2006.10.31 Tuesday
浅井槇平氏と出会う
淺井槇平氏と出会う
昨夜9時頃のこと。
仕事を終え、例によって青葉横丁の「たこ八」でクールダウンしようと、暖簾をくぐる。
何となく店内が落ち着かない雰囲気だ。
常連のシンチャン、Oちゃん、Rさんが並んで座っているので、隣に行こうかと思っていると。
「今そこが出るから」
というので、帰るお客さんをしばし待つ。
L字型のカウンターの短辺に常連の3人組。
長辺の角に見知らぬ男性一人。
その隣にいた2人連れが席を立つ。
一人客に「どうもすいません」といいながら、詰めてもらい、角の席に座る。
オカアサンが
「有名な人だよ」と言うのだが、いつもの冗談だろうと、とぼけていた。
そのままいつものように飲み始めたのだが、何かおかしい。
場が緊張しているのが何となく分かるのだ。
さりげなく隣の人物の顔を窺うと
(あ、浅井慎平さんだ)
あの有名な写真家ではないか。
そうとは知らずに、デカい顔して席を譲らせたワタシ。
慎平さんは特に話し掛けるわけでもなく、常連の会話に相づちを打っている。
まあ有名人なんだから、あまり騒がれるのは好まないんだろうと、勝手に思い
シンチャンとクラゲの話題で盛り上がる。
例によってOちゃんはガハガハと失礼なことを叫んでいるが、気にしているのか
いつもよりも常識的になっているのが可笑しい。
浅井さんはコップ酒を飲みながら、冷や奴に「静岡おでん」をつまんでいた。
何でも、放送の番組に出るため、今日は静岡泊まりなのだとか。
お勘定を済ませて「タクシーを拾う」と言ったら
親切にもOちゃんが青葉通りまで案内していった。
しかし、浅井さんしっかりと場の雰囲気にとけ込んでいたなあ。
2006.10.30 Monday
フリーマーケット
昨日、駿府公園のお堀を自転車で走っていると、市民文化ホールの敷地で「フリーマーケット」をやっていた。
かつてこの手の催し物が流行り始めた時、何回か出店したことを思い出した。
店で余った商品や試作品などを持ち出して売ったのだが、品物を売るのは。
なかなか難しい。
最悪なのは、人通りがない時。
通る人がいなければ当然売れるわけはない。
品物の運搬もけっこう手間の掛かる仕事で、町中などでは車の駐車場にも苦労する。
昨日の催しでも不法駐車の車がびっしりで、かなり混雑していた。
売れ行きはいまいちのようだったが、けっこう活気があった。
ところで「フリーマーケット」は英語で(flea market)
fleaは「自由」ではなく「蚤」の意味です。
まあ「蚤の市」というのが直訳ですね。
ちなみに「ファストフード」は「ファーストフード」ではありません。
fastは「早い」で、firstは「第一の」を意味します。
「ファーストレディー」といえば、最近話題の首相夫人。
この由来はどうも「プリマドンナ」の訳から来ているのだそうです。
2006.10.29 Sunday
吉村家
元祖家系「吉村家」
ここ数年、ラーメン界を席巻している「家系」ラーメン。
こってりしたトンコツしょうゆの濃厚なスープに、鶏脂を加えたこってり味。
食べ応えのある極太麺に、チャーシュー、ホウレンソウと大きなノリ3枚のトッピングという共通のスタイルで有名です。
静岡にも「横浜屋」などが進出していますが、結構人気のようです。
この「家系」というのは、独特のスタイルを確立させた元祖「吉村家」が始まり。
今から20数年前、横浜磯子区新杉田に開店した「吉村家」、たちまち大評判になる。
そこで修行した弟子たちが、独立し「○○家」という屋号を踏襲したのがきっかけ。
さらには、孫弟子や曾孫弟子なども続々とその名を名乗り、勢力を拡大していく。
まあ、中には何にも関係ないのに、勝手に「××屋家」と名乗っているのもあるそうですが。
その、ラーメン界の一大勢力「家系ラーメン」の元祖「吉村家」に突撃。
場所は、7月炎天下のJR横浜駅。徒歩わずか8分ほどの所で、大通りに面した究極の一等地。
ラーメン専門店とは思えないほどの、広くゆったりした店内に、カウンター席が30余。
入り口には券売機があり、まずプラスチックの食券を買う。タイミング良く、行列はない。
案内のオバサンが席を指示してくれるので、そこに座る。
お冷やはセルフで、常連客はすぐに、店内右奥へと取りに行く。
「いらっしゃいませ」「ありがとうございました」
キビキビとした掛け声が飛ぶのも気持ちがいい。
5,6人いる店員の服装は白一色。
白いゴム長靴にも清潔感が漂う。
広い厨房の真ん中には生の豚骨が積まれている。
これでスープを作るのか。
何せ一日に1トンの豚骨を使うというから、絶えず追加していないと間に合わないのだろう。
「メン堅め」「アブラ少な目」など、細かな注文に応えてくれるのも、家系の特徴。
ここでは何食分かをまとめて作る。
これも伸びにくい太麺の利点。
完全に分業化されており、作業がてきぱきとして早い早い。
一人が麺を入れると同時に、もう一人が具を乗せていく。
笑っちゃうのが「アブラ少な目」
丼いっぱいにスープを張って、レンゲで表面のアブラをザバザバとくみ出して捨てるのだ。
さて、ラーメン登場。
さすがに濃厚なスープだ。
茶色く濁って、脂ぎったトンコツしょうゆ。
カウンターには薬味がずらりと並ぶ。珍しいのは摺り下ろした「行者にんにく」のうす緑色。
無臭にんにく、おろし生姜、にんにくチップ、酢、胡椒、豆板醤等々。
「当店ラーメンの美味しい召し上がり方」と正面に手引きが書いてある。
にんにく半分、ショウガ1、お酢1などとあるが、お昼時ともあって、にんにくを入れる人は皆無。
スープはしょっぱめ。ガツンと来る旨さだ。太麺の歯応えも良い。
意外に合うのが大きな海苔で、脂っこいスープを上手く中和してくれる。
これを一枚食べると、また新たな気持ちでスープに立ち向かえるのだ。
肩ロースのチャーシューは、柔らかな煮豚ではなく、適度な歯応えを持っていて美味い。
見る間に空となる丼。店前の行列を横目に、店を出る。
さすが一日に千五百食を捌く、ラーメン界の盟主。参りました。
(以前訪問した時のものです)
2006.10.27 Friday
大木金太郎を偲ぶ
元プロレスラーの「キム・イル」こと大木金太郎氏が死去された。
ここ数年は病気との闘いで、入院されていたとのこと。
謹んでご冥福をお祈りしたい。
現役時代は分かり易いファイティングスタイルで、応援していました。
なんと言っても必殺技の「原爆頭突き」は破壊力抜群でした。
(さすがにボボ・ブラジルには打ち負けましたが)
気持ちを全面に出す、昔風のスタイルのレスラーで、地味でしたがなかなか味のある試合を見せてくれました。
記憶に残るのは、アントニオ猪木との一騎打ち。
意地になった猪木が「原爆頭突き」をまともに受けて、流血の一戦でした。
もうあのような試合は見ることが出来ないでしょう。
こう書いていると、突然友人から、尊父死去との連絡。
時代は刻々と変わろうとしているのかもしれない。
2006.10.26 Thursday
北朝鮮の核
しばらく前の静岡新聞に
「北朝鮮の核実験に圧力を掛けるのは、大国のエゴだ」
と投稿している人がいて、まあこれもアホらしい意見だと、呆れた。
いちいち目くじら立てているのも情けないが、かといってわざわざ投稿するほどのもんでもない。
そこで、このブログに批判文を書くことにする。
この人は、「核実験をするな」そう言ってヒハンするアメリカなどの大国こそ、核を放棄せよ。
と もっともなことを言っているのであるが、これは空論である。
重要なのは「核保有国」が何のために使うかである。
戦争の「抑止力」として使うのか「軍事力」として使うかである。
たとえて言えば、暴力団が
「警察はピストルを持っているのに、我々は持つことができない」
「我々が密輸して手に入れたピストルを、奪い返すのは、警察のエゴだ」
「警察こそピストルを放棄するべきだ」
と言っているのと同じである。
何をするか分からない隣国が、危険な核兵器を開発するのに対して、養護とも受け取れかねない発言は、いくら表現の自由といえども、問題があるのではないか。
もっとも、日本人はお利口だから、ジョークとして受け止めているのかな。
2006.10.25 Wednesday
新しい歴史教科書
昨日のニュースで、某高校で「世界史」の履修が不十分なため、三年生が卒業できなくなるというものがあった。
単位が不足で、これから補修をするのだとか。
受験に関係ないから勉強しない、というのは情けない限りだ。
5年ほど前に「新しい歴史教科書」が発行され問題となった。
その時に投稿したものを載せてみる。
当時はかなりの激論が交わされたのだが、現在ではどうなのだろうか。
「新しい歴史教科書を読んで」
今話題になっている「新しい歴史教科書」を読んでみた。
第一印象は、読みやすいと感じた。
昔の教科書は語句の羅列で、歴史=暗記物と言う印象があったが、この教科書は読み物風に記述されており、読みやすく工夫されている。
写真やイラストもきれいで、分かりやすい。
次に、問題となっている韓国に関する記述だが、率直に言って、おかしいとは感じなかった。
軍国主義を讃えるような表現もなく、一般の日本人が持つ認識の範囲内と思う。
もちろん韓国の方が読めば、それなりに不満な点を感じるのかもしれないが。
これは日本の教科書であり、日本から見た視点で記述されているのは、当然のことだろう。
実際に韓国の教科書では、「元寇」を「悪いことをした日本への征伐」と記述している。
故 江藤淳先生は「歴史に事実はあるが、真実はない」とおっしゃられた。
歴史には異なる「史観」があり、加害者と被害者で見方が異なるのは、仕方のないことだ。
日本政府の認可した記述は、少なくとも、外圧により修正すべき物ではない。
友好関係はお互いの協力によって維持されるべき物で、互いに認め合うことも、重要な事だと感ずる。
2006.10.24 Tuesday
散歩の途中で
健康のため、近所のS神社まで朝の散歩を始めて3年になる。
社内では色々な方に出会う。
一人黙々と石段の往復を続ける、かくしゃくとした老人。
狭い参道をがやがやと登っていくグループ。
一人静かに手を合わせ、祈り続ける方。
早朝というのに、様々な方が歩いている。
時には、神社内禁煙にもかかわらず、平気でふかしている者もいる。
参道に吸い殻が落ちているのを見るのは、心苦しいものだ。
余りにひどいのでか、「禁煙」の不粋な張り紙が張られてしまった。
酷いのはその張り紙の真横でタバコをくわえている輩だ。
神社の入り口には「犬の散歩禁止」と書いてあるにもかかわらず、大きな犬を連れて我が物顔に山道を行く、不心者もいる。
まあ犬には文字は読めないので、無知な飼い主が悪いんですが。
白い目で見られる犬さんは、可哀相な気もする。
そんな中に、何時もレジ袋を下げている方がいて、不思議に思っていた。
ある時ふと見ると、この方は落ちているゴミを拾って持ち帰っていた。
美しい行為である。
(そう思いながら実行できないのは、不徳の至りです)
さて散歩の帰り、裏道を通る時に、毎朝一人で掃除をしてくださっている方にお会いする。
その方のおかげで、参道はいつも美しく、爽やかな気持ちで通ることが出来るのだ。
猛暑の夏から、厳寒の冬まで、もう何十年と無償の奉仕を続けておられる。
毎朝お会いするので、感謝の気持ちを込めて、頭を下げ挨拶をする。
ずっと「おはようございます」の交換だけだったのが、今日始めて声を掛けていただいた。
少しだけ幸せを分けてもらったような気がして、嬉しい気持ちになった。
ひと言感謝の言葉を述べて、ご健康をお祈りしたい。
2006.10.23 Monday
一番かるび@小黒店
たまの休日は焼肉でもと、家族3人で焼肉店へ。
前回行った時には、満席で待ちきれなかったので、予約を申し込む。
ところが、そこは繁盛店で、予約は受け付けないとのこと。
仕方ないので、何時頃なら空いているのかと聞くと、6時前なら何とかというので、5時半に入店。
しかししかし、もう満席で結局は10分ほど待つことになった。
店には靴を脱いで上がり、掘り炬燵のような感じのテーブル席に案内される。
仕切がちゃんとしてあるので、そのあたりの雰囲気はいい。
注文はまずサービス品の「一番カルビ」を5人前。
クーポンで半額ほどになるので、これは外せない。
「角切りカルビ」「ホルモン盛り合わせ」「ユッケ」に「焼き野菜」「サンチュ」も注文する。
テーブルの中央にガスこんろが設置されており、換気も付いているので、煙は殆ど出てこない。
なかなか優れた設備で、最近は機械も進んでいることに驚く。
火加減も上手くできているようで、焦げ付きもなく肉が焼ける。
ただし、一つだけ困ったのは、焼き網に付いた油に引火した時だ。
明るい炎が上がってしまい、消すのに苦労する。
このあたりが解消できれば、もう言うことはない。
肉もそれなりに美味しく食べられたが、一部注文の通りが悪かった。
注文した「石焼きユッケビビンバ」が、何時までも出てこないので確認すると「大至急やります」との返事。
その後あっさり出てきたが、その後でまた一つ持ってきた。
これは注文が交錯しているためなのか、不思議だ。
追加で「ハラミ」「ロース」「ユッケ」と「冷麺」でしめる。
さっきは気が付かなかったが、「一人前」を皿盛りにすると、さすがに少ない。
冷麺は意外と美味しかった。
難を言えば、キュウリと大根のキムチがデカすぎ。
もう少し食べやすい大きさにしてもらいたかった。
麺のコシもしっかりしており、スープも良いダシが出ていた。
それにしても繁盛している店だ。
あいにくの雨にもかかわらず、入り口には順番待ちの客が並んで知る。
最近は胃袋が小さくなったようで、すっかり満腹状態になってしまった。
これなら、ランチでもけっこういけそうな気がする。
次は「しろ飯」でがっつり行きたいな。
2006.10.22 Sunday
めんきち
「明日、せんだいのラーメン屋に行って来る」
と言ったら
「遠くまで大変だね。新幹線かい?」
と真顔で訊かれました。
すいません。自転車です。
「千代」は地の果てか!
今日は、安西から引っ越してきて一年の老舗「めんきち」です。
安西の旧店舗は、間口一間の狭い(失礼)お店でしたが、
新店は広く、入り口に掲げられた赤のれんに、白抜きの文字も鮮やかだ。
店内はカウンターが主で、落ち着いた雰囲気。
早速「名物ニンニクと肉にらのからみそラーメン」(長いぞ)を注文。
黒塗りのカウンターが珍しい。今風なのかな。
さて、メニューはラーメン500円、塩、味噌600円、からみそ700円など。
他にも面白そうな麺が書いてありますが、うたい文句の
「ほかに類のないラーメン店」が、気になります。
「お待たせしました」
「からみそラーメン」は、いわゆる味噌ラーメンではありません。
スープは醤油味で、豆板醤が利いている。しかも、大変に
「あ、つ、い、」のです。
フーフーしながら食べるが、この熱さはただ者ではない。
しかも辛みがあるから、見る間に噴き出す汗。
いやあ、夏にぴったりですね。
具は、緑鮮やかなニラに、豚肉の小間切れ、少々の人参に玉葱。
そして所々に、にんにくのスライスが覗く。
麺は細麺で、あっさり味のスープに良く合います。
それにしても、トロミも脂っ気もないスープで、最後まで熱々とは
なるほど、類がない店だと感服しました。
(以前訪問した時のものです)
2006.10.21 Saturday
芋たこなんきん
いわずとしれた、NHK「朝の連続ドラマ」である。
以前はこの朝ドラを毎日見ていたのだが、ある時から見なくなった。
それは確か「こころ」だったと思う。
ドラマの展開があまりにも馬鹿馬鹿しくて、その次の回からきっぱり見なくなった。
確か主人公の夫である医師が、冬山で遭難した親子を救助に行って、帰りに自分が遭難するといった話だった。
救助隊が危険だからといって中止した捜索を、素人がのこのこと出かける点。
救助を待つ遭難者が助かって、自分が死んでしまうという矛盾など。
余りにも現実性がない展開で、見る気が失せた。
それ以来殆ど見ることの無かった「朝の連ドラ」だが、今回は面白そうだ。
今日で三週目だが、毎日見てしまう。
NHKのいいところは、役者のつぶが揃っているところだ。
「イーデス・ハンソン」さんホントに久しぶりに拝見しましたね。
まあ、せっかく受信料払ってるんだから、少しは元取らないとな。
田辺聖子さんの本は殆ど読んでいないので、これを機会に何冊か読んでみたいと思う。
2006.10.20 Friday
豚香@葵区
久しぶりの来訪である。
流通センター通りを上っていくと右手、ロッテリアの隣にある。
実は、久しぶりなので最初は通り過ぎてしまい、慌てて引き返して到着した、という情けない話からはじまる。
店の赤い外装が、いかにも中華飯店らしい。
お昼時の店内は、広々としている。
奥にも何席かあるのだが、こちらは一人者、誰もいないカウンターの中央に陣取る。
さっそくお冷やと、ペットボトル入りの、自家製麦茶が出される。
こちらはご自由にどうぞ、というわけだ。
ランチメニューは840円からで、けっこうなボリュームがあるセットだ。
こちらにも気が向くが、今日は初めての「海鮮麺」800円を注文する。
店員さんは愛想が良く元気で、好感が持てる。
さて、気体の「海鮮麺」はというと、こちらのオリジナルで、塩味の汁なし麺というのが特徴だ。
以前テレビに出た時に、なかなか面白そうだったので、一度は試してみたいと思っていた一品。
「おまちどうさま」
出された「海鮮麺」はラーメンの常識を越えたものだった。
まず器だが、丼ではなく浅めの丸皿だ。
これがもう一枚の平皿にのって現れる。
麺は細麺ストレート。
これに海鮮を炒めた具が乗る。
そして味付けは塩味。
「汁なし」と銘打ってはいるが、スープも浅く入っていて、レンゲも添えてある。
海鮮の具は、海老、イカ、ハマグリ、ん、確かテレビでは出ていたホタテがない。
野菜は、シメジや赤ピーマン、キクラゲなどカラフルで目にも鮮やかだ。
あんかけになっており、スープには海鮮のダシがしみ出ている。
ところで、このカウンターだが、どうも座り心地が悪い。
一枚板の自然木を使った、立派な代物なのだが、膝がつかえてしまう。
どうしても「犬食い」のような感じになってしまい、食べにくかった。
また、小食の私でも、やや物足りない感じがした。
スープが少ないということもあるのだろうが、女性客向けなのかもしれない。
最後にお勘定をしようと声を掛けると
「コーヒーがサービスです」と嬉しいひと言。
美味しいコーヒーをいただいて、店を後にした。
2006.10.19 Thursday
桜庭@葵区
ジャージャー麺とは?
ラーメンの奥が深い所は「何でも許しちゃう」ことでしょうか。
味からして、味噌、塩、醤油、カレーにトンコツ、ミルクにトマトスープ。
食べ方では、普通、冷やし、つけ麺からパスタ風まで、まさに千変万化。
そう言えばかつて「油そば」話題になりましたが、今では絶滅状態ですね。
それだけに、名前と中身が一致しないことも度々あります。
さて、今回チャレンジしたのは「ジャージャー麺」です。
この「ジャージャー麺」どうやら元祖は盛岡の「じゃじゃ麺」らしいです。
かの地では、うどん並みの太い麺に、甘辛く味付けした挽肉その他の味噌炒めをのせ、キュウリの千切りをあしらった麺が名物。
くたくたにかき混ぜて平らげた後は、喉が渇く。
そこで別注文の生卵を、肉味噌の丼に割り入れ、スープを注いでもらうと
あーら不思議、さっぱりとした「玉子スープ」の出来上がり。
これを「チータンタン」と言って、ここまでするのがフルコース。
ところが、ラーメン主体の「ジャージャー麺」となると、実に様々。
瀬名の「味の香港」(閉店されました)
ここの「ジャージャー麺」はスタミナ野菜炒めあんかけ麺。
他にも、スープがあり、その上に肉味噌を乗せたスタイルで、供しているタイプなど
まあ美味しければ良いんでしょうが、名前だけで頼むと、驚くことがあります。
さて、出かけた店は静岡市新伝馬で、広い通りに面した「食彩館 桜庭」(さくらてい)
ここは、夜は居酒屋としてメインの営業をしている店で、そのランチタイムです。
5種類ほどのランチメニューがあり、その中の「ジャージャーメン」を注文。
780円で、麺にサラダ、コロッケ半分、デザートの杏仁豆腐、コーヒー付きのお値段。
店内は、さすがに居酒屋だけあって、カウンター奥には様々な酒瓶が並ぶ。
壁に貼りだしたメニューも、変わったものが多いようだ。
キャッチフレーズが「女将の手作り」で、ダジャレのネーミングが多い。
気になるのは「エビチリラーメン」と「フカヒレラーメン」だが、昼はやってないのかな?
「お待ちどうさまです」
これは正統派の、汁なし「ジャージャー麺」です。
丼に茹であげた熱々の麺。細めの縮れ麺だ。
その上には、挽肉にタケノコのみじん切りなどを、甘めの味噌で炒めた具が乗る。
脇にはおきまりのキュウリ千切りも。
シンプルな出で立ちだ。早速かき混ぜて一口。
イヤー良いですね。
意外と麺が熱いのにびっくり。
甘辛い味が、食欲の無くなる夏場向けですね。
肉もたっぷりで、ご飯が欲しい。
(追加100円でライスが頼めます)
あっという間に完食。肉味噌も食べちゃいました(笑)
しかし、何となくスープがないと落ち着かないのは、私だけでしょうか?
(注)2年ほど前に訪問した時のものです。
2006.10.18 Wednesday
第二美濃屋@葵区
16日(月)放送のSBSテレビ「特報4時ら」で「麺の特集」をやっていた。
題は「懐かしの醤油ラーメン」
そこに葵区馬場町の「第二美濃屋」さんが登場していた。
登場したラーメン店の顔ぶれが「清見そば」さんだから、ひょっとしたらディレクターは藤村さんではないかと思う。
前回の取材の時に、美濃屋さんのラーメンを気に入っていたようだったので、使い回しなのか(笑)
なんと言っても大正時代からの老舗である。
ほんのりとしたあっさり味のスープに、麺は細縮れ麺。
チャーシューにメンマ、ネギといった定番の具が並ぶ。
昔はこのチャーシューが、赤く色付けされていたものだったが、着色料にうるさい世の中になって、廃止された。
番組の中でもレポーターが話していたが、やっぱり「懐かしい味」なんだろうな。
月に一度はここで食事をするが、何時食べても満足できる味だ。
と言いながらも、最近では「ワンタン」を食べる方が多いという矛盾した行動ですがね。
美味しいラーメンを何時までも提供していただきたいと、願って止まない。
2006.10.17 Tuesday
クラゲのふしぎ2
クラゲの中で、最も驚くべき特性を持っているのが「ベニクラゲ」だ。
その特性とは、なんと「不老不死」
外敵に襲われたりして、生存に支障をきたすストレスを受けると、ベニクラゲは泳げなくなり、海底に沈む。
そして体は海中に溶けていくのだが、中心部はキチン質の膜を持った団子状の固まりに変わる。
そのまま海底に付着した物体は、徐々に再生して最終的には若いクラゲに生まれ変わるのだそうな。
これはまだ推論の域を出ないが、ベニクラゲの細胞には「テロメア」の修復をするシステムができているのかもしれない。
このあたりの研究が進めば、不老不死の問題が大きく変わるのかもしれないが、クラゲの研究はまだまだ進んでいないそうだ。
世界中で一番大きな生物は何か?
という問題に対して、正しい答えは「クジラ」ではなく「イカ」でもない。
うすうす気付かれた事と思うが、実は地球上で最大の生物は「クラゲ」だという。
ヒドロクラゲ類の管クラゲの一種は、ソナーで探知したところ40メートルに達していたという。
但し深海での生物であり、実際に地上に引き上げて測定したものではない。
最後にクラゲのトリビアを一つ。
「逆さクラゲ」といえば「温泉マーク」のことだが、
「サカサクラゲ」という種類のクラゲは
実際に
いる!
このクラゲは本当にカサを逆さまにして泳ぐ(漂う)のだそうです。
2006.10.16 Monday
クラゲのふしぎ
いやはや久しぶりにオモシロ本と出会った。
まだ途中なんであるが、クラゲとは何とも奇妙な生物なんですね。
まず「クラゲ」の分類ですが、なんとプランクトンに分類されるのだそうです。
これは自力で移動できるかどうか(遊泳能力の有無)という定義なのです。
大きさは関係ないので、もちろんクラゲは水のなすがままのプランクトンです。
クラゲには毒があります。
水にゆらゆらと漂うだけの、ひ弱なクラゲが生きていけるのは、この毒によるのです。
「刺胞動物門」に分類されるクラゲは非常に危険な生物です。
この毒素は非常に強力であり、最も毒性の強い「キロネックス」というクラゲですと、15分で人間もあの世行きだそうです。
沖縄県では「ハブクラゲ」という猛毒のクラゲで、過去に死者が出ているという報告もあります。
時々波打ち際に打ち上げられている、小さなクラゲ。
これは決して素手で触ってはいけないと、注意してください。
こうしてみると、あの「エチゼンクラゲ」は何とも始末に悪い生物なのかと思います。
クラゲは、餌となる生物を刺胞で動けなくした後、口から丸のまま飲み込んで消化吸収します。
消化しきれなかったものはどうするかというと、そのまま口から外へ出すのだそうです。
人間と違って、口と肛門が同じという、何とも変わった消化システムです。
生物というものは、色々と生き残るための知恵を持っているのですね。
他にも変わったクラゲがいて面白いのですが、続きはまた。
2006.10.15 Sunday
漢字検定
ワープロソフトを使い出してもう何年になるのだろう。
今では必要不可欠なものになっている。
その反面弊害も多い。
一番は「漢字を忘れる」ということ。
機械が勝手に変換してくれるので、漢字が書けない。
もう一つは辞書を引かなくなったことだ。
類似語同意語など、語句の違いがあやふやになってきた。
巷間叫ばれている、日本語の乱れなどもその現れなのだろう。
テレビのクイズ番組でも、けっこう漢字の問題が出たりする。
怪しい答えをするタレントを笑っていると、自分も読めなくて、結局はたいした差がない。
最近読めなくて苦労したのは「乖離」
そう言えば「漢和辞典」もう何年も使っていないような気がする。
ところで散歩の続きですが、高野槇の隣にこんな木が植えてありました。
これもなんと読むのかしばらく悩んだのですが・・・・。
2006.10.14 Saturday
高野槇を発見
毎朝散歩に行く近所の神社。
その片隅に一本の木が植えてある。
普段何気なく見過ごしている木なのだが、
ある日を堺にして一躍有名になった。
一枚の表札が木に張られている。
(以前は張られていなかったもの)
そうだったのか。
こんなところにあったこんな木だったのか。
本当に平凡な木だが、何となく厳かに見えてくる。
2006.10.13 Friday
環境ホルモン
「環境ホルモン」、またの名を「内分泌かく乱物質」が注目を浴びるようになったのは1991年の世界野生生物基金(WWF)の会議からだという。
ではその「環境ホルモン」とは何かというと
「動物体内に取り込まれた場合に、本来、その生体内で営まれている、正常なホルモン作用に、影響を与える、外因性の物質」なのです。
ホルモンとは内分泌腺の作用をコントロールするもので、生物が環境に適応するために必要な調整を行っています。
例えば、体を激しく動かしたために栄養分である糖が不足すれば、アドレナリンを分泌して血糖値を上げてきます。
「環境ホルモン」は外部から取り入れられたものが、ホルモンに類似した働きをするために、様々な障害を起こしてしまいます。
中でも問題になっているのが「エストロゲン類似物質」です。
エストロゲンは女性ホルモンとしても知られており、生物に大きな影響を与えるホルモンです。
この類似物質、同様の効果を与える物質が、水中に広く分散しているのです。
ホルモンの特徴として、少量で大きな効果をもたらすことがありますが、「環境ホルモン」もしかりです。
調査により水生生物の異常が、広い範囲で認めれれています。
私たちの気が付かないところで、深く広く環境の変化が起きている。
人間に影響がないという見かけだけの判断で、野放しにされているのが現状です。
BSE問題と同じで、原因が判明してから防止策を講じても遅い場合が多いのです。
便利さに目を奪われて、環境を汚染し続けてきた人類。
自然との対応は、これからも厳しいものになっていくでしょう。
2006.10.12 Thursday
ついに終戦
2006年度、セントラルリーグの優勝が決定した。
残念ながら我がタイガースは2位。
しかし、しかし、もう駄目かと目を閉じた9ゲーム差から
2ゲーム差にまで迫った終盤の頑張りは、来期につながることだろう。
今期の敗因はなんと言っても「直接対決」の大負け越しだ。
今期「ナゴヤドーム」では、なんと1笑10敗と9つもの負け越し。
これじゃ優勝なんて、夢の夢だね。
追いついたところでの直接対決で3タテ。
これじゃ憤懣やるかたない。
細かいことを言えば、久保田の不振など色々あるが、そんなことは仕方がない。
とにかく来期は「ドラ退治」に尽きる。
選手及び岡田監督には、十分休養を取ってもらって、来期こそ頼みますよ!
虎竜虎竜と来たから、来年は虎の番だが、待てよプレーオフか。
2006.10.11 Wednesday
曹家(ソーチャー)
曹家(ソーチャー)
中国広東料理のお店である。
カネボウ通り沿いにある小さな店だが、色々とマスコミに紹介されている。
ご主人は台湾出身だそうで、店内には中国語が飛び交っていて、期待の持てそうな雰囲気だ。
昼下がりの店内は、まあまあの入りで、殆どの人がランチを頼んでいた。
元々メニューにも麺類は多くなく、ラーメンに至っては文字が消されていた。
「フカヒレラーメン」などという高級品もあるが、ここはじっとこらえて「坦々麺」840円を注文する。
たぶん娘なんだろうが、幼稚園児ぐらいの子供がうろうろしていて、和やかな雰囲気だ。
さて、坦々麺は受け皿に乗って登場する。
香ばしい胡麻の香り。
スープを一口飲むと、けっこう辛口だった。
挽肉にモヤシとニラの乗った出で立ちで、あまり赤くないので油断していたのだ。
麺は細麺の縮れ麺。
これがスープに良く絡む。
スープはあっさりしていて、中華の基本という感じだ。
麺を食べ終わって、レンゲでスープを掬うと、旨い挽肉がごろごろと引っかかってくる。
何時も思うのだが、この挽肉が効率的に食べられたらなあ。
スープでお腹一杯になってしまった。
塩分も気になるし、今後の課題なのかな。
ここは麺類よりも定食関係(750円から)がお得なように思った。
次は麻婆豆腐定食を楽しみにしよう。
2006.10.10 Tuesday
クーリッジ効果
クーリッジさんは米国の大統領。
立派な人物なんであるが、それよりも「クーリッジ効果」の本人として有名である。
それは、クーリッジ大統領夫妻が農場を視察した際の逸話に由来する。
この話は(たぶん有名なジョークなんだろうが)
いくつかのパターンがあり、「養鶏場」か「馬の放牧場」または「牛の種付け場」などだ。
後者はかなりリアルなので、「養鶏場」の例をご紹介する。
最初に鶏小屋を訪れた夫人は、飼育係に質問した。
「この雄鶏は1日に何回くらい雌鶏に求愛するんですか?」
飼育係は「何十回もですよ」と答えた。
すると夫人は喜んで
「その話を主人にもしてやってください」と言い残して出て行った。
その後、鶏小屋を訪れた大統領は、飼育係からその話を聞かされ
「では、その雄鶏はいつも同じ相手に求愛するんですか?」と質問した。
飼育係は
「いいえ、毎回違う雌鶏です」と答えた。
すると大統領はにっこり笑ってこう言った。
「じゃあ、その話を女房に伝えてもらえないか?」
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
雄というものは悲しい習性なんですね。
2006.10.09 Monday
和歌山ラーメン@まっち棒
さて相変わらずのラ−メン探訪。
今回は 近年ブレイクした「和歌山ラ−メン」を食してきましたので、
報告します。
場所は東京池尻大橋。渋谷から東急線で駅一つです。
首都高に沿って 小雨の中を歩いて行きますと、通り沿いに
カフェバ−を思わせるような佇まい。
ラ−メン店とは思えないおしゃれな店です。
分厚いドアを押して、中に入りますと、
「いらっしゃいませ」と元気の良い掛け声。
カウンタ−に座ろうとする私に、
「お待ちの方がいらっしゃいますので」 と制する声。
(どこに待っとんのか ワレ)
と、心の中でつぶやきながら、隅の席に案内される。
メニュ−は豊富で、メインは「中華そば」650円也。
やや高めのト−ンで
「ラ−メン」 と注文するとすかさず
「中華そばですね」 と返される。
この手のこだわりは、嫌みな時もあるが、大人の私は気にしないのだ。
さて、結構時間が掛かって 「和歌山ラ−メン」登場。
小振りの丼で、金属の子盆に乗っている。
これはス−プをこぼさない工夫だろう。
なんと言っても濃厚なス−プが特徴だ。一口啜ってみると、
まさにドロッとしている。
これがこぼれたら、ベタベタして大変だ。
具は、チャ−シュ−1 メンマ 葱 そして独特の赤い縁取り蒲鉾。
麺は細麺。ただ惜しむらくは腰が弱い。
もう少し固ゆでが好みだね。
ス−プを仕込んでいるのか、厨房の中にはでかい寸胴がずらっと並び
濁った液体が、ぐらぐらと煮立っている。
何でも 豚の骨を一晩以上煮込んで 作るのだとか。
このどろどろ加減は他の店では味わえない。
唯一似たようなス−プとして「天下一品」がある。
しかしこれは鶏の味で、こことは加減が違うようだ。
味は醤油味で、それほど濃くはない。
食べすすむとやはり「しつこい」感じがする。
周りを見ると「ライス」や「高菜ご飯」を一緒に食べている人が多い。
なるほど、このス−プを、飯に掛けて食べたら、旨そうだ。
麺の量はやや少な目。
物足りない感じもするが、これはご飯と一緒に食べるのが定番なんだろう。地元和歌山では「早寿司」と言う一口大の鯖寿司を合いの手に
食べるのが常識だとか。
未体験の人は、ぜひ食してみて下さい。
所で、気になる隣席。誰も来ないのはど−ゆ−訳だ。
一人ぶつくさ言いながら、店を後にするのであった。
(以前訪問した時の話です)
2006.10.08 Sunday
新宿中村屋「ルパ」
たまにはラーメン以外のものでもと、やって来ましたのは新宿中村屋「ルパ」
そこの名物「純インド式カリ−」を食べてきました。
どこが「純」かというと これが古いんだなあ 昭和2年。
それまでの「西洋料理」ではなく、インドの貴族が食する
本格的カリ−として開発したとか。
カレ−とカリ−では大変な違いがあるのです。
早速カリ−とワインを注文します。カリ−は1300円なり。
出てきました物は、平皿にてんこ盛りのライス。
きちんとポットに入ったカリ−。
ポットに入っているだけで高級に見えるから不思議だ。
お供には4種類の薬味を従えた3点セットで登場。
この薬味が有名だそうで、らっきょう漬け、キュウリのピクルス、
タマネギスライス、マンゴチャツネのカルテットだ。
カリ−は黄色でドロッとしている。
肉はもちろんチキン。
骨付きがごろっと入っている。
野菜はジャガイモ半分が認められた。
まずは一口、カリ−は実にスパイシ−で、それほど辛くはない。
味は非常に複雑だ。もちろん普通のレストラン風ではない。
かといって、インド料理の専門店のそれとも違う。
何十種類もの香辛料が絡み合った
しかし、マイルドな味。
結構日本人の味覚に合わせてあるようだ。
これは米に合う。
ちなみに、正しいカレ−の食べ方知ってますか?
ソ−スポットから少しずつ掛けて食べる上品な人も居ますが、
私は、はじめに全部掛けてしまいます。
そして均一に混ぜてから食べます。
下品だという人も居ますが、絶対にこの方が旨い。
チキンの骨を外しながら、もちろん薬味も空にして、食べ進むと
おなかはパンパンでした。
結構ボリュ−ムがあるのも嬉しい、本格的な一品でした。
(以前訪問した時のものです)
2006.10.07 Saturday
分かり易い商品
どんな商品なのか、一目見ただけで分かるものと
じっくり見ないと分からない物があります。
以前、気になって購入した商品ですが
非常に分かり易い!
どんな飲料かおわかりになれるでしょうか?
2006.10.06 Friday
龍華@竜南
龍華
静岡市葵区竜南にある中華料理店。
まず店のディスプレーに驚かされる。
横浜の中華街を思わせる、派手な飾りが色々だ。
店主は恰幅の良い、いかにも中華飯店のオヤジといった感じ。
メニューを見ると、一品料理に特色がある。
いわゆる、ラーメン餃子といった定番ものも多いが、変わった一品料理も多い。
空芯菜の炒め、蜂の巣のネギ和えなど、斬新なものも張り出されている。
メインは夜の食事客なのだろうか。
麻婆ラーメンや坦々麺もあるのだが、今回はオーソドックスにラーメン550円を注文。
店員の女性はてきぱきとして、気持ちが良い。
客との応対もきちんとしているようだ。
さて、平日の昼と言うことで、例によって一番客となってしまった。
11時開店という店が多いのだが、どの店も11時半過ぎまで、客はいないことが多い。
やはり景気の回復も、まだまだなのかなあと思う。
カウンター席に座り、ラーメンを待つ。
店内は他にテーブル席がある普通の作りだ。
次に来たお客は中年のでっぷりしたオヤジで、麻婆麺。
三番目もやせ型のオヤジで、こちらは五目ラーメンだった。
さて、すぐに出てきたラーメンは、意外とコクのあるスープ。
どちらかというとあっさり系だが、きちんとした味だ。
麺は細麺で、茹で加減もなかなか良い。
具は、チャーシュー一枚に、メンマとノリ、懐かしいナルトが並ぶ。
チャーシューは歯応えがある昔風の焼き豚だ。
するするっと一杯を平らげてしまった。
次は、夕食に一品料理で一杯引っかけ、シメにラーメンというのもいいな。
ここら辺なら自転車でも十分だからね。
2006.10.05 Thursday
青春の光と影
「青春の光と影」
ジョニ・ミッチェルの名曲である。
もう35年ほども昔になろうか、良く口ずさんでいた。
その中のフレイズで
So many things I would have dane.
But clouds got in my way.
というところが好きで
I've looked at clouds from bith sides now
From up and down and still somehow.
It's cloud illusion I recall.
I realy don't know clouds at all.
のサビまで、繰り返して歌った。
現在ではどうかというと、
その後色々な「clouds」を見てきたが
ホントに分かりませんなあ。
人間(いや私)というものは、実に進歩しないものですね。
2006.10.04 Wednesday
三方一両得
三方一両損
お馴染み落語は大岡政談の一節。
左官屋が書き付けと印形と財布を拾った。
財布の中身は三両という大金。
慌てて印形を頼りに、落とし主の大工の頭領を探し当てた 。
ところが江戸っ子の頭領は、書き付けと印形だけ受け取り、落とした金は要らないと言う。
左官屋も、礼が欲しくて届けたんじゃないと、受け取らない。
間に挟まれた大家が困り果てて、越前様に御聖断を仰いだ。
越前様、話を聞くと二人を呼び出し、こう裁きを付けた。
懐から小判を取り出して
「ここに一両ある」
「これを三両に加えて、四両」
「二人に二両ずつ分けるので、褒美として受け取れ」
「双方とも三両の小判が、二両になり一両の損」
「わしも一両の損じゃ」
これにて三方一両損という名裁き。
ところが悪い奴がおりまして。
「三人に損をさせるなんてのは、とてもとても名裁きとは言えないね」
「オレならみんな儲かるように裁いてやる」
三両の小判を手に取ると
「まず頭領に一両」
「そして左官屋に一両」
「最後にワシに一両」
「三人とも、無かった小判が一両づつだ」
「これにて三方一両得」
2006.10.03 Tuesday
サモトラケのニケ
「サモトラケのニケ」
ワープロで変換すると異様に分かりづらい文字になってしまう。
機械は美に関して、関心がないのだろう。
女神「ニケ」は主神ゼウスから「勝利」という贈り物を届けてくれる。
元祖「勝利の女神」なのです。
大きな翼を持ち、天空から舞い降りるのだ。
ルーブル美術館にあるのが「サモトラケのニケ」像で、残念ながら顔と両手がない。
これは「ミロのビーナス」も同様で、存在しないが故の美しさ、神秘さを持っている。
ちなみに、アテネオリンピックでメダルに描かれたのは、同じニケでも「パイオニオスのニケ」
勝利の女神には後ろ髪がないという。
捕まえるの事ができるのは、正面からだけだ。
通り過ぎる女神を後ろから捕まえようとしても、もういけません。
ゲームにおいても、人生においても、チャンスは一瞬。
まあ、後で気が付くのが凡人たる所以でして、あんまり欲張ってはいけません。
2006.10.02 Monday
一字違いの悲劇
一文字の言い違いで、全く違う意味になるから日本語は面白い。
昔から有名なのは
世の中は、澄むと濁るじゃ大違い
「刷毛に毛があり、禿げに毛はなし」
慰めたつもりで
「人間、顔じゃないよ」
と言うつもりが
「人間の、顔じゃないよ」と言ってしまい、大げんか。
ちょっと難しい表現では
「ヒハンはすれども、ヒナンはしない」
「リスクはクスリの裏返し」
日本語だからこそできる、いわゆる「ダジャレ」に近い文化。
馬鹿にしてはいけない。
遠い昔、平安時代なぞには、貴族たちの教養として栄えたんである。
2006.10.01 Sunday
人生に必要なもの
「人生に必要なもの」は?
チャップリンなら
「勇気と想像力と、サム・マネー」だと答えたのだが。
現代では「マッチ・マネー」のみという感覚なのかもしれない。
もちろん無くては困るが、ありすぎてもまた別の悩みが生じる。
「サム・マネー」というのはまさに適切な表現なのだ。
最近では「愛」というのも必要なものだと思うようになった。
いや、今まで愛がなかったというわけではないですよ。
男女間における愛情ではなく、他人に対する愛の大切さにだ。
社会的生物である人間は、一人では生きられない。
お互いに愛情を持って生活しなければいけない。
当たり前のことだが、自然に考えられるようになるのは難しい。
社会を愛せない、いや自分の子供でさえも愛せない人間が増えている。
マスコミはこれを時代のせいにするが、訳の分からない物のせいにして、それで済ませてはいけない。
今できることをやっていかないと、歯止めは掛からないだろう。
具体的には子供の教育が上げられる。
いわゆる道徳教育というやつだが、これが難しい。
とにかく「自由」というのが大手をふるっているので、親は文句を言う。
さらに先生も腰の据わった人は少ないそうだ。
あえて暴言をほざけば
「ガキは素直に勉強してろ」というんだが。
小学校で「英語」だなんておバカな事を言い出す輩もいるから、教育界も何とかせねば。
以上は自分に向けての非難です。
決して特定の人物、団体に対する批判ではありませんからって、ホント表現の自由は難しい。
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