2008.11.29 Saturday
お知らせ
お知らせ
最近パソコンの調子がイマイチ良くない。
まず、動作が遅い。
それをどうこうしていたら、いつの間にか今度はDVDドライブが作動しなくなってしまいました。
不思議なことに、DVDドライバがいつの間にか無くなっているんです。
デバイスを認識したくなってしまったのです。
したがってCDやDVDをスロットに入れても動作しなくなりました。
ドライバを捜して再インストールしようかとも思ったが、メーカーにそのサポートを問い合わせようとしたら、もうとっくに保証期間切れで、サポートだけでも有料になるとか。
それならいっそのこと買い換えてしまえというわけで、新しいパソコンを発注してしまいました。
まあ現物はメモリも少ないし、イライラしていたんでちょうど良い機会ですね。
新品が届くのに1週間ぐらい。
さらに移行の処置で数日かかると思います。
その期間、ご返事が送れるなど対応が悪くなるおそれがあります。
注意はしますがよろしくお汲みおきくださいませ。
オマケの画像は、富士山静岡空港見学にいった時にいただいたボールペンです。
「21年3月開港」
今となってはむなしい記念品ですね。
2008.11.28 Friday
たこ八が満員で
今日は水曜日。
お仕事もお休みなので、久しぶりに「はやタコ」しましょうか。
注) 「はやタコ」とは、いつもよりも早めにたこ八に行くことです。
と、勢い込んでたこ八の前に着いたのが、6時半です。
のれん越しに中を覗くと、これは参った、不安が的中して超満員です。
お客さんの中に知り合いでもいれば、無理して入れてもらうんですが、あいにく誰もいません。
もちろん詰めてもらえば一人や二人は入れますが、それでは間が悪い。
ここはしばらく時間つぶしでもしようと、引き返します。
その足で向かったのは、やっぱり「ナカミヤ」さんですね。
30分ぐらい軽く引っかけるには絶好のお店です。
何時も通りの白いちょうちんを横目にお店に入りますと、先客はカウンターにお一人のみで、のんびりとしています。
その右端に席を取って
「ホッピーに刺し盛り」
ついこの間食べたばかりというのに、早くも禁断症状が出始めてきたところなんですね。
いつものお通しで、「レバーペースト」をつまみに、ホッピーが半分空きます。
ここのホッピーは濃度が濃くなってしまうので、回りが早いんですが、いつも効いてきてから気が付きます。
さっそく出てきました「刺し三盛り」相変わらず豪華ですねえ。
おや、今日は変わったものが付いています。
マスターに聞くと、前のお客さんが「レバー焙り」を注文したので、そのおこぼれを入れてくれたとのこと。
うーん、これは嬉しいなあ。
焙ったレバーもまた良いものです。
これは当然運が良くないと巡り会えませんので、御注意下さい。
タン刺しも、相変わらずいい味出してます。
ものの10分でグラスが空き、ナカを追加します。
先客の中年サラリーマン氏は、どうもホッピーが気になるようで、マスターにあれこれ質問しています。
マスターはさすがにお酒に詳しく、受け答えも正確で、思わず頷いてしまいました。
7時前になって、アルバイトの女性が出てきました。
なるほど、今日は水曜日の方ですね。
なごりは惜しいですが、たこ八にも顔を出さなくてはいけないので、今日は2杯でお終いです。
「ごちそうさま」
30分の「ナカミヤタイム」でした。
さて、そろそろ空いてくる頃だと、たこ八ののれんを上げてのぞき込みます。
おや、右端の白髪頭に何か見覚えが?
さっそく席を一つづつ詰めていただいて、お隣に滑り込みました。
オカアサンに挨拶して
「今日はショーチューから行きます」
いつもは瓶ビールを1本いただいてから、ショーチューに入るんですが、今日はお腹が一杯なので、ビールはパスです。
町屋庵さんから、あれこれと蕎麦のウンチクをお聞かせいただきました。
しかし、これだけ褒めたんだから、きっと良いことがあるんだろうと期待しています。
そうこうしていると今度はジンちゃんが登場です。
「スイマセンねえ」
またも一つ詰めていただきます。
こうしてジワジワと領土を拡大してゆく、恐怖のたこ八常連軍団です。
それからはいつも通りで、S先輩にX兄、美人人妻のRちゃんまで参戦してきました。
話は尽きず、おかげで「箱」も3つ目に突入です。
今日はいつもより余計に回ってしまいました。
こうしてたこ八の夜は更けてゆきます。
2008.11.27 Thursday
月光仮面
「月光仮面」と言っても、今どきの若い人たちにはちんぷんかんぷんでしょうが、私たちには懐かしいヒーローです。
今では一家に一台どころか、一人で2台も3台も持っているテレビですが、その創世記に大人気を博したテレビドラマの草分けでもあります。
まあ、もちろん白黒テレビだったんですね。
昔の少年達は、それを見てわくわくドキドキしていたんです。
悪人がのさばって、善良な市民が窮地に陥った時、さあヒーローの出番です。
その出で立ちはと言いますと、白い服に白いタイツ、白いマフラーと白覆面に白手袋、ブーツまで白という白づくめです。
眉間には三日月のマーク、そこに黒いサングラスを掛けて颯爽と登場するんです。
このドラマのテーマと言えば、はっきりとした「勧善懲悪」ですから、まことに分かり易いものです。
悪人は見るからに悪い顔をしているし、善人は優しい顔をしています。
正義が悪を懲らしめる、それが当然のことでありました。
ところで、これはあまり有名ではありませんが、月光仮面にはあるキャッチフレーズがありました。
それはどういうものかと言いますと
“憎むな、殺すな、許しましょう”
なんです。
意外に感じられるのかもしれませんが、さすがは月光仮面。
たとえ悪人といえども、決して殺しはしないんですね。
拳銃を持っている相手に対しては、打ち殺すんではなく、ピストルを狙って弾き飛ばす。
子供向けということもあったんでしょうが、流血のシーンなどは全く無かったように記憶しています。
月光仮面に比べて、今のドラマは簡単に人が殺されてゆくシーンが多いですね。
つい先日も、「カタキを取る」などと言う名目で、物騒な事件が起きました。
「憎しみ」や「怒り」がエネルギーとなって、進歩する方向に進んで行けばいいのですが、陰の方向に進んで行くと、悲惨な結果が待っています。
でも「殺すな」はともかく、「憎むな」は何とかできるでしょうが、「許す」のは難しいですね。
私なぞは、許す前に忘れるほうが早いんですが、それも一つの方便でしょうか。
憎しみや恨みの連鎖によって、長い紛争が生まれるのは歴史が証明しています。
こんな時、キリスト教では神に向かって「許しを請う」のですが、無神論者には無理ですね。
まだまだ月光仮面には、なれません。
2008.11.26 Wednesday
金泉軒@美川町
金泉軒@美川町
このお店も旧静岡市内未踏のお店シリーズになります。
狭い静岡市なのに、まだ訪問したことのないお店が結構あります。
今までに100店ほどは食べたと思いますが、ラーメン店巡りも奥が深いですね。
さて、本日は静岡市中心部から北へ進んで水道町を越え、静清バイパスの手前あたりを左折したあたり、ここが美川町です。
静かな住宅街の中にけっこう豪勢な外観のお店がありました。
この真っ赤に金ぴかの看板、「いらっしゃいませ」とのれんも迎えてくれます。
今日は振り替え休日とあってか、のんびりとした雰囲気のお店に入ります。
「いらっしゃいませー」
調理場の中から年輩のご主人が迎えてくれます。
向かって左側が調理場とそれを囲むカウンターで、7席ほど。
右手には小上がりのテーブル席で6人掛けほどが4組というけっこう広い造りですね。
カウンターには先客が3人で、その間に入れていただきます。
右端の男性はつまみにビール、左手の方はラーメンのセットを美味しそうに食べていました。
「お冷やすぐ出すから、ちょっと待ってね」
ご主人が声を掛けてくれたので、決めていた注文を告げます。
「野菜ラーメン(680円)お願いします」
「はい、野菜ラーメンね」
ご主人はあれこれと仕込みに忙しそうで、なかなか調理が始まりません。
やきもきしていると突然
「お客さん、金泉軒は初めて?」
「はいそうですが」
「じゃ、東京から来たのかね?」
「いいえ、そんな遠くじゃないですよ、浅間町です」
「ふーん、それじゃお町の人だね」
「昔は(静岡市の)街中へ行く時は、お町に行くって言ってたもんだよ」
「この辺もそんな田舎じゃないでしょうに」
まあ喋ること喋ること。
私は良いんですが、出来上がりを待っている他のお客さんがやきもきしないかと心配です。
「今日食べて美味しかったらまた来てよ」
「ええもちろんです」
(これはこう答えるしかないでしょう)
そうこうしているうちに続々とお客さんが詰めかけてきました。
今日は振り替え休日とあって、家族連れが多いようです。
そのたびにご主人は
「座敷にお願いします」
「駐車所は前でいいですか」
「いいですよ。もし空いていなかったら、隣の解体場でもいいよ」
どうもしゃれが大好きなようで、これもこの店の名物かな。
12時になるとお店の奥から息子さんらしいご夫婦が出てきて、ようやく場が活気づきました。
結局私の「野菜ラーメン」はその息子さんが作ってくれましたが、今まで待っていたのはなんだったんだろうか。
「カウンターから失礼します」
「サラダはランチのサービスです」
息子さんが調理にかかってからは素早く出てきました。
うーん、これは野菜が山盛りですね。
サラダには甘酸っぱいドレッシングがかかっています。
さっそくスープからいただきます。
やや薄めの醤油味であっさりとしています。
これぐらいの薄味の方が最後まで美味しく食べられて良いですね。
この特徴はとにかくたっぷり盛られた野菜ですね。
キャベツにモヤシ、キクラゲ、ニンジン、タマネギ、ピーマンなどがてんこ盛りで、体にいい感じがします。
野菜の炒め加減がまことによろしくて、シャキッとした歯応えを残しつつ、かといって生ではありません。
麺は細麺で、これも食べやすいですね。
大盛りの野菜に、途中で飽きてしまうかと思いましたが、最後まで美味しく食べ切れました。
「ごちそうさまです」
これは美味しかったんで、また顔を出さなくちゃ行けないかな。
ご主人のトークもまた楽しみになりました。
2008.11.25 Tuesday
中華人民笑話国
中華人民笑話国
辻康吾(元毎日新聞北京支局長) 著
長年中国で過ごされた辻さんが、とっておきの中国小話を紹介してくださいます。
まじめなものから、ちょっと怪しいものまで盛りだくさんです。
これらを読んでいると、何となく中国人の民族性が理解できるような気がしてきます。
本書の中からいくつかをご紹介しましょう。
「定員オーバー」
豪華客船が沈没して、多くの国籍の人々が救命ボートに乗り移り、荒海を漂流しています。
しかし、救命ボートは定員オーバーで今にも沈んでしまいそうです。
男の人たちに降りてもらわないと、子供や女性は助かりません。
そこで、ある女性がアメリカ人男性に対して、こう言いました。
「あなたはここでホンモノのヒーローになれる」
するとアメリカ人男性は、ガッツポーズをして海に飛び込みました。
次にイギリス人男性に対して、
「あなたは正真正銘の紳士だ」と言いました。
イギリス人男性は、黙ってうなずいて海に飛び込みました。
ドイツ人男性に対しては、
「あなたは飛び込まなくてはならない。なぜなら、それがルールだからだ」と言いました。
ドイツ人男性は納得して海に飛び込みました。
日本人男性に対しては、
「あなた、飛び込まなくて良いんですか?ほかの男の人はもう飛び込みましたよ」と言いました。
すると日本人男性は左右を見渡して慌てて海に飛び込みました。
そして、中国人男性に対しては、
「海においしそうな魚がいっぱい泳いでいますよ」と言いました。
中国人男性は、上着を脱いで網代わりにして海に飛び込みました。
「毒」
アメリカ人は、蝿のたかっている食べ物は、まずいか毒が入っていると判断する。
中国人は、蝿のたかっていいない食べ物は、まずいか毒が入っていると判断する。
「犬」
イギリス人と中国人がドッグショーで知り合った。
イギリス人「熱心に見ていますね。犬はお好きですか?」
中国人「もちろんですよ。家族もみな犬好きなんです」
イギリス人「よろしければウチの仔犬を分けて差し上げましょう。もちろん血統書付きですよ」
送った後、中国人からお礼の手紙が来た。
「ありがとう!とてもおいしかった。でも家族全員分には足りなかったかな」
「日本人のせい」
数人の韓国人と中国人がこんな話をしていた。
「我々は、何かというとすぐ日本人のせいにしてしまう」
「うむ、その通りだ。いったいなぜなんだろう」
答えが出ないまま、彼らはしばらく話し合った。
そして次の瞬間、全員が同時に叫んだ。
「日本人のせいだ!」
2008.11.24 Monday
くら寿司@沓谷
くら寿司@沓谷
今日は久しぶりに回転寿司でもいただこうと、沓谷にできた「くら寿司」に出かけました。
今朝は朝刊のチラシにも入っていたので、混み合うのかなと思っていましたが、意外に空いていました。
平日とはいえ、週末の7時なのに半分ほどの入りです。
それにしてもこのお店はけっこう広いですね。
カウンターとボックス席がずらっと並んでいるのは壮観です。
さて、私たちが案内されたのはなんと「1番」のボックスです。
実はこの並びの5席ほどは全て空席なんです。
一番端の席だけに私たちがいるという、まさに閑散とした一角ですね。
結局最後まで、お隣にお客さんの来ることはなく、のんびりと食事ができました。
というか、寂しいわい。
席に着いて、まずはビールをと思って説明を読みますと
ここはお酒のたぐいは全てセルフサービスのようです。
しかたなく、コーナーにあるお酒のケースまでとぼとぼと歩き、飲み物を物色します。
ビールは生と瓶とがありますが、生ビールは自分で注ぐんですね。
次ぐのも上手くないし、持って行く時にこぼすのもみっともないので、瓶ビール(中瓶)にしました。
お値段はこちらの方が多少高めですね。
店員さんに
「栓抜きはどこにあるの」
と聞くと
「テーブルに置いてあります」
コップと瓶を持って席に戻ります。
(さて、何から食べようか)
回っているお寿司には名札が一緒に回っているので、分かりやすいです。
最近の回転寿司は進歩していますね。
その中から、つまみになりそうな「アンキモ」と「鮭白子」をいただきます。
レーンには寿司以外のものも混ざって回っています。
ジュースやデザートもあるのはもうお馴染みですが、つまみが流れてきました。
「イカ焼き」をゲット。
これが158円なら立ち飲み価格と替わりませんね。
面白いのは「いくら」で、2種類あります。
一つは「味付けいくら」で2カン105円、もう一つは「生いくら」で1カン105円です。
このくらい差があると、妙に納得してしまいます。
いくつかをいただきましたが、残念だったのはなんと「まぐろ」です。
流れているのが妙に乾燥していて美味しそうでないんです。
そこで追加のオーダーをしました。
ここでは注文は脇にある「タッチパネル」で行います。
これが意外に時間がかかって流れてきました。
さっそくいただきましたが、冷凍状態のままです。
これは歯が痺れます。
しかも端の三角すい状になったところだし、筋も多い。
見るからに新しくさくを出してきて、端から切り分けたことが分かりますね。
「まぐろ」はお寿司屋さんの看板ですから、それなりの注意はして欲しいものです。
あれこれといただいて、さてお勘定です。
テーブルの脇にあるスロットに食べ終えたお皿を入れてゆきます。
ここで自動的にカウントするんですね。
あとは店員さんを呼んで締めてもらうことになります。
人件費を浮かすために、色々な工夫がされているんですね。
そうでないとこの広いお店ですから、混雑時は持たないんでしょう。
このお店は変わったネタが多く、たまに行くには良いお店だと思いました。
「ごちそうさま」
2008.11.22 Saturday
松風屋@松坂屋店
味煎@松風屋
静岡市は松坂屋デパートの地下1階にある食品街の一角、松風屋さんに出かけてきました。
そこで目に付いたのがこの「味煎」です。
たまにこの海老せんべいが食べたくなるんですね。
一袋にずっしりと210グラムも入っていて、税込み504円です。
でもこのディスプレーが憎いじゃないですか。
高級品の「イカの姿焼き」や「海老丸ごと」という看板商品が前面に出ていて、いかにも美味しそうです。
しかしこれらはみな1枚か2枚だけなんです。
中身の大部分は普通の海老せんべいなんですが、これは仕方がないでしょうね。
目玉商品を先に食べてしまうと、あとが悲しいので適当に混ぜていただきます。
看板を目で楽しみながら、
「早くお金持ちになって、高級なせんべいだけを目一杯食べてやる」
そう思い続けてはやウン十年が経ちました。
その間に「ゆかり」を数枚食べたのが最高記録です。
今ではすっかり諦観して、
「庶民の味もなかなか良いのう」
と余裕で大衆向けの海老せんべいを食べております。
そういえば昔はお店でよく見かけた「海老せんべい」ですが、最近はあまり見かけなくなりました。
スーパーでもあまり無いので、結局ここまで買いに行く羽目になります。
今どきは流行らないのかな。
2008.11.21 Friday
謎の物体
突然ですが、これはなんでしょうか?
先日「100円ショップ」で発見したものです。
実はSBSのテレビ番組で「リンカーン」というものがあります。
毎週火曜日の午後10時からやっている1時間番組です。
いわゆるお笑いバラエティー番組で、ダウンタウンのお二人などが出演しています。
その番組で使われたものがこれです。
名称は
「どんだけぇーボタン」
中にボタン電池が入っていて、上部を押すとそこが光って
「どんだけぇー」
と、声が出ます。
1年ほど前に発売されたもので、お値段は千円程度だったと思います。
それが時代遅れとなって売れ残り、ついに百均まで落ちぶれてきたというわけです。
当然私はそれを見捨てないで購入しました。
お家に帰って、包みから取り出して、頭を叩くと
「どんだけぇー」
懐かしい声が出てきました。
流行語大賞にもノミネートされたぐらいですから、去年は大流行したんですね。
それが一年後はかくのごとしです。
ところで、私はというと
5回ほどで飽きました。
やっぱり商品企画としては無理があったようです。
ボタンを押してみたい方はぜひお越し下さい。
2008.11.20 Thursday
鹿島屋からたこ八へ
鹿島屋からたこ八へ
少しばかり早いですが今日は今年初めての忘年会です。
口開けは静岡市でも有数の老舗居酒屋、「鹿島屋」さんでスタートします。
このお店は老舗なのに入りやすく、予約も受け付けてくれるので、待ち合わせには最適ですね。
お通しはハラモを醤油味で軽く煮たもの。
居酒屋らしいつまみです。
まずは生ビールで乾杯です。
今日は宴会もなく、静かな雰囲気でまことに快適です。
珍しく空いているなあと思っていたら、さすがにお客さんが入ってきて、ほぼ満員になりました。
つまみには「白子ポン酢」「ヒラメのお造り」「鹿島豆腐」「黒はんぺんフライ」と注文します。
何か最近は注文する品物が固定されてきた感じがしますね。
早く「イワシの団子汁」が復活しないかなあ。
2杯目からは日本酒に変えます。
冷酒の「磯自慢」をワガママに
「ぬる燗でお願いします」
ご主人も分かってくださっていて
「これは冷やでお召し上がりになるお酒ですが、よろしいですか?」
などと野暮なことはおっしゃりません。
とうに諦めているんだろうね。
「正味で一合半です」
と言う背の高い徳利で登場します。
口元からこう迎えに行って、ツイーッと飲み干します。
いやあやっぱり日本人はこいつが一番ですな。
年を取るほどに、日本酒の良さが分かってくるような気がします。
お酒が旨いとつまみがいらないので、売り上げには協力できませんが、お酒はジャンジャン進みますね。
1時間弱の間に3本をお代わりして、良い気分です。
「サービスです」
お新香の盛り合わせが出てきました。
つまみも頼まずにお酒ばっかり飲んでいると、お店の方でも気を遣って、塩梅してくれるんですね。
今日は次に「たこ八」へ回ろうと言う算段をしているので、早めに切り上げる予定です。
「どうもごちそうさまです」
軽く1時間ほどの1次会は一人3千円弱。
歩いてお馴染み「たこ八」へと向かいます。
さて、今日は珍しく昭和通りの方から向かってゆきました。
今日はどうぞ空いていますようにと、心で祈りながらお店の前を見ると。
見覚えのある女性がちょうど入って行くところです。
少し遅れてお店を覗くと、どうやらなんとか座れそうです。
「こんばんは」
すると奥から声がかかりました
「よ、お久しぶり」
なんと Yちゃんが後輩と共に歓談中です。
「ホント久しぶりだねえ」
快く席を詰めてくれて、そこに我々3人が座ります。
そして右横にはお馴染み美人人妻のRチャンもスタンバイしていました。
やはりさっきの姿はRチャンでしたか。
さすが、美女は遠くからでも目立ちますねえ。
まずは瓶ビールで乾杯します。
話が弾んで、ビールにお酒を追加して行きますが、どうもつまみがはけないですね。
たこ八さんは安上がりのお店なので、その分おでんやフライものをいただくのがマナーなんですが、今日は下客に成り下がっています。
2時間ほど過ごしてお会計をしますが、鹿島屋さんよりも長く居座って、お値段は半額程度ですからこれは申し訳ないなあ。
その分また人を連れて来ますから、今日は勘弁して下さいね。
めでたく、初忘年会を終了したのでありました。
2008.11.19 Wednesday
萩原@鳥坂
萩原@鳥坂
いよいよ本格的な冬がやってきます。
と言っても、もうすぐ12月ですから、寒くなるのは当たり前のことで、今までが暖かすぎたんですね。
寒くなると辛いのが自転車です。
それじゃあ寒くなる前に、遠場を攻めてみようかと、先週に続いて清水方面に行きました。
例によって北街道を下り、瀬名川に着いたのは先週と同じです。
前回は交差点を左折しましたが、今回は直進して清水区に入ります。
静清バイパスの下をくぐり抜けて、鳥坂に入ります。
左手に見えるのが「一元」さんで、すっかり綺麗になっていて駐車場も広く、繁盛している様子ですね。
今回はそこを通り過ぎて、さらに清水方面に向かいます。
右手に見えてきたのが目指す「萩原」さんです。
このお店の開店は11時30分で、現在は45分ほどです。
「いらっしゃいませ」
中に入りますと、若い男性が一人厨房で準備をしています。
向かって左手に調理場を囲むカウンター、右手は6人掛けの座席が3組並んでいて、意外に広いですね。
メニューにはチューハイ類が300円と書かれていて、このお店も夕方からは居酒屋兼用になるんでしょうか。
前回のお店でも思いましたが、お酒を飲みに来るお客さんは飲酒運転しないでくださいね。
カウンターの右端に席を取りますとすぐに中年のオバサンがお冷やとおしぼりを持ってきてくれます。
「ネギラーメン(700円)」お願いします。
私の後から入ってきた若いお兄さんは常連さんらしく、ご主人と二言三言会話を交わすと
「ビール」
ん、隣のパチンコやさんから出てきたのかな?
この「昼からビール作戦」一度やってみたいものですが、静岡ではまだやったことがありません。
ご店主は丁寧に麺を湯切りして丼に移し、そこにネギと拍子切りのチャーシューを乗せます。
仕上げに茶色いタレを回し掛けてどうやら完成のようです。
「おまちどうさまです」
ちゃんと後ろを回って丼を持ってきてくれます。
なるほどこれが自慢の「葱ラーメン」ですね。
スープはタレの影響でしょうか少し甘めになっていました。
あっさりとした脂っ気の少ない和風のスープです。
そこにタレが加わって、多少のスッパ辛い部分が出てきます。
これは混ぜないで、味の変化を楽しんだ方が良いのかな。
具は刻んだ長ネギがたっぷり乗っていて、上にはごろごろとチャーシューが置かれています。
スープの熱で葱はしんなりとなっていて、辛味はほとんど気になりません。
麺は細麺のストレートですね。
拍子切りのチャーシューは食べ応えがあって良いのですが、惜しむらくはやや塩っぱいんです。
これはたまたま切れ端の部分が多かったのかもしれませんが、残念でした。
しかしこれに小ライスが付けば、なかなか良いおかずになりますね。
お昼時になってお客さんが続々と入ってきましたが、定食が人気のようで、ほとんどがそれでした。
こちらはするすると完食してしまい、お勘定をお願いします。
頼りになる「はなまる」のクーポン券を使って50円引きでした。
颯爽と帰り道に付きますが、なんと帰りは向かい風。
苦難の道のりになるのでした。
2008.11.18 Tuesday
うまい!
うまい!
先日テレビのニュースを見ていて、思わず唸った一言がありました。
そのニュースは我が国の麻生総理が挨拶文などを読む時に、「読み間違い」が多いと言う話題でした。
なかなか難しい漢字もありますし、総理大臣と言えども人間ですから間違いはあるものです。
また、間違い読みと言っても、それほど不自然なものではなく、注意していなければ素通りしてしまう程度のものです。
それを掘り出してビデオに編集すると、あたかも麻生さんが読み間違いばかりをしている印象になります。
麻生総理は、カップラーメンの値段でも「庶民感覚がない」とケチを付けられ、ホテルのバーでくつろげば「高い酒を飲んでいる」といじめられてきました。
総理大臣なんだから、高いお酒飲んだってかまわないと思うんですが、下衆(げす)の嫉妬というものは見苦しいものがあります。
閑話休題、この「下衆」という言葉がワープロで出てこない。難しい漢語はけっこう引っかかるのに、不思議だねえ。
料亭で芸者衆を総揚げしてどんちゃん騒ぎ(これも古いですね)するのとは違うんで、静かなホテルのバーでのんびりお酒を飲むぐらい、大いに勧めてあげたい気がします。
さて、この「読み間違い」についてのコメントがありました。
ある議員さんは
「ふりがなを振っておけばいいんだ」
と、まあ当たり前のような話でした。
尊敬する曾野綾子さんは
「英語ができなくても良いが、日本語はしっかり勉強していただきたい」
さすがに作家でして、きっぱりとしていらっしゃいます。
テレビでは街頭でも一般の方々にインタビューしていました。
ある人は
「日本の総理大臣なんだから、漢字の勉強もしっかりしてくれなくちゃ困る」
「お役人の書いた原稿ばかり読んでいるから、間違えるんだ」
「これを機会に自分の文章で公演をすればいいんだ」
「総理大臣でも間違いはある。マスコミが騒ぎすぎじゃないか」
などなど様々でした。
その中で、テレビ局も考えたものです。
最後に持ってきた若い女性の一言は、グサッときました。
「難しい漢字は読めなくても良いですが、国民の気持ちは読める総理になって欲しいです」
うまい!
2008.11.17 Monday
絵に描いたような
絵に描いたようなバカ
この間、馬鹿者を見ました。
どのような馬鹿かといいますと
「馬鹿を絵に描いて、拡大コピーして、蛍光ペンで塗りたくった」
ような馬鹿でした。
「ストレス社会」という言葉があるぐらいですから、誰もがイライラを心に持っているんですね。
そのイライラを発散するために、アホらしいことをやるんです。
しかし本人はそれでうっぷんが晴れるんでしょうが、そのとばっちりを受けた人はたまらない。
何しろ自分には全く関係がないんですから。
ましてや命まで奪われたとしたら、その嘆きは幾ばくかとなります。
迷惑を掛けられた人が、ストレスがたまって、また他の人に憂さ晴らしをする。
それがまた繋がって、という「負の連鎖」がどんどんと続いてゆくかも知れません。
「ムシャクシャしていた」
たったそれだけの理由で人殺しをする大馬鹿者もいます。
ところで、身近なところで最近気になるのが、「うるさいバイク」です。
毎朝6時台に近くの神社まで散歩するんですが、その脇を「バ、バ、ババー」
(俺は男だ、ババーじゃないぞ)
と、けたたましい音を立てて通り過ぎてゆくオートバイがあります。
壊れているのか改造しているのかは分かりませんが、酷い騒音です。
まだ朝早いので、眠っている方もいらっしゃるでしょうに、おかまいなし。
これは近所の人はたまらないなあ。
中には目覚まし代わりにしている方もいるかもしれませんが、たいていの人は迷惑だと思っているでしょうね。
以前神社の近くの交番に、その件で怒鳴り込んでいる人を見かけました。
「あのうるさいオートバイ、なんで取り締まらないんだ!」
「それは交番の管轄外ですから、うんぬん」
お巡りさんも、困っていましたが、これはやはり交通課の方に行くのが筋でしょうか。
その「どうにかしろ」と叫んでいるお方のほうが、周りの迷惑だったりします。
辺りをはばからぬ大声で、お巡りさんに罵詈雑言を浴びせていました。
この人もまたストレス発散のとばっちりを受けた被害者なんですね。
憂さ晴らしもほどほどがよろしいようです。
2008.11.15 Saturday
もんじゅ@瀬名
もんじゅ@瀬名
最近は広くなりました「静岡市」ですが、「旧静岡市」であれば十分自転車通勤圏です。
私の場合、ラーメン店巡りに車でゆくのは危ないので、もっぱら自転車を使います。
さすがに清水区までは辛いですが、今日はその手前まで走ることにしました。
もちろん前もって地図で調べてはゆきますが、雑誌などに載っているものはかなりいいかげんで苦労します。
北街道を下って行き、常葉学園大学を通り過ぎます。
仕事の時なら車で行くので、あっという間ですが、さすがに自転車では時間がかかります。
更には軽い上り坂になっていて、ペダルが重いです。
途中で別のラーメン店を発見。
これも次回以降の候補にしておきましょうか。
そこからもけっこう登っていって、ようやく目当てのお店「もんじゅ」さんにたどり着きました。
さっそくお店に入ります。
ただいまの時刻は11時50分頃で、先客はいらっしゃいませんでした。
お店はカウンターにテーブル席が並ぶ定番の造りですが、けっこう席が多くて広いですね。
雰囲気からすると夕方以降は居酒屋としての営業がメインなようです。
そういえばボトルと思われるお酒の瓶も沢山置かれています。
一人だけの店内はカウンターに座り、メニューを見ます。
まだ若いご主人がお冷やとおしぼりを持ってきてくれます。
さすがに長いサイクリングで、吹き打す汗を拭います。
豊富なメニューから、お目当ての「スタミナラーメン(600円)」を注文します。
このあたりは建物も疎らな通りですから、お客さんも車でないと大変でしょうね。
結局最後に男性客がお一人来ただけでしたが、夜は繁盛するんでしょうね。
「おまちどうさまです」
カウンター越しにラーメンが出てきました。
これが名物の「スタミナラーメン」です。
醤油味のラーメンに、甘塩っぱく味付けされた豚肉とタマネギの炒めが乗り、メンマにカマボコ、そして生卵にノリです。
デフォルトで生卵が入っているラーメンは珍しいですね。
軽く胡椒を振ってまずはスープをいただきます。
割りとあっさりしたスープで、具の豚肉炒めから出る甘みがけっこう利いていて、美味しいですね。
麺は細麺で適度な腰があり、食べやすいです。
そしてやっぱり具の豚肉炒めです。
この味付けがいい感じです。
日本人好みの甘辛さで、なんだか白いご飯が欲しくなりました。
そしてこれに生卵を絡めて食べると、また別の味わいがあります。
なるほどラーメンに生卵というのもありなんだなあ。
麺に絡むとツルツルして、滑らかに入って行きますね。
これははるばると遠くまで来た甲斐がありました。
「ごちそうさま」
けっこうボリュームもあるし、なかなか良いアイデアだと思いました。
帰りは下り坂だし、のんびりと行きましょうか。
2008.11.14 Friday
中国四大美人
中国四大美人
映画「レッドクリフ」の中国美女「小喬」を見ていて
(そういえば中国には「四大美人」というのがあったなあ)
ふと思い出したんですが、悲しいかな記憶に乏しいんですね。
そこでさっそく調べてみました。
さすがは中国、スケールは大きいですよ。
何しろ絶世の美女を表す「四字熟語」まであるんですから。
それは何かと言いますと、まず
「沈魚落雁」
これは二人の美女の形容詞です。
まずは「沈魚美人」
これは紀元前、越の国の美人「西施」を表します。
越王・句践(こうせん)に見いだされた西施は、宿敵である、呉王・夫差(ふさ)に献上されますが、夫差はその色香に迷って国を滅ぼすという筋書き。
「ひそみにならう」という故事成句でも有名です。
この西施が川で洗濯をしているとその姿に見とれて、魚たちは泳ぐのを忘れてしまい、川底に沈んでしまったといいますからもの凄い美人ですね。
次は「落雁美人」
これは前漢朝末期紀元前30年ごろの美人「王昭君」を指します。当時さすがの漢王朝も勢力が弱まってしまい、隣国の匈奴と和睦をする必要に迫られました。
そこで漢の後宮から匈奴の妃として使わされた後宮一の美女が彼女です。
何でも似顔絵を醜女に書かれたために選ばれてしまったといいます。
この王昭君が旅の途中で故郷の方向へ飛んでゆく雁を見ながら望郷の思いを込めて琵琶をかき鳴らすと、彼女の姿に魅入られて雁が次々と落ちてきたといいますから、恐ろしいほどの美女ですね。
続いては「閉月羞花」
同じく二人の美女を表す熟語です。
まずは「閉月美人」
これは例の三国志演義にも登場する美女「貂蝉」です。
ただこの「貂蝉」のみは正史には登場しないため、架空の人物であると擦る説が多いようです。
彼女は「連環の計」としても有名で、董卓とその養子である呂布とのあいだに三角関係を作ります。
猛将呂布は一度は婚礼の約束をした貂蝉を思うあまりに、養父である董卓を殺してしまうのです。
この貂蝉が物思いにふける姿は余りにも美しいため、月が恥じて雲に隠れてしまったといいます。
そして最後は「羞花美人」
これは日本でもっとも有名だと思われる美女、楊貴妃です。
時代は唐代で、初めは太子の婦人でしたが、舅である玄宗皇帝に寵愛されて、皇后に次ぐ貴妃の地位を得ます。
しかし皇帝のご寵愛を振りかざした、彼女の取り巻きの一族の悪行から安禄山の反乱が起こり、楊貴妃一族は殺害されてしまいます。
この楊貴妃が後宮を散歩すると、彼女の美貌と体から発する芳香に圧倒されて、庭の花がしぼんでしまったといわれます。
それほどの美人なら、ぜひともお一人一目でも拝見したいものですが、それはかないません。
まあ奥さんが美人ですと、色々と面倒なトラブルが起こるというのは、古今東西当たり前のことです。
凡人は平和な家庭を望んだ方がよろしいようですね。
2008.11.13 Thursday
五男坊@川辺町
五男坊@川辺町
このお店は初めての訪問になります。
というのは夜間のみの営業で、敷居が高いということもあります。
先月の後半ごろお昼に訪ねたのですが、当然のごとく営業してはいませんでした。
今回は満を持しての1杯です。
金曜日の夜7時半過ぎ、ほんのりと明かりがともる「五男坊」にたどり着きました。
「いらっしゃいませ」
引き戸を開けてお店に入りますと、先客はお年寄りの男性が二人でした。
左手に調理場とそれを囲むカウンター、右手にテーブル席が二つという、こじんまりとしたお店です。
ご主人はこれもご年輩のオバチャンで、なかなか愛想が良いですね。
居酒屋が主体なのかとも思いましたが、メニューはちゃんと出ていて、やはりお食事がメインのようです。
先客のお二人はどうも常連さんらしく、オバチャンとあれこれ四方山話をしています。
手前のカウンターに座りますとお冷やを出してくれて、さっそく注文を告げます。
「ラーメン(550円)おねがいします」
すると料理を待っている常連さんが気を利かしてくれて
「あ、オレのは後で良いから、こちらさんお先にしてやって」
「どうもすいません」
順番を譲ってくれました。
何となくほのぼのとする雰囲気で、いかにも下町のお店らしい暖かさが感じられます。
どうもラーメン専用の鍋というものは無いらしく、お湯を沸かすのに時間がかかるんですね。
オバチャンは急ぐ様子もなく、丁寧にラーメンを作ってくれます。
そんなわけで時間はかかりましたが、それでも待つほどのことはなく、カウンター越しにラーメンが出てきました。
具にはチャーシュー1枚に、メンマ、ナルトという定番。
麺は細麺で、普通の業務用麺です。
スープはあっさりとした醤油味で、何か懐かしい味ですね。
オバチャンが真心込めて作ってくれた、美味しいラーメンです。
でも、「五男坊」というから男性がやっているのかと思っていましたが、この方が経営者なんですね。
何となく不思議感が残る、ミステリアスなお店でした。
2008.11.12 Wednesday
ナカミヤ@やっぱりこれ
ナカミヤ@やっぱりこれ
たまに無性に食べたくなる物ってありませんか?
私の場合、それは「レバ刺し」です。
ステーキとかウナギ、鮨なんかも好きなことは好きですが、そこまではいかないんです。
お店の前を通り掛かったとき、旨そうな匂いに釣られて、ついふらふらっと入ってしまう。
そんなことはたまにありますが、無ければないでなんとか済まされます。
でも、「レバ刺し」だけは別なんですね。
さすがに週に1回とはいきませんが、ひと月も我慢していると、頭の中がムズムズしてくる。
居酒屋で食べられない時は、焼肉プラザ「ナガシマ」までこれだけを買いに行ったりもします。
今から15年ほど前には、「助六」さんと言う伝説の居酒屋があって、そこで毎週水曜日と金曜日に、「豚の生レバー」をいただいていました。
思えばそのころが居酒屋人生でもっとも充実していた時代だったのかもしれません。
東京あたりではこの「レバ刺し」は割りとポピュラーなつまみでして、2、3軒回れば大抵メニューにあります。
しかしここ静岡では、ほとんど見かけませんね。
あの「O-157」騒動の前は、割りと大きなお肉やさんでも取り扱っていて、(もちろん牛のレバーですが)気軽に購入できました。
でも色々と騒ぎがあってからは、取り扱っているお店はほとんど無くなっています。
そのせいか居酒屋さんでも置いているお店は少ないんです。
たまにメニューにあるので注文すると
「スイマセン、今日は品切れです」
そんな返事が返ってくることもしばしばで、がっくりきます。
せっかく(今日はレバ刺し食べるぞ)と、アドレナリンを増強して乗り込んだのに、カウンターをかまされるとお酒もほろ苦く感じますね。
さて、そのレバ刺しを久しぶりにいただこうと、今日は「ナカミヤ」さんに乗り込みました。
仕事を終えて、お店にたどり着いたのが金曜の6時40分ほど。
お店に入ろうとしますと、ちょうど入り口の真ん前で一生懸命携帯を掛けている女性がいました。
いつも思うんですが、携帯を掛けている時の声って、何でこんなに大きいんでしょうかね。
初めは喧嘩しているのかと思いました。
それはさておき、お店に入りますとカウンターはだいぶ埋まっています。
最近は繁盛されているようで嬉しいですね。
かろうじて一番右のすみに座ることができました。
隣には飲みかけのグラスが置いてあり、これは予想どおりに電話の女性のものでした。
さっそくホッピーを注文します。
「大きいグラスでね」
マスターがこちらをにやりと見て
「今日は何でもありますよ」
「もちろん、刺し三盛り(六〇〇円)お願いします」
お手伝いの女性が替わったもようですね。
お客さんの年輩男性と、あれこれ会話を交わしています。
ホッピーが出てきて、まずは半分をグラスに注ぎます。
突き出しのレバーペーストは、いつもながら美味しいです。
そしてお目当ての刺し三盛りです。
レバーはゴマ油、タンとハツは生姜醤油でいただきます。
六〇〇円でこのボリュームですから、人気があるのも頷けますね。
あんまり嬉しかったので、アップにしてみました。
タン
レバー
そしてハツです。
生肉を食べるのは異民族の野蛮な風習だと、西欧人は嫌うようですが、なんのその。
人間のDNAに刻まれた、野生の本能が目覚めてくる瞬間ですな。
ガルルルル!
ウオーン!
思わず狼になった気分で、遠吠えをしてしまいました。
(と、日記には書いておこう)
ホッピーのナカをお代わりして、今日はこの一皿で十分でした。
40分ほどで切り上げてお店を後にします。
「ごちそうさま」
マスターまた来ますよ。
2008.11.11 Tuesday
浜のかきあげや@由比
浜のかきあげや@由比
さて、無事由比の繁華街にたどり着いたのはもうお昼過ぎです。
ここまで来たらやはり由比の名物をいただかなくてはいけませんね。
そこで向かったのは由比漁港です。
旧道からJRの線路を潜って狭い道を進むと、そこが漁港です。
まずお出迎えしてくれるのが、この看板です。
地震だ! 津波だ! それ逃げろ
逃げる場所も少ないように見受けられますが、気を付けたいものですね。
港には漁を待つのか終えたのか、同じ形の漁船軍団が勢揃いしています。
そう言えばもう桜海老漁のシーズンなんですね。
漁港の前に1軒だけ建っているのが、プレハブ造りの「浜のかきあげや」さんです。
お昼時とあって皆さん行列していますが、回転が速いのですぐに私たちの番になりました。
受付で注文を受けるとすぐに作り始めます。
この手際が良く、待つのは1分ほどでしょうか。
メニューから、「かきあげそば(650円(」に、数量限定だという「由比丼(650円)」をいただきました。
トレイに丼を乗せてくれるので、隣りにあるテーブルまで自分で運んでいきます。
お冷やと、温めのお茶は紙コップに自分で注ぐセルフサービスです。
まずは「由比丼」です。
ご飯に海苔を散らして、その上に特産の茹でシラスに、釜揚げの桜海老を乗せて、ネギを盛った三色の彩りです。
これには下味が付いていませんので、卓上にある「丼のタレ」を掛けていただきます。
そのお味はと言うと、まあシラスと桜海老の味ですね。
まさに海の恵みそのものを味わっている感じです。
こちらはかきあげそばです。
大きな桜海老のかき揚げが2枚入っています。
一枚でも十分な大きさなのに、それが二枚ですからデラックスです。
そばはかなりの太めです。
欲を言うともう少し腰が欲しいかな。
おつゆの出汁も、もう少しカツブシを奢ってもらいたかったと言うのは贅沢でしょうかね。
お腹も空いているので、かき込むようにサクサクと食べ終わってしまいました。
限定の文字に惑わされて、由比丼にしましたが、やはり名物のかきあげ丼にすれば良かったかな。
食べ終わった容器は、スチロール製なのでそのままゴミ箱に捨てるシステムです。
紙コップも同じくゴミ箱行きで、エコロジー的にはどうかとも思いますが、漁を捌くにはこうしないと無理なんでしょうね。
辺鄙なところなのにひっきりなしにお客さんが詰めかけてきます。
平日でもこの賑わいですから、休みの日なんかは凄いことになってるんでしょうかね
帰りに見かけた「今宿」の石碑には、もうちゃんと静岡市のラベルが貼ってありました。
静岡市も広くなりましたねえ。
2008.11.10 Monday
11月度例会とお知らせ
昨日は11月度の例会。
相変わらず社長が美味しいワインを持ってきてくれました。
ロゼはけっこう珍しいそうですが、ウンチクは忘れました(笑)
お知らせです
11月6日から12日(水曜日)まで、静岡市葵区呉服町の静岡銀行ビル7階の「しずぎんギャラリー「四季」にて
ラ・アジル絵画展
を開催しています。
10時から17時の開催時間です。
(最終日のみ16時)
いつもお世話になっている、第二美濃屋のご主人「吉田弘恵」さんもご出品なさっていらっしゃいますので、興味のある方はぜひご来場いただきたいと思います。
2008.11.08 Saturday
珍来@伝馬町
珍来@伝馬町
このお店も久しぶりの訪問になります。
場所は「新静岡センター」の裏側にあるビルの1階にあります。
気になっていたのが「ランチタイム100円引き」という貼り紙で、それならやっぱりお昼に行かなくてはと、土曜日の昼休みに徒歩で向かいます。
入り口を入るとすぐ右手に自動券売機があります。
掲示をよく見ますと、ランチタイムの100円引きは800円程度の高いメニュー、3品だけになっていました。
ということは普通のラーメンにはきかないんで、残念でした。
まあ、気を取り直して、「からみそラーメン(600円)」の食券を購入します。
本当は普通のラーメンをいただくつもりだったんですが、なぜかこんなものを選んでしまいました。
お店は長いカウンターだけの15席ほどで、先客は5人ほどが疎らに座っています。
調理担当はご年輩の男性と女性がお一人ずつで、接客担当を兼ねたオバチャンとの3人で切り盛りしています。
その女性が鍋でモヤシを茹でています。
たぶんこれが具になるんでしょうね。
「ご飯付けますか?」
急にこう聞かれましたが、そう言えばランチタイムのサービスで、「小ライス」に二切れほどのおしんこが無料になっています。
あまりお腹も空いていないので、あっさり断りましたが、他の方は皆さんいただいていました。
隣に座った中年の男性は「五目ラーメン」です。
これはおばちゃんの担当らしく、小鍋に野菜やコマ肉をあれこれと放り込んでスープと共に火に掛けます。
ここの五目は炒めずに煮込んで作るんですね。
仕上がりに鍋に卵を流し込んで出来上がりでした。
まあこれならあまり腕も関係ないし、特に文句はありません。
さて、私のラーメンが出てきました。
具は、たっぷりのモヤシにチャーシュー1枚、こじんまりとしたノリ、といった面々です。
麺は細麺のストレートで、まあ普通ですね。
「からみそ」と言うのでもっと辛いのかと思いましたが、特に辛くはなかったので、卓上のラー油を追加しておきました。
それなりの味でそれなりのお値段、まあ標準的な中華ラーメンという感じでしょうか。
欲を言えばもう少しスープに力を入れて欲しいですね。
量もあって、私には十分のランチです。
するするっと食べきってしまいました。
「ごちそうさま」
昼下がりの大通りに出てゆきます。
2008.11.07 Friday
たこ八@ムカゴの季節
たこ八@ムカゴの季節
さて1週間ぶりのたこ八です。
いつものように「青葉横丁」の角を曲がろうとすると、角のお店「三河屋」さんに照明が入っています。
通りすがりに覗いてみますと、テレビカメラが入っていて、どうやら撮影の真っ最中ですね。
「B級グルメ」でメジャーでデビューした「静岡おでん」ですが、最近はテレビでの出演も全国規模になっていて、放映も多いですね。
こういう時は邪魔にならないようにするのが、酒場を愛する人のマナーです。
後で聞いたところによりますと、どうやら「赤井英和」さんが見えていたようです。
それならそれで、もうちょっと見ておけば良かったと、反省するのが凡人の悲しさです。
「こんばんは」
暖簾をくぐりますと、おや珍しい、ジンちゃんと町屋庵さんが肩を並べて仲良く歓談中でした。
「珍しいねえ」
実は今日のブログの書き込みを見て、9時まで時間延長で待っていてくれたそうです。
ちょうどお帰りになる途中のYネエさんと入れ替わりに隣の席に座ります。
彼女ともお久しぶりですが、今日は軽いご挨拶だけですね。
「今日は1本多いんだ」
ジンちゃんの定量はビール2本。
これがなぜ定量なのかは、健康とお財布の両面の理由によります。
本日の3本目は、ジンちゃんファンからの差し入れだそうです。
奇特なお方のおかげによって、ジンちゃんと出会うことができました。
○○さんに大感謝。
今度は私にも差し入れしてくださいね。
三人でさっそく忘年会の打ち合わせ。
と言っても、日にちも場所も決まっていて、後はメンバーの招集だけです。
お店の場所だけ確認して、打ち合わせは無事終了です。
どうもジンちゃんは他に気になる人がいて、それを待っていたそうなんですが、これはまた別のお話。
「こんなの食べるかい」
オカアサンが、素揚げにしたムカゴを出してくれました。
「わあ、なつかしいなあ」
季節を感じさせるおつまみですね。
(たこ八では時々こんな無料のサービスがあります)
この「珠芽(ムカゴ)」は、ヤマノイモの側芽が多肉化したもので、ヤマノイモのつるから葉っぱの出ている付け根のあたりにできます。
難しい言葉では「栄養生殖」と言って、無性生殖の一つの形です。
このムカゴが地面に落ち、芽を出して新しい個体を伸ばしてゆきます。
ヤマノイモはこんな形で子孫を増やしているんですね。
軽く塩を振っていただきますと、ほくほくとしてほんのりとした苦みがあります。
これはお酒が進みますねえ。
そう言えばもう11月、秋も深まってきました。
それを見ていた町屋庵さんが、よせばいいのにライバル心を出して
「おー、立派なムカゴだ、オレのには負けるがな」
「ムカゴと張り合ってどうすんだよ」
「ムカゴを侮辱するな」
「唐揚げにして食べてしまうぞ」
店内大爆笑でした。
(一部誇張した表現がありますが、展開上ご理解下さい)
そうこうしていると、今日は常連が集中する日らしく、O川くんや、シンチャンもやってきました。
さらには、「水曜日の男」S大先輩もお出ましです。
このお方毎週水曜日は、「男性半額デー」なのでお仕事の後で必ず映画を見に行くんですね。
その帰りにここたこ八に寄るという、黄金のコースを彷徨している風流人なんです。
でも、最近は年がら年中半額のお年になられて、水曜でなくてもよろしいんですが、そこは長年の習慣でやっぱり水曜日は映画の日だそうです。
「Sさん、今日は何を見たんですか?」
「レッドクリフだよ」
「私も昨日見たばっかりです」
映画の内容についてあれこれ、感想を話し合います。
いつもながら勉強になりますね。
そんなこんなで今日は予定をオーバーした時間まで過ごしてしまいました。
「ごちそうさま」
帰り道に「三河屋」さんを見ると、椅子を上げてあって、すっかり片づけの真っ最中でした。
2008.11.06 Thursday
レッドクリフ
レッドクリフ パート1
話題の大作映画「レッドクリフ」を見てきました。
平日の昼間なんですが、封切りして間もないということもあり、割合に混んでいました。
ま、混んでいると言っても、席が埋まっているのは2割ぐらいでしょうか。
でもいつものガラガラな状態に比べれば、大したものです。
物語は「三国志」のお話しで、「レッドクリフ」は「赤壁」の直訳そのまんまですね。
映画の原本「三国志演義」は高校生時代に読みました。
ちょうど、岩波文庫で刊行されたばかりでして、確か1年ほどかけて全冊揃ったと思います。
1ヶ月おきぐらいに続編が出て、そのたびに本屋さんに買いに行ったのを覚えています。
あれは全部で何冊だったか、10冊ほどだったように記憶していますが、もう忘れました。
古典の先生にその話をしたら、授業の時間に指されて、「三国志のあらすじを解説しろ」と言われてしまい、困ったことを思い出します。
尊敬する先生だったので、懇切丁寧に四方山話をしたら、途中で「もういい」と怒られました(笑)。
それはともかく、「赤壁の闘い」といえば、三国志全編の闘いの中でも、最大の活劇です。
ジョン・ウー監督がそこを物語のクライマックスに選んだのは当然と言えば当然のことですね。
有名な物語なのであらすじなどの解説は省きますが、迫力のあるシーンの連続で、見応えがありました。
しかし、まず感じたのは、ジョン・ウー監督はやはり中国人なのかなあということ。
初めからですが、闘いのシーンが多く、血しぶきは上がるし、何しろやたらに人が殺されてゆく。
正直、私はこのシーンの連続には耐えられないものがありました。
特に血しぶきの飛びまくるシーンが多くて、これにはうんざりしました。
もう少しソフトに作れないもんだろうかな。
逆に、アメリカナイズされていると思ったシーンもありました。
荒くれ者の戦闘シーンの合間に、かなり長く挟まれたベッドシーンは、何となく「オマケ」のような気がします。
でも、「小喬」役の、リン・チーリンはさすがにはっとさせるほどの美女でした。
これは「曹操」も夢中になりますわな。
数ある名優の中でも「諸葛孔明」役の、金城武がかなり良い味を出しています。
厚みのある見事な演技で、もうこれは世界レベルの役者ですね。
改めてこんないい男だったんだなあと、痛感しました。
「周瑜」役の、トニー・レオンも光っていて、結局この2人だけが活躍するような感じになります。
そして、2時間が過ぎて、いよいよクライマックスの赤壁の闘いが始まるか、と言うところで前編の終了です。
これはパート2が見たくなりますよね。
商売が上手いというか、
「まとめて3時間で1本にしろよ」
と言うのが正直な感想です。
やっぱり三国志は良いなあ。
2008.11.05 Wednesday
浜石岳にハイキング
今日は由比までハイキングです。
こちらの「浜石岳」に登ってみようと、意気込んで静岡駅を出発しました。
JRの由比駅に降り立ったのは、午前9時47分。
ここから山頂を目指します。
駅前が由比町のメインストリートで、「由比さくらえび通り」と書いてあります。
桜えびがエビぞりで歓迎してくれます。
由比駅の前には客待ちのタクシーが、のんびりと駐車していました。
持参の地図が適当なものなので、標識を見つけながら登ってゆきます。
これで本当に辿り着けるのか?
途中にあったのは「諏訪神社」です。
こちらは「最明寺」ですね。
山道には取り壊された廃墟があります。
でも中途半端な壊しかたですね。
ここから目的地までは、6.5キロありますね。
あれ「3時間」と書いてあります。
この時点ではそんなものかと軽く考えていました。
ここは東海道新幹線の架橋です。
なにやらパトロールしているような雰囲気の男性係員が二人いました。
不審者に思われないようにこっそりと進みます。
コースの案内図ですが、思ったよりも距離がありますね。
途中で小休止。
富士山がうっすらと見えます。
70分登って、まだ115分と言うことはまだ半分も来ていませんね。
ここで重大な勘違いに気が付きました。
ハイキングコースの案内に「3時間」とあったのを、「往復3時間」と勘違いしていました。
どう見ても片道3時間でしょう。
と言うことは往復で5時間以上はかかる。
これは体力的に無理があります。
泣く泣く撤収することを決意しました。
帰り道は下り坂ですから足元も軽やかです。
しかしここで調子に乗って飛ばしすぎると、後で「膝が笑う」状態になります。
それなりにのんびりと時間を掛けて下ります。
歩いていると「ボカン、ボカン」と破裂音がしてきます。
これはカラス避けなのでしょうか、そう言えばカラスの大群が頭の上を、飛んでしました。
途中で不思議なものを発見。
どうやらスズメバチの巣のようです。
それにしても見事なものですね。
外敵だと思われないうちに、退散します。
帰り道の方が分かり難くて、遠回りした末に何とか下までたどり着きました。
ここは由比町の役場です。
そう言えばもうすぐ静岡市との合併ですね。
式典の準備でしょうか、垂れ幕が準備してありました。
由比で見つけた郵便ポストです。
これは懐かしいなあ。
でも、本当に使っているんでしょうか?
帰り道は意外に時間がかかって、結局戻ったのは2時間半後でした。
と言うことはあのまま進んでいれば6時間オーバーだったかもしれません。
いつの間にかお昼を過ぎているし、お腹もペコペコです。
さあ次なる目的地へ!
2008.11.04 Tuesday
メモリはいらんかね?
最近パソコンの動作が遅い。
もはや旧式なので、メモリも少ないし、遅いのは仕方がないんですが、ぼやいていたところをお節介な友人に見付けられた。
「メモリを増設すれば良いんだ」
「オレが買ってきてやるから、任せなさい」
「二千円もあれば十分だよ」
と調子の良いことを言う。
そこまで言うんならと、お金を渡してお頼みしました。
さっそく買ってきてあれこれといじくっているが、上手くいかない。
かれこれ1時間も格闘して挙げ句に出た結論は
「この機種には合わん!」
それは良いんですが、返品が利かないと言う。
「これはマイナーなパソコンだから、駄目なんだ」
期待をさせて置いて、結局無駄足でした。
まあ善意でやってくれたことだから、そこはきっぱり諦めました。
ところで残ったのがこのメモリ2つ。
使えないものを持っていても仕方がないし、処分にも困るので、誰か持っていってくれませんか。
256Kが二つあります。
誰でもけっこうですし、もちろん無料です。
とりあえず持っていって、使えなければ勝手に処分していただいてもかまいません。
よろしくお願いします!
持っていっていただける方はぜひご連絡下さい。
2008.11.03 Monday
チャンコダイニング若 後編
ここで、本日のコースのお品書きをご紹介します。
但し、仕入れによって替わったものもあります。
●前菜 ミニトマトと順才のお浸し
肉味噌胡麻豆富
ゴーヤと焼き穴子の酢の物
●お造り 鮮魚二種盛り合わせ
●冷鉢 温卵と茶そうめん
●焼き物 若鶏の味噌焼き
手羽唐揚
●サラダ 生ハムとアボカドのシーザーサラダ
●ちゃんこ鍋 塩・味噌・醤油からお選びください
●鍋後 ラーメン又は雑炊
●デザート 本日のデザート
さて、続きですが「焼き物」は「若鶏の味噌焼きと手羽先唐揚げ」です。
味付けも程良く上品で、美味しいですね。
そしてサラダは「シーザーサラダ」だそうですが、ロメインレタスの影が薄いなあ。
ここまでのお料理はどれも盛りつけが繊細で、このあたりは料理人の腕を感じさせます。
しかし苦言を一つ言います。
まず、床の素材が良くない。
空いているうちは良かったのですが、次第にお客さんが入ってきて、お店は満員になりました。
すると店員が私の椅子のすぐ後ろを通過するわけです。
そうすると椅子が大きく揺れてしまいます。
軟らかめの床材なんでそんな現象が起きるんでしょうが、これは落ち着かない。
こんなことが何回もあったので気になりました。
そして一番困ったのは、途中で団体客が入ってきて、宴会が始まったことです。
周りのお客さんに配慮もなく、大声で挨拶や乾杯を繰り返して騒いでいます。
この件に関してはお客に問題があると思いますが、貸し切りのお店ではないんですから、大声での挨拶や拍手などは控えるべきでしょう。
静かに食事を楽しみたいお客さんもいるのですから、お店の方でも気配りが必要だと思います。
こんな雰囲気に遭遇すると、再訪は難しいでしょう。
さて、メインの「ちゃんこ鍋」です。
味付けはこの店の自慢という、「塩」でお願いしました。
店員さんが鍋を持ってきてくれて、卓上こんろに添加します。
グツグツと煮えてきましたが、お客は触ってはいけない規則だそうです。
(早く掻き混ぜてくれよ)
横目で鍋をちらちらと見ます。
ようやく係員がやってきて、ちゃんこ鍋を取り分けてくれます。
店員さんはみな若い方で、そのあたりにどうも不安感が出てしまいますね。
そう考えると何となくその手つきにもぎこちなさが感じられますね。
鍋の中身は、軟骨の歯応えも嬉しい鶏肉の団子に豚肉鶏肉、油揚げに野菜などなど。
量は少な目ですが、色とりどりで見た目もよろしい。
塩味のちゃんこというのは始めていただきましたが、」あっさりとしていて、これはこれで美味しいものですね。
ささっと完食してしまいました。
頃合いを見計らって、店員さんが「雑炊」を作ってくれます。
こちらは、(少しスープが多いんじゃないのか)と気をもみながら出来上がりを待ちます。
取り分けては、海苔を散らして完成です。
やっぱりお汁が多かったなあ。
と、文句を言いながらもお腹は一杯になりました。
やっぱり男はちゃんこにとどめを刺すか。
そしてデザートです。
さて、お会計ですが、ここではテーブルで会計するシステムになっているようです。
隣のお客さんは、一度受付に行った後で、席に戻ってきて支払いをしていました。
なるほどこのあたりは高級店のシステムを残しているんですね。
「若」自慢のちゃんこ料理を満喫しましたが、再訪はどうかな。
2008.11.01 Saturday
チャンコダイニング・若 静岡店
チャンコダイニング・若
昨年静岡市にも支店を出した「チャンコダイニング・若」です。
一度は行ってみようかと目論んでいましたが、やはりお値段の面で障害があり、訪問が遅れていました。
なにしろ高めの値段設定と、サービス料がネックになっていて、「ちゃんこ」と言えども気軽には入れない雰囲気でした。
ところがお店の方でも方針を変更したようで、この10月から安めの価格設定にされたようです。
そうなると一度は行きたくなるのが人情というもの。
さっそく予約もせずに、友人と二人で飛び込みました。
場所はかつていわくのあったビルの二階で、階段を上ってすぐでした。
何とお店の前には四五人のお客さんが待っていました。
これは予約をしておくべきでしたか。
と、思って後悔していたら、さにあらずただ人待ちをしているだけでした。
さっそく店員さんに案内されて席に着きます。
お店は天井が高くて、開放的な造りですね。
席は全てテーブル席の四人掛けで、ゆったりとしています。
五六十人は入れるかという広いお店ですね。
お一人様4500円のコースを注文しましたが、これで中間のクラスです。
テーブルの上にはこのお店のオーナー出もある台66代横綱「若乃花」の手形が大きく押してあります。
比べてみましたが、意外と小さいんですね。
まずは生ビールで乾杯です。
「中生」とはいえ少な目ですが、これはまあ仕方がないですね。
それにしてもなかなか料理が出てきませんね。
口寂しいですが、チビチビとビールで繋ぎます。
やはり口取りだけでも先に出して欲しいところです。
さて、お待ちかねの「前菜3種」
一番左にあるのはトマトとジュンサイです。
こじんまりとして、可愛いですね。
憎らしいぐらいに小じゃれています。
続いてお造りは二点盛りです。
このあたりでビールは飲み干してしまい、日本酒をいただきます。
お刺身はサーモンとまぐろ。
お皿の盛りつけも綺麗で、食欲をそそります。
このあたりはさすがと言えますね。
さらに冷鉢として、茶そうめんの温泉卵添えが出てきました。
ここらへんでお腹を満たしておいてくださいというわけでしょうか。
これもしっかりと出汁が利いていて、美味しいものです。
<後半に続く>
- ブログのお引っ越し (05/31)
- 弁慶@紺屋町 (05/30)
- ナカミヤ@さらばレバ刺し (05/29)
- レバ刺し禁止令 (05/28)
- らあめん花月嵐@中華そば竹食堂 (05/27)
- 豚龍@下島
⇒ 電気がま (11/30) - 豚龍@下島
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⇒ 電気がま (10/24) - 平成元年のベストテン その2
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