2007.12.28 Friday
トンカチからの伝言
トンカチからの伝言
椎名誠 著
お馴染み椎名誠さんの新作本です。
先日図書館に行くと、新刊本のコーナーでこの本を発見。
まさに入荷されたばかりのピッカピカです。
これはラッキーとすかさず貸りてきました。
今回もあっという間に読み終えてしまいました。
読み終えて返却に行くと、もう予約が入っていましたから、まさにラッキーですね。
「週刊文春」に好評連載中の「新宿赤マント」シリーズの随筆で、読みやすく内容も豊富です。
この人は本当に世界中を飛び回っていて、そのバイタリティには感動すら覚えるほどです。
こんな文章が書けたなら良いなあと、いつもつくづく思うのですが、まだまだ未熟者の私です。
週刊誌の連載も800回を越えたそうで、これからも頑張っていただきたいと思います。
お知らせ
年末年始のブログは、来年1月3日までお休みいたします。
また来年お会いしましょう。
では、良いお年を。
2007.12.27 Thursday
和民@御幸町店
和民@御幸町店
一人で飲む時には静かな居酒屋がよい。
喧噪の中の孤独感を楽しむのもまた良いが、やはり静かな場所にとどめを刺す。
こじんまりとした屋台などはその際たるものでしょうね。
しかしお客が一人きりだったりすると、気を利かせたつもりのご主人があれこれと話し掛けてきたりして、かえって気を遣うこともあります。
そんなこともなく静かに飲めるのが、実は空いている時のチェーン店の居酒屋なんです。
ちょっと飲みにはこれが一番だと思います。
さて、日曜日の夕暮れ時、そのまま帰るにはまだ早い。
かといって腰を落ち着けて飲むつもりもない。
そんな時、ここ「和民」御幸町店に行きます。
開店は5時なので、それから間もないこともあり、店内はガラガラです。
それでも一つのテーブルは埋まっていましたから、一番乗りというわけではありませんね。
「一人です」
と言うと、
「カウンターかテーブルか」
と聞かれたので迷わずカウンターを選択します。
ここは入り口すぐ脇に、コの字型のカウンターもどきの席があるのです。
そこの一番端っこに席を取り、のんびりとメニューを眺めます。
「ショーチューのボトル1本入れて、あとホッピーを」
「アイスのセットは要りますか」
「無くて良いです」
キンキンに冷えた中生のジョッキに氷を入れて出してくれる。
ホッピーは「3冷」が一番で、氷を入れないことが多いが、ここでは氷入りでいただくことになります。
ジョッキに半分ほどショーチューを入れ、ホッピーで満たす。
のどが渇いていたせいか一気に飲み干してしまった。
すかさずお代わりを作ると、ちょうどホッピーの瓶が空く。
本家のホッピーよりも量が少ないのか、そこら辺は少し不満になる。
突き出しは「ヒジキ煮」
(不要な方はどうぞお申し出下さい)と書いてあるが、小心者はどうも断れない。
つまみには「出汁巻き玉子」と「焙りシメサバ」をチョイスする。
この出汁巻き玉子が大きくて、けっこうなつまみになる。
和民のつまみも、一通り食べてしまい、たまには変わったものが欲しくなるが、これはこれでいつも期待を裏切らない。
適度な甘さで、ふんわりしている熱々の卵焼きが、ホッピーに良く合う。
ホッピーをお代わりして、3杯目を作る。
段々に氷が溶けてきて、その分アルコール度が濃くなって行く。
何も考えずにのんびりとジョッキを傾けるのが心地よい。
呼ばなければ店員は来ないし、他のお客も幸運なことに静かな人ばかりだ。
4杯目のホッピーを作り終えると、お客さんもそろそろ埋まってきたようだ。
そろそろ6時になるのでこれで打ち止め。
ボトルは半分ほど残っているので、これをキープしておく。
しかし期限が1ヶ月というのがくせ者で、過去の実績で言うと半分ほどは流してしまう。
それなら初めからワンショットごと注文すればいいのにとも思うが、自分なりの濃さで作りたいというのが、飲んべえの自己主張なのですね。
さあ、お家に帰ろうか。
2007.12.26 Wednesday
串ぐるり@南町
串ぐるり@駅南銀座
毎度お馴染み「はなまるグルメガイド2008」が発売された。
いつも参考にさせていただくのだが、さすがに世の中は広い。
全く知らないお店も出ていることがあって、これは助かります。
静岡市内のラーメン店ならほとんどは知っている、と思っているが、世の中そんなに甘くない。
今回訪問する「串ぐるり」もその一つです。
とは言っても、居酒屋さんが本業で、昼のランチにラーメンを出しているというわけです。
開店は11時45分と出ていたので、それと同時にお店に入る算段をする。
場所は駅南の南町、「清見そば」の向かい側に当たるビルの2階にありました。
店の前にはランチの看板が立ててある。
ラーメンよりも定食関係が豊富にあるようです。
狭い階段を上り、2階のお店には靴を脱いで入る。
カウンターにテーブル席で、割りと広めの造りだが、思った通りに先客は無し。
「どこに座ったらいいの?」
「カウンターにどうぞ」
まあ、常識的な配置ではあります。
メニューを見ますと「黒丸ラーメン550円」とあります。
確か「はなまる」には「黒丸ラーメン(小ライス付き580円)」と書いてあったのですが、もう変更になったのかな。
若い女性店員がお冷やを持ってきてくれます。
「黒丸ラーメンお願いします」
目の前の調理場ではなにやら仕込みをしているようで、どうも落ちつきませんね。
お客は一人だけなので、当然ラーメンもすんなりと出てきました。
「器を片付けると、ホットコーヒーがサービスになります」
へえ、持って行くだけでコーヒーくれるんだ。
さて、出された「黒丸ラーメン」ですが、写真となんか違うぞ。
たしか「はなまるガイド」」では「マー油」が入って黒いように書いてあったが、そのかけらもない。
帰ってから写真を比べてみても、はっきり違いが分かりました。
まあ、初めてですし、何かお店にも理由があるんでしょう。
まずスープから一口。
意外とコクがあるスープです。
ねっとりではなくざらっとした感じでしょうか。
脂っこさは控えられています。
具は、メンマにチャーシュー、ノリといった定番ですが、メンマが太くて食べ応えあります。
麺は細麺ストレートで、スープになじみますね。
あっさりと完食した感想は、少し物足りないぐらいでした。
相変わらずお客は私一人で、女店員さんも手持ち無沙汰なようです。
「ごちそうさま」
550円をカウンターに置くと、そのまま席を立ちます。
別に片付けるのが面倒なわけではないんです。
一人だけのお店で、侘びしくコーヒーをすする気は、さらさら無かっただけです。
運ぶだけなんですから、
「申し訳ありませんが食器を返却口までお運び下さい」
とセルフサービスにしておけば、問題ないと思いますが。
「運んだ人はコーヒー無料」というと何かしっくり来ないなあ。
2007.12.25 Tuesday
江戸っ子@立石
江戸っ子@立石
さて「宇ち多」を出て、京成電鉄線路の反対方向へと向かいます。
今回次に目指すお店は、「江戸っ子」です。
ここ立石には良い居酒屋が多いんですが、ここも評判の高い店です。
時刻は4時20分、開店の30分には後しばしあります。
お店の前を通り掛かりますが、まだ開いてはいません。
酔い覚ましにもう少し辺りをブラブラすることにします。
商店街を見て回りますと、さすが庶民の町で、色々なお総菜やさんが目に止まります。
そんなわけで再びお店に着いた時はもう開店していて、お客さんも何人か入っていました。
遅れてはならじと、急いでガラス戸を引き、中に入ります。
広いお店は、U字型のカウンターが二組という構成。
向かって右端の一辺がどうも常連さんの指定席らしく、早くもずらりと並んでいます。
こちら新参者はそうっと向かい側の片隅に座ります。
カウンターの中にいるのは、みな明るいオバチャンたちです。
中でも一番輝きを放っているのが、どうやらこの店の看板ママのようです。
このにこやかな接待は、お客さんの気分を和ませますねえ。
珍しいことにカウンターの端に飾りで「フォックスフェイス」が飾ってありました。
なかなかのインテリアですねえ。
カウンターには所々におしぼりと山盛りのキャベツが置かれています。
どうもこのキャベツはサービスのようですね。
常連さんの注文が一通り済んだのでこちらにも顔が向きます。
「何になさいます」
「煮込みとハイボール」
常連さんはみな「ボール」といって頼んでいましたが、新人はきちんと言います。
壁に飾ってある額には、こう書かれています。
「たった一言が、人の心を傷つける」
「たった一言が、人の心を暖める 」
ママが大好きな言葉なんだそうですが、お店の雰囲気を良く表していますね。
「おまちどうさま」
ここのハイボール(300円)は面白いことに最初からブレンドされているのです。
あらかじめショーチューに何らかのエキスを混ぜて水割りしたものがサーバーに入っています。
大きめのタンブラー型ジョッキをサーバーに置き、レバーを引くと炭酸が加わってハイボールが完成します。
ですから出てくるのが早いこと早いこと。
それこそあっという間に完成です。
きれいな黄金色の液体がジョッキに満ちあふれています。
そして「煮込み(280円)」が出てきました。
いやあ、かなりのボリュームですねえ。
何と豆腐が半丁ほども入っています。
メインのモツもたっぷりと入っていて、これ一皿で満腹になりそうな勢いです。
まあ「宇ち多」ではそれほど食べなかったのでちょうど良いバランスですね。
モツの種類は、シロを主体に何種類か入っていましたが失念しました。
ふと貼り紙に気が付いた。
「店内での読み物は、固くお断りいたしておりますので、協力お願いいたします」
ん、この店では本を読んではいけないらしい。
一人で本を楽しむなら、大勢で会話を楽しめということなんだろうか。
「ハイボールお代わり下さい」
常連の皆さんは「レバ刺し(280円)」をつまんでいる方が多いようですが、さっき食べたので
「アブラと軟骨、タレで2本づつ(280円)」
焼きトンは標準で4本280円という安さです。
組み合わせも出来るようでして、壁には出来る組み合わせが書いてあります。
1本辺り70円ですから安いですねえ。
しかもけっこうなボリュームで、これは嬉しいですね。
うん、調子が出てきました。
ハイボールをお代わりして、最後の一品は「タン生(280円)」をいただきます。
タレはにんにくで行きましょうか。
これもけっこうな盛りの良さで、小食の私にはもう食べられないぐらいです。
あれ、もう6時になる。
なごりは惜しいですが、本日は5杯も飲んだので、早めに引き上げることにしましょうか。
「お勘定してください」
「1740円です」
いやあ酔いも回ったし、お腹もふくれました。
立石、いい町ですねえ。
2007.12.24 Monday
ウェブ炎上
ウェブ炎上 荻上チキ著
副題に「ネット群衆の暴走と可能性」とある。
ブログやミクシィで、ある人物への非難が燃え上がり、収拾不能になることがある。
こうした現象を「炎上」と言う。
時に何千もの批判が押し寄せ、個人のプライバシーすら容赦なく暴かれる。
有名無名を問わず「炎上」の餌食となるケースが頻発する今、そのメカニズムを明らかにし、そうした集団行動(サイバーカスケード)にはポジティブな側面もあることを指摘する。
ウェブという「怪物」を見据えた、現代の「教養」書。
こんな風に書かれると教養のない私はすぐに飛びついてしまいます。
著者は東大卒で81年生まれだそうですから、かなり若いんですね。
言葉遣いが分かり易くて、サクサク読めます。
たいへん勉強になりました。
cascade 名詞 小滝:分れ滝:人口滝:滝状レース飾り:懸崖作り
動詞 滝になって落ちる。
「サイバーカスケード」とはアメリカの憲法学者 キャス・サンスティーンが「インターネットは民主主義の敵か」の中で提唱した概念です。
サイバースペースにおいて各人が欲望のままに情報を獲得し、議論や対話を行っていった結果、特定の(たいていは極端な)言説パターンに集団として流れて行く現象のことを指します。
インターネットを介して伝わるものには、様々なタイプがあり、その信用性についてはしっかりと責任を持って受け止めなければいけないと、つくづく思いました。
ひょっとしたらその被害者になるのは自分自身かも知れないのですから。
2007.12.22 Saturday
宇ち多@立石
宇ち多@立石
以前お話ししたことがありますが、「東京五大煮込み」というものがあります。
月島の「岸田屋」、森下の「山利喜」千住の「大はし」門仲の「大坂屋」そしてこの立石「宇ち多」です。
これらの五店が出す煮込みはどれもまた秀逸で、飲んべえの心を揺り動かす逸品なのです。
いずれも早くて安くて旨いという、それはそれは素敵な酒のアテですね。
その中でも一番安いのがここ「宇ち多」で、お値段はなんと一皿170円です。
本日の居酒屋探訪まず最初は、ここ立石の「宇ち多」から始めましょう。
京成立石の駅で下車し、商店街を進みます。
店は駅のすぐ脇にあるはずが、あれ見つからない。
しばらく探して気が付いた。
これは降り口が逆だ。
しばらくぶりなのに、地図を見ないからそうなる。
まあ地図を見ていても迷うんだから仕方がないか。
狭い商店街のど真ん中にある、目指す「宇ち多」の開店は午後3時。
現在は3時半だというのに、店内は満席の大盛況。
それどころか入り口には待ちの行列が出来ています。
仕方なく、4人ほどいるその最後尾に着きますが、お客の回転は速いので、じきに中に入れます。
ぎっしりと並んだコの字形の席の一番奥に案内されました。
当然何人かの相席で、少しずつ詰めてもらいます。
広めの店内は、煮込みの鍋を囲むカウンターに、変形のテーブル席がぎっしり並んでいます。
ここではほとんどが一人客で、さらのそのほとんどが中年以上の男性です。
この時間ですから当然サラリーマン風は見かけません。
店員のお兄さんは丸坊主で、威勢がいいです。
てきぱきと注文を取り、酒とつまみを手配してゆきます。
ショーチューの一升瓶を抱えたお兄さんが
「何にしましょ」と聞いてくるので
「ショーチューと煮込み」
ついそう言ってしまいましたが、しまった瓶ビール(大)にするんだった。
ここは170円というのが基本の単位になっていて、通常のつまみはみな一皿170円。
もちろんショーチューも1杯170円です。
「アイス」などというしゃれたものは無く、みなストレートで飲むんですね。
ちなみに、それでは濃いという人はどうするのかというと、「キリンレモン」や「ウーロン茶」が同じ値段であり、それをチェイサーとして飲むわけです。
決して「酎ハイ」なんぞというしゃれたものは無い。
この辺りまことに潔いわけでして、さすがは立石、酒飲みの街です。
瓶ビールは、小瓶が2倍の340円、大瓶が3倍の510円ですから、大瓶がお得なわけですね。
さて、お兄さんはガラスの受け皿に肉厚のグラスを置き、そこに一升瓶からショーチューを注ぎます。
コップになみなみとあふれさせてから、そこにちょこっと「梅エキス」を入れてくれます。
これが名物の「梅割り」で、ほとんどの方がこれを飲んでいます。
まずは口からこう迎えに行って、二口ほどを流し込みます。
その後にコップを持ち上げ、受け皿にあふれた分をグラスに戻します。
この「おまけ」が飲んべえには嬉しいんですね。
さて、すぐに「煮込み」が出てきました。
この煮込みには色々なわがままが聞くようです。
店内には「柔らかめ」「お酢で」などの、様々な符丁での注文も色々飛び交っています。
常連さんになると、あれこれ融通してくれるんでしょうが、こちらは新参者ですから、ただただ不思議がって聞いているだけです。
この「煮込み」が相変わらず旨いです。
ホルモンだけが醤油味でじっくり煮込まれていて、色々な部位が混ざっています。
意外とさっぱりしているのもいいし、違う食感を比べてみる楽しみもあります。
次のつまみは「レバーの生」で2本170円。
これは焼く前のものを、醤油だれをかけてそのまま出してくれます。
ここは「焼きとん」全てに「ナマ」があって、焼かずにそのままで出してく入れるのです。
人によっては「お酢」をかけてという注文もあります。
生レバーにかぶりつきますが、新鮮でなかなか良い味わいです。
あっという間にグラスは空になって、お代わりを頼みます。
店のお兄さんは実にてきぱきとしていて、気持ちが良いですね。
お客の入替の世話を焼いたり、さりげなく邪魔になりそうなお皿を直したりとよく見ています。
さらには席が空くと常連さんを移動させたりと、なかなかの気配りです。
さて、私は仲良くなった隣の男性に色々と教えていただきます。
何でも父親の代から親子3代の「宇ち多」ファンだといいます。
息子さんを連れて飲みに来た時のことを、楽しげに話してくれます。
この方はここでは「ナマ」しか食べないんだそうです。
「だって、普通の焼きトンならどこでも食べられるでしょう」
「ここのは全て湯引きしてあるから、ナマでも旨いんだよ」
なるほど、焼く前に湯引きして置いたのをそのまま食べるわけだから「半生」ですね。
「いろんな種類を食べたいから、1本づつ出してもらうんだ」
さすがは常連さんですね。
出された「ハツ生」と「コブクロ生」がやけに美味しそうです。
しかしあっという間にシューチュー2杯ですから、調子に乗っていると後が怖い。
「すいませんお勘定」
ショーチュー2杯とつまみ2皿のお会計は680円。
さあ、次に行くぞ。
2007.12.21 Friday
振り向けば火星
昨日の早朝、何となく6時に目が覚める。
まだ辺りは暗いのだが、近くの神社まで早朝の散歩に出かける。
今朝もかなりの冷え込みのようで、吐く息が白い。
この時間ではまだ日の出もしておらず、暗い夜空が広がる。
ぼんやりと夜明け前の東空を見やっていると、その右手上方にひときわ明るい星が光っている。
(金星か)
明けの明星を拝むのも久しぶりのような気がする。
冬の空は空気が澄んでいるのか、見事な輝きを放っている。
考えてみると星空を眺めることなど、年に何回あるのだろうか。
しばらくして西の空を振り返る。
そこにはもう一つの明るい星が輝いていた。
しかもその色は燃えるような赤。
そういえば今年は大接近する星回りだったか。
そんな中で脳裏に浮かんだのが、このフレーズです。
「振り向けば 火星」
なんか歌のタイトルになりそうな感じですが・・・
んなこたあ無いか!
2007.12.20 Thursday
王子を出て立石へ
「みのめんた」を後にして、王子の駅に着きました。
といっても駅は通りを隔ててすぐそば。
最初からこちらを通ればすぐに見つけられたのにと、後悔しきりです。
王子から京浜東北線でいったん赤羽に出ます。
ここに来たらやっぱり「いこい」を覗いて見ますか。
真っ昼間ではありますが、まずは軽く一杯引っかけてからと。
お馴染みの駅裏にたどり着き、お店の中をうかがうと、あれっこれは満員だ。
スゴイですねえ、平日のまだ1時過ぎですよ。
それなのにお店のカウンターは満員のお客です。
この店は広いので、テーブル席はほとんど空いていますが、それでは雰囲気が出ない。
無理に詰めてもらうほどの常連ではないし、最初から1杯だけのつもりなので、仕方ない今日は遠慮しておきますか。
それにしても、昼間から満員だったのは初めてです。
恐るべし赤羽。
さて、赤羽駅に戻り、埼京線で新宿に向かいます。
取りあえずそこでお土産を確保しておこうという作戦なのです。
新宿駅から高層ビル方面へと続く、長い長い地下道を歩いてゆきます。
20分も歩いたところで、新宿ワシントンホテルにたどり着きました。
ここ「鞍馬」で名物のサンドイッチを3種類購入。
まずは「納豆コーヒーゼリー」次に「生クリームプリン」最後は名古屋らしく「みそカツ」
帰宅後に家族でいただきましたが、なかなか美味しかったですね。
諸物価値上がりの影響を受けて、値上げをしていたようで、みな20円増しの値段になっていました。
お会計を済ましてこれで一安心。
まだ時間があるので、新宿の街中をぶらつきます。
道路に立っている地図を見ながら、次回の予定にある店をあれこれと探します。
傍らには外人の男女がこれも捜し物のようです。
地図を見ながら英語でなにやら相談しています。
ひょっとしてお店を尋ねられるかなとも思っていましたが、私の人相が悪かったのか、聞かれませんでした。
これは嬉しいような悲しいような気分ですね。
「思い出横丁」にあるうなぎ専門店「カブト」を覗いてみると、開店前というのに、もうお客さんが3人入っている。
せっかくだから入ってみようかとも思いましたが、今日は別の予定があるので、後ろ髪を引かれながらも見学だけにしておきます。
新宿駅に戻りJRに乗って、いよいよ立石を目指します。
中央線で東京方面に向かいますが、勘違いしていて秋葉原での乗り換えを忘れてしまった。
慌てて引き返し、上野駅に出ると、ここからは京成線に乗り換えて、本日のメインに向かう。
京成青砥での乗り換えをして一駅、ようやく京成立石に着きました。
お目当てはもちろん、あのお店です。
2007.12.19 Wednesday
みのめんた・続
さて、どうにか「みのめんた」を発見したので、お店に入ります。
しかしこの暖簾、かなりくたびれていて、端はすり切れかかってますね。
ということは、けっこう長く続いているお店なんでしょうか。
ガラス戸越しに中をうかがうと、入り口すぐ右手に自動券売機があります。
ちょうど今、若い男性二人連れが食券を買っているところです。
終わるまでしばらく外で待つことにします。
これがけっこう待たせますね。
まあ私も券売機は苦手ですから、文句は言いません。
お店によってはかなり分かりづらい機械もあって、まるで一見さんを差別しているようですね。
なんとか終わったようで、引き戸を開けて中に入ります。
目指すのは「つけ麺(680円)」
この店の看板商品のようで、味も2種類あります。
さらには「みの麺多」とも書くようで、麺が多い。
注目すべきは大盛りのサービスです。
これは1.5玉の大盛りにしてもお値段同じという、太っ腹なサービスですが、私には一玉でも充分です。
店内はL字型のカウンターのみで10席ほどでしょうか。
調理人は中年の男性二人です。
前に入った二人が一番奥に進みます。
あれ、ちょうど満員です。
これは困ったと思っていると、ちょうど一つだけ角に空いている席がありました。
これで完全に満席です。
お冷やはセルフサービスで、コップを取り、冷水器から水を汲みます。
食券をカウンターに置いて、出来上がりを待ちます。
その間にもお客さんは入れかわり立ちかわりと入ってきて、とぎれません。
駅のすぐ近くという便の良さもあるのでしょうが、けっこう繁盛しているようです。
券売機に向かっていたお客さんが、店員に何か言っています。
どうやら前の人のお釣りが残っていたようです。
店員さんが受け取った硬貨を、すぐ前に入った女性に渡していました。
注文を見ますと、けっこうラーメンも出ているようです。
大盛りにしている人は半分ぐらいでしょうか。
これから見ても、決して大盛りだけがウリの店ではないようです。
さて、カウンター越しに「つけ麺」が出てきました。
白い器に麺、どんぶりには付け汁が入っています。
この付け汁はけっこうたっぷり入っています。
中に埋もれていますが、具はメンマにチャーシューノリといった定番です。
汁には挽肉が混ざっており、薬味にネギと小間切れにした玉葱が入っています。
味はやや酢っぱめですが、それほどきついわけでもありません。
ほんのり甘口で、つけ麺をあまり食べない私でも、スルスル食べられます。
ダシもいい塩梅に出ていて、なかなかのものですね。
肝心の麺ですが、けっこうな太麺でもちもちしています。
歯応えが良く、かといって固すぎるわけでもありません。
これは「普通盛り」でも十分な量ですね。
するするっと完食してしまい、「スープ割り」を頼もうかとも思ったのですが、もうお腹一杯です。
しかも付け汁はたっぷり残っているし。
スープ割りさせておいて、半分も残したらお店の人は辛いでしょうから、止めておきましょうか。
ただ、それほど濃くはない汁なので、そのままでも飲めます。
「ごちそうさま」
しっかりとお腹一杯になりました。
この店についてはひとこと提案があります。
「普通盛り」にするか「大盛り」にするかは、食券を買う時に決めるのですが、これを申告制にしてもらいたいです。
そして、食券を渡す時に店員が聞きます。
「無料で大盛りに出来ますが、どうしますか?」
「あ、普通盛りでいいです」
「無料ですよ」
「やっぱり普通盛りでいいです」
「ファイナル・アンサー?」
絶対にウケると思うんだが、どうでしょうかね。
2007.12.18 Tuesday
みのめんた@王子
みのめんた@王子
最初にお断りしておきますが、今回はうけ狙いで行ってみました。
何てったってこの名前ですからね。
決して「みのもんた」ではありません。
それにしても一字違いで名前を勝手に使われたというのに、みのさんズバッと怒らないのかなあ。
さて、その場所はというとJR王子駅のすぐそばだといいます。
さっそく「とらさん」で検索して、グーグルで地図をプリントアウトし、万全の体勢で出かけました。
王子の駅を降りて大通り沿いに坂道を上ります。
しまった、お店は道の反対側なのですが、広い道路なので横断歩道がない。
かなり向こう側に歩道橋が見えたのでそこまで行くが、遠回りになってしまった。
「音無橋」というなにやら由緒ある端を渡ると、北区役所がある。
手元の地図ではこの辺りになっているので、歩き回って探すのだが、どうにも見つからない。
地図の番地は「王子本町1丁目2-12」で、間違いなくこの辺りだ。
どうしたことかラーメン店は影も形もなく、なにやら取り壊された跡地が目に入った。
(なんと、閉店してしまったのか)
諦めきれずになおも辺りを探すが、やはり見つからない。
仕方ない、今回は別のお店にしようと、放心の状態で駅に帰る。
気分を変えようと帰り道は反対の方角から進む。
何気なく辺りを見回しながら、もうすぐ駅だと思って傍らを見ると
「あれっ」
かなりくたびれた白いのれんに、はっきりと書かれている文字は
「み・の・め・ん・た」
オイオイこんなところにあったのかい。
あとから調べてみると、正しい番地は「王子本町1丁目2-2」でした。
「とらさん」のどこかで間違っていたようです。
いやあしかし気が付いて良かった。
さっそくお店に入ります。
<続く>
2007.12.15 Saturday
ラブレーの子供たち
ラブレーの子供たち 四方田犬彦著
「どんなものを食べているか、いってくれたまえ。君の人となりを、言い当ててみせよう」
19世紀の前半、「味覚の生理学」なる書物を公にして、美食のもつ美徳を限りなく賛美した、フランスのブリヤ・サヴァランは、
冒頭にこう書き記した。
動物は餌を食べる。
人間は料理を食べる。
しかし食べ方を知っているのは、エスプリをもった者だけである。
そして新しいご馳走の発見は、人類の幸福にとって新しい天体を発見するより大切なことである。
のっけからこう切り出されて、さすがに文学者は違うなあと感嘆することしきりです。
食通として知られる四方田氏が、著名な人物とそれにまつわる料理をレポートしたもの。
しかし、実際にそれを作ってしまうというのが大したものです。
「明治天皇の大昼食」の章では、1905年7月26日、明治天皇が、アメリカ合衆国の陸軍長官をはじめとする総勢54人のアメリカ人を招待して開いた午餐会が紹介されています。
前菜から始まって、「フジヤマ」というアイスクリームで終わる、3時間をかけての絢爛豪華なフルコースメニュー
その宮中午餐会のメニューを全て実際に作ったのだから大したものです。
というか羨ましいのは、小人の悲しさですね。
でも、中には慎ましいのも混ぜてある。
「小津安二郎のカレーすき焼き」なんて言うのもあります。
これは名監督の小津安二郎氏が得意としていたメニューで、大のお気に入りだったとか。
来客のもてなしには、監督自らが必ず作っていたという。
作り方は簡単で、あらかじめ調理したすき焼きの最後の仕上げにカレー粉をまぶすといったレシピのようだ。
松竹大船で小津組に参加していたスタッフや俳優は、監督自ら調理した恒例のすき焼きと言うことで、誰もがおとなしく食べていたという。
ところがこの秩序に異変が起こった。
1955年のこと、執筆のために缶詰となっていた監督を、主演者の池辺良が表敬訪問した。
もちろん監督は恒例のカレーすき焼きを出した。
一口食べた池辺は
「なんだこれは、菓子みたいな味じゃないか」
といって、一度口にしたものを吐きだしてしまったのである。
池辺はこの新作のために特別に東宝から参加した俳優で、残念ながら松竹大船の愛すべき約束事を知らなかったのだ。
この事件以来小津は二度とすき焼きの味付けに手を出さなくなったという。
自慢の手料理というのにも色々あるようで、感慨深いですなあ。
2007.12.14 Friday
麺’s House @東新田
麺’s House @東新田
このお店、店の名前からしてインパクトがあります。
何たって「men’s」ではなく「麺’s」なのだ。
そういえば「メンズハウス」という雑誌があったような気もします。
この辺りのセンスは、我々オジサンには共感を呼びますが、今どきの若者にはどうなんでしょうかね。
昔から創作麺が有名で、あれこれと独創的なものを開発しているお店でもあります。
その評判を聞きつけて今回、なんと初めての入店は昼下がりの訪問です。
喫茶店を思わせるしゃれた入り口をくぐると、きれいな内装のお店が待っていました。
店内はカウンターにテーブル席が3組という標準的な構えです。
さっそく窓際の明るいテーブル席に着く。
ヒゲをたくわえた厳ついマスター自らが注文を受ける。
その傍らに調理もするようで、これは珍しいですね。
ラーメンは標準のものと、「House麺」という野菜たっぷりのものがあるようです。
更にランチには色々なセットがあって、近くのサラリーマンに大好評らしい。
その中から、「海草House麺」に、相棒は「エスニックHouse麺」(各682円)をチョイスする。
さらにはランチサービスで、「ギョウザ3個プラス小ライス」を200円で付けてもらう。
周りを見ていると、「ラーメン」に「チャーハン」や「肉どんぶり」などのセットが多く食べられているようです。
隣の席のおばちゃん二人客も、「ラーメンプラス半チャーハン」を食べていました。
「食べきれないよねー」
などと話してはいたが、しっかり完食していたのはご愛敬か。
「おまちどうさま」
木のトレイに載って、麺が出てきた。
まず「海草House麺」ですが、ワカメやメカブなどの海草を具にしたもの。
スープがどろっとしています。
なんでもコラーゲンが入っているとか。
液体なので分かりませんが、そういえば味が違うような気もします。
麺は細麺で、スープが良く絡みますね。
味付けは醤油味で、あっさりしたコクのあるスープでした。
野菜も色々と入っていて、今時の女性好みというところでしょうか。
サイドメニューのギョウザは、しっとりとしたタイプです。
大きめで具もたっぷり入り、なかなかの食べ応え。
そして「エスニックHouse麺」ですが、これはメニューに「某テレビ局で紹介された」とあったので、気になった一品。
一口啜ると、まずスープが良いです。
すっぱ辛い、「トムヤムクン」を彷彿とさせるスープで、これはラーメンを越えていますね。
その辛さの程度はというと、かなりの辛さです。
食べ進むほどに、汗が噴き出してきます。
酸味の利いたこの辛さはクセになりそうですね。
まさに「タイ風ラーメン」と言えるでしょう。
ついスープを飲みすぎてしまうほどの良い味で、お腹はパンパンでした。
これは再食決定。
辛いもの好きな人は、ぜひ食べてみてください。
2007.12.13 Thursday
クンちゃんのおつまみ弁当
クンちゃんのおつまみ弁当
SBSラジオとトムソーヤ倶楽部で開発した、期間限定のお弁当。
静岡のローソンで好評発売中。
昨晩たこ八からの帰りに、晩酌のおつまみとして購入してみた。
居酒屋帰りにまた晩酌と、いぶかる方もございましょうが、たこ八では酔っ払うほどは飲みませんので、帰ってから本格的に飲むわけですね。
時刻は午後9時。
ひょっとしたら売り切れかなと思ってお弁当コーナーを探すと、ありました、最後の1個が。
さっそくレジに持って行きますと
「温めますか」と聞かれた。
お手数かけるのも面倒と思い、
「いいです」
しかし帰ってから気が付いた。
この弁当では大きすぎて、我が家のレンジでは回転しない。
仕方なくお皿に移し替えて、レンジにかけたのでした。
まあこれはこれで良いものではありますがね。
お値段は580円です。
お弁当としてよりも「つまみ」としてのグレードが高いです。
一味違うしゃれた小鉢が沢山並んでいる感じで、楽しいです。
和風テイストで、ヘルシーなのも嬉しいです。
こういう「晩酌の友」スタイルの弁当、常時置いてくれると役に立つんだがなあ。
2007.12.12 Wednesday
ヘリコプターを考える
ヘリコプターを考える
些細なことに文句を付けて、憂さ晴らしをするのは、文明人だけに許された高級な遊技なのかも知れない。
まあそれがエスカレートして、クレーマー状態になってしまうと、ちょっと問題ですがねえ。
さて、最近不快に思っているのが「ヘリコプター」なんですね。
理由は二つあって、一つは音がうるさいこと。
特に真上でホバリングされたり、低空で飛ばれた時には、かなり気になります。
大型のヘリですと、窓ガラスがビリビリと震えて来ることもしばしばあります。
そして二つ目は、危険ではないかということ。
実はこのヘリコプターという乗り物は、安全性に欠ける面があります。
静岡市だけで見ても、以前墜落事故が起こりました。
そしてつい先日、またも不幸な事故が起きてしまいました。
昨夜、例によって「たこ八」に行くと、オカアサンが私の顔を見て
「うーんなんだっけか、言おうと思っていたんだけど」
こう切り出すのです。
「ひとこと、言おうと思っていたんだけど、うーんど忘れした」
気になったがそれは仕方がない。
30分ほども飲んでいただろうか、突然オカアサンが叫んだ。
「あれ、ヘリコプターだ」
話はさらにさかのぼって、先週のたこ八で会話した内容。
「市町村対抗駅伝」の前日、コースの調査らしく、朝からヘリがぶんぶん飛んでいた。
それがちょうど我が家の真上で、静止した状態でバリバリやっているわけですね。
これにはいいかげん頭に来て、市役所に電話を掛けた。
お断りしておきますが、お役所に責任はない。
そこで「静岡へリポート」の電話を伝えられて、ここに文句を言えと言うことでした。
さっそく電話を掛けて、苦情を言いました。
電話に出た人がヘリを飛ばしているわけではないので、とんだ迷惑でしょうが、こちらとしても腹の虫が治まらない。
「しばらく我慢していただければ、済みますので」
まあ所詮いかにすることも出来ず、泣き寝入りしたわけなんです。
たこ八でその話をした時に
「よっぽど、石投げて落としてやろうと思ったんだ」
冗談でそう言ったのを覚えていて
「ダメだよ石投げちゃ」
「やってないやってない」
危うく犯人にされるところだった。
いやいやこれからは言動に気を付けなければ。
(事故でお亡くなりになった方のご冥福をお祈り申し上げます)
2007.12.11 Tuesday
12月度例会
今日は12月の例会で、何時もどおり5時に第2美濃屋さんへ。
今回初めてのY氏も参加して、都合10人で開催されました。
今日はいつもよりお酒の数が多く、嬉しいことに「磯自慢」も入っています。
ワインはひと月遅れでボジョレもあります。
いつもながらご寄付ありがとう。
ところで、スリムクラブの「怪物フランチェン」さる人物にそっくりだと思っています。
この機会にぜひ見てやって下さい。
この動画をMyTubeで見る
2007.12.10 Monday
赤い葉と黄色い葉
赤い葉と黄色い葉
季節もすっかり冬らしくなりました。
朝の散歩に行く近所の神社には、イチョウの黄色い葉っぱが散り積もって、絨毯のようにふかふかです。
参道にも落ち葉が積もっていて、それを毎日お掃除してくれる方には頭が下がります。
さて、この枯れ葉ですが、なぜ色づくのかご存じでしょうか。
まず、木の葉が色づいて見えるのは葉に色素があるからです。
植物の葉っぱは「クロロフィル」という色素をもっています。
この色素は、光合成をするのに大切な働きをするもので、有名ですね。
通常クロロフィルは緑色に見えます。
余談ですがこれはクロロフィルが緑色の波長の光を反射しているためです。
植物の光合成では、赤や青の波長の光が主に吸収されているわけです。
葉っぱにはその他に「カロテノイド」という色素も含まれています。
カロテノイドという色素は黄色から赤の色相に見えます。
このカロテノイドは初めから葉の組織に含まれています。
しかし通常はクロロフィルの方が多いので、葉は緑色に見えます。
秋になって気温が下がり、葉っぱはその役目を終えようとします。
すると使われなくなったクロロフィルは次第に分解されてゆきます。
その時に葉の組織の中では「アントシアニン」という赤色から青色を示す物質が作られるのです。
これによって葉の緑色は消え、赤色にと変化してゆくわけです。
最終的には木の本体から切り離されて、落ち葉になります。
アントシアニンが早めに合成されると、葉は枝に付いたままで、鮮やかな赤色に変わります。
しかし植物によってはそれが合成されないものもあります。
イチョウなどはその例で、単にクロロフィルだけが分解されます。
したがってイチョウが黄色く見えるのは、元々もっていたカロテノイドの色です。
それまでクロロフィルによって隠れていたものが、表に出てきたというわけです。
いろんな色の落ち葉を比較してみるのも面白いですね。
2007.12.08 Saturday
TOKIO古典酒場 闇市横丁編
TOKIO古典酒場 「闇市・横丁編」
この古典酒場シリーズも3冊目になりました。
おかげさまで、静岡の酒場よりも東京の酒場の方が詳しいぐらいになってしまった。
ホント、静岡の新規店と東京の新規店、尋ねるペースは同じくらいなんですね。
今回もなかなかに哀愁をそそるタイトルで、発売すぐに購入してしまいました。
ここら辺は出版社の思うつぼですね。
取り上げられているのは、有名店から全く知らなかったお店まで、多種多様。
中でも嬉しいのが「昼間から飲める店」。
念のため言っておきますが、静岡で真っ昼間からお酒を飲むことはまずありません。
それが東京遠征では、出来るだけ呑みたいんですね。
出来ればお昼のラーメンを食べてすぐにでも一杯行きたい。
しかし大都会東京とはいえども、さすがに昼酒の飲めるお店は少ないのですね。
その貴重な店、赤羽の「いこい」や、池袋の「ふくろ」は毎シーズン尋ねています。
今回の記事で、新しいお店を発見したので、次の訪問が楽しみです。
さて、静岡の居酒屋と比較しますと、全般的に東京の方が廉価ですね。
特に「お酒」の値段が静岡では高めになっています。
あとは、「ホッピー」ですか。
最近はまた増えてきましたが、10年くらい前まではホッピーを置いている店って少なかったなあ。
そのまた昔には結構あったのに、段々と少なくなっていきました。
ビールも良いですが、モツ系統にはやはりショーチューが合います。
ホルモン関係の美味い店や、煮込みの良い店など、静岡にはまだまだ少ない気がします。
誰か良い店紹介してくれないかなあ。
このブログを見ている方で
「ここの煮込みは一番」という店がありましたら、ぜひ教えて下さい。
意外と隠れた名店がありそうな気がします。
2007.12.07 Friday
あかつき屋@濃厚豚骨みそ
あかつき屋@濃厚豚骨みそ〜空腹時限定すぺしゃる〜
さて、たこ八を出て最後のシメにと向かったのは、前日に行ったばかりの「万里」です。
返す刀で「モツ煮込み」をばっさりとやっつけようというのがその目的。
時間は午後9時で、確か営業は10時までとあったから、まだ間に合うはずだ。
自転車を急がせて、ようやくお店にたどり着くと。
残念。
のれんは外されていて、自転車まで中に入れてある。
それでは仕方ないとUターンして、今度はあかつき屋に向かう。
ここの新作メニュー「濃厚豚骨みそ」も気になっていた一品なのです。
ようやくお店に着き、店の中をうかがうと、わりあいに込んでいるのはさすがに繁盛店。
入り口左手の券売機に向かって、「濃厚豚骨みそ(750円)」を押す。
若い女性店員さんが、一番奥のカウンターに案内してくれる。
最近入ったバイトさんなのだろうか、なかなか元気が良い。
席について高めの椅子に座ろうとすると、おや、足元にマフラーが。
たぶん先客の忘れ物なんだろうと、女店員さんに知らせると、慌てて出て行ったばかりのお客さんを追いかけてゆく。
帰ってきたので
「どうでした」と聞くと
「間に合いませんでした」
それは残念だが、気が付いてまた取りに来るでしょう。
お客はひっきりなしに入ってきて、これは繁盛していますね。
やはり寒い日のラーメンは一番のご馳走ですね。
待つほどに「みそラーメン」が出てきました。
屹立とした、チョモランマを彷彿とさせるモヤシがいい感じです。
これはボリュームがあるなあ。
さっそくいただきますが、わりとスープは熱くありません。
ここら辺はぬるいというわけではないので、食べやすいといえば食べやすいです。
モヤシの下にはメンマとチャーシューが隠されていました。
葱もけっこう利いています。
これだけでも葱くさいほどなので、葱好きにはたまらんでしょうが、嫌いな人は避けた方が良いです。
スープは「濃厚豚骨」というほどトンコツらしさはなく、魚介系の方が勝っている感じです。
敢えていえば煮干し出汁の味噌汁に豚肉を入れた感じかな。
まあ、味噌汁の出汁を煮干しで取るように、みそと魚介系は相性が良いですからね。
魚介系はここの特徴だから、らしいといえばらしいですがね。
モヤシが多いので、最後まで飽きずに食べ切れました。
まさに「ガッツリ」食べたい時には良い一品ですね。
「ごちそうさま」
さすがに次の日の朝は、胃がもたれていましたね。
2007.12.06 Thursday
たこ八酎ハイ大作戦
たこ八@酎ハイにチャレンジ
意外と実行力のあるワタシ。
昨日思い付いた「たこ八でマイ酎ハイを飲んでみよう」、というわがまま企画をさっそく実行に移すことになった。
まずは、コンビニでペットボトル入りの炭酸水を1本購入する。
それをバッグにそっと忍ばせて、たこ八に向かう。
まあ、別に隠す必要はないんですね。
7時半のたこ八はただいま満席。
暖簾の間からそっと覗くと、オカアサンと目があった。
おあつらえ向きにジンちゃんがいたので、その隣を指差す。
すると隣のお客さんが察してくれて
「今帰りますから」
お二人さんがお会計でちょうど席が空き、ジンちゃんの隣に座る。
今日も家からの出陣らしく、ラフな出で立ちだ。
さっそくカバンから用意の「炭酸水」を出して、オカアサンに渡し、冷やしておいてもらう。
まずはお決まりのビールで乾杯。
ジンちゃんに元気がない。
実は先日のTV出演のあと、レポーターの山口さんとツーショットで私の写真を撮ってくれた。
それを「たこ八家族」に2枚も入れてくれて、それはそれで嬉しい限りなのだが。
肝心の自分の写真は撮っていないのだという。
「それならその時言ってくれれば取ってやったのに」
「黙ってても、察してくれなきゃダメだ」
可哀相にすねている。
その影響もあって忘年会でも写真を撮りっぱぐれたらしい。
おや、今日は旨そうなレバーがある。
「レバー塩で2本焼いて下さい」
ジンちゃんは今日も調子がいまいちで、あまり飲めないと言う。
先日の忘年会も日本酒の飲み過ぎで、次の日が苦しかったとか。
お互い節制しなくちゃね。
さて、ビールが空いたのでかねて準備の「酎ハイ作戦」を決行する。
オカアサンにたのんで、「ホッピー用のグラス」を出してもらう。
これに氷を入れてもらい、いつものショーチューを半分ほど入れる。
そこにペットボトルから炭酸水を注ぎ入れれば、「炭酸割り」の出来上がり。
(レモン、レモンがない)
しまった、レモンを忘れた。
周到な準備をしたつもりが、思わぬところにほころびが生じたようだ。
まあ仕方がないと、これでいきます。
一気にゴクゴクと流し込むと、シンプルでいけますねえ。
たこ八50年の歴史の中で、今初めての「酎ハイ」が誕生したのである。
エヘン。
なんという空前絶後、威風堂々たる「炭酸割り」の勇姿であろうか。
とはいえ、ありきたりの酎ハイなんですがね。
こんなわけで、作戦は無事大成功のうちに終了したのでありました。
これ、なかなか良いのでまたやってみようかな。
2007.12.05 Wednesday
今日もたこ八
昨晩のたこ八。
例によって7時少し前にたこ八に到着する。
今日は常連客は無しで、その分オカアサンとお話しできそうだ。
入り口すぐの角の席に座る。
左手には二十歳ぐらいの女の子が二人。
ウーロン茶でおでんを食べている。
ビールを注いで、まずは一人で乾杯。
「昨日は無事に帰った?」
「Oちゃんと1軒だけ付き合って、おとなしく帰った」
実はきのうは「たこ八」の忘年会。
常連の皆さん勢揃いで盛り上がったのですが、それについては差し障りがありまして、自主規制いたします。
隣の先客は70がらみのご老人で、誰というのでもなくしきりに話し掛ける。
「串カツ2本揚げて、日本人だから2本ね」
あまり見かけない顔だが、まあ たちが悪い方では無さそうだ。
オカアサンがお酒の燗を付けているのを見て
「その道具なんて言うの」
「これはチロリ、分からなきゃ燗付けでいいの」
「ああ、チロリか、覚えておこう、チロリチロリと」
しばらくすると、また
「あの燗付けるヤツなんて言うんだっけ」
オカアサンももてあまし気味になってきた。
女性二人がお会計。
「別々にしてください」
「えー、500円と600円です」
お酒を飲まないとこんな金額になってしまうので、あまり儲かりませんね。
でも最近若いお客さんが増えてきました。
隣のご老人は、なぜか陽気で、酔いのせいか声高になってくる。
「カキのフライを2本揚げて、日本人だから2本」
また言ってる。
こういう時に話の相づちを打つかどうかは、なかなかに難しい。
私の場合冷たいヤツだと言われるかもしれませんが、まず話には加わりません。
そう、以前痛い目にあったことがあって、それに懲りているからです。
「君子危うきに近寄らず」
これに限りますね。
まあ、憂さ晴らしに来ているわけでもないので、話し相手がいない時は、黙って呑みます。
おっと、隣は居眠りをはじめてしまった。
「お客さん大丈夫」心配してオカアサンが声をかける。
たまにひっくり返る客がいるので、経営者としては気になってしょうがない。
ショーチュー2杯ぐらいなのでそれほど深酒というわけでも無いのに、体調が悪いのかな。
そこでも薄情な私は気配りしません。
まあ倒れてきた時の準備ぐらいはしてますが、こちらも同じお客ですから。
新しく入ってきた年輩の女性客が「ホットウーロン茶」を所望。
これはありがたくない注文で、オカアサンも苦笑い。
たこ八では「ウーロン茶」は1リットル入りの紙パックに入っています。
これは「サービス」で「タダ」なんです。
カウンターに置いてあるのを、お客が勝手に使って良いのです。
ほとんどのお客が冷たいまま使うんですが、たまにこういう人もいるのね。
何がまずいかというと、温める道具がない。
そこで「チロリ」に入れて温めるんですが、これは元々お酒のためのもの。
香りが付いてしまわないように、その度ごとによく洗わなければならない。
その手間もかかるので、出来ればアイスで使ってくださいね。
ちなみに私は「アイス」専門です。
そうだ、今度は「タンサン」を持ち込んで、「たこ八」初の「酎ハイ」作ってみようかな。
ふふふ、良いこと思い付いた。
2007.12.04 Tuesday
万里@一番町
万里@一番町
通りを挟んで斜向かいが閉店された「三勝」という場所にある、昔ながらの中華料理屋さん。
この店、けっこう繁盛している。
お昼時などはサラリーマンや労働者風の男性で賑わっていて、満席の時もあるぐらいだ。
さて、「ラーメン放浪記」と銘打っているのに、最近はラーメン関係の記事が少ないとお嘆きの貴兄に。
お久しぶりのラーメン店訪問です。
時刻は平日の11時半という、開店間もない時間に入店する。
入り口左手にカウンター、右手に2席のテーブル席、奥には座敷席もあって、外見に似合わず、かなりの人数が入れる広いお店だ。
先客はカウンターに一人だけで、「野菜ラーメン」のような感じのものを食べていた。
同じくカウンターに座り、メニューを探すが、見当たらない。
壁には「モツ煮込み定食450円」「モツ煮込み定食小ラーメン650円」などとあるが、メニューはどこだろうか。
まあ、探しても頼むものは決まっていて、やっぱり「ラーメン(400円)」ですね。
ちょっと気になる「モツ煮込み」は今度お酒のつまみにたのんでみようか。
単品で350円というのはなんか嬉しい価格で、とても気になる一品です。
今どきラーメン400円、定食450円というのは嬉しい限りで、ここらへんが人気の一因なのかも知れません。
さて、待つほどもなくカウンター越しにラーメンが出てきました。
スープはあっさりとした醤油味で、薄めです。
麺は細麺で、具はこれも薄めの甘口シナチクにナルト、可愛いチャーシュー1枚。
チャーシューが侘びしいが、この値段ですから文句は言えません。
スープも熱く、まさに正統派、街の中華料理屋さんのラーメンです。
夕食にビールをたのんで、一杯がてらお腹を満たす。
そんな中華料理屋として、界隈で愛されているんでしょうね。
「ごちそうさま」
今度はメニューをじっくり研究してみたいものです。
2007.12.03 Monday
渡る世間は鬼ばかり
渡る世間は鬼ばかり
言わずと知れた大人気のテレビドラマである。
橋田壽賀子さんの原作で、これがテレビで放映されたのは、平成2年でした。
ちょうどその当時はその時間が空いていて、毎週楽しみにしていたものです。
先日図書館でふと目に止まったのがこれ。
元々小説ではないのだが、TVドラマを小説化したという、珍しい本だ。
さっそく借りて読み出したが、いや懐かしいです。
(そういえばこんな場面があったなあ)と、何度も回想しました。
岡倉家を中心とした人間ドラマは、本当に果てることがない。
一つの苦難が終わったかと思えばまた別の難問が待ち受ける。
仲良くなって団結したと思った次の日にはまた亀裂が。
という具合で、実に良くできたドラマだと思います。
そういえば当時可愛かった「えなりかずき」クンだってもう立派な大人ですからね。
「岡倉大吉」も二代目になって、節子さんは他界。
時代というものは移り変わってゆくものだということを、如実に物語っています。
でも、この物語の中にある世界は、今でも変わらないように思えます。
ドラマの中心となるのは「家族愛」です。
普段はいがみ合っているようでも、トラブルの時には信頼しあって、結局は一致団結する。
やっぱり人間は信頼関係で成り立っているんだと言うことを、深く感じさえられる本です。
最近はこのドラマを見ていないので、どんな展開になったのかは知りませんが、また見てみようかという気になりました。
「鬼ばかり」というのは、自分のことなのかも知れません。
2007.12.01 Saturday
徳久利屋@2杯目
徳久利屋@葵区
この店も老舗の分類に入る居酒屋である。
もう10数年は昔だっただろうか、友人と二人でこの店に入り、お店の元気のいいオバチャンに圧倒された思い出がある。
それ以来しばらくご無沙汰はしていたが、最近は年に1回ほどは顔を出している。
いつの間にかあのオバチャンたちも姿を消し、静かな居酒屋になった。
「岩井屋」さんで念願の「ヌキ」を堪能したのではあるが、まだ飲み足りない。
そこですぐそばの「徳久利屋」へと足が向いた。
この店「居酒屋ラーメン」で名を売っているが、お腹も一杯で今回は全く食べる気はありません。
「いらっしゃいませ」
調理場をぐるりと囲むカウンターに座り、やはり燗酒でゆく。
馴染みの年季の入ったアルミ容器で、こまめに様子を見ながら燗付けしてくれる。
突き出しは「ながらみ」で、残念ながらこれはパス。
目の前にはおでん鍋があり、「静岡おでん」が美味しそうに煮えている。
普段ならおでんの2,3本も瞬く間につまんでしまうのだが、今回はお酒だけ。
それでも1本ぐらいはと、「ふわ」を一串取って、ダシ粉でいただく。
「レバ刺しありますか」
「あ、今日は月曜で、仕入れまだなんで」
「じゃあ、馬刺2人前お願いします」
このところ運が悪くて、「レバ刺し」を注文するたびに振られている。
ホントに仕入れているのかいなあ。
見ていると「ラーメン」の注文が多い。
かなりのお客が飲んだシメの「居酒屋ラーメン」をたのんでいるようだ。
作り方は至って丁寧で、まず丼をお湯で温めることからはじめる。
この辺り、昔のラーメン屋では当たり前の光景だったが、今では珍しく、新鮮に見える。
麺は市販の物で、一人前ずつ袋に入っている、普通の生麺だ。
丼にタレを入れて、スープを張り、そこに茹で上げた麺を入れてゆく。
平ざるで湯切りをきちんとしているのが、なかなか様になっている。
上の具を乗せるのが奥さんの役目で、ネギにワカメとノリ、市販のメンマといったシンプルなもの。
至ってあっさりしているので、シメの一杯には最適ですね。
麺はまとめて茹でないで、一人前ずつ茹でるので、出て来るのもまた一つずつです。
隣の二人連れは、一人が早くも半分ほど食べた時に相棒の品が出てきました。
それにしても大将結構飲みながらやっていますね。
飲み過ぎてお体を壊さないように、お願いしますよ。
「燗酒」をお代わりして、馬刺をつまむ。
客は常連さんばかりのようで、和やかに時間が過ぎてゆく。
酒場の喧噪というものも、適度であればよいが、度を超すとたまらない物がある。
最近騒がしい酒場が増えたような気がするのは、私の思い違いだろうか。
「ごちそうさま」
赤ちょうちんを背にして、家路へと向かう。
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