2010.11.30 Tuesday
おやつチキンラーメン
おやつチキンラーメン
100円ショップで見かけてすぐ購入しました。
そういえばチキンラーメンなんて、その気にならないとなかなか食べられないですから。
でもこれなら20グラムですから、軽く食べられます。
そういえば「おやつ」というのも最近はご無沙汰しています。
お総菜のパックにも似たパッケージを開けると、小袋入りのチキンラーメンが二つに「はしるひよこちゃん」が一匹入っています。
これは手動で走ります。
まあお子さま向けです。
しかしそれに釣られて買う大人(私のことです)もいますから、上手いこと考えやがったなあ。
後で気が付きましたが、100円ショップに出ているだけあって、賞味期限が12月23日でした。
あと1ヶ月もないのか。
20グラムはおやつとしても少ないですからべつに問題はありませんが、もう二三個集めたかったですがどうやって食べようか。
五六個まとめて食べれば十分食事になるボリュームですから、そういう手もありました。
そのままでも食べられますと書いてありましたが、インスタントラーメンをそのまま食べるというのは昔良くやったような気がします。
これは油で揚げた麺だから出来るんでしょう。
時々見かける「ノンフライ麺」では歯が立ちませんから。
そういえば台湾ではインスタント麺はお湯を掛けて食べるよりも、袋の上から手で揉んでバラバラにしてスナックとして食べるのが定番だそうです。
日本にも「ベビースターラーメン」がありますしね。
そこで、何十年ぶりかのチャレンジをしてみました。
袋の上からゴリゴリと揉み解します。
子袋ですから手のひらにすっぽり入るので、簡単にバラバラになりました。
包装してある袋もかなり丈夫なので、安心してつぶせます。
麺は思ったよりも細い感じでした。
出来上がったところで袋を開けて一つまみ食べます。
これがかなりしょっぱいです。
こんなに濃い味付けだったかと思いましたが、そのまま食べることはまれですからこんなもんでしょう。
少量でもいいお酒のつまみになりましたが、やはりラーメンはお湯をかけて食べるものでした。
インスタントラーメンの元祖でもある、「チキンラーメン」、懐かしい味でした。
2010.11.29 Monday
味市@復活編
味市@復活編
少し前、新富町のあたりを通りかかった時に「ラーメン」ののぼりを発見しました。
こういうものには目ざとい私ですから、すぐにメモメモ。
その場所をよく見ると、何と看板がありません。
でも建物は以前「味市」さんが営業していた場所です。
それにしても看板が無いというのが不思議でしたが、友人の話では昔の御主人が復活したといいます。
さっそく出かけてきました。
平日の11時20分ほどにお店に着きましたが、中は暗くて様子が分かりません。
でも店先にはちゃんと「営業中」の表示が出ています。
あたりを捜しますが、はっきりとした看板は出ていません。
唯一入り口の横に、昔からある「味市」の名残りがありました。
ではさっそく入ってみましょう。
「こんにちは」
お店の中はかつてあった、味市さんですが寂れた感じで、テーブルは撤廃されています。
正面には広い調理場があって、そこに向かうカウンターだけになっています。
何か準備をしていた御主人が、わざわざセルフサービスのお冷やを出してくれました。
「ラーメン(450円)下さい」
壁に貼ってあるメニューだけで、ラーメンにチャーシューメン、わさび零麺という名前が書かれています。
御主人は上の明かりを点け、テレビのスイッチを入れてくれました。
「お店閉めていらっしゃいましたね」
そう尋ねると、いろいろと事情があってとりあえず来年の6月あたりまでは営業されるそうです。
なぜ復活したのかという一つの理由が、「大在家」の「竹千代の水」だといいます。
詳しくは省略しますが、なんでも素晴らしいお水でして、これと巡り会ったのが一つの転機になったのだそうです。
お湯も温まっていないせいか、時間が掛かりましたが、特に急ぐ用事もないのでのんびりと出来上がりを待ちます。
お客さんは最後まで私だけでしたから、まだ復活が浸透していないんでしょうね。
そんなわけでカウンターの正面からラーメンが登場です。
これはなかなか良い風貌です。
具にはチャーシューが一枚にメンマとノリです。
赤く散らしてあるのは粒胡椒で、当然ですがぴりりと辛いです。
スープはスッキリとした醤油味で、これは例の「竹千代の水」を使用していて、ここに御主人の得意分野である、「漢方薬」の成分があれこれと加わっているそうです。
そういえば何となく奥深い味です。
麺は普通の縮れ麺ですが、こういうあっさりしたスープには良く合っていると思います。
毎日でも飽きずに食べられるラーメンですね。
これは普通に美味しいです。
御主人がその名水、「竹千代の水」を出してくれました。
これは、静岡市内の水源から汲んできたものだそうです。
一口含みますと、これはまた芳醇な味わいでして、心が洗われる気がします。
(まあ気のせいだという説もありますが、信ずれば通ずるという言葉もありますから)
「いやあ美味しい水ですねえ」
そう話すと、御主人が喜んでくださいました。
カウンターにはその水の由来が書かれたメモが置かれていますので、興味のある方はぜひご覧下さい。
なぜかスープまで飲み干したくなるようなラーメンでしたが、危うく踏み止まりました。
「ごちそうさまです」
450円をお支払いして、軽く会釈します。
心がほのぼのとするラーメンでした。
2010.11.27 Saturday
モノサシは何だ
モノサシは何だ
円すいを平面で切断しますと、さまざまな曲線が現れます。
頂点を通って、垂直にまっぷたつに切れば、二等辺三角形。
それ以外の切り方では、円、楕円、放物線、双曲線、といったいわゆる二次曲線群が出来ることになります。
ほんの少しの違いで、全く違った図形が出来るのが面白いですね。
立方体(正六面体)を平面で切った場合も同様にさまざまな図形が出来ます。
三角形、四角形、五角形、六角形まで作ることが出来ます。
特に各辺の中点を結ぶ平面で切った場合は正六角形という綺麗な断面になります。
興味のある方はぜひ作図してみてください。
さて、私たちが他人を見る場合、どうしても一つの断面で切ることになります。
まあよほどの人物でもない限り、一人の人物を性格に理解することは無理ですから、やむを得ません。
その切り口にもいろいろと個性があって、さまざまな印象の違いが残ることもあります。
第一印象というものはけっこうあてになると信じられているようですが、必ずしもそうとは限りません。
昔のたとえ話で、目の不自由な方が生まれて初めて象を触った時の話がありましたが、鼻を触るか、胴体を触るか、シッポを触るかで、全く印象が違ってきます。
とはいえ、何らかの判断を下さなければ行けませんから、自分なりの切り口で判断することになります。
万人に共通した切り口らしいものもいくつかあって、人はまず第一印象を良くしようとして、気配りをします。
そのあたりがいわゆるマナーということにもなるんでしょう。
外観というものはかなり分かりやすいですから、身だしなみには気を付けなくては行けません。
大多数の日本人でいいますと、とりあえず清潔であることは最低限の条件になります。
先日「裁判員裁判」で初めてとなる死刑判決が出ました。
これは予想されていたことではありますが、きわめて重い判決になりました。
この「裁判員」という立場は、かなり複雑かつ不自由な立場だと思います。
それほど「他人を裁く」ことは重みのある行為です。
被告に対して、さまざまな面からの判断を総合的にしなければいけませんが、困ったことにはそれが複雑すぎることです。
事件だけを見て判断するならば、まだ分かりやすいですが、死刑判決となるとまた一つの基準が出来ます。
事件の場面だけではなく、犯人のその前後の状態も判断に使われるからです。
なぜこんな事件を起こしたのか、恵まれない環境のせいなのか、社会が悪いのか。
そして反省をしているのか、更正する可能性はあるのか。
それらを全て合わせて判断するのですから、大変な作業になります。
ましてやその結論が一つの生命の存亡を決定するとあればことさらですね。
最終的には振り上げた包丁で、切らなくてはいけないことになるんですが、その基準になるモノサシはいったい何でしょうか。
裁判員の方が痛切なインタビューを受けていましたが、こういう立場は辛いだろうなあ。
2010.11.26 Friday
ひょうたんや@90分1本勝負
ひょうたんや@90分1本勝負
さて、浜松でのお仕事を終えて静岡まで戻ってきましたが、相変わらずの雨降りです。
本来は雨の時に飲み歩くことはしないんですが、今日は前からお約束があって、雨の街角に繰り出します。
それでも出来るだけ濡れないように、地下道を使ってお店までたどり着きました。
お店は「ひょうたんや」さんです。
ビルの二階にあるお店にあがりますと、これはかなりの賑わいですね。
席があるのか心配になりましたが、唯一空いていたカウンターの席に案内されました。
景気も悪い中、雨でもこんなにお客さんが入るのは大したものです。
実はこれには理由があって、このお店なかなか粋なサービスをしているんですね。
それがこれです。
「90分飲み放題2100円」
しかもこれにはお料理が三品付いているんですね。
さっそくこのコースを注文します。
さあ今日は何杯飲めるかな。
まずはウェルカムドリンクで、「中生ビール」をいただきます。
飲み放題というと、出てくるのが遅いお店もありますが、ここはかなり早いです。
いくら安くてもサービスが悪ければ興ざめですから、安心できます。
おつまみは、指定のメニューから一人あたり三品を選べます。
これも通常のメニューで、一品500円ぐらいはしますから、非常にお得だということが分かりますね。
ただしお刺身系統は一人一品だけになります。
まずすぐに出てきたのは、予想どうりの枝豆です。
季節を選ばずの冷凍物ですが、これこそ最高の生ビールの友です。
続いて出たのは、お刺身が二皿です。
「イカ刺し」に「まぐろ刺し」です。
これはまあそれなりのお刺身ですが、格別悪くはありません。
しかしこのあたりで多少困ったことになりました。
それは面倒なので最初につまみを全て注文してしまったんですね。
したがって狭いカウンターにどんどんやってくるお皿がぎゅうぎゅう詰めになってしまいます。
悪いことには隣の席との隙間が狭いことです
この狭いところを、隣のお客さんは角地になるのでこちらに背を向けて座っていますからどうしても肩が触れ合う。
お互い様ですから仕方がありませんが、無理に注文することはなかったと反省です。
ものの6分でジョッキが空き、二杯目の生ビールを注文です。
このペースで行けば90分で15杯飲めますが、大丈夫でしょうか。
何しろ注文の通りが早いので嬉しいですね。
モツ煮込みです。
これが意外に大当たりでした。
豚のシロを味噌味で煮込んだものですが、柔らかくきちんと仕上げられていて、良いアテになります。
煮込みが旨いお店に悪い店は無いというのが、居酒屋の第三法則として有名ですが、まさにその通りです。
変わったものでは、「ささみチーズフライ」です。
若鶏のササミにチーズをはさんでフライにしたものですが、ボリュームがありますから若い方向けですね。
下味が付いているのでそのままいただけました。
3杯目は「熱燗」です。
少し熱すぎましたが、飲み放題ですから贅沢は申しません。
お酒であればそれで大満足です。
でも、何か懐かしいというか、面白いひょうたん型の徳利です。
ところでこのお店の唯一の欠点というのが、騒がしいことです。
大混雑ですから仕方がないですが、若い人が多いようで実に賑やかです。
それにしても最近の若い男たちは何であんなに馬鹿笑いばかりするんだろうか、不思議です。
右手の若い二人組は飲み過ぎている様子で、危うくボトルを床に落とす寸前でした。
これが最後の六品目、「イカゲソ唐揚げ」です。
最後だけあってか、少ししょぼい感じもしますが、これがデフォルトなんでしょう。
お腹も落ち着いてきたので、ここからはのんびりと行きますか。
二本目のお酒です。
ここまででスタートから30分ほどです。
1本が10分のペースで落ち着いてきました。
もう元は取った感じですから、後は稼げるだけ稼ぐだけです。
何かアドレナリンが目一杯出ているようですが、今日は満月のせいでしょうか。
(雨ですが、実際に満月でした)
気分を変えて、「レモンサワー」です。
本来は日本酒が好きなんですが、どうしても喉が渇いてきますから、チューハイ関係が長く飲むには適しています。
回りを見ているとほとんどのお客さんは私たちと同じ「飲み放題コース」を注文しています。
やはり皆さん情報が行き届いているんでしょう。
左隣のお客さんは、「ラストオーダーです」と告げられていました。
そこで最後に残したつまみを注文しています。
なるほど計画的です。
ここは90分ちょうどで追い出されるというわけではなく、これがオーダーストップということなので、気兼ねなく飲めます。
次は、「ハイボール」です。
ハイボールのブームもすっかり定着した様子で、今ではどこの居酒屋さんでもドリンクメニューに加わっていますね。
一時間経過しての6杯目という、ハイペースで進んでいます。
そろそろ夜も更けてきましたから、お客さんも少しずつ帰り初めて来て、お店は穏やかになってきます。
しつこいようですが、これで静かだったら毎週でも通いたいお店です。
さすがにペースは落ちてきて、次のドリンクは「プレーンのチューハイ」です。
何も入れないただのショーチューを炭酸で割っただけのものです。
メニューにはありませんでしたが、頼んだら作ってくれました。
酔っぱらって味が分からなくなってくると、こういうシンプルなものが一番です。
「オーダーストップです」
終了の10分前ぐらいになるとこう告げられます。
このお店は太っ腹ですから、グラスが空いていなくてもお代わりが出来ます。
そこで最後の1杯も同じプレーンで行きました。
90分で8杯ですから、まあまあのペースですか。
とりあえず今日はこんなところで勘弁してやるか。
そんなわけで90分1本勝負は無事終了しました。
2010.11.25 Thursday
三太@浜松
三太@浜松
久しぶりの雨も一日中続きますとうんざりします。
その雨の中を歩いてお店探しですが、傘と荷物を手にしては用意した地図が見にくくて、意外に苦労しました。
これというのも地図が読めない私のせいですが、なぜなのか不思議なくらいに道に迷いますね。
ようやくお目当てのお店を見つけましたが、後で考えたらパチンコ屋さんを捜せば良かったんですね。
お店に向かおうとするとすぐ目の前を男子高校生が三人、するするっとお店に入って行きました。
その後を追って私も傘を畳んで入り口のドアを引きます。
するとこの高校生三人組が店員さんに注文を聞かれています。
確かこのお店は食券制だと思いましたが、左手すぐにある自動券売機を見ると張り紙がしてあります。
「ただ今故障中に付き、店員に注文してください」
なるほどそういうわけですか。
前の三人組ですが、皆さん「学生ラーメン」を注文していました。
普通のラーメンが650円の所、学生ラーメンは480円ですから、これはお得ですね。
私の番になったので素直に「醤油ラーメン(650円)」をお願いします。
天候と時間のせいか、先客は男性がお一人だけでした。
長く伸びたカウンターの一番先頭に座って暇そうにスポーツ新聞を読んでいます。
学生組は奥の方にいますので都合上私はその間あたりに座ります。
お冷やと紙おしぼりはセルフサービスですから、自分で取ってきます。
それにしても店内は暖房が利きすぎていて、暖かというよりも暑いぐらいです。
ちょうど暇な時分と見えて、店員さんは厨房の床掃除をしています。
これが豪快で、ペットボトルの液体洗剤をそのまま床に流してデッキブラシを掛けます。
それが終わると水を出しっぱなしにしたシンクからポリバケツで水をくみ出して掛け流します。
坊主刈りにした頭にタオルを巻いて、なかなか精悍な顔つきの若い店員さんですね。
しばらくして麺ができあがりました。
まずは先客のラーメン、続いて高校生の分です。
ところが味噌と醤油でトッピングが違ったらしく、困っていました。
片方はチャーシューで、もう一つは煮玉子の入れ違いです。
これはあっさり、チャーシューの方に煮玉子を加えて終了です。
運の良い方はダブルでトッピングを手に入れたことになりますから大喜びでしょう。
最後に私のラーメンが出てきました。
具はチャーシューが一枚に、半分の煮玉子と大判のノリが二枚です。
薬味にはネギの青いところがどっさりと刻んであります。
「ネギラーメン」というのもあるんですが、普通のラーメンでもネギが満載です。
これはネギ好きの人にはたまらないですが、苦手の方は注意した方が良いでしょうね。
そういえば冷蔵庫から取り出したタッパーには太ネギの白い部分のみが丸太状態で詰まっていました。
ネギの青いところは通常の薬味として使い、白いところはトッピングで使うんではないかと思われます。
麺はかなりの太麺です。
適度に腰もあって、全体的には横浜家系のラーメンですね。
スープは豚骨醤油ですがそれほどしつこくはありません。
私はこれぐらいの濃度の方が食べやすくていいです。
卓上にある食べ方のお勧めにしたがって、豆板醤やおろしニンニクなども入れてみましたが、まあ想像通りの味になりました。
とにかく暖房が利きすぎているということもあり、食べ終わると汗がじんわりと湧いてきました。
ところで店員さんが「サービス券」を二枚くれました。
これ一枚で「トッピング1点無料」
券の裏には地図まで書いてあります。
これで次は迷わずに行けそうですが、はたして再会はあるのかないのか。
これは余談ですが、この後時間がないので慌てていたのかバスの乗り場が見つからず、結局タクシーで向かう羽目になってしまいました。
雨は苦手ですね。
2010.11.24 Wednesday
ちんどん@早くもリピート
ちんどん@早くもリピート
さて、老舗居酒屋の「大村バー」さんを出て、街をぶらぶらします。
そこで目に飛び込んできたのが、少し前に訪問した「ちんどん」さんです。
何しろ二軒目ですから、軽いメニューで十分。
さっそく、裏を返しに行きましょうか。
ただ今日曜の午後7時25分ほどですが、お店はかなり賑わっています。
開店してまだ日は浅いですが、もうかなり馴染んできたようですね。
店員さんに告げると、空いたテーブルに案内してくれました。
日曜日ということもあり、お客さんは若い方がほとんどでした。
まずは最初の1杯。
私は「角ハイボール」でリスタートを切ります。
こちらは友人の生ビール。
全て298円均一ですから、お会計を気にせずにガンガン頼めます。
何せ10杯飲んでも2980円ですから。
ん、あまり意味無いか。
いきなり出てきたのは、フライド薩摩芋。
これってデザートですね。
まあつまみにならないこともありませんが、混沌とした雰囲気になってきました。
ここに来たらこれは外せないのが手羽先空揚げです。
前回は「浪速手羽先唐揚」の5本組でしたが、もう一つは「日南どり浪速手羽先唐揚」で大きめのものが三本になっています。
比較のために両方を注文です。
どうも味付けは同じで、大きさが違うだけのようです。
つまりは両方とも美味しいですし、何よりビールに合いそうですね。
お酒のお代わりはこれも前回と同じ「ジンジャーハイボール」です。
ショウガのスッキリした刺激が心地よいです。
二軒目だというのにかえってペースが速い感じですね。
なにやら危険な感じさえしてきました。
これは鶏肉を焼いてポン酢を掛けたものでしたか、名前は忘れました。
もちろんこれも298円です。
もう一皿も鶏肉です。
こちらは焼いただけのようですが、名前ははっきりと分かりません。
似たようなお皿の連続で飽きが来たのか、あまりお箸が進みませんね。
次は「ふわふわチーズオムレツ」です。
中にはとろりと溶けたチーズが隠れています。
たぶんこれを焼く専門の調理人がいるんではないかと思いますが、見事に焼けていますね。
お酒を、「プレーンチューハイ」に替えました。
最近このプレーンな酎ハイがお気に入りです。
味が何にもないところが潔くてよろしい。
まあ性格が貧乏性に出来ているんでしょうが、賑やかなのは嫌いです。
なんやかんやで一時間半ほどの滞在でした。
10パーセント割引のクーポンを使って、お支払いは一人1300円ほど。
やはり安さは最大の魅力ですね。
問題は店員さんの動きだけですが、こちらはまだ課題が多いように見えました。
若い女性のウエイトレスさんが多いのは良いんですが、注文の対応がかなりぎこちないので苦労します。
これも先ほどの「大村バー」さんの接客と比べてしまうせいですが、今後の成長に期待しましょうか。
いやあ今日はよく飲みました。
2010.11.23 Tuesday
大村バー@名物湯豆腐
大村バー@名物湯豆腐
今日は友人との飲み会。
最初はクロスロードに行ったんですが、5時開店のはずが今日は特別に5時半だそうであえなく却下。
何でも今日はボジョレが出るので遅くなるというんですが、とりあえずお客さん三人減ったぞ。
そこで繁華街に繰り出しますが、やはり日曜日とあって開いているお店は少ないです。
しばらく徘徊したのちに赤い提灯を発見しました。
そう、久しぶりに静岡の老舗居酒屋「大村バー」さんに入ることにしましょう。
「こんばんは」
御主人に挨拶しますが、何と広いお店は満員ですね。
「三人ですが」
カウンターではつまらないし、どうしようかと考えていたらすぐに空いた席を片づけてくれるので、少し待って欲しいとのこと。
この不景気なのにさすがは老舗の人気店で、大繁盛ぶりにびっくりしました。
待つほどもなく座敷の4人掛けテーブル席が空き、そこに入り込みますが、偶然にも隣の席はこれまた別の友人のご一行でした。
このお店には年に一回ぐらいしか来ないというのに、何という偶然でしょうかね。
いやあ静岡は狭いです。
席に落ち着いて、まずは生中で乾杯です。
今日は仕事は休みでしたが、仕事がない日の生もまた美味いですねえ。
各自好みのつまみを頼みますが、御主人のメモチェックの速いこと速いこと。
さすがは熟練の技で、お客さんを待たせません。
そしてすぐに出てきたのがご存じこのお店の名物でもある、「湯どうふ」です。
ドカンと出てきました湯豆腐はこんな風貌です。
いつ見てもほれぼれとしますね。
このお店の特製湯豆腐は、じっくりと温めた絹ごしの豆腐をお椀に入れ、そこにもみ海苔とダシの利いたしょうゆ味の餡を掛けて、おろし生姜、カツオブシ、刻みネギをのせた一品です。
この熱々のあんかけが旨いんですねえ。
これは名物ですからお店に来たお客さんのほとんど全てが注文しています。
売れ行きも良いせいか、常にスタンバイされていて、オーダーが掛かってからすぐに出てくるところもまた嬉しいです。
特に冬場はこの温かい湯豆腐が恋しくなります。
本格的にお酒を飲む前にこれをお腹に入れておけば、消化も酔いし悪酔いもしない。
まさに酒飲みの友、いや神様です。
安い値段の割にボリュームもありますから、お財布にも優しいです。
なんやかんやですぐに食べきってしまいました。
いやあ美味しかったです。
こちらはポテトフライです。
何となくお総菜風な感じがするポテトフライですが、もちろんそれなりの味でした。
フライの盛り合わせ、小です。
もちろん静岡では、「黒ハンペンフライ」は欠かせません。
混雑しているんですが、つまみはきちんと出てきますから安心できます。
厨房は大童なんでしょうが、これもまた老舗の良いところです。
お刺身の盛り合わせです。
一人前ですからこんなものでしょう。
二人前にすれば良かったですが、きちんとしたお造りで見た目も良いです。
当然お酒のお代わりは、「磯自慢」をぬる燗でお願いします。
「磯自慢、ぬる燗で」
こう叫ぶだけですぐに最高のお酒が出てきました。
とにかくお客さんを待たせない、そんな気配りが浸透しているお店です。
店員さんたちのチームワークも良く、温かい雰囲気が伝わってくるようですね。
変わったものでは、友人の注文した「味噌田楽」です。
これはまたヘルシーですが、私個人でしたら絶対に頼むことはないでしょう。
掛けられた甘みその味が懐かしいですが、お酒の友にはどうかな。
メニューにあるとつい頼んでしまう、「モツ煮込み」です。
豚のシロを味噌味で煮込んであり、大根にゴボウも入っています。
これも私には好みの味付けでした。
やはり煮込みは牛より豚ですか。
もう一本お代わりです。
今日はペースが速いですが、まあスタートも早いので大丈夫でしょう。
それにしても磯自慢は美味しいなあ。
これはサワラの照り焼きだったか。
焼き物も居酒屋さんの定番です。
気分を変えて、「ライムサワー」です。
私には少し甘すぎましたが、さっぱりする気分です。
お店は席が空くたびに新しいお客さんが入ってくるといった感じで、満席状態がずっと続いています。
中には小さなお子さんを連れたファミリー客もあり、広く地元の方に愛されている居酒屋さんだと分かりますね。
結局二時間弱の滞在で、一人あたり3千円ほどでした。
カウンターで一人飲みというお客さんもいて、さまざまな利用の仕方があるお店です。
どうもごちそうさまでした。
今日はいつもより少し暖かい夜の昭和通りに出て行きます。
2010.11.22 Monday
ようやく納車
ようやく納車
先週末、ようやく車が来ました。
我が家で愛用していた乗用車も、長く使ったもので15年も経ちました。
と言っても日常はほとんど乗らないので、走行距離も一年で数千キロほどです。
(大体一か二があてはまりますね)
ですから車体はピンピンで特にトラブルも無し。
車検の費用は掛かりますが、今回も継続と思いきや、例の特別還元セールです。
このチャンスを逃したら当分買い換えられないとのことで、思い切って購入しました。
まあそこまではいいんですが、問題はその後で、新車が来ない。
申し込んだのが7月で、8月が車検切れです。
少し遅れるとの連絡があり
(まあこの評判で、駆け込み需要は仕方がないか)
と、一ヶ月待ちました。
その間は車やさんの代車を使わせてもらって、何とか納車と思っていたら、まだまだという連絡。
結局車は先に廃車が済み、ディーラーさんから専用の代車がやってくる。
これがまた新品のいい車で、気に入りましたが、これに替えるわけにもいきません。
いつになるのか聞いてみますと、何とか12月までにはと言うぐらいですから当てにはなりません。
驚くやら呆れるやらですが、こちらはどうすることもできずに待たされるばかりです。
仕方なく車の保険も中途で解約。
この手間や証明の送付もまた手間が掛かりました。
継続なら振り込むだけでオーケーですが、あれこれと面倒な手間がかかるんですね。
それでも代車に乗ること二ヶ月、ようやく返事が来ました。
何とか11月下旬には大丈夫だといいます。
そう決まってしまうと呆気ないものですが、先日無事新車が納入されました。
安い国産車ですが、これで一安心です。
とりあえず今はほっとしています。
ところがまず最初のトラブルは保険です。
電話で再契約を申し込みましたが、これがまた時間が掛かる。
後で考えれば、中断期間は1ヶ月ほどですから、継続して置いて変更届を出せば簡単でした。
しかも旧車は8月で引き渡してあるので、解約金の支払いでは全くメリット無しでした。
何につけても、未来の予想をちゃんとしなくてはいけないとあらためて感じましたが、まあ仕方がないですか。
気になるのは国の補助金ですが、これはもうとっくに期限切れです。
遅れたお詫びにディーラーさんの方でその分を出してくれるといいますから、こちらは全く損になりませんが、何か気の毒なようにも思います。
さあ安全運転で、のんびりドライブしようかな。
2010.11.20 Saturday
1500回目の御礼
1500回目の御礼
つれづれなるままに書き始めたこのブログですが、数えてみるといつの間にか1500回を迎えることになりました。
これもみな励ましあるいは温かいコメントを下さる皆様のおかげと日々感謝しております。
今後もますます精進研鑽して参る所存でございますので、なにとぞよろしくごひいきご鞭撻のほどをお願い申し上げます。
と、堅いご挨拶はここまでにして、前回までの内容を調べてみました。
ラーメン関係 335本
居酒屋関係 353本
グルメ関係 99本
書籍関係 129本
日記 503本
その他 80本
合計で1499本です。
やはり、「ラーメンブログ」から「居酒屋ブログ」へと変節しているのが分かります。
もう少しラーメンを食べないといけないですね。
2010.11.19 Friday
金泉軒美川町本店@テレビで見た
金泉軒美川町本店@テレビで見た
今日のランチは先日テレビで紹介されていた、「金泉軒美川町本店」に出かけました。
いつも思うんですが、どうしてテレビで見るとあんなに美味しそうに感じるんでしょうか。
あれもこれもみんな食べたくなります。
包装されたんだから滅茶苦茶混むんではないかと、開店時刻の午前11時半少し前にお店に着きました。
少し早すぎて、まだのれんが出ていませんので、車の中で少し待ちます。
するとご主人が出てきて暖簾を出して
「いらっしゃいませどうぞ中に」
声まで掛けられてしまいました。
もちろんすぐに入店です。
いつもながらの大きな目立つ看板に、「はいこんにちは」の暖簾です。
こういうお店の顔がしっかりしているのは、好印象で入りやすいです。
お店はもちろん店員さんだけで、私たちは右手の六人掛けテーブル席に座ります。
このお店は向かって左手に調理場とそれを囲むカウンター、右手がテーブル席で、奥には座敷席があります。
全部で40席以上はありますから、中華やさんとしては大きい部類に入りますね。
さっそくおしぼりにお冷やを出してくれて、メニューを見ます。
と言っても注文するのは決まっていて、「砂肝入り餃子」「カレーラーメン」「海鮮あんかけチャーハン」の三種類です。
何しろこの三種類がテレビで紹介されていたんですから、オールリピートでのリクエストですね。
注文を告げますと、若いご主人がにやりと笑って
「テレビで見ましたね?」
「はい、その通りです」
テレビの影響とは恐ろしいもので、たぶん私たちと同じようなお客さんがやって来たんでしょうね。
お店には家族連れのお客さんが続々と入ってきます。
皆さん座敷席で、くつろぐには一番なんでしょうか。
まずは、「砂肝入り餃子」が出てきました。
餃子には三種類ありますが、その中でもこの一品がユニークです。
さっそくいただきますと、大きめに切った砂肝が入っていて歯応えも十分で、これは面白い食感です。
帰りに看板で見ました、「餃子セット500円」というのも気になりましたが、このお店は餃子が表看板らしく、力を入れているようです。
ジューシーでなかなか美味しい餃子でした。
続いて出てきたのは、「海鮮あんかけチャーハン」です。
ランチサービスの「野菜サラダ」が付いています。
これはチャーハンに海鮮のあんかけが乗ったもので、炒飯は意外にあっさりしていて食べやすいです。
あんかけのチャーハンは珍しいですが、お茶漬け間隔でサラサラと食べられます。
ボリュームもあって、美味しい炒飯ですね。
やや間があって、私の「カレーラーメン」です。
このカレーラーメンにもいろいろなタイプがありますが、このお店のはいわゆる 「カレー掛けラーメン」です。
茹で上げた麺にカレーが掛かっていて、かなり粘度があります。
こちらも野菜サラダが付いていて、口直しには最適です。
麺を持ち上げるとかなりの抵抗が感じられますね。
麺は中細のストレート麺で、高粘度のカレーがじっくりとからみつきます。
もちろん熱々のカレーですからふうふういいながら食べてゆきます。
具はあまり感じられませんが、良く探すと肉の小さな固まりがありました。
タマネギの煮込まれた破片もありましたから、たぶんカレーの具をそのまま利用しているのではないかと思います。
カレーラーメンですが、辛さはしっかりしていて、食べていると汗が出てくるほどです。
やはりカレーですからある程度の辛さが無くては美味しくありません。
私は辛いもの大好きですので、まだ物足りませんが普通の方でしたら十分の辛さだと思います。
お腹に余裕があればライスを追加して丼にぶっこんで全て平らげたいぐらいですが、もちろん胃袋の容量がそれを許しません。
これ1杯で十分お腹が一杯になりますね。
以前おじゃました時には厨房で指揮を執っていた大御主人ですが、今日は息子さんに任せてもっぱら接客専門の様子でした。
でも相変わらずのマシンガントークはご健在で、良い雰囲気です。
常連さんが集まった時には、かなり賑やかになるんではないかと推理できます。
お店がゆったりしているので、家族でお昼を楽しむにはなかなか良いと思います。
メニューも豊富ですから次回も楽しみです。
どうもごちそうさまでした。
2010.11.18 Thursday
たこ八@おKちゃん怒る
たこ八@おKちゃん怒る
今日は仕事終わりでのたこ八訪問です。
いつものようにたこ八さんの暖簾をくぐると、おや空いていますね。
入り口すぐの角席にS先輩、その右手にはおKちゃん、左手には美人人妻のRちゃんと、まさに両手に花状態です。
そそくさとご挨拶を済ませ、少し離れた奥の席に向かいます。
今日は常連さんだけの状態なので気が置けない仲間ということで話も弾みますね。
私は例によって瓶ビールです。
やはり仕事終わりのビールは格別ですね。
貸し切り状態とあってか、珍しくおKちゃんがおかんむりです。
何でも昼間シンチャンに会ったんだそうで、その時の話です。
車で通りかかったおKちゃん、道路の反対側を歩いているシンチャンを目ざとく見つけて、声を掛けます。
ところがなかなか気が付かないので、ちょうど信号待ちで止まったのを機会に、窓全開でシンチャンの名前を呼んだそうです。
手まで振られてはシンチャンもさすがに気が付いてこちらを見ました。
それは良いんですがその時の態度が気にくわなかったようで。
「こっち見て、素っ気なくプイよ」
いかにも、(なあんだおKちゃんかぁ)
と言う表情で近づきもしなかったのを、悔しそうに訴えていました。
その表情があまりにも面白いため一同大爆笑です。
まあシンチャンにも嗜好の自由がありますからこれは致し方ないですが、それほど怒らなくてもいいと思うのは皆さん同じです。
「そんなこと言うとシンチャンが来るよ」
そう言って脅かしますが、さすがにこの日は来ませんでした。
なだめ役は、亀の甲より年の功でS先輩です。
オカアサンにビールを1本追加してもらって、それをもう帰ると言い出したおKちゃんにサービスします。
「酔わせてどうするつもりなのよ」
「おKちゃん気を付けないとダメだよ、下心があるんだから」
回りはおもしろがって勝手に邪推しています。
もちろんS先輩は紳士ですから、そんな気持ちは毛頭ありませんのでご安心下さい。
「全く失礼しちゃうわ、窓まで開けて挨拶したのに」
うーん私だったらどうしたかなあと考えたら背筋が寒くなりました。
くわばらくわばら。
S先輩にビールを2、3杯プレゼントされて、おKちゃんはようやく機嫌を直したようです。
スッキリとした顔で帰って行きました。
「たこ八」さんは今日も何とか平和で終わったようです。
本日の一串は、「レバー塩焼き」です。
何気なく焼かれたレバーですが、これが美味しいんだなあ。
どうもごちそうさまでした。
2010.11.17 Wednesday
愛しの1000円酒場
愛しの1000円酒場
青春18切符のシーズンが来る度に出かける居酒屋探訪ですが、そのほとんどは東京です。
たまに横浜や埼玉もありますが、とにかく東京は広いですからいくら訪ねても終わることがありません。
手元にはまだ行けないお店のリストがゴロゴロしています。
でも、たまには浮気をして名古屋方面にも行きたくなるのは人情です。
記憶をたどりますと、名古屋方面に出かけたのはもう五六年前になります。
実は静岡からJRの在来線で行きますと、東京よりも名古屋の方が便が良く、時間も短いんですね。
ですから名古屋の方が行きやすいんですが、全くといいほど行ってはいません。
その理由はといいますと、第一に情報が少ないことです。
東京の居酒屋さんについては数多くの本が出ていますし、ネットでの情報も沢山あるので分かりやすいんです。
初めてのお店ですから場所が分かりにくいと困りますね。
昔は番地を控えて地図で探していましたが、最近はネットで地図を打ち出してプリントアウトしたものを使います。
携帯を使ってのナビもあるじゃないかと思われるでしょうが、あの小さな画面は見にくいです。
以前使ったことがあるんですが、うろうろしているうちに終わりました。
それに携帯の契約がパケットフリーではないので、料金が滅茶苦茶高いのも困ります。
つまりはアナログ人間だと言うことですね。
もう一つは名古屋が地下鉄でネットワークされているということです。
東京ですとほとんどのお店は近くまでJRで行けますので、18切符がある限り他の交通費はいりません。
しかし地下鉄が主体ですと当然のことですが、移動に別料金がかかります。
まあ大した金額ではありませんが、あれこれと回りたいので気になるんですね。
さてある日、と言っても一月ほども前になりますが、本屋さんで見つけたこんな本です。
「東海センベロ酒場160選」
これはもう飛び付きますね。
さっそく購入して研究です。
これは面白そうなお店が一杯あります。
ただ、日曜日に定休日というお店が多く、平日でないと面白くないかな。
名古屋に詳しい方がいらっしゃったらお勧めのお店を紹介していただきたいです。
特に、昼間から飲めるお店大歓迎です。
いよいよシーズンですから、準備しなくては。
2010.11.16 Tuesday
つぼ八@両替町
つぼ八@両替町
毎度お馴染み静岡市の繁華街ですが、日曜日は静かです。
お客さんの主流であるサラリーマンさんがお休みの日は、お店もお休みしている場合が多く、日曜の夜に使うお店となると限られてしまいますね。
そんな時に頼りになるのが全国チェーンのお店です。
今日はその中の一軒、「つぼ八」さんに行ってきました。
両替町のビル二階にあるお店ですが、ここに入るのはもう数年ぶりになりますから、全く記憶はありません。
ただ今の時間は午後4時5分ほどです。
この「つぼ八」さんは日曜日でも午後4時の開店ですから飲兵衛には至極便利ですね。
広い階段を上って二階のお店に入ります。
「いらっしゃいませ」
向かって正面が調理場で、それを囲んでのカウンターがあります。
奥にはテーブル席もありますが、一人客の私は当然カウンターです。
開店直後ですがカウンターの中央あたりに先客が一組いらっしゃいまして、これは若い女性と中年男性のペアです。
私は右端の席に座ります。
「ご注文をお伺いします」
おしぼりを持って係員のオバチャンがやって来ました。
「トリスハイボール(298円)に、うに刺し(380円)をお願いします」
「はい、つぶ刺し一丁」
「いや、うに刺しですけど」
「あ、ごめんね、うに刺しですね」
このオバチャンどうも責任者格らしく、大きな声で回りを取り仕切っています。
常連さんらしい男性とも仲良さ気に会話をしていて、お店の中も明るい雰囲気ですね。
ところがすぐにそのオバチャンがやって来て
「ははは、トリスハイが売り切れちゃってて出来ないの」
「昨日宴会で全部開けちゃったんだよ」
突き出しの「茹で落花生(210円)」をドスンと置きながらそう告げます。
そのオバチャンがペラペラということには、なんでも土曜日に大人数の宴会が入って、そのお客さんがお店にあったハイボールを全部飲み尽くしてしまったとか。
「自衛隊の連中で、まあよく飲むこと、ハハハハ」
接客マナーとしては、最初に「どうもすいません」から来るのが正解ですが、私は大人物ですからこれも仕方がないと諦めます。
「じゃあ何にしようかなあ」
迷う私にオバチャンがたたみ掛けます。
「生中なら半額だからそれにしな」
「会員カードある?無ければすぐ作れるからね」
「えー、じゃあそれにします」
さっそく申込書を持ってきて名前や諸々のデーターを書かされました。
このお店はポイントカードがあるんですね。
待っていたかのようにドンと「生ビール中(半額で240円)」が出てきました。
タイムサービスで日曜の午後4時から7時まで半額になるそうです。
よく見るとこのお店はいろいろとイベントをやっているようで、「発散セット888円」というのが気になりました。
次回はこれでも注文してみたいです。
申込書に記入してオバチャンに渡すと、すぐにポイントカードをくれました。
なかなかしっかりしたオバチャンです。
カウンター正面の調理場から、板前さんが料理を持ってきて。
「イカ刺しお待ちどうさまでした」
「ええっ、うに刺しだよ」
聞いていたオバチャンが、
「私はちゃんとうに刺しって言ったのに、間違えちゃダメだよ」
何かアタマが混乱してきました。
可哀想に板前さんは作り直しです。
しばらく待って、「うに刺し」が登場です。
値段相応にこんなものですが、これはなかなか旨そうです。
さっそくワサビ醤油を少し付けて口に放り込みます。
やっぱりうには旨いなあ。
お客さんの要望で、テレビが相撲中継に切り替わりました。
お店には二台の液晶テレビがあって、一人客はこれを見ながら飲んでいる方が多いです。
「石川遼優勝したね」
最新ニュースまで入ってきました。
すぐにビールも空き、次のお酒を頼みます。
「すいません日本酒をぬる燗で二合(540円)お願いします」
「え、生中じゃないのかね」
どこまでも仕切りたがるオバチャンは無視して、我が道を行きましょう。
バイトの若い女性がお酒を持ってきてくれました。
二合徳利だとずしりと重いですね。
つまみの追加は、「かれい唐揚げ(470円)」をいただきました。
これも若い板前さんが正面から渡してくれます。
骨もからりと揚げられていて、カルシウムの補給には十分です。
傍らのポン酢に付けてバリバリといただきます。
これも日本酒が進みます。
そんなこんなで小一時間の滞在でしたが、4時開店というのが嬉しいです。
これはまた訪問するかもしれません。
お会計の時に「サービス券」を出したのですが、担当者の彼女が慣れていないらしくて、時間が掛かりました。
まあそれはご愛敬でしょうか。
どうもごちそうさまでした。
2010.11.15 Monday
ナカミヤ@久しぶりの
ナカミヤ@久しぶりの
そういえば最近生モツを食べていないことに気が付きました。
先月の東京遠征以来ずっとご無沙汰しています。
というのも「救急車事件」以来休肝日が増えたため、平日は月水曜日以外はお酒が飲めず、その日はほとんどたこ八さんに通うので、食べられないんです。
まあ健康には替えられませんから致し方ありませんが、そろそろ禁断現象が出てきました。
そこで今日は少し早く終わったのを良いことに、「ナカミヤ」さんに出かけてきました。
実は先週も覗いてみて振られたのは、ナイショです。
今日はカウンターに少し空きがありそうなので、安心してお店に入ります。
「こんばんは お久しぶりです」
例によってカウンターの左端席に座って、注文をします。
「ホッピー、氷を入れて、刺し盛りと」
今日は1軒目なので、ゆっくり飲めます。
さっそく出てきたホッピーですが、隣にあるのはお薬です。
直前に薬局で購入してきた、「ハイチオールC」です。
いやあ寄る年波には逆らえず、お肌が心配なので美容のために・・・ではなくて、「二日酔いの薬」です。
これを飲んでおくと二日酔いしないというので評判だそうです。
こう見えても健康面には気を遣うんですね。
ここでいただくのはずいぶん久しぶりになってしまいましたが、「刺し盛り」です。
やはりこちらをいただかなくては。
いつもながらの新鮮で美味しいモツです。
最近は「ゴマ油」よりも醤油ダレの方が美味しい感じがします。
お通しはこれも同じ、「レバーペースト」です。
これもあいかわらず良い味出していますね。
先週(文化の日)は満員でしたが、祝日の方が混むのかな。
今日はカウンターに私を含めて4人と、テーブル席に二人ですからのんびりしています。
注文もすんなり通っていますから、良い雰囲気ですね。
ホッピーのナカをお代わりします。
今日は少しばかりペースが速いですが、まあお薬もあることですから大丈夫でしょう。
やはりモツ関係にはショーチューがピッタリ合いますね。
惜しむらくは、「ニンニク」で食べられないことですが、今度は持ち込みでこっそりと挑戦してみようかと、バカなことを考えています。
20分ほどで、2杯分全て飲み終わってしまいましたが、これは久しぶりの生レバーのせいでしょうか。
「お会計お願いします」
あまりにも早いんでご主人も呆れていましたが、「たこ八」さんもありますので中締めにします。
実はこのハイペースが最後まで続いてしまい、たこ八さんでも早飲みになってしまいました。
これでは健康面から赤信号です。
もちろん二日酔いにはなりませんが、お酒の飲み方は難しいですねえ。
2010.11.13 Saturday
いのみ屋@井宮
いのみ屋@井宮
旧静岡市内の未訪問店を探るシリーズです。
大通りを少し入ったところにあるお店で、近くを通るたびに気になっていましたが、ついに意を決して入店しました。
このお店なかなか良い風貌です。
看板もいい具合に年季が掛かっていて、たまりませんね。
「お好み食堂」「大衆食堂」と書いてあって、豊富なメニューが自慢のようです。
平日の11時30分、お店の前に着き中を覗いてみると、まだ灯りが点いていませんが人の気配はします。
「こんにちは」
入り口の引き戸を開けますと、ご主人らしい年輩の男性が仕込みをしていました。
「やってますか?」
「今日は遅れちゃってね」
何とか大丈夫なようです。
お店は左手が厨房で、テーブル席が二組に右側には小上がりが三組ほどあります。
どうも前日の遅くまで営業されていた様子で、小上がりの席はかなり散らかっていました。
ご主人がテーブルを拭き、お冷やと紙おしぼりを出してくれます。
「ラーメン(450円)下さい」
メニューを見て気が付きましたが、このお店麺類は安めの価格設定です。
しかしメインらしい定食関係は普通のお値段で、800円から1000円あたりが中心価格になります。
飲食店の区分けでいえば、「食堂」がふさわしい感じですね。
お店の雰囲気は良くテレビドラマなどで見かける、「田舎の食堂」そのものといった感じで、何となく昔懐かしい気持ちになります。
しかしどうも仕込みがまだだった様子で、なかなかラーメンに取りかかる気配がしません。
きっとお湯が沸いていないんでしょうが、これは無理に入り込んだ私のせいです。
「おまちどうさまです」
それでも15分ほどでラーメンが出てきました。
これは見るからに昔懐かしいラーメンです。
具には一切れのチャーシューにメンマ、そして赤いカマボコが一切れです。
カマボコは端の所でしたが、存在するだけで嬉しいです。
麺は良くある中華やさんの麺でして、お決まり通りに腰の弱いスルスルとした麺です。
スープは意外に良くダシが出ていて、美味しく飲めますね。
ご主人がわざわざ持ってきてくれたコショーを掛けていただきます。
今どきのラーメンはいろいろと工夫や個性を出して、さまざまなタイプがあります。
このお店のラーメンは昔からあるスタンダードなタイプですが、何となくおもむきのある味わいです。
こういうごく普通のラーメンは落ち着きますね。
毎日食べても飽きない、美味しいラーメンでした。
結局最後までお客さんは私一人でしたが、ひょっとしてまだ開店する時間ではなかったのかな。
でものれんは出ていましたから、大丈夫だったと思います。
「ごちそうさまでした」
千円札でお釣りを受け取り、風の強い下界に出て行きます。
2010.11.12 Friday
大学生物学の教科書 第3巻
大学生物学の教科書
第3巻
分子生物学
ある日図書館に行ってまたまたこの本を見つけました。
前回読んだのはは第1巻でしたが、いつの間にか第2、3巻が出ているようです。
中を飛ばしましたがさっそく借り出そうと、本書を受付に持っていき「図書カード」を出します。
係員さんの怪訝そうな表情にハッと気が付きました。
私が出したのはお医者さんの「診察券」です。
慌ててカードをしまいましたが、ポケットの中にはそれ以外に何もありません。
家を出る時に間違えて持ってきたことを気が付かなかったんですね。
慌てて、家までカードを取りに戻りました。
係員さんもさぞやびっくりしたことでしょう。
何とか無事に借り出して読み始めましたが今回も面白いですね。
今話題の、「遺伝子組み換え」についても詳しく書かれています。
この遺伝子組み換えの技術は、もの凄いスピードで進歩しており、その結果として多くの便利さを生み出しましたが、同時に未知の領域も増加しています。
遺伝子組み換えによる植物は、世界的にはもはや主力商品になりつつあります。
それを怪しいものだと嫌う前に、きちんと理解することが必要ではないでしょうか。
もう一つ面白かったのは、免疫、生体防御システムです。
人間は外敵である微生物や細菌ウイルスなどと常に戦っています。
この本を読むほどに生物というものは素晴らしい進化を遂げたものなんだなあと感心します。
人間の体には生まれつき外敵の進入を防ぐシステムが組み込まれており、通常の状態ではまず大丈夫だといいます。
まあほどほどの衛生管理は必要でしょうが、過度に行う必要はありません。
本書でも冗談半分に触れられていますが、「過度の潔癖症」はかえって自身を細菌類から無防備にすることがあるそうです。
たとえば、疾患の原因とはならずに我々の正常な皮膚に大量に住み着いている細菌やカビを、「正常微生物叢」といいます。
これらは我々と共生しており病原体とすみかや栄養を競い合うことになるので、防御システムの一翼をになっているということなんです。
ですから体の洗い過ぎもかえって防御面では良くないんですね。
また本書では、「HIVウイルス」についても詳しく説明されています。
ヒト免疫不全ウイルス(HIV)は、免疫防御システムの要である「ヘルパーT細胞」を破壊してしまうことによって、免疫のシステムが機能不全になってしまいます。
したがって、体内に進入してきた外敵を防御できないために、病気になり、やがて滅びてゆくという最悪の結果が待っています。
治療にはまだまだ時間が掛かるということですが、免疫のシステムが素晴らしいものだけにそれを修復するのは大変なことなんでしょう。
本書は内容も深く十分に読み応えのある本ですが、唯一の欠点は読むのに時間が掛かりすぎることです。
4週間掛かって、ようやく残りわずかになりました。
早く読み終わって、次は第2巻も借りてこなくてはと、焦っている毎日です。
2010.11.11 Thursday
11月度例会
11月度例会
今月の例会は諸般事情により一週間早く開催されました。
今年もあと二ヶ月弱ですね。
こちらはモンサンミシェルのお土産だそうです。
私は箱だけ。
どんな味だったのか気になります。
今回はお酒の写真のみです。
なお例会の記事をたくさん書きましたが、ほぼ出尽くした感がありますのでとりあえず今回で打ち止めにします。
白ワインです。
これは色が濃いめです。
日本酒は私専用みたいなもので、残りはお持ち帰りになりました。
申し訳ないです。
もう1本の白。
そして赤が二本というラインナップでした。
今回はシメのラーメンまでいただいてしまい、またまたメタボ化に拍車が掛かります。
どうもごちそうさま。
2010.11.10 Wednesday
丸亀製麺@呉服町
丸亀製麺@呉服町
お酒を飲んだ後の、「シメの一杯」はメタボの元凶だと言われています。
私は最近は出来るだけ控えていますが、たまにはついふらふらとしてしまうのは人情で仕方がないです。
今日は酔った勢いでついこの看板に釣られてしまいました。
「丸亀製麺」
場所は静岡伊勢丹の真ん前で、以前「戸田書店」さんがあった場所の一部です。
たこ八さんを出て、ここにたどり着いた時間はまだ午後7時半です。
祝日でもありますし、混んでいるのかと思ったら意外に空いていたのでさっそく入ってみます。
うどんのチェーン店といえば「はなまるうどん」が定着していますが、この「丸亀製麺」も似たような形式になっています。
まずは入り口でトレイを取って、カウンターに進み注文をします。
今日は初めてなので、お店のお勧めと書いてあった、「肉ごぼうぶっかけ(並)」を選びました。
目の前の店員さんが、すぐにうどんを湯がき丼に入れて具を乗せます。
うどんの汁はなく、具のダシで食べるうどんのようですが私は詳しくないのでよく分かりません。
そこにサービスの天かすを目一杯入れてしまいます。
トッピングの具は好きなものを並んであるうちから取り放題という、お馴染みのスタイルです。
「はなまるうどん」によく似たシステムですが、なかなか合理的に出来ています。
出口でお会計をします。
私はこの「肉ごぼうぶっかけ」だけですから、380円でした。
もちろん普通のうどん屋さんに比べれば格安です。
さっそく席についてうどんをいただきます。
具の、「肉ゴボウ」は甘辛の醤油味で煮付けられたもので、これがうどんに合います。
なかなか良い組み合わせだと思いますが、有名なんでしょうか。
記憶にある範囲では、初めて食べたような気がしますが、上手い取り合わせです。
甘辛の肉と、ゴボウの歯応えが、ほどよい腰のうどんと噛み合って、つるつると喉を通ってゆきます。
値段もまあまあですし、ちょっとした食事には十分ですね。
他にもいろいろなメニューがあったんですが、全く記憶にありません。
これはもう一度行かないといけないかな。
どうもごちそうさまでした。
またメタボが進むのかなあ。
でも、これぐらいなら良いか。
2010.11.09 Tuesday
たこ八@そろそろ忘年会
たこ八@そろそろ忘年会
さて「ちんどん」さんの次はと、久しぶりに「ナカミヤ」さんを覗いてみましたが、早い時間なのにカウンター席はほぼ満員でした。
ここで軽く一杯という心づもりでしたが、踵を返して「たこ八」さんに向かいます。
考えてみれば、「刺身盛り合わせ」もすでにいただいていますから、また次にしましょうか。
「こんばんは」
たこ八さんも結構な賑わいでしたが、奥の常連席が空いていたのでそこに詰めていただきます。
今日は休日なのに珍しくジンちゃんもいらっしゃいます。
そういえば久しぶりですね。
例によって瓶ビールで一人乾杯です。
最近はキリンのラガーがお気に入りです。
サービスで葉唐辛子が出てきました。
これもオカアサンの自家製です。
いかにも酒飲み好みのアテです。
さて、今年も忘年会のシーズンがやってきました。
たこ八のメンバーでは、ここ十数年は例年オカアサンを囲んで忘年会をやることになっています。
それが12月の第一日曜日というのも近年の定番です。
今年はジンちゃんが幹事をやってくれるんだそうで、いつもになく意気込んでいる様子。
あれこれと打ち合わせをします。
今日の一品はお気に入りの「タン塩焼き」にたまたま出てきた「インゲンの天ぷら」でした。
たこ八さんではほとんどつまみはいただきませんから、こんなもんで本日は終了です。
何とも売り上げに非協力的な駄客三昧ですが、アルコールはちゃんといただいていますからね。
話は変わりますが、立ち飲みのお店やカウンターだけのお店で、「後から来るから」と場所を確保するのはマナー違反です。
「でもすぐ来ますから」
というなら、その人数分のお酒につまみを注文して並べておけばよろしい。
狭いお店ですから一度チャンスを逃してしまうと、売り上げに響きます。
グループにはそれにふさわしい大きさのお店があるはずですから、そちらに行けばよろしい。
大いばりで席を大きく占領するなどもってのほかです。
一人二人なら満員に近くても詰め合って座れます。
譲り合って楽しくお酒をたしなむのが居酒屋さんのマナーですね。
高歌放吟身振り手振りは回りの迷惑、悪酔いの前兆です。
こちらはおまけで、国産のししゃもだそうです。
結局たこ八さんでいつも通りの本数を楽しみ、早めにお店を出ました。
実はもう一軒行こうと思っているんです。
2010.11.08 Monday
ちんどん@静岡店
ちんどん@静岡店
光陰矢の如し、諸行無常、さまざまな表現がありますが、飲食店の移り変わりもまた凄まじいものがあります。
つい一年前に、それも開店からそう経っていないお店だった「かっぽうぎ」さんに入りましたが、それがすでに閉店です。
大事に持っていた、「ドリンク1杯無料券」も無駄になってしまいました。
しかしその後にまた新しいお店がオープンすると聞きました。
開店は11月1日でして、新聞にもチラシが入っていました。
私も根っからの静岡人ですから、新しいもの大好きですし、これは行かなくてはなりません。
無料券を投げ捨て、チラシに付いていた割引券を手に、さっそくお店に向かいました。
開店の5時ちょうどにお店の前に到着です。
このお店は全品294円均一という設定です。
最近この手のチェーン店が流行っていると聞きますが、さてどんなもんでしょうか。
「いらっしゃいませ」
元気な声で迎えてくれます。
店員さんはほとんどが二十歳代の若いスタッフです。
一人客だと指を立てますと、カウンター席に案内してくれました。
お店は入り口右手が調理場でそこに向かってのカウンター席、残りが4人掛けのテーブル席で、合わせて百席ほどになる大店舗です。
まあこれは「かっぽうぎ」時代と同じですね。
まずはファーストドリンクで、「チューハイ」をいただきますが、係の若い女性があまり慣れていないので説明に困りました。
メニューに書かれていない単語を言うと確認できないんですね。
メニューには「サワー」と書いてあって、「チューハイ」ではないんです。
たぶん持ってきたのは「レモンサワー」でしょう。
うーん、少し量が少ないような気がしますが、294円ですから。
店内を見回しますと、早い時間帯ですがお客さんもちらほらと入っています。
やはり宣伝の効果があるんでしょうか、子供と一緒の家族連れも見えました。
しかし店員さんはずいぶん多い感じがします。
合わせて10人近くいらっしゃいますが、その割にはスムーズでない感じです。
それは「運びやさん」の教育がまだ十分でないからでしょうか。
新規開店間もないとはいえ、このあたりはしっかりしていただきたいです。
つまみには、「浪速手羽先唐揚」を頼みました。
この手羽先の唐揚げはお店の看板で、2種類ありますがそのうちの小さい方です。
注文が入ってから揚げるので時間が掛かります。
結局15分ほど待ちました。
通常もこんなものなのかは分かりませんが、たまたま遅かったと信じます。
この手羽先はスパイシーで美味しいですねえ。
あの「世界の山ちゃん」の手羽先によく似ていますが、カリカリと香ばしく揚げられていて、これはビールにピッタリという感じです。
最初から大当たりでした。
カウンターの上に置いてあるのは味噌だれで、キャベツや焼き鳥に付けていただくんだと思いますが、今回は後で少しいただきました。
メニューは全て同じ294円均一です。
オーダーが入るたびに店員さんがみんなで復唱するのは良くあるケースですが、私はうるさいので好きになれませんね。
まだお店は空いているので、店員さんも暇だと思うんですが、なかなか近くを通らずお代わりのコールが出来ません。
お店が広いせいもありますが、まだまだ発展途上でしょうか。
ようやくお代わりで、お勧めだという「ジンジャーハイボール」をいただきました。
ショウガ風味の焼酎ハイボールで、これが意外に美味しかったです。
これはリピート間違いないですね。
ビールは生ビールが中ジョッキで、発泡酒が大ジョッキという面白い設定になっています。
均一料金ですから量で調整しているんですね。
今回はビール関係は飲みませんでしたが、次回はこちらもいきたいです。
つまみの二品目は、すぐに出てきた「刺身盛り合わせ」です。
鶏のお刺身はあまり食べませんからこういう機会に食べて置かなくてはと注文しました。
お皿が冷たいのは冷蔵庫にキープされていたせいでしょう。
最初から甘口のタレが付いています。
ささみの土佐造り風に赤いのはハツかな。
久しぶりに食べましたが、これもなかなか良いです。
そして次は日本酒をいただきました。
ぬる燗というとまたボーイさんが困りそうですから、普通の熱燗にしましたが、ぐい飲みでそのまま出てくるんですね。
まあ均一料金ですからこれで十分です。
50分ほどでお会計をしました。
チラシのサービス券で一割引でしたし、十分満足しました。
この値段で色々なものが食べられれば、なかなか良いお店だと思います。
メニューの中には他にも面白そうなものがありますし、これはまた楽しみですね。
「食べ飲み放題2940円」というコースもあるので、こちらも使ってみたい気がします。
次は店員さんも慣れてくるでしょうしね。
2010.11.06 Saturday
経済評論家とは
経済評論家とは
経済学にはたくさんの道具立てや論理があって、それを駆使すれば後付けの説明をするのは簡単なことです。
経済の発展に伴ってさまざまな経済学の理論が編み出されてきました。
とはいうものの、理論や原理の中に一国の浮沈を握るカギが隠されているわけではないというのも明らかです。
数学とは違い、過去の経験や実際の現象によって築かれた理論ですから、物の見方によってさまざまな理論が可能です。
その拠り所となる歴史や事実でさえ良いところ取りが出来ますから、判断が難しい。
起こった現象についての帰納法的な説明は簡単ですが、はたしてそれが真実なのかというのはまた別物になります。
イチローのような天才が歩んできた道のりはある部分ではっきりしていますが、同じ道のりを進んだからといって、彼のような天才的なプレーヤーになれる可能性はかなり低いでしょう。
理論とは一般的なものであり、抽象的な部分で構成されていますから、理想的なモデルでは正しくてもモデルそのものが違っていれば意味をなしません。
いわゆる
「理論的には正しいが、現実的には誤り」という状態です。
とこどき見かけるのは人々の不安や期待につけ込み、奇説や珍説で人目を引こうとする、自称経済学評論家です。
もともと理論的な裏付けがありませんから、それについては何らかのもっともらしい理屈を付けることになります。
これがまたレースが終わった後の競馬予想と同じようなもので、過去にはピッタリと当てはまっても未来については全くの空手形になります。
といっても経済学という学問を否定しているわけではありません。
あくまでも理論的には正しいものです。
求められるのはその理論と現実がどのようにシンクロしているかであって、今のところそれが曖昧だと言うことが問題です。
以前も書きましたが、「経済効果」ほど馬鹿馬鹿しい物はありません。
あるニュースではこんな風に書いてありました。
星野新監督誕生の経済波及効果を総額187億9624万円(主催ゲーム)と弾いたのは関西大学大学院の宮本勝浩教授。
宮城県の推計した過去の経済波及効果をもとにした試算で、球場改修費などが大きく膨らんだ17年を除いて30億〜90億円増える計算になる。
(産経ニュースより引用)
別の人が同じ計算をすれば、その倍にもなりますし、百分の一にもなります。
経済効果というのは、お金が移動する見込みということで、それだけ儲かると言うことではありません。
早稲田の斉藤投手が北海道に行ってもウン百億円の経済効果。
不況なんて完全に吹き飛びますが、もちろん絵に描いた餅です。
毎度お馴染みのニュースのネタですが、いつまでこんなことをやっているのかなあ。
2010.11.05 Friday
きよみ@浜松
きよみ@浜松
浜松二軒目のお店は、すぐ近くにある「きよみ」さんです。
軒先に掛かる赤提灯には、「ラーメン」と書かれていますし、名前からして静岡の「清見そば」を思い出させますが、まあ関係はないんでしょうね。
さっそく中に入りましょう。
正面左手が調理場で、それを囲むカウンター席が7名ほど。
右手には小上がりのテーブル席があります。
奥のテーブルが空いていて、荷物が置いてありましたがカウンターのお客さんだったようで、無事座れました。
皆さん長く飲んでいるお客さんらしく、お店は明るい雰囲気ですね。
まずはホッピーで乾杯です。
ジョッキが違うのはご愛敬ですか。
すぐに出てきたお通しはメンマでした。
やはりラーメンに力を入れているんでしょう。
おつまみには、「豚足」をいただきました。
これは豚足を炒めたものでしょうか、しっかり柔らかく調理されていて、食べやすいです。
味付けもぴったりですね。
茹でたり焼いたりした豚足も良いですが、これもまた有りかな。
こういうつまみをさりげなく出してくれるお店に間違いはありません。
両手でかぶりつく豚足は良いアテになります。
こちらは友人が注文した、「牛肉ステーキ」でしたか。
名前は忘れましたが、あっさりしていて美味しかったです。
料理はご主人が全て一人でやっていて大忙しですが、どれも滞りなく出てくるのはまさに熟練の技です。
お酒のお代わりは日本酒にしました。
「富久娘」を二合、ぬる燗でお願いします。
ご主人自ら燗付けしてくださった徳利が出てきました。
だんだんまったりしてきましたね。
友人はシメのラーメンです。
私はさすがに入りませんから、見ているだけですが、これは美味しそうですね。
またの機会にはお腹を空かせておいて、シメに食べてみたいと思います。
見るからにあっさりとしたラーメンです。
それで終わりと思いきや、お店の名物だという、「鶏の唐揚げ」を頼んでしまいました。
鶏もも肉を半身、じっくりと揚げたものです。
これは時間が掛かるそうですから、もちろんラーメンが済んだ後です。
「はいどうぞ」
ご主人がまずは揚げ終わったばかりの物を見せてくれました。
これを写真に撮ると、食べやすいように切り分けてくださいました。
ブログに乗せるのに分かりやすいようにというサービスです。
これは嬉しい心遣いでして、感謝感謝です。
唐揚げはパリパリに揚げられていて、中のお肉はジューシーという理想的なものです。
一気呵成にペロリと平らげてしまいました。
いやあお腹も一杯で大満足です。
ここでお勘定ですが、一人2千円ほどですからリーズナブルなお店です。
しかしお店を出て、時間がかなり遅いことに気付きました。
浜松駅に着き、新幹線の時刻表を見てびっくり。
何と次はもう終電です。
これは危ないところでした。
幸いに時間はまだありますから大丈夫ですが、夜間は電車の間隔が長いですから気を付けなくてはいけませんね。
まあ静岡止まりですから乗り過ごすことはありませんので安心です。
浜松の居酒屋さんもなかなか良いです。
どうもごちそうさまでした。
2010.11.04 Thursday
立ち呑み屋じゃんだら@浜松
立ち呑み屋じゃんだら@浜松
このお店の名前は正確には、「立呑やじゃんだら&LA・JANN」というそうです。
今日は友人と一緒に浜松で飲み会です。
まずはこのお店に入ることにしました。
「いらっしゃいませ」
美人のママさんがカウンター越しに出迎えてくれます。
入り口すぐ左手の階段を上がると二階も同じお店のようですが、1階が空いていましたのでそのまま奥に進みます。
正面左側が調理場で、それに向かってL字形のカウンターです。
奥の方から二人席を取ります。
といってもここは立ち飲みですから、そのまま立っているだけです。
カウンターの下側にフックがあったので、そこに上着を掛けます。
今日は10月も下旬だというのに夏日という暖かな日でしたから、上着を脱いでちょうど良い具合です。
さっそくメニューを見ますが、私の1杯目は「レモンチューハイ」にしました。
チューハイはいくつかありましたがプレーンな酎ハイはないようで、これは缶酎ハイかな。
二階と一階では品物の分担があるようで、このレモンチューハイは二階で作ってそれが下に降りてきたようでした。
「おまちどうさまです」
ここはキャッシュオンデリバリーで、お財布から出してカウンターに置いた千円札が下げられてお釣りの硬貨が専用のトレイに置かれます。
料金はほとんどが300円均一で分かりやすいです。
ちなみに今回私が注文したものは全て300円です。
つまみの一品目は、「ローストビーフ」です。
ちゃんとホースラディッシュも付いていますが、もちろん300円ですね。
カウンター目の前には冷蔵ケースがあって、その中にお皿に盛りつけられたつまみが勢揃いしています。
その中から選り取りみどりで選ぶのもまた楽しいです。
町の定食屋さんで、あれこれおかずを見つくろうのにも似ていますね。
つまみにはほどよい量で、居酒屋さんでは珍しいですがたまにはこんなのも良いです。
すぐにグラスが空いて2杯目を選びます。
後ろの壁に日本酒の銘柄が書いてありますが、そこに「磯自慢」を目ざとく見つけました。
「磯自慢下さい」
「すいません今日は入れてないんです」
他の銘柄を進められましたが、それではショーチューでいきましょうか。
「水割りでお願いします」
300円をお支払いして、受け取ったのはこのグラスです。
中に入っているのは「氷水」だけです。
ではどうするんだと言いますと、後ろの壁にこんなものが置いてあります。
米、麦、芋、と三種類の瓶があってそれぞれには蛇口が付いています。
ここから好きなものを好きなだけ入れてくれというシステムなんです。
私は「麦」の瓶から表面張力一杯まで注ぎ込みました。
後で考えたら、水を飲み干してから入れるんでした。
いやそれは冗談冗談。
ひょっとしたら、「三種混合」なんて荒技も出来るかもしれません。
二階から常連さんらしい酔客が降りてきました。
ここはトイレが1階にあるので、それを使うために降りてくるんですね。
ママさんと大声で立ち話です。
せっかく静かな雰囲気だったのが、帳消しになりました。
なぜか最近居酒屋さんでの大声が気になるんですが、これは年のせいかな。
こちらは友人が注文した「羽根付き餃子」です。
もちろん300円ですが、ボリュームもあってなかなかのものでした。
やはり浜松ですから、餃子は外せませんね。
ちゃんとモヤシまで付いています。
ショーチューはすぐに飲みきってしまい、お代わりに「トリスハイボール」をいただきます。
ハイボールには「田町ハイボール」という特製もあるそうですが、それはまたの機会に。
硬貨が無くなって、お財布から追加します。
本物の明朗会計ですから、懐具合と相談して楽しめますね。
いかのわた焼きです。
300円でちゃんとしたつまみが出てくるのは嬉しいですし、しかも美味しい。
立ち飲みですから一人でも気軽に入れるのもいいです。
お酒を三杯につまみを二品、40分ほどの滞在は締めて1500円のお支払いでした。
さあ次に行きましょうか。
2010.11.03 Wednesday
ラーメン竜@浜松
ラーメン竜@浜松
今日もまたお仕事前のラーメンです。
浜松駅からすぐ近く、鍛冶町にやってきました。
このあたりも松菱さんが閉店してからは寂しくなりました。
まもなくお店を見つけましたが、大きな看板で目立ちますね。
「日本中どこにもない 柔らか焼き豚」
看板商品はこれを使った、「厚切りチャーシューメン」で、大好評だそうです。
さっそく中に入りましょうか。
「いらっしゃいませ」
中国なまりのようなアクセントの若い女性店員さんが出迎えてくれます。
まずは店頭の自動券売機で食券を買います。
今回は初めてなので無難なところと、「細麺醤油ラーメン(580円)」を選びました。
メニューも多く、面白いものでは「学割ラーメン」というのもありました。
お財布の寂しい学生さんにサービスしてくださるのは良いことですね。
ただ今の時間は午後5時過ぎですが、先客はお二人いらっしゃいました。
お店は奥が調理場で、左手にカウンター右側にテーブル席があります。
私はカウンターの奥の席に座ります。
店員さんに食券を渡すと、奥の調理場に向かって注文を告げます。
しばらく手持ち無沙汰でしたが、ようやくお冷やがセルフサービスだというのに気が付きました。
券売機の隣にある冷水器に向かって、コップを取りお冷やを持ち帰ります。
私の次に入ってきたのは女子高生の二人組で、なにやら券売機の前で悩んでいましたが、結局ラーメンを頼んでいました。
まだ早い時間だというのに、お家の夕飯までお腹が持たないのかなと、余計な詮索をしています。
すぐにラーメンが出てきました。
何と三分も掛かりませんから凄いです。
麺が細麺なんで、茹で時間が短いこともあるんでしょうが、さすがは手慣れていますね。
このラーメン、なかなか良い風貌です。
具には薄切りですが大きなチャーシューが二枚にメンマが入っています。
このチャーシューが柔らかで、美味しかったですね。
これならチャーシュー麺も期待が持てそうです。
麺は極細麺と言った方が良いでしょうか、ストレートタイプで良い麺でした。
私が細麺好きというのもありますが、適度の茹で上がりで食感も素晴らしいです。
スープはあっさり系の醤油味で、これもなかなかのものでした。
細麺にはぴったりですね。
ただ、一つだけ惜しいのはお箸です。
割り箸ではなく塗り箸ですが、角形のお箸でかなり細いです。
これが細すぎるので、細麺が滑って滑って掴みにくいです。
そのせいもあって、麺を持ち上げるのに苦労しました。
いや、私の箸使いが未熟なせいでもありますね。
スープもすっきりとこくがあって、これならチャーシューが多くても問題ないかな。
次回はぜひチャーシューメンをいきたいですね。
「シコシコ太麺」というチョイスも面白そうですから、駅のそばということもありますしまた行きたいですね。
どうもごちそうさまでした。
2010.11.02 Tuesday
テトラパック
テトラパック
テトラパックはノーベルの母国、スウェーデンで生まれた大発明品です。
日本にも「日本テトラパック」という法人があるそうです。
ロール紙の下端を圧着し、そこに牛乳などの液体を注入します。
指定量に達するとこれを90度ねじった向きで下端が圧着されて完成です。
両端がカットされると四面体の商品が完成します。
この優れた点は、最小の包装材で最大限に近い容積が得られるということ。
さらには容器中に空気が入らないため衛生的で、まさにノーベル賞ものの包装システムだと当時絶賛されました。
このテトラパックが日本にお目見えしたのは1956年で、大阪で開かれた第3回国際見本市でした。
日本国内に広く普及したのは1960年代に学校給食に導入されたのが大きいそうです。
1966年に鳥取県で導入されたのを先駆けに、全国へ広がりました。
生産量がピークを迎えたのはさらに7年後の1979年で、13億個以上も生産されたそうです。
しかしその後は減少の一途をたどってゆきます。
2004年に日本酪農協同という会社が使わなくなって、日本からはほぼ姿を消したということです。
なぜ姿を消したのかといいますと、その原因はスーパーやコンビニでの「棚効率」なんだといいます。
現在の紙パックはほとんど全てが積載効率のいい「直方体」です。
しかも同じ200ミリリットル容器でも、より多くを並べることのできる「スリム型」が主流になっているそうです。
テトラパックでは積み重ねることができないので、並べにくいんですね。
自動販売機などでもあつかいにくいし、世の中良いことばかりではありません。
しかも紙パックと違って、ストローが必需品です。
使い終わればしょせんゴミになりますから、分別についても問題があるのかな。
そう言えばこのテトラパックを踏みつぶすと、パーンと大きな音が出るので、喜んで踏みつぶしていた時代もありました。
テトラパックの形を「正四面体」と言いますが、私たちの身の回りにはこの立体はめったに見つかりません。
人に説明するのには、図でも書かないと難しいんですが、このテトラパックが無くなってしまうと例えもできなくなってしまいますから、寂しいです。
懐かしのテトラパック。
どこかにないかなあ。
2010.11.01 Monday
裏七Jimmy@静岡ラーメンパーク
裏七Jimmy @静岡ラーメンパーク仮店舗
ようやくと言うか、とうとうと言うか、ついにと言うか、今頃になって東静岡のガンダムを見に行きました。
お台場にある時はわざわざ見に行く予定まで立てたのに、地元に来たらとたんに知らんぷりというのは、私がガンダムに思い入れが無いせいでもあります。
ともかく出かけることにしました。
そこで、せっかく行くんですから歩いていこうかと考えたわけです。
我が家からガンダムまではのんびり歩いて一時間でした。
まあこれぐらいは軽い軽い。
ちょうどお昼になったので、併設の「ラーメンPARK」でラーメンを食べようということになりました。
いや、もちろん最初からそのつもりでした。
まずは中央にある自動券売機でチケットを購入します。
お値段は統一されていて、全てのラーメン店が1杯800円です。
大食い券というのがあって、ラーメン2杯にペットボトルがサービスで付いて、1600円でした。
ラーメンオタクはこれをダブルで買うんでしょうね。
この食券を買うのにも列ができていて、トッピング券などもあるのでなかなか時間が掛かります。
とりあえず券を手にラーメン屋さんの列に並びます。
何軒かのラーメン屋さんが出店していましたが、その中から、「地雷源」さんの出しているお店を選びました。
「濃厚味噌ラーメン・裏七Jimmy」さんですが、さすがの人気で行列も一番長かったですね。
私の前には50人以上が並んでいます。
あまりの人波に先頭は見えません。
見ているとラーメンは6杯ずつ作っているようです。
始めに6杯分の食券を受け取って、その選ばれた六人は傍らの列に並びます。
6杯のラーメンが完成する時間は大体6分ほどでした。
出来上がると正面から順番に手渡しでラーメンを受け取りますが、その時に一人ずつニンニクを入れるのかどうか聞かれます。
店員さんは二人だけで、とにかく大忙しという状況でした。
20分経過で、途中の看板まで来ました。
列は6分ごとに6人ぶんという規則的な動きを続けています。
さらに時間は過ぎ、並ぶこと50分でようやく最後のロットまでこぎつけました。
それにしても東京ではままありますが、静岡でこれだけの行列に並んだのは初めてです。
私も辛抱強くなりました。
実は最後に面白い出来事がありました。
並んでいて私たちのすぐ前の晩になりましたが、それまでに5杯が済んでいるので、残りは1杯だけです。
しかし前の男性はカップルで来ているようで、スルーされました。
そしてすぐ次の男性の方も全く同じでした。
1時間も男だけに並ばせて、彼女の方はのんびりと見学しているんでしょうか。
出来上がる自分になって携帯で呼んでいましたから、大名気分です。
そして私たちの番になったんですが、二人で来ていたのでもちろんスルーです。
結局その次に並んでいた一人客の女性が幸運を引き当てましたが、長い行列の果てで最後にごぼう抜きにした気分は最高だったでしょう。
そんなわけでようやくラーメンを手に出来ました。
容器は発泡スチロールで、レンゲもプラスチックですが、露店ですからこれは仕方ないです。
さっそく空き席を見つけてそこでいただきます。
このラーメンですが、具は大きなチャーシューが2枚に茹でたモヤシです。
中央にトッピングのフライドガーリックが乗っています。
麺は極太の縮れ麺で、かなりの歯応えがありますね。
この麺がなかなか良いです
スープは看板にある通りの濃厚な味噌味です。
旨いんですが、いささかしょっぱすぎると思いました。
もう1割ほどスープで薄めてくれれば最高だったでしょうが、残念です。
味が濃いのでモヤシのトッピングが良い口直しになりました。
食べ終わって列を見ると、なぜかますます長くなっているような感じです。
日曜とあって人の出も多く、この時間あたりがピークだと思います。
まあ気になっていたガンダムくんにも会えたし、今日の所はこれぐらいで満足しておかなくては。
歩き疲れと、並び疲れでさすがに帰りは電車を使います。
いやあ、良い運動をした休日でした。
これで健康度一段とアップです。
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