。
やはりこれだけのお店ですから、一人でこなすのは大変なんでしょうね。
何とこの方も「刺身盛り」を注文しています。
今お店にいる4組のお客さんが、全員これを頼んでいることになります。
さすが、人気商品ですね。
ご主人、もうこれ以上お客さんが入ってきてはたまらないと、チョウチンの電気を消してしまいました。
私の方も空いてしまったグラスを手に、注文の機会を探しています。
テーブル席のかたの「お代わり」に、ようやく滑り込んで、私も「ナカ」のお代わりをお願いします。
本当はささっと飲み干して、たこ八に向かいたいんですが、この状態では当分お勘定まではたどり着けそうもありません。
せめてバイトさんがお酒とお運びだけでもしてくれると、スムーズに行くんですが。
いつもは料理やお酒の説明をしてくれるご主人も、簡潔に出しているだけのようです。
30分ほどしてようやく一段落しました。
「お勘定、お願いします」
「はい1450円です」
頃合いは良しと、その足でたこ八に向かいます。
のれん越しに中を見ると、どうしたことか今日はこの時間まで、超満員です。
(うーん、困ったなあ)
実は今日9時からWBCのテレビ放送があるんです。
まだ8時前ですから、軽く40分ほど飲んでゆこうという腹づもりでしたが、どうしようかな。
こういう時にお店に行くと必ず誰か一人は
「あ、俺もう帰るから、ここ入って」
と譲ってくれるんですね。
そんなにまでして入れてもらって、1時間も飲まずに帰るんでは申し訳がない。
これも何かの縁と、今日はそのまま帰ることにしました。
その後、家に帰って日本の勝利をじっくり観賞したのは言うまでもありません。
もちろん火曜日の決勝戦も全部見ましたよ。
久しぶりにドキドキハラハラする好ゲームでした。
こういうのを野球の醍醐味というんでしょうね。
2009.03.24 Tuesday
大竹@小岩
大竹@小岩
さて、ようやく4時30分になって本日のメインエベント「大竹」さんへと乗り込みます。
お店の前に着いたのは開店時刻ぴったり4時半。
なのにもうのれんは掲げてあって、賑やかな雰囲気です。
さっそくお店に入りますと、驚いたことに8割ほどの席が埋まっています。
中央が調理場でそれをコの字形に囲むカウンターで、25席ほどはあるでしょうか。
予想外の混み方にあわてて空席を探します。
なんとか空いている席に飛び込めましたが、いったい何時が開店なんでしょうか、不思議です。
実は4時36分にお帰りになったお客さんがいらっしゃいました。
まさか6分で飲み終わるとは考えられませんから、きっと早くからお店に入っていたんでしょうね。
さて、お飲物はまた気分を変えて、瓶ビール(中瓶400円)にしました。
そしてつまみはかねてから期待していた「煮込み(300円)」です。
本日は何と煮込みの3連チャンになりましたが、ここ「大竹」の煮込みが一番ですね。
豚のシロとコンニャクを醤油味で煮込んだもので、その上にごろんと乗っているのはジャガイモです。
このジャガイモもほくほくしていて美味しいですねえ。
味付けと、柔らかいモツが最高です。
期待を裏切らない立派な煮込みですね。
「東京5大煮込み」に迫る勢いの、完成された煮込みだと思います。
ビールはすぐに空いてしまい、次には「チューハイ(300円)」をいただきます。
琥珀色のスッキリした味わいで、こいつも良いですねえ。
カウンターの上には懐かしいマッチの箱がカゴに入って吊されています。
これ、一つお土産にいただきたかったです。
お店はメインがご主人らしく、忙しそうに動き回っています。
若いお兄さんが焼き台専属で、正面中央の焼き台で付きっきりになっています。
娘さんだと思いますが、30くらいの女性がてきぱきと注文をこなしていて、これが実に気持ちが良い。
江戸っ子というか、声もはっきりしているし、常連さんとも親しいらしく、会話も弾みます。
次から次へと注文が入り、それをスイスイとこなしてゆきます。
お客さんのほとんどが常連さんの顔なじみらしく、皆さん席を融通しあって楽しんでいます。
お店の中に和気あいあいとした、心地よい空気が漂っています。
こういう活気のある居酒屋さんには、久しぶりに出会いましたが、これは嬉しいですね。
チューハイをお代わりして、つまみは「ナンコツ(2本200円)」です。
焼けてきたナンコツを見て、また感心しました。
どうですこの勇姿。
実に見事な焼き上がりです。
これなら焼き物のためにお腹を空けておくんだった。
タレの甘辛い味も、見事なハーモニーを奏でています。
次に行く時にはいろんなメニューをあれこれと味わってみたいですね。
さて、席待ちのお客さんも出てきたので、そろそろおいとましましょうか。
「ごちそうさまでした」
超満員のお店をあとにしますが、繁盛するのも当たり前ですね。
小岩の駅に着くと、夕暮れの綺麗な空が広がっていました。
2009.03.23 Monday
熊と旅人
ニセ・イソップ童話
「熊と旅人」
チビとデブとノッポの3人の男が旅をしていました。
ある大きな森の中の道を歩いていると、目の前に1頭の熊が現われました。
3人はあわてて逃げ出します。
ノッポとデブの二人の男は、持っていたロープを使ってすぐに近くの大木によじ登りました。
でももう1人のチビは逃げ遅れてしまい、仕方なく地面に倒れて死んだふりをしました。
熊はそのチビの耳元に口を当てていましたが、しばらくすると森の奥に姿を消してしまいました。
木の上の二人は、安心したので降りてきました。
「何で助けてくれなかったんだよ」
チビが怒ってこう言うと、ノッポが
「いやあお前さんが小さいから、手が届かなかったんだ」
「だからって、見捨てて逃げるなんてひどいじゃないか」
「すまんすまん、お詫びのしるしにこのロープをあげるよ」
チビがロープを上手く使って、木に登ります。
「なるほど、これは便利だ」
木の下から二人が
「熊は君の耳に何かささやいていたようだが、何て言っていたんだね」
と聞いたところ、チビはこう答えました。
「ああ、こんなことを言っていたよ」
「危ない時に、友達を見捨てて、自分だけ逃げるような薄情な相手とはもう別れろ、ってね」
「それからもう一つ、お前さんを助けてやるから、その代わりにあの二人を食べさせてくれないかってさ」
気が付くと、ノッポとデブの周りを熊の一群がぐるりと取り巻いていました。
2009.03.21 Saturday
台湾で食べたもの
台湾旅行記10
台湾で食べたもの
まず、台湾の朝食と言えば「お粥」
二日目の朝食は地元のお店でお粥をいただきました。
バイキング形式であれこれ取っていただきます。
お味の方はと申しますと、まあ普通でした。
3、4日目はホテルのレストランでの朝食で、そこにもお粥がありましたが、こちらの方が美味しくて、飽きませんでした。
次は台北駅の地下で見つけたお店。
テイクアウトのファストフードです。
「葱抓餅」
だいたいこんな感じです。
若いお兄ちゃんが、張り切って焼いています。
買って行くのは学校帰りの学生がメインで、なかなかの人気でした。
溶いたメリケン粉で刻んだ葱をくるみ、お好み焼きのように焼いて、タレを付けたものです。
「お兄ちゃん、熱いところを一枚くんな」
そういうと
「ダンナ卵入れますかい」
「ん、そうだなあ入れとこうか」
「では30元になります」
(会話はすべて日本語に訳してあります)
紙に包んで、手渡されました。
意外にさっぱり、もちもちとした味です。
台湾は露店が盛んで、いたるところにお店が並んでいます。
それを品定めするお客さんも真剣で、活気があります。
日本にはない変わったフルーツも売っていました。
美味しそうなので一山買ってきました。
これはサクサクした食感で、程良い甘さの果物でした。
セブンイレブンでは「おでん」を発見しました。
「和風鍋物」と書いてあって、日本と同じおでん鍋に具が入っています。
面白そうなのであれこれ混ぜて購入します。
白滝、大根、つみれ、がんもどき風、三角の練り製品と欲張りました。
キャベツロールや卵なんかもありました。
味はきわめて薄いです。
というかほとんど味がありません。
そこに「関東煮」や「醤」などと書いてある付属の「タレ」を加えていただくんですが、このタレが中華風で全く合いません。
大根は堅くて味も染みていませんでしたし、しらたきも同様。
練り製品は日本の物と全く違う味でした。
そうそう、おでんに付き物の「カラシ」はありません。
サービスでスープを沢山入れてくれましたが、ダシも出ていない大外れでした。
「ゆで卵」も売っていました。
こちらは「ファミマ」で購入したものです。
殻付きのまま茶色い色の香草で茹でられていました。
殻をむくと、こんな感じです。
卵ですから当然その味で、問題なくいただけました。
最後はこれもコンビニで購入したショーチューらしきもの。
初めは面白いデザインの別の瓶をカゴに入れたんですが、なにやら店員さんが制止する。
どうもこれはダメだというジェスチャーです。
(何だ、オレに酒を買わせないって言うのか)
逆ギレ寸前に事情が判明しました。
私が買おうとしたのは、「料理酒」だったんですね。
あわてて傍らにあった瓶を選んだ物がこれです。
変わった味がしましたがアルコールがあれば大丈夫です。
2009.03.20 Friday
華@小岩
華@小岩
さて小岩の居酒屋2軒目は、3時開店という「立ち飲みさくら」さんを目指しましたが、あいにくと本日はまだ準備中のようです。
今日のメインにと予定している「大竹」さんの場所を確認しておいて、辺りをうろつきますと幸いにも開いているお店がありました。
これは全くノーマークの「華」というお店です。
のどかな商店街沿いにあって、お店の前にはおばちゃんが座って煮豆のような物を売っています。
この方はあとでお店に入ってきましたから、どうも身内の方なんでしょうね。
さっそくお店に入ります。
「いらっしゃいませ」
愛想が良すぎるぐらいの男性が、店長さんのようです。
サワー類が200円というのも気になりましたが、目先を変えてホッピー(300円)をいただきます。
「お通しサービスです」
一緒に持ってきてくれたのは「おから」です。
一口いただきますが、めちゃくちゃに甘いです。
これはあのおばちゃんの手作りなんでしょうかねえ。
つまみはここでも「もつ煮込み(200円)」を注文しました。
出てきましたもつ煮込みは、野菜がメインですね。
大根にんじんコンニャク、もつはシロが主体で味噌味です。
何か変わった物が入っていると思ったら、ショウガでした。
さすがにこれは外しておいた方がよろしいですね。
さて、そこへ入ってきたのは20代の若い女性二人連れです。
いかにも場慣れした雰囲気で、開口一番。
「チケット2冊ね」
そう、このお店も1100円分の金券を1000円で販売しているんですね。
ほかではあまり見かけませんが、小岩地域では当然のシステムなんでしょうか。
窓際の明るい位置に立って、おしゃべりしながら酎ハイを酌み交わしています。
身なりもきちんとしていて、今どきのOLさんという出で立ちですが、仕事帰りなのか、はたまたこれから一仕事あるのか。
(昼まっから、ええ若いモンが酒なぞ飲みおってえ)
とぼやいている、ええ年寄りです。
最近は「立ち飲み」もすっかりと市民権を得て、若い方たちも多くなってきたんですね。
それにしても酎ハイ1杯200円均一、つまみ300円ですからこの二人2200円ぶんで何杯飲むのかな。
そちらも気になりますが、私の方は1杯だけにしておきます。
というのも1軒目で飛ばしすぎたので、ここでは少しセーブしておこうという腹づもりです。
さていよいよ頃合いは良し、午後4時半開店の「大竹」に向かったのでした。
2009.03.19 Thursday
台湾旅行記9 101に登る
台湾旅行記9
101に登る
今日は台湾で一番高いビル、「台北101」に登ろうと出かけました。
この「台北101」は高さ508メートルを誇る、東洋一の高層ビルです。
MRT「市政府」駅で地下鉄を降り、ここから無料の送迎バスを利用します。
何しろタダという文句には弱い私ですから、ここ台湾でも同じです。
乗り合いバスに乗って、颯爽と向かいます。
混み具合は7分ほどでした。
だんだんと建物が大きくなって行きます。
それにしても高いタワーですねえ。
10分も掛からずに目的地に着きました。
さっそく中に入ります。
ここ台北101は台北の新しい中心として開発された区域だそうです。
1階は壮大な飲食街が広がっていて、さすがは台湾という気がします。
マクドナルドもありますし、日本食のお店もありました。
建物のいたるところに牛のオブジェがありました。
何でだろうと考えてみましたが、今年は丑年だからかな。
5階の入り口に来ますと、何と100名以上の長い行列が並んでいます。
並んでいるのは外国人も多く、これは観光客ですね。
列の最後について順番を待ちますが、日本語もちらほら聞こえて来ます。
それでも20分ぐらいで先頭にたどり着きました。
チケットは一人400元(1080円)です。
20人ぐらいのグループになって、エレベーターに乗り込みます。
このエレベーターがすごいです。
何とギネスブックにも登録されたという、高速エレベーターなんです。
別にそんなに早く行かなくても良いんですが、どれぐらいの速さかといいますと1010メートル/分ですから時速17キロぐらいという速さです。
何しろ地上101階、最高高さ508メートルですから東京タワーの遙か上を行きます。
そんな高速ですから、乗ったと思ったらもう89階の382メートル展望台に着いてしまいました。
サービスで日本語対応のイヤホンガイドが解説をしてくれます。
ここから見下ろす台北市内は、360度の大パノラマです。
ちょうど夕暮れ時になり、後半は台北の夜景を見ようと言う心づもりです。
さらに一段上に上がると388メートルでのオープンエアーで景色が見通せます。
ぐるりと周りを回りますが、さすがに素晴らしい眺めです。
でもまだ上があるんですね。
これはダンパーといって、風による揺れを防止するおもりだといいます。
660トンの重さがビルの振動を減らしているんだそうです。
辺りが暗くなってきて、素晴らしい夜景が広がってゆきました。
高いところは当分いいかな。
新年にはこのビル全体を使って、大規模な花火をうちあげたそうですが、最後にそのビデオを見させていただきました。
まあものすごいです。
台湾人の派手好きがよく分かりました。
スケールの大きさに圧倒された一日でした。
2009.03.18 Wednesday
くら@小岩
くら@小岩
さて本日の居酒屋1軒目は小岩方面を探訪する予定です。
小岩地区も居酒屋が群雄割拠しているそうで、有名な老舗居酒屋さんもたくさんあります。
色々と目移りするので、とりあえず気になるお店を全部地図にプリントアウトしてと、やっぱり下調べは欠かせませんね。
電車の中でさてどこにしようかと、メモを取り出す・・・、あれ無い。
せっかく準備をしてきたのに忘れてきました。
これでは全くの無駄ですね。
気を取り直して、ほかの本と記憶を頼りに予定を組みます。
今はネットがありますから、携帯にでも移しておけばいいんですが、こんなところはまだアナログ人間です。
見ていろそのうち上達してやるからな。
とはいえ、これでは駅周辺のお店しか分かりません。
だいたい地図があっても迷うほどですから、めくらめっぽう走るのは無謀なことです。
ということで、新小岩の駅周辺をあれこれと探し回りましたが、居酒屋さんは1軒も発見できませんでした。
しらふで分からないということは、2軒目以降は無理ですね。
そこで今回は小岩駅周辺に限定して回る手はずとなりました。
まず1軒目は、最近進出したという立ちのみ店「くら」です。
開店は12時だと言いますから、酒飲みには神様みたいなお店ですね。
ここ小岩には2店あって、両方回りましたが、北口店はまだ開いていませんでした。
現在2時20分。駅の反対側の南口店は幸いにも開いていて、まずはこちらに潜り込みます。
お店に続く細暗い道は、どうやら歓楽街の入り口らしく、怪しげなポン引きのおじさんに何度も声を掛けられました。
「いらっしゃいませ」
向かって右側にカウンターがあり、左側は4人ぐらいが向かえるテーブルが6つほどあります。
テーブルといっても、ここは立ち飲みですから、もちろん椅子はありません。
お店の中は最近はやりのレトロ調になっています。
懐かしいボンボン時計もありますが、壊れていて動きません。
酎ハイが何と150円という激安価格になっていますので、これを注文します。
めざとく「チケット1100円分が1000円」というのを見つけて、これを先に購入します。
しかしここまでサービスして良いのかなあ。
こんな激安価格を目にすると、なんだか申し訳ない気持ちがわいてきますが、だからといって高い物を注文してあげようと言う気にもならないのがセコいですねえ。
千円札を渡すと引き替えに11枚綴りの金券が2枚、テーブルに置かれます。
「お待ちどうさまです」
すぐに酎ハイが出されて、3枚のチケットが切り取られます。
スッキリとしたプレーンな酎ハイで、グイグイいけます。
1皿目のつまみは、「レバ刺し(250円)」で、これはニンニクでいただきます。
この価格も嬉しいですね。
新鮮なレバ刺しを合いの手に、酎ハイが進みます。
お客さんはほかに3組ほどで、皆さんテレビの「水戸黄門」に見入っています。
昔懐かしい再放送で、お約束の「お銀の入浴シーン」が見られました。
そこで酎ハイをお代わりして、「煮込み(300円)」を追加します。
こちらの煮込みは野菜が沢山入っていますね。
にんじん、ゴボウ、肉は豚のシロが主体で、ガツも入っています。
味噌味でボリュームもたっぷりですね。
隣のテーブルではなんだか訳ありの男女が、チケットを目一杯広げてつまみを並べています。
さらにもう1杯酎ハイを追加しますが、これでもまだチケットが2枚余っています。
お酒3杯につまみ2品で1000円以下というのは、信じられない価格です。
チケットを余らせてもしかたがないので(有効期限なしなのでいつでも使えますが)ここに200円を追加して、看板商品だという「マグロ刺し(300円)」をたのみました。
出てきたのがこれ。
どうしてどうして、300円とは思えないほどの脂の乗りです。
こいつは嬉しいですねえ。
中トロといっても十分通用する、美味しいマグロをいただいて、ほろ酔い気分は1200円。
しかしお客さんはまだ少なく、この単価でも不景気の嵐には勝てないんでしょうか心配になります。
「ごちそうさま」
1時間ほどの滞在で、お店をあとにするのでした。
今日は1軒目からちょっと飛ばしすぎたもようです。
2009.03.17 Tuesday
老王記牛肉麺大王@台湾
老王記牛肉麺大王@台湾
さて、台湾で食す本場の麺、第2弾はここです。
このお店も「ベストオブザラーメン」に出ていたもので、何と言ってもそのキャッチフレーズに釣られました。
「食いしん坊がお忍びで ロールスロイスに乗ってやってくる だが店は小汚い」
こんなん見せられたら、行ってみたいと思うでしょう。
もうだいぶ乗り慣れた「MRT」で「西門」の駅に向かいます。
それにしてもこの「一日乗り放題」のカードは便利ですね。
日本の「SUICA」と同じで、センサーにタッチするだけで、改札を通れます。
お値段は200元で、最後にカードを返却すると50元を戻してくれます。
実質で150元(405円)となりますね。
MRTの初乗り運賃は20元(54円)ですから、7回ぐらい乗れば元は取れます。
でも、毎回切符(トークンというコインのようなもの)を買うのも大変ですから、旅行者には便利です。
「西門」の駅を出て、目的地を探しますが、今回は苦労しました。
何しろどちらが北なのかも分からないんですから、たどり着いたのが奇跡なぐらいです。
迷い迷って、引き返しては進み、ようやくたどり着いたこのお店です。
場所は「桃源街」と言いまして、ごく短い通り沿いにお店が軒を連ねています。
その一角がこの、「老王記」なんですが、何とこのお店には看板がないんですね。
一説によると、このお店は有名すぎて、看板なんか必要ないんだとか。
どこが入り口なのかも分かりませんが、横の入り口から入ります。
お店は割合に綺麗です。
清潔な白い丸テーブルがいくつか並んでします。
横の入り口には中年の女性が二人、受付のような感じで座っていました。
図々しく日本語で
「牛肉麺二つ下さい」
もちろん指で「ピースサイン」を示しておきました。
何となく分かったようで、奥の席に座ります。
壁の掲示には、「牛肉麺150元(405円)と書いてあります。
実はスープに2種類あるそうなんですが、注文を付けるにはまだ未熟で、お任せになりました。
現在の時刻は午後4時という半端な時間。
そのせいかお客さんはバラバラで、皆さん黙って麺をすすっています。
テーブルの上には、割り箸とレンゲに「高菜のお漬け物」が置かれています。
さて、出てきた「牛肉麺」です。
麺はうどんと見間違うかのような白いストレートの中太麺です。
つるつると喉ごしも良く、適度な腰があります。
この赤いスープは牛のダシが良く利いたしょうゆ味ですね。
もう少ししつこいのかと思いましたが、割とあっさりした味です。
表面にはあまり脂は浮いていません。
上に乗っているの具は、牛肉をじっくりと煮込んだもので、かなりたっぷりと乗っています。
箸でつまむとほろほろと崩れてゆくほどに柔らかく煮込まれています。
この牛肉が旨いです。
しかも目一杯乗っているので、食べ応えも十分です。
150元という値段は、現地では高い値段ではないかと思いますが、これはそれだけの価値がありますね。
麺の量は意外とあって、日本の普通ラーメンよりも多いぐらいだと思います。
途中で、高菜を入れてみましたが、あまり辛くはないです。
ラー油のような物も置いてありましたが、これは遠慮しておきました。
常連さんらしいお客さんが、次々と入ってきますが、ほとんどがこの「牛肉麺」を頼んでいました。
やはり一番人気なんですね。
少し早い夕食ですが、これでお腹いっぱいになりました。
「シェーシェー」
一つだけ覚えた中国語を駆使して、お支払いを済ませ、お店をあとにしたのでした。
2009.03.16 Monday
台湾旅行記8 国立台湾記念館
台湾旅行記8
国立台湾民主記念館
かつては「中正紀念堂」として親しまれてきた建物です。
蒋介石氏を記念して建てられた、白亜の殿堂として有名です。
こちらはMRT(地下鉄)一日乗り放題のカードです。
まずは地下鉄に乗って、「中正記念堂」駅で下車し、すぐ前の建物に向かいます。
なお入場料は無料です。
案内の看板も近代的でわかりやすいです。
といってもすぐそばで、大きな建物なので、迷うことはありません。
というか、降りたすぐ前でした。
とにかく大きな建物が並びます。
人はまばらで、ほとんどが観光客でした。
もう少し早く行けば、太極拳をする光景が見られたかもしれません。
そこで見つけた変わった物をいくつか紹介します。
まずは巨大なテレビ。
もちろん張りぼてです。
これは公衆電話のもようです。
たたずまいが中華風ですね。
こちらはゴミ箱です。
台湾の方はきれい好きで、街にはほとんどゴミが落ちていませんでした。
地下鉄に乗って、次の目的地に向かいます。
2009.03.14 Saturday
支那そばや@戸塚
支那そばや@戸塚
ご存じ「ラーメンの鬼」佐野実さんが新しく開いた直営店です。
長くラーメン界を引っ張ってきた、「支那そばや鵠沼本店」が閉店してからしばらく経ちますが、昨年秋11月1日にようやくこの戸塚に開店しました。
開店を待ちかねたラーメンファンで大混雑だといいます。
それから4ヶ月経ちそろそろ落ち着いてきた頃合いは良し。
今日はこちらのラーメンをいただきにまいりました。
お馴染みのJR東海道線各駅停車で静岡を出て、熱海で東京行きに乗り換えます。
実は小田原駅で「湘南新宿ライン」に乗り換えれば10分ほど早く到着するんですが、急ぐ旅でも無し、そのまま座ってのんびりと到着を待ちます。
戸塚駅に着いたのは10時50分ほど。
お店の開店の11時にはまだ時間があります。
駅の前はと見ると、大規模な開発工事の真っ最中で、トラックが走り回っています。
工事現場の看板には、建設会社の看板が。
うむ、どうやら噂の会社のようですね。
広い通りに沿って進んで行くと呆気なくお店を発見しました。
何しろ辺りにあまりほかのお店がありませんから、看板がはっきり分かります。
さっそく前に行きますが、「ただいま準備中」でした。
開店待ちの行列はなく、やっぱり焦らなくて良かったと胸をなで下ろします。
入り口の横には佐野実さんの筆で、モットーが書いてあります。
「らぁ麺とは・・・」
何となく分かったような、そうでもないような。
開店を祝うメッセージがあれこれ張り出されていました。
ほかに並ぶ方もおられず、一人だけ寂しく開店を待っていると、11時ちょうどに開店しました。
「いらっしゃいませ」
さっそく中に入って、まずは入り口右側の券売機で食券を買います。
今日は基本の醤油ラーメン(850円)を選びました。
「大盛り」や「名古屋コーチン煮玉子」はご遠慮しておきます。
お店は右側が調理場で、それを取り巻く8席ほどのカウンター、左手に4人掛けのテーブル席が3つという標準的な造りです。
案内されてカウンターのまん中当たりに座ります。
口開けで手すきなのか、セルフサービスのお冷やを持ってきてくれました。
お箸は割り箸でなく、プラスティックのエコ箸ですね。
座ってから4分ぐらいでしょうか、すぐにラーメンが出てきました。
意外にこじんまりとした器ですが、良いルックスです。
具には大きなチャーシューが2枚、ノリ、穂先メンマが乗っています。
レンゲでスープを一口いただきますと、これが熱いこと熱いこと。
これはやけどをしそうな熱さで驚きました。
私見では、ラーメンスープの熱さは味の決め手だと思っているので、これは嬉しいですね。
マクドナルドのコーヒーなら裁判沙汰になりますが、ラーメンのスープは熱くなくちゃ値打ちがない。
ふうふういいながら啜りますと、これがまたいい味ですねえ。
スッキリしたちょうど良い濃さの醤油味で脂もしっかりと浮いています。
麺は細麺のストレートで、もちろん佐野実氏入魂の自家製麺です。
この麺もまた、変な表現ですが、麺らしくて美味しいですね。
麺とスープが上手く合っているという気がします。
2枚あるチャーシューも柔らかくかつボリュームがあります。
さらには大きめの「穂先メンマ」が口直し以上の効果を発揮します。
追加で卓上のペッパーミルから胡椒を振りかけますと、さらにパンチが増しました。
葱は九条葱だそうですが、これはスープに勝てないかもしれません。
お客さんは一人、また一人と入ってきますが、私が帰るまでにはそれほど混み合いませんでした。
お客さんのほとんどが醤油ラーメンを注文していましたが、やはり表看板なんでしょうか。
ただ、気になるのはスタンダードなラーメンで850円というお値段です。
何しろこの不景気ですから、お昼どき辺りはサービスなども必要なんではないかと思います。
まあ、吟味した高級な素材を使ってのお値段ですから、当然といえば当然のことです。
このお店は、戸塚の駅からすぐそばという好条件ですから、東京行きの途中にちょっと寄って1杯というのも良いですよね。
さすがは支那そばやさん、美味しいラーメンに大満足でした。
また行きたいお店です。
2009.03.13 Friday
ナカミヤ@ホッピー三昧
ナカミヤ@ホッピー三昧
今日はまたもや「ナカミヤ」さん通いです。
9時20分という遅い時間に、友人と二人で尋ねました。
この時間は空いていて、ちょうどお客さんがとぎれたタイミングでした。
静岡の中心部を歩いていると、どうも人通りが少なくて寂しいですねえ。
景気の低迷も、まだまだ続くんでしょうか。
さて、今日は二人ですのでテーブルに座ります。
「ホッピー下さい」
そうそう、ナカミヤさんにはついに念願のホッピーグラスが届いたんです。
ジョッキかなと思っていましたが、こちらの方が軽くて持ちやすいかな。
やってきた氷なしのホッピーで乾杯です。
やはりホッピーグラスでの味わいは格別ですね。
注文は当然「刺し身盛り合わせ」です。
相変わらず美味しい刺身です。
今日は二人なので、つまみもガンガン取り寄せます。
煮込みカレー味
軟骨入り餃子
センマイ刺し
ハチノス煮込み
コラーゲン
ホッピーを3杯ずつやっつけて、最後の締めはハイボールです。
酎ハイに特製のエキスが入っています。
ああ、今日はよく食べよく飲みました。
すると最後に嬉しいハプニングがありました。
なんと、帰りがけにご主人から土産をいただきました。
ホッピーの会社からの付属品だそうですが、これは貴重な物をありがとうございました。
さっそく家に貼っておきたいと思います。
「ホッピー戦士物語」
お読みになりたい方はぜひどうぞ。
戦利品を鞄に詰めて、お店をあとにするのでした。
2009.03.12 Thursday
もつ焼きカッパ@荻窪
もつ焼き「カッパ」@荻窪
すっかり雨模様になりましたが、電車で荻窪まで行きます。
隣の駅ですから、晴れていれば酔い覚ましに歩いて向かうことも出来ましたが、さすがに雨ではしかたがありません。
荻窪駅を降りて歩くこと数分、このお店は駅のすぐ近くなんです。
開店は午後5時ですが、ただいま2分ほど過ぎた時間です。
繁盛店なので混んでいるかと心配していましたが、雨模様の天気が幸いして空いていました。
中央に焼き台があり、そこをぐるりとコの字形に囲むカウンターのお店です。
先客は2人連れが3組でした。
向かって左側が空いていたので、そのいちばん奥に座ります。
「ご注文は?」
「ビール(570円)とレバ刺し(2本200円)お願いします」
「お味は?」
「タレ塩で」
「はい、レバ刺し一丁!」
ここは焼き物は何でも100円均一だそうです。
ただし2本ひと組が決まりで、黙っていると2本づつ出てきます。
1本づつという注文も通るそうですが、素人がそんな大それた真似をしてはいけません。
焼き物はすべて串に刺さった状態で脇のバットにスタンバイされています。
親方はここから注文の串を取り上げて前の焼き台で焼くわけです。
するとすぐに追加の串が補充されます。
奥が調理場になっていて、焼き物以外のつまみはここから出てきます。
レバ刺しのレバーだけは注文するたびごとに奥の冷蔵庫から出てきます。
すでに串に刺してあるので、普通にレバーといえばこれを焼いてくれます。
今回もすぐに2本のレバーの串が出てきました。
これを手に取った親方が、そのまま焼き鳥のタレに漬けます。
さっと引き上げるや、かたわらの塩を上からさらさらっと掛けて出来上がりです。
タレと塩を両方掛けるから、「タレ塩」なんですね。
何ともユニークな食べ方ですが、このお店ではこのスタイルが主流らしく、ほかのお客さんが注文する時にはすべて「タレ塩」と声が掛かっていました。
何本も続けて注文するお客さんもいて、まさに看板商品ですね。
さっそくガブリといただきます。
ん、この味は何だろうか。
ねっとりとした生レバーに、甘口のタレが絡み、そこにつぶつぶの塩が利いている。
これは美味しいですねえ。
考えてみると焼き鳥のタレって温かい焼き鳥に漬けて食べるんですがこれは冷たい生レバーです。
こんな食べ方は知りませんでしたが、この味は素晴らしいです。
たぶん新鮮なレバーだから出来るんでしょうが、やみつきになりそうな味ですね。
あっという間に食べ終わって、次の注文は「オッパイ」です。
「ハイッスーッ」
独特の掛け声で、親方は滑るように焼いてゆきます。
焼き時間はかなり短いです。
だからといって決して生ではありません。
焼きすぎないので肉が堅くならず、美味しく食べられますね。
この「オッパイ」もジューシーで脂がのっています。
「トロと、お酒(290円)をぬる燗でお願いします」
トロとは「直腸」のことだそうですが、独特の食感でこれも美味しいですね。
お酒も程良いぬる燗で、スイスイのどを通ってゆきます。
最後の締めは「チレ」、脾臓ですね。
あまり見かけない部位ですが、これは新鮮でないといけません。
美味しいモツ焼きをすっかり堪能して、お会計をします。
「お勘定をお願いします」
ご主人は串を取り上げて数えます。
お酒の確認をして、暗算です。
「1660円になります」
これはもう芸術品ですね。
お店を出ますと、雨は少し弱くなっていましたが、まだ傘が必要なのは変わりません。
あのタレ塩、思い出すたびにまた食べてみたくなる味ですねえ。
2009.03.11 Wednesday
台湾旅行記7@欣葉で夕食
台湾旅行記7
本日の夕食は欣葉で
台湾到着はじめてのディナーです。
本日はツアーにセットの中華料理屋さんでの夕飯になります。
お馴染みのワゴン車で、「欣葉」というお店に到着しました。
地元の皆さんで賑わっている広いお店です。
「お酒はいかがなさいますか?」
「紹興酒でもいただこうかな」
「1本では多すぎますね」
即却下されてしまいました。
グラスに1杯飲みたかったのに、無難なビールにしておきます。
ビールだけ別料金で150元でした。
突き出しに辛くないキムチのような物が付いてきました。
まず最初は、「エビの唐揚げ」
からりと揚げられていて、味付けもさっぱりとしていて美味しいです。
結局この1品が一番気に入りました。
次は豚の角煮。
ご飯と一緒に出てきました。
どうもこのあたりはいい加減というかあまりこだわらないんでしょうか。
お昼のお店もそうでしたが、どんどんお料理が出てきます。
せめてお皿が残り少なくなるぐらいまで待ってほしいと思うのは、日本人だけなのか。
次は切り干し大根入りの卵焼き。
素朴な味でなかなか美味しいですね。
続いて空芯菜の炒め、シンプルですがなかなか本格的な味です。
大根と豚肉のスープも出てきました。
ここまでが8分ぐらいですから、まあ早い早い。
せっかくのお料理ですが、胃袋の要領を遙かにオーバーしていて、半分も食べられませんでした。
設定のコースですが、実にもったいないなあ。
それでも、ジャスミン茶を飲みながらくつろぎますが、ガイドさんを待たせてはいけないと思い、気が急きます。
全体の味付けは日本人向けのようで、八角などは抑えてありました。
ともあれ無事に台北二日目の予定を終えたのでした。
2009.03.10 Tuesday
立呑風太君@阿佐ヶ谷
立呑風太くん(たちのみふうたくん)@阿佐ヶ谷
さて2軒目の立ち飲みですが、そうそうお年寄り好みの渋いお店ばかりでは飽きが来ます。
たまには若い方にも人気のお店を探そうと、ネットで見つけたのがこのお店です。
JR阿佐ヶ谷の駅を降りて、北側に進みます。
駅に沿ってある道の2本目を50メートルほども進めばお店にたどり着くという好条件です。
あいにくの雨ですが、さほど強くはなく十分に折り畳みの傘でしのげます。
お店はこのあたりだと探していると前方に軽トラを発見。
改装工事でもしているのかと思い、近寄ってみます。
何とあるのは車の前半分だけ、荷台がお店だという感じですね。
このお店、3時開店といいますが、ただいま4時少し前という時間で、先客はお一人だけでした。
カウンターだけの立ち飲みで、その中央当たりに立って、ホッピー(350円)を注文します。
そしてこのカウンターをよく見ますと。
なんと、トラックの荷台になっているんです。
これは面白い。
つまみには「煮込み(400円)」を選びました。
この煮込みは注文を受けてから作るようで、出てくるのに意外と時間が掛かりました。
「煮込みです」
ずしりと重い器に入って、煮込みが出てきました。
これは煮込みというよりも和風シチューといった感じでしょうか。
スープがたっぷりと入っていて、ボリュームがあります。
使っているお肉は牛スジで、野菜も色々と煮込まれています。
セロリ、にんじん、豆腐、ジャガイモ、コンニャク、キャベツと数え切れません。
味付けは薄い塩味でさっぱりしています。
立ち呑みでこんなしゃれた煮込みをいただけるとは思いませんでした。
こういう汁物が飲んべえにはたまらないんです。
このお店もキャッシュオンデリバリーで、注文のたびごとにお支払いをします。
1合升が目の前に置かれ、そこにおつりを入れてくれるので、足りないようでしたらここに追加しておけばいいわけです。
お客さんの中にはこの升をキープしていく人もいて、バックヤードには名前の書かれた升がずらりと積まれていました。
お店の中にはあれこれと張り紙がしてあります。
新聞にも紹介されたようで、その記事ですね。
「お客さん募集」「客単価1000円ぐらいから」は、笑わせます。
「風太くんの正しい呑み方」で立ち飲みの作法も学べます。
ちなみに店名の「風太くん」は静岡ではお馴染みの「立つレッサーパンダ」の風太くんからですね。
ホッピーが空いて2杯目は変わった物を飲みたくなりました。
このお店のもう一つの特徴は、様々な酎ハイがすべて350円で飲めるということです。
壁には色々と珍しい名前が書いてあります。
選ぶのも難しいので、マスターに
「酎ハイで面白そうなのを一つお願いします」
しばらくして出てきたのがこれです。
名付けて「人面魚」だとか。
シューチューのタンサン割りに浮かんでいるのは青シソと赤唐辛子。
数年前に流行した「金魚」のパクリですな。
シソの風味がさわやかで、おまけにピリッと辛い。
なかなか面白いカクテルですね。
スッキリしていてクイクイ飲めそうです。
カウンターには変わったフィギュアも飾ってありました。
こんなところが今風なんでしょうか。
あとから来た手伝いの若者がお品書きを張り替えています。
これは毎日変えているのでしょうか、なかなか細かいです。
お店の奥にはトイレがあります。
引き戸になっていて分かりにくいですが、大きく書かれていました。
追加のおつまみには、「炙り締め鯖(300円)」をたのみました。
やはり少し時間が掛かりますが、出てきた物を見てこれは納得です。
これもていねいに仕事がされていますね。
立ち飲みでこういう物が出てくると、嬉しくなって叫び出したい気分になります。
(もちろん大人の私はそんなことはしません)
炙ることによって生臭さが消え、酢味も軽めになっていました。
これはなかなかの物ですね。
思わずにんまりしてしまいます。
さて旨いお酒に旨いつまみ、でもさすがに足が疲れてきました。
このあたりで打ち止めにしておきましょうか。
「ごちそうさま」
お店を出ると、雨がまた激しくなっています。
さあ、もう1軒回るぞ。
2009.03.09 Monday
平澤かまぼこ@王子
平澤かまぼこ@王子
JR王子駅の駅を降り、北口を西に進みます。
いつもながらの方向音痴で、分かるかなあと心配していたら、あっさりとお店を発見しました。
これは間違いようがないほとんど出口の前という好条件ですね。
ついうっかりと通り過ぎてしまい、写真を撮りながら引き返します。
お店の前には美味しそうに煮えているおでんの大鍋が、お客さんを引き寄せます。
その後ろには若いお兄ちゃんが手持ちぶさたに立っています。
「すいません」
「ハンペン(100円)に白滝(100円)と、あとお酒(300円)を下さい」
「2合と1合とありますが」
「1合で」
「燗を付けますか」
「お願いします」
渡されたおでんのお皿を片手に、お店の奥に向かいます。
右手が調理場で、それに向かってカウンターが前後に並ぶ、細長い造りです。
中からご主人と思われるおばあちゃんが
「奥が空いてますから」
先客は二人で、いちばん奥に60ぐらいの男性、中央当たりに70がらみの白髪の常連さんです。
そのまん中あたりに席を取り、おでんのお皿を置きます。
「はいお酒です」
お兄ちゃんがコップになみなみと注いでくれました。
用意しておいた千円札を取り、おつりの500円玉を返してくれます。
ここは立ち飲みのキャッシュオンデリバリー、おつりはカウンターに置いたままにしておきます。
すかさずおばちゃんが突き出しの「大根の浅漬け(サービス)」を小皿で出してくれます。
熱燗を引き寄せて一口いただきます。
これは辛口ですね。
「丸信正宗」という銘柄で、北区の地酒のようです。
おでんに付き物のカラシはカウンターに駅弁の釜飯だった器にたっぷり入っていて、これをさじで取って使います。
これがけっこう利きますね。
おばちゃんは話し好きらしくて、つねに常連のおじいさんと会話をしています。
しかしその最中でも仕込みの手は休めずに、動かしていました。
大根を刻んで浅漬けの準備、さらにはコンニャクを茹でてこぼし、味が浸み込みやすいように包丁を入れています。
お二人のお話が面白く、お酒が空き、サワー(300円)と煮こごり(300円)を注文します。
煮こごりを一つ箸でつまむと、ぷるんとした良いできばえで、口の中でさあっと解けてゆきます。
このつまみなども懐かしく、良い酒のアテになります。
そこへすっと出されたのは
「これ食べなよ」
何とサービスで煮豆が出てきました。
初めてのお店でこんなサービスがあると、嬉しくなってお酒が進みます。
そこへ年輩の女性客がお店の前にやってきました。
おばちゃんいわく
「あーいうのは嫌いだね」
「たぶん良い人間じゃないねえ」
このお店は初めてらしく珍しそうに、お兄ちゃんに色々と説明をしてもらっています。
どうもバイトらしく、分からないことがあるとこちらに来ておばあちゃんの指示を仰いでいます。
しかしこのお客さんも色々と注文が多いです。
具の名前を聞いたり、中身を尋ねたりして色々と迷っています。
なんとかおでんが売れて、バイト君がこちらに来ると、さっそくのお小言です。
「お客の言うことばっかり聞いてちゃだめ」
「相手を自分のペースにするの」
「新しいネタを入れるんじゃなくて、古い物をお勧めするんだよ」
「どうせ迷うのは最後の1つぐらいなんだから、ぱっぱーっとやんな」
言われっぱなしのバイト君はいちいち「はい」「はい」と頷いています。
しかしここまで正直にお客の前で言っちゃっても良いんですかねえ。
このバイト君は、高校生の時に来ていたお客さんだとか。
今は無事大学生になって、バイトをしているそうです。
おばちゃんはとても心配らしく、しきりに世話を焼きます。
「何でも良いから本を読むんだよ」
「列に並ぶのは前から2番目だ」
「先頭だと線路に突き落とされるかもしれないよ」
「睡眠が大切だよ、あとは本を読んでリラックス」
なんだか自分の子供に諭しているかのようです。
バイト君は2時までの約束らしいですが
「お客さんも少ないから、もう帰って良いよ」
「でもまだ時間がありますから」
「明日はいないから頼むよ」
「行きたくはないんだけど、招待券もらったからコンサートに行かなきゃいけないんだ」
その割には嬉しそうだなあ。
バイト君は日払いのお給料を手に、帰って行きました。
会話も弾むし面白いので、昼から3杯目に突入です。
「サワーと、昆布(30円)にガンモ(100円)下さい」
このお店のおでんは100円から150円200円250円とあって、昆布だけが安く30円です。
出てきたおでんは、昆布が山盛りで、ショウガ天がおまけに付いています。
「サワーとこれで500円でいいかね」
いやだと言えるはずがありません。
これは嬉しいサービスですね。
余っていたとは考えずに、素直に感激しました。
引き続きちびちびと飲んでいると、またまた
「これも食べなよ」
カウンターにある大根の葉っぱの漬け物も勧められます。
勝手に取って食べても良いんですね。
こんなところが下町の人情なんでしょうか。
次におばちゃんはコンビーフの缶詰を取り出して
「これもらったんだけど、どうやって食べようかねえ」
お客さんが
「キャベツと炒めると旨いんだ」
「そういえば沖縄にはこのでっかいのがあったんだねえ、何と言ったっけ?」
「さて」
「あのう、スパムっていうやつだと思いますが」
「ふーん」
そんな会話が続きます。
さて3杯目も空になり、そろそろおいとましましょうか。
「ごちそうさまでした」
今日は昼からけっこう飛ばしてしまいました。
外に出ると雨が降り出してきて、少しは酔いも醒めてきそうな塩梅です。
2009.03.07 Saturday
台湾旅行記6士林夜市
台湾旅行記6士林夜市
さて台湾名物と言えば「夜市」です。
次の目的地は、台北の夜市の中でも最大の規模だという、「士林夜市」へと案内されました。
まずは雑貨品などが主体とされる通りに行きます。
まだ5時半ぐらいですが、かなりの人通りです。
今日はガイドさんが一緒で心強いですが、日本人だけですと多少心配な気もします。
とは言っても、台湾では全くトラブルなど無く、快適な旅だったことは言うまでもありません。
お店では様々な商品が売られていて、お値段も安いです。
道路の中央にも出店があって、食べ物などを商っています。
珍しいものでは、ウズラの卵をたこ焼きのように焼いたもの、ビンロウジュの実、正体不明の食べ物などなど。
東京の原宿、「竹下通り」の風景に通ずる物がありますが、多少チープ版です。
面白そうな物も多くて、つい手が出かかりましたが、ガイドさんに制されて、見るだけにしました。
30分ほど見て回り、次は食べ物です。
剣潭の駅のすぐ前の建物すべてが巨大な飲食街になっています。
まずは広い道路に並ぶ大行列で、これは「フライドチキン」のお店です。
皆さん大きな紙袋を手に順番を待っています。
「豪大大鶏排」というこのお店はただいま夜市の人気ナンバーワンなんだそうです。
冗談ではなく大人の顔ぐらいの巨大なフライドチキンが50元でした。
これは凄いですが、その半分でも食べ切れません。
「紅油抄手」
分かりません。
お店の名前なのか、食べ物の名前なのか?
うろうろします。
このお店は麺類がありました。
どうやらテレビでも紹介されたお店のようです。
店員のおばちゃんも活気があります。
全般に台湾では女性が元気でした。
「現打泡泡水」
果物の生ジュースらしいです。
台湾はさすがに南国らしく、フルーツは豊富でした。
「もち餅屋」
突然日本語の看板に出くわすとびっくりします。
どうも「焼き餅」を売っているようですが、明らかに日本の物とは違いますね。
このお店はスイーツのお店です。
愛玉水、食べておけば良かったなあ。
串焼きのお店がありました。
何のお肉か分かりそうでよく分かりません。
当然見るだけにしておきます。
それにしても種類が多いです。
次は変わった果物。
いや、そうでないかもしれません。
ひょっとしてゴーヤーの親戚なのか。
看板で圧倒される物もあります。
このお店はジュースのお店なんですが、何で蛙なんでしょうか。
そういえば中に入っているゼリー状の具が、蛙の卵に似ているような気もしますが。
「大腸包小腸」
横に立っているキャラクターは、「大腸君」か「小腸君」なのか?
「大統一牛排」
台湾でも牛肉は高級品らしく、お値段も高めです。
何軒か食指が動かされましたが、夕食がセットされていたので、パスしました。
さすがに「臭豆腐」だけは近寄らなかったですね。
2009.03.06 Friday
谷やんラーメン@永代
谷やんラーメン@永代
このお店はなんと「ベストオブザラーメン」に登場しています。
その写真はといいますと、何と屋台なんですね。
以前は越中島の界隈を流していたそうですが、97年2月に店舗を構えました。
創業は昭和56年だそうですからもう30年になろうかという歴史を持っています。
今日はその老舗「谷やんラーメン」を訪ねて来ました。
久しぶりに乗るJR京葉線ですが、東京駅の乗り換え通路が長くて、まず疲れました。
「越中島」の駅で下車し、ここから歩いてお店に向かいます。
いつもならここで迷って時間をつぶしてしまうんですが、台湾で荒波に揉まれたせいか、はたまた運が良かったのか、何とか現在地を確定しました。
途中で見つけた風景を二つ。
門前仲町を過ぎて、目指すお店を発見しました。
看板には黄色に黒で大きく「深川 谷やんラーメン本店」と書かれてあります。
このご主人は元相撲取りで、出羽の海部屋の「谷の花」さんで、最高位は幕下3枚目だそうです。
転業して始めたラーメン屋台が、相撲取り譲りの豪快さで大評判。
今では行列店になっています。
さて、現在ちょうど正午です。
並んでいるのは二人だけで、それもすぐに入れました。
まずは入り口右手の自動券売機で食券を買います。
メニューはシンプルで、「特製ラーメン600円」「大盛りラーメン700円」「チャーシュー麺900円」のみ。
「毎日精米しています」という「新潟から直送コシヒカリのライス」がサービスと書いてありますが、当然パスしておきます。
このオーダーはランチタイムのみの提供で、食券を渡す時に「ご飯下さい」と言えば付けてくれます。
見たところほとんどのかたがコールしていました。
空いた席に座ると、若い男性の店員さんがお冷やを出してくれました。
お店のメンバーは、ご主人の「谷の花」さんが調理専属でお一人。
このご主人は1回に3杯から4杯のラーメンを、ものすごい早さで、休むことなく作り続けています。
若い男性が、注文と配膳をこなし、ご主人の奥さんらしき女性が、ライスの盛り付けと洗い物を担当しています。
この3人の連携が非常に良くて、スムーズに品物が動いてゆきます。
「特製、ライス一丁でーす」
「ありがとうございました」
元気な掛け声も飛び交っていて、とても気持ちが良いですね。
客層はほとんどがサラリーマンの男性です。
600円でお腹一杯になり、かつ美味しい。
これは評判になるはずです。テーブルの上にはコショーやゴマ、豆板醤、ニンニクなどの調味料も置かれていました。
「特製ラーメンです」
カウンター越しに出てきたラーメンは、何とも豪快ですね。
具には、大きなチャーシューが、1枚2枚、3枚、4枚目もあったかもしれません。
さらにはメンマに、ゆで卵半分ですから大満足のボリュームです。
麺は中細の縮れ麺で、茹で方もいい具合です。
スープは、一般的な味付けに比べて、ややしょっぱいですね。
脂もしっかり入っていますが、濃いめのしょうゆ味でしょうか。
これはスープで白飯が合いそうですねえ。
葱もどっさり入っているし、とにかくボリュームは素晴らしいです。
これ1杯でお腹一杯になりました。
やはりライスはパスして正解だったようです。
「ごちそうさまでした」
帰りがけには席を待つ行列が7人ほどになっていましたが、結局女性客はゼロでした。
今どきのラーメン本には絶対に紹介されないだろうけれども、美味しい、良いお店でした。
2009.03.05 Thursday
台湾旅行記5@雨の九分
台湾旅行記5
雨の九分(漢字が違います)
正しくは「にんべん (イ)に分」ですが、漢字が出てきませんのでご勘弁を。
例によってお迎えのワゴン車で高速道路を行きます。
台北は盆地にあって、そこを出ると急に気候が変わってきます。
これはドライブの途中で見つけた不思議な物です。
1時間ほどで目的地の「九分」に到着しましたが、あいにくの雨です。
台北とはそれほど離れていないんですが、天気は全く違ってきます。
この地は良く雨が降ることから、「雨の九分」と呼ばれているそうです。
何でも映画のロケ地として有名になったそうで、「千と千尋の神隠し」でこのあたりの風景が使われたそうです。
そのために観光客が多くなってきたとか聞きました。
しかしだんだんに雨がひどくなってきます。
細い道を登ってゆくと両側には様々な土産物を売るお店が並んでいます。
名物という草もちをいただきましたが、これは普通の味でした。
このあたりの風景は江ノ島を少し昔に戻したような感じです。
あいにくの雨でお客さんも少ないような気がします。
露店の見学もそこそこに、休憩の茶室に入ります。
晴れていれば石垣島も見えると言いますが、この雨ではさっぱり視界が利きません。
お茶の作法をあれこれと教えていただき、一杯いただきますが、さすがに本場だけあって美味しいですねえ。
これはお茶請けの「ドライマンゴー」です。
雨ですることもなく、のんびり下界を見渡します。
1時間半ほどのお茶タイムは、旅行の中休みで、のんびりしました。
階段を下りて車に乗り、台北に着くと、そこはしっかり雨が降った気配もありませんでした。
こんな変化はやっぱり南国だからでしょうか。
さあ次は「夜市」に繰り出します。
2009.03.04 Wednesday
ごはんどき@2杯目
ごはんどき@2杯目
月曜日のランチはラーメン店をと決め、今日の目的地を考えます。
ところがところが、調べてみて気が付きましたが、静岡市内のラーメン屋さんは「月曜定休」のお店が意外に多いんですね。
困ったことに予定に入れていたお店がすべてこれでした。
まあ遠出をすれば良いんですが、あいにくの空模様でしてあまり遠くには行きたくない。
そこでふと心に浮かんだのがこちらです。
ここ「ごはんどき」さんは「マルハン水道町店」というパチンコやさんの中にあります。
以前このお店で「月曜だけの限定大サービス」で、50食限定ラーメン300円をやっていました。
その時には「醤油ラーメン」でしたが、あとで「とんこつラーメン」もあると気付き、再チャレンジを願ったのでした。
さてまだやっているのかどうか、お店を覗いてみますと、嬉しい看板が出ていました。
そこでさっそく中に入ります。
11時開店のところ、ただいま20分過ぎです。
先客はお二人だけで、宣伝もしていないせいかやはり空いていますね。
券売機で食券を購入。
色々表示が出て、手間取りますが無事クリアして席に着きます。
お冷やはセルフサービスになっています。
店員さんは中年のおばちゃんで、間違いなくパートさんでしょうね。
食券を渡すと、マニュアル通りにちゃんと作ってくれます。
「おまちどうさまです」
これはなかなかの出来ですね。
何と言っても300円ですから文句を言えば罰が当たります。
白く濁ったスープは、予想通り平凡なものでした。
具には、チャーシュー2枚、メンマ、キクラゲ、ゆで卵半分、紅ショウガと盛り沢山です。
めんは中細の縮れ麺で、腰もあります。
通常はこれが630円ですから半額以下の大サービスですね。
サクサクっと食べ終えてしまいました。
もう少しスープに力があれば良いんですが、これが物足りない。
でも今どき1杯300円のラーメンなら、大満足でしょう。
ところでお店を出てから気が付いたんですが、「黒ごま坦々麺」なんていうのもあるじゃないですか。
これも300円ということは、もう1回行くことになるのかなあ。
2009.03.03 Tuesday
阿城切仔麺@台北
阿城切仔麺@台湾
お馴染み「台湾ラーメン放浪記」第1弾は、このお店を選びました。
MRT淡水線に乗り、「民権西路」の駅で降ります。
何せここは異国ですし、初めて通る道ですから、地図を頼りにお店を探します。
それでも道はわかりやすく、500メートルほどで目指すお店を発見しました。
実はこのお店は、私のラーメンブームの火付け役でもある「ベストオブザラーメン」にも登場しているお店なんです。
この本の出版は昭和61年ですからもう20年越しの来訪になります。
本に出ているラーメンを全部食べてやろうと始めた「ラーメン放浪記」ですが、まさか台湾まで出かけるとは思っていませんでした。
もちろんせっかく出かけていったのにお店がない、ではがっくりですからインターネットでしっかり調べていきました。
お店の前には色々な肉類が積まれています。
注文すればこれも出してくれるんでしょうが、それが出来るわけもなく、まずは席に着きます。
お店の中はすべて4人掛けのテーブル席で10席ほどあり、間は広く取ってあります。
お店の方が注文を聞くので
「ラーメンとワンタン」
「汁あり?汁無し?」
「汁ありで」
座って待ちますが、どうも注文が通っていないようです。
そこへお店のご主人らしいご老人が近寄ってきて、片言の日本語で説明してくれます。
「ラーメン一つに、ワンタンの汁ありを一つずつ下さい」
これは食べ終わって最後に気が付いたんですが、「ワンタン50元」というのは、「ワンタン麺」のことなんですね。
「ワンタン汁無し」といえばこれが出てくるもようです。
それを知らずに「ワンタン汁あり」と言っていたので、単純に「ワンタンのみ」が出てきました。
こちらは30元です。
なお、この時の為替レートは、1元が2.7円ぐらいです。
単純計算で30元は81円になります。
さて、出てきたラーメンとワンタンです。
ラーメン(切仔麺30元)は小降りの器に入っています。
丸く茹でられた麺には茹でたモヤシが混ざっています。
何ものかは分かりませんが、それ以外にも何か入っていました。
肉類はいっさい無く、あっさりとしています。
スープは透き通っていて、薄味ですが意外に美味しい味わいです。
ちゃんと金属のレンゲも付けてくれました。
テーブルに上には、コショーと豆板醤も置いてありますが、使うのは止めておきました。
麺は白い細麺のストレートで、意外に腰がありました。
スープのダシはエビか何かでしょうか。
よく分かりませんが、日本式のラーメンとは全く違ったものです。
ワンタンは、豚肉がいっぱい入っていて、皮もつるつるです。
やっぱりワンタン麺にすれば良かった。
帰ってきてから本の写真と比べると、かなり違いますね。
たぶん品物が違うんでしょうが、こちらも食べてみたかったと、後で思ってもかないませんね。
2009.03.02 Monday
ラーメン缶
ラーメン缶
1年ほど昔でしょうか、話題になった「ラーメン缶」。
面白そうなので、一つ買ってみようとは思いつつも、売っているお店が見つかりませんでした。
そういえば自動販売機専用だったかもしれません。
そんなわけでその存在すらもすっかり忘れていたある日の夕暮れ。
ふと100円ショップを覗いたら、なんと目玉商品になっていました。
いくら売れ残りとはいえ缶ですから、賞味期限までまだ2年は十分にあります。
それでも特売品に出ているとは、もうひとときのブームは去ったんですね。
せっかくですからまとめ買いをしてしまいました。
全部で5種類です。
まず、札幌ラーメンの「醤油味」「味噌味」、「東京屋台風」に「博多とんこつ」、おまけに「きつねうどん缶」も付けてしまいました。
麺は「蒟蒻麺」を使っているので、もちろん伸びません。
メインキャラクターは「缶大将」だそうですが、いまいちインパクトに欠ける気もします。
プルトップで、上部には折り畳み式のフォークが付いています。
内容量は280グラム、固形量90グラムというボリュームです。
缶に書いてある説明には、そのままでも美味しいし、熱湯に入れて1分でさらに旨いとあります。
さっそく「東京醤油」缶を温めて蓋を開けます。
小さめの丼に移してみると、こんな感じです。
さすがにこれ一つでは量が少なく、おやつ代わりくらいのボリュームですね。
スープを飲んでみますと、比較的薄めで、これはまあラーメンです。
そして肝心のお味はといいますと、当然ですが麺は完全にコンニャクです。
何せ商品名が「蒟蒻加工品」ですから。
考えてみますと、やはりこれはラーメンとは言いにくいですね。
もちろんメンマやかまぼこなど、少しですがちゃんと具も入っています。
でもこれもいまいち中途半端な感じです。
備え付けのフォークでいただきましたが、全体の味付けはかなり薄めです。
蒟蒻麺はもちろん「糸コンニャク」そのもの感触でした。
結論として、やっぱりラーメンの麺は小麦でないといけませんね。
普通のラーメンを期待すると、悲しいものがあります。
まあ「ラーメン缶」という別物だと思えばいいのかなあ。
ローカロリーで、ヘルシーだしね。
残りの4缶、いつ食べようか悩みます。
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