2010.12.31 Friday
かぶら屋@0次会
かぶら屋@0次会
話は前後しますが、忘年会の0次会でかぶら屋さんに出かけました。
集合を午後四時としたのが裏目に出たのか、参加者はわずか二人という寂しさ。
会場を予約しなくて良かったなあ。
それにしても日曜日の静岡市は、この時間から酒が飲める店が少ないです。
表通りをぶらぶら歩いていきますと、お店もあれこれと変わっているのが分かります。
あの「100均居酒屋」さんもいつの間にか無くなっていて、「たこ焼き居酒屋」さんに変わっていました。
思わず入りかけましたが営業が5時からということでスルーでした。
それを通り過ぎてしばらく行くと、お馴染みのかぶら屋さんです。
ここなら安心できますからさっそく入ることにしましょう。
「いらっしゃいませ」
まだ口開けとあって、先客はカップルのお二人だけが奥のテーブルにいらっしゃいました。
このお店はテーブルが二人用だけでどれも狭いんですね。
そのお二人のすぐ前に案内されましたが、ちょうどお店のど真ん中でこれは落ち着きません。
「こちらに行くよ」
左手隅のテーブルに移動してしまいましたら、店員のお嬢さんが
「こちらは団体さんが来たら移っていただくことになりますが」
たぶんマニュアル通りなんでしょうが、まだ開店早々ですからそんなにきっちり詰めなくても良いように思いました。
お店のスタイルがこれですから、長居するお客さんもいないでしょうし、もしそうなったらその時にお願いすればいいと思います。
逆にそう言われると腰が落ち着きませんから売り上げも伸びないという気がするんですが、まあこれは私のひがみですね。
最初の1杯はお馴染みチューハイ(300円)です。
プレーンなタイプで、喉をすうっと通っていきます。
少し活気が出てきたようです。
つまみは、イカと青菜のお浸しです。
今日はメインが控えていますから、サクッとしたつまみで十分ですね。
お客さんは一人客が多いようで、早い時間ということもあってか1杯だけ飲んで帰るという方が多かったですね。
10分ほどで飲み干して、お代わりは柚子チューハイ(300円)にしました。
これは初めて飲みましたが、悪くないですね。
あいかわらずお代わりを進めるのがうまくて、ジョッキが空きそうになるとすかさず声が掛かります。
気のせいか店員さんも以前と変わっていて同じなのは店長さんらしい方だけのようでした。
このお店もすっかり定着したようですね。
つまみには、「ポテトサラダ」をいただきました。
どうしてもソースが欲しくなりますが、テーブルには見あたらず、かといって声を掛けるのもはばかられるので、このままいただきました。
この手のお総菜は小分けしたものにラップを掛けて冷蔵ケースに重ねてあります。
注文があるとそれを出してラップをはがせば出来上がりですからスピーディーです。
結局30分ほどで0次会を切り上げ、お酒の買い出しに向かいます。
といっても購入するのは私だけでしたから、それなら初めから買っておくんでした。
おかげで磯自慢の一升瓶が売り切れでして、かえって高く付きました。
前後しますが、これから忘年会です。
さて、平成22年度のブログも本日で最後になりました。
一年間のお付き合いどうもありがとうございました。
来年は1月3日までブログの更新はお休みさせていただきますので、よろしくお願いいたします。
皆さん良いお年をお迎え下さい。
2010.12.30 Thursday
第二美濃屋@忘年会
第二美濃屋@忘年会
今日は平成22年の最後を飾る忘年会です。
ラーメンつながりの皆さんが総勢10名集合して、静岡市は葵区の第二美濃屋さんで行いました。
今回の目玉は、ドリンクオール持ち込みというもので、めいめいがお気に入りのお酒を持参しての開催です。
当然0次会も開催しましたが、参加は私を含めて二人だけという寂しさ。
皆さん気合いが入っているようでした。
集合時間の五時を少し遅れてともかく全員集合し、スタートです。
まずはお店からのウェルカムドリンク、生ビールで乾杯です。
サーバーの取り扱いが難しいようでしたが、メンバーの中になぜかビール注ぎの名人がいましてお手伝いしていました。
大根とコンニャクの煮物です。
最初からピンぼけですが、この日は少しテンションが上がりすぎていたのかもしれません。
大食漢がそろっていますから、すぐにお皿が空になりますね。
美濃屋さん自慢の餃子です。
各自の近況報告と共に、お酒が紹介されて、本格的に飲み始めます。
お酒の写真を撮るつもりだったんですが、これ一枚であとは忘れました。
今回はスパークリングワインが多かったようで、開栓するのに苦労しました。
初めは良いんですがだんだんお酒の種類が増えていくと、何を飲んでいるのか訳が分からなくなります。
ワインにシェリー酒、日本酒に濁り酒、芋焼酎に麦焼酎にチューハイと盛り沢山ですから、そのうち何を飲んでいるのか分からなくなりました。
こちらも定番の酢豚です。
大皿で豪快に出てきますね。
まだこのあたりでは大丈夫でした。
八宝菜ですね。
だんだん写真を撮るのが面倒になってきますから、食べかけてから気が付いて撮していますので、見苦しい写真で失礼します。
これは野菜炒めでしょうか。
私はこういうあっさりしたものが大好きです。
健康のためにも野菜を沢山食べなくてはいけませんね。
ここまでで小一時間ですが、皆さんのペースはまだ落ちません。
お酒の中に「爆発酒」というものがあって、取り扱い注意だそうです。
もうすでに大分お酒を飲んでいるメンバーがそれを取り扱うこと自体危険だと思いますが、飛び散らないように慎重な手つきで開栓します。
皆さんおそるおそる回りで見物しますが、期待したようなハプニングはなく、無事完了で残念、いや一安心です。
このお酒はかなり強力でした。
これで犠牲者が多く出たように思います。
実はこの後にもいろいろとお皿が出たらしいんですが、ここでぷっつりと写真が切れていました。
そして残っているのは最後の一枚だけです。
予定の午後7時をすっかり過ぎてしまい、いくら何でももうシメという1杯です。
ここでもさすがはラーメン好きの面々ですから、全員がシメのラーメンを1杯ずついただいて満腹になっていました。
でも、私だけはやっぱりこれです。
今年も最後にワンタンが食べられて幸せですねえ。
皆さんお疲れさまでした。
この後、近くの某所で隠れ2次会で、私はヘロヘロ状態になって終了でした。
皆さんお疲れさま。
では良いお年を。
2010.12.29 Wednesday
桃屋@沼津
桃屋@沼津
さてせっかく沼津まで来たんですから、少し寄り道していきましょうか。
沼津駅まで引き返し、駅の反対側に回ります。
この沼津駅はかなり不便な造りでして、JRの駅によって市の南北が分断されています。
駅を出る時は良いんですが、反対側に出ようとすると大回りして行かなくてはなりません。
今回は、「青春18切符」がありますからそのまま改札を出入りできますが、そうでない時には入場券がいります。
高架にする話も出ているようですが、いろいろと問題があるんですかね。
駅前のアーケードを進んで、目指すお店を探します。
そのお店の名前は、「桃屋」さんです。
沼津では昔から有名なお店だと言うことですが、さてどうでしょうか。
すぐにお店に着きました。
窓口一間ほどの小さなお店で若い女店員さんがガラスケースの後ろに立っています。
角の右側に揚げ物が並び、左側にはそれをはさんだコッペパンが積まれています。
少し迷いましたが、「くさデカ」で、トータルテンボスさんが絶賛していたサンド類を一括購入しました。
といっても買ったのは三品です。
メンチカツサンド200円
カツサンド250円
コロッケサンド150円
ソースは普通と甘いものの二種類が選べますが、全て甘いソースにしました。
家に帰ってからさっそくいただきましたが、これは安い割にボリュームがありますから、若い方向きですね。
ごく普通のコッペパンに、タレを絡ませた揚げ物を挟んだだけです。
いずれも彩りなのか薄いビヤソーセージ風のハムを半分挟んであるのが面白いです。
三種類の中では、値段通りで、カツサンドが一番美味しかったです。
ランチならばこれ1本か1本半でお腹が十分ふくれますから、沼津の学生さんには大好評というのも頷けます。
最近こんな昔懐かしいパンは食べていなかったのでごく新鮮に感じました。
沼津にお出かけの節はぜひお土産にどうぞ。
2010.12.28 Tuesday
卓朗商店@沼津
卓朗商店@沼津
今日は珍しく静岡県の東部方面に遠征です。
このところ仕事の都合があって、浜松に何回か出かけましたが、東部方面は久しぶりです。
ちょうど青春18切符が一枚余るので、どうせ使うならお昼に沼津まで行こうと欲張ったわけです。
一日乗り放題ですから、ともかく行って帰るだけは只です。
東海道本線は沼津駅で下車し、そこから歩いて、「卓朗商店」さんまで進みます。
もちろん初めてのお店になります。
昼間だとお店を探すのも安心ですね。
東京と違って見通しがいいし、道も広くて分かりやすいです。
難無くお店にたどり着きました。
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開店すぐとあって先客はご夫婦らしきお二人だけでした。
私はカウンターの端に座ります。
お冷やはセルフサービスで、入り口前のサーバーから持ってきます。
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メニューを見ながら何にしようか考えますが、手前に置いてあった「冬季限定」につい釣られてしまいました。
「ねぎみそラーメン(750円)お願いします」
「大盛りが無料ですが」
「お願いします」
無料と言われて引っ込む道理がありません。
店員さんはおそろいのTシャツで清潔感が溢れています。
コンビネーションも良いようで、きびきびしているのが分かります。
中にお一人見習い中なのか、いろいろ教わりながら声を出して確認しているのが分かります。
一生懸命教わっているのが感じられて、微笑ましいです。
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「ねぎみそラーメンです」
正面からお待ちかねのラーメンが出てきました。
大盛りのネギと水菜が乗った味噌ラーメンです。
具には大きめのチャーシューが一枚に、メンマ、半分の煮玉子、ノリが二枚です。
モヤシも入っていたように記憶しています。
チャーシューは柔らかく作られていて、ボリュームもあります。
煮玉子は半熟の黄身がトロトロで味付けも良かったですね。
海苔の品質が良いことに好感を持てます。
細かいことに気配りされていることがよく分かりますね。
麺は中細の縮れ麺でスープがよく馴染みます。
私が一番気に入ったのはスープです。
まず塩分がほどよいこと。
味噌ラーメンというととにかく濃厚でしょっぱいスープが多いです。
塩気がきついと旨味が隠れてしまいますし、血圧にも良くないですからね。
この味噌ラーメンのスープは味噌がそれほど前面に出ていないんですが、はっきり味噌だと分かります。
私はどちらかといいますとあっさりしたラーメンが好きなんですが、この味噌ラーメンは好きなタイプですね。
大盛りの麺でしたが、全く問題なく食べきりました。
具の量も十分あるので、飽きることもありませんでした。
いやあ沼津まで来て良かったです。
どうもごちそうさまでした。
2010.12.27 Monday
ゑびす@大島
ゑびす@大島
さて、出だしから順風満帆の居酒屋探訪もいよいよ最後の一軒です。
目指すお店は、大島の「ゑびす」さんです。
このお店も老舗でして、なんとお店の写真が吉田類さんの居酒屋放浪記の表紙に使われているんだそうです。
これはぜひとも見に行かなくてはなりません。
JRに乗って、亀戸に向かいます。
実は場所が都営地下鉄の「大島」駅と「西大島」駅の中間あたりなんです。
ですからどちらかの駅まで行くのが一番早いんですが、どうも接続が悪い。
こういうところが地理に不慣れな悲しさです。
少し時間にも余裕があるので、少しの手間なら歩いて行ってしまえというわけです。
大体こういう了見で何度も痛い目に遭っているんですが、お酒が入っていると懲りません。
亀戸の駅で下車して、地図を頼りにお店を探します。
10分ほど歩いて気が付きました。
(これは方向が逆だ)
まあよくあることですから気にはしません。
かえって酔いが醒めて良い感じですから。
すぐに、Uターンして駅の反対側に向かいます。
そして歩くこと今度は20分。
よく似た番地が見つかり、辺りを捜します。
ところが夜目というのはやっかいなもので、ここでも見つからない。
後から考えればここでもう少しじっくりと探せば良かったんですが、アルコール漬けの脳髄がそれを許しません。
そこでなんたることかもう一度反対側に戻ったんですね。
この辺りは全く訳が分かりません。
そんなこんなでもう50分もロスをしてしまいました。
これではお店を見つけてもあまり長居できなくなってしまいました。
そこで意を決して、タクシーを呼び止めます。
それなら最初からそうすればいいのにと考えるのは、もちろん後の祭りです。
ところがこのタクシーの運ちゃんもあまり地図に詳しくない。
ともかく元の道に戻って、またもや反対側を探します。
「このあたりが地図に書いてある番地ですが」
いっこうに見つからないので、仕方なくタクシーを降ります。
まあ、番地があっていますからすぐに見つかるでしょう。
地下鉄代を倹約したために、余計なタクシー代が1250円掛かりました。
(確かにこのへんなんだがなあ)
探しているとようやく見つかりました。
何とあかりも無く真っ暗のお店は、営業していません。
もちろん事前の調査では、日曜営業のはずでした。
夜のお店って、明かりがないと全くわかりにくいものですね。
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しかしシャッターには、非情な張り紙がありました。
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「誠に勝手ながら 都合により 12月18日より 暫くお休みさせて頂きます」
何と臨時休業です。
お店に何があったのか?
がっくりと肩を落とします。
もうこの時間では他のお店に入る余裕もなく、これで帰路に着きます。
帰りは、大島の駅から地下鉄に乗って、大手町まで行きましたが、ここでも苦労したのは伏せておきます。
おかげさまで、家に着いた時は酔いもすっかり醒めていました。
結局トータルでは大幅な沈みですね。
次は頑張るぞ!
2010.12.25 Saturday
わか@新小岩
わか@新小岩
新小岩の駅から歩いて数分、次も順調にお店が見つかりました。
今日のお店はどこも全てすんなりと見つけられましたが、まあこんな時もあります。
お店の名前は「わか」です。
さっそく引き戸を開けて中に入ります。
それにしても渋い暖簾ですね。
入って正面が調理場で、そこをぐるりと囲んだU字形のカウンターのみ立ち飲みで12人ほどのお店です。
日曜の午後3時半という時間ですがすでにほぼ満席の入りです。
躊躇していると常連さんらしい方が詰めて場所を空けて下さいました。
ここはちょうど壁に据え付けた大型液晶テレビの真ん前です。
テレビでは例によって競馬中継の真っ最中で、ほとんどのお客さんがそれを観戦しながらの酒飲みタイムです。
壁には開店時刻が書かれていて、平日3時、日曜2時半と書いてあります。
それならもう少し早めでも良かったですね。
メニューをながめてまずは、「チューハイ(250円)」をいただきます。
今日はチューハイで通してしまいましたが、どこでも安いし当たり外れがないので安心なんですね。
キャッシュオンデリバリーですから、カウンターに出して置いた千円札がしまわれてお釣りの硬貨が置かれました。
チューハイはここもシンプルなプレーンタイプです。
つまみには珍しかったので、「フカヒレ煮こごり(200円)」をいただきました。
カラシを付けていただきますと、お口の中でふんわりと溶けていきます。
こういうつまみは体に優しい気がします。
冬場限定ですから、出ていれば見逃せませんね。
お客さんは全員がオヤジの一人客で、顔なじみも多いらしく和やかに談笑しています。
中央の調理場にいらっしゃるのはお二人だけですが、次々と舞い込む注文を実に見事な手さばきでこなしています。
メニューもかなり品数が多く、しかも安いですから目移りしますね。
「キムチ鍋」300円、というのか良く出ていましたが、見るからにお値打ちの鍋でした。
これも食べてみたいけれどどうしようかな。
お代わりもチューハイです。
一段と賑やかになったのは、馬券が当たったお客さんがいらしたらしく、ご祝儀の千円札を壁に掛かっている飾りに差し込んでいました。
見るとかなりの札束が飾られています。
こういうのは初めてみましたが、面白いですねえ。
他にもいろいろと気になるつまみがありましたが、決断して「クジラ刺し(350円)」をお願いしました。
すぐに出てきたこのクジラ刺しを見て下さい。
どうですとてもこの値段とは思えないボリュームでしょう。
思わず笑みがこぼれます。
クジラ刺しもなかなか食べられませんから、貴重品ですね。
トイレにはこんな格言も貼られていました。
そんなこんなでこちらも小一時間ほどの滞在でした。
次は今日のメインに決めたお店ですから、気を入れて探さなくてはいけません。
心を引き締め直して次のお店に向かったのであります。
さて、最後まで順調に終わることが出来るんでしょうか。
2010.12.24 Friday
くら(2杯目)@小岩
くら(2杯目)@小岩
さて錦糸町を出て総武線は小岩の駅に進み、二軒目のお店に向かいます。
ただいまの時間はまだ2時過ぎですから、東京とはいえ開いているお店はそれほどありません。
そんな時に頼りになるのがこの「くら」さんです。
立ち飲みですがお店が広いのでのんびりとくつろげます。
例によって駅の裏通りを進みますと、やっぱりポン引きのオジサンに声を掛けられました。
それを振り切ってお店の中に入ります。
「いらっしゃいませ」
入り口右側が調理場で、左手にはゆったりとした6人掛けほどの大きなテーブルが6脚並んでいます。
もちろん立ち飲みですからイスはありません。
ただ今先客はお二人だけで、いずれも中年の男性一人客です。
私は空いているテーブルの隅に向かいます。
すぐに店員さんが注文を取りに来てくれます。
「チケットお願いします」
千円札を出して、金券を購入します。
ここでは現金でのお支払いも出来ますが、金券を購入すると一割サービスになります。
500円で、50円券の11枚綴りが購入できるんですね。
大体の予算を決めておけば、飲み過ぎることもなく安心です。
「チューハイ(150円)にまぐろ刺し(300円)お願いします」
店員さんは若い男性で、店長らしきもう一人の男性が奥の厨房で仕切っています。
すぐにチューハイが出てきました。
店員さん離れた手つきでチケットを三枚切り取っていきました。
切り取ったチケットはそのまま破り捨ててゴミ箱行きになります。
チューハイはごくシンプルなもので何の飾りもありませんが、150円ですからこれで十分です。
量も十分だし、のんびりと飲めますね。
お店の壁には液晶テレビがあって、皆さんそれを見ながら飲んでいます。
皆さん一人客ですから話し声もなく、静かな店内です。
こちらが、「まぐろ刺し」です。
このお店は「三崎直送」だというまぐろが名物で、なかなか良いんですね。
これで300円なら立派なものだと思います。
お客さんは少しずつ入ってきますが、各テーブルに一人か二人ぐらいでゆったりとしています。
すぐに酎ハイを飲み干して、お代わりは、ホッピー(350円)にしました。
ナカソト別で、氷を入れたタイプですが、東京ではこのタイプが優勢です。
ホッピーも久しぶりですが、やはり独特の旨さがありますね。
追加のつまみは、こりもせずにまたもや「レバ刺し(250円)」をいただいてしまいました。
薬味はもちろん同じニンニクです。
こちらも新鮮な豚のレバーで、わずかにある甘みが美味しいです。
久しぶりのレバ刺しダブル競演ですね。
気になったので、「ポテトサラダ(150円)」を追加です。
何の変哲もないポテトサラダですが、こういうのが良いつまみになるんですね。
もちろんソースを掛けていただきますが、ポテサラってどうしておかずよりつまみのほうが美味しいんでしょうか。
ホッピーが空いて、ナカのお代わり(100円)です。
氷とショーチューだけですが、100円という値段には頭が下がります。
ここに残りのホッピーを注ぎ込んで二杯目が完成です。
チューハイもいいけれどホッピーはなお良しです。
ドリンク三杯につまみ三品、小一時間の滞在でお店を後にしました。
前金制ですから、帰る時は気楽でいいですね。
「どうもごちそうさまでした」
次のお店は隣の新小岩駅です。
2010.12.23 Thursday
大喜@錦糸町
大喜@錦糸町
さて新宿駅から総武線に乗り換えて、本日の一軒目は錦糸町です。
駅を出て、丸井の方向に向かいます。
駅前の広場には喫煙所がありますが、そこは大勢のスモーカーで賑わっていました。
ここは喫煙率が日本中で最も高いんじゃないかと思わせるくらいの混み合い方です。
駅の出口すぐ前の海産物専門店も魅力的な商品で賑わっています。
一つ買って帰ろうかなとも思いましたが、生ものですから断念しました。
大通りを渡って丸井の裏手に回ります。
今日は日曜日ですから、すぐそばにあるウインズが大賑わいなんですね。
このあたりのお店は、競馬中継を見ながら一杯やるお客さんたちで、昼間から大繁盛しています。
丸井の裏にはカウンターだけのお店が数軒並んでいますが、その中で女性が呼び込みをしていた、「大喜」というお店に入ります。
もちろん呼び込みに釣られたわけではなく、最初からここに決めていたわけですので、お間違いなく。
このお店は外の歩道にもテーブルが出ていてそこにもお客さんが入っていました。
中に入りますと奥が調理場で左側に細長いカウンターだけの7席という狭いお店です。
先客はお二人で、いちばん奥に一人と一番手前に一人です。
迷いましたが奥から三つ目に座ります。
先客のお二人はいずれもヘビースモーカーのようで、当然私の回りもタバコの煙で充満していますが、これも一つの調味料ですから気にはなりません。
競馬ファンの方は愛煙家が多いようですね。
「お飲物は」
「チューハイ(350円)お願いします」
チューハイはお店の入り口あたりにいるオネエサンが作ってくれます。
出てきたものを見ますと、プレーンなタイプではなく何らかのチューハイの元が入った黄金色のチューハイでした。
これが定番なんでしょうか、おしぼりを引いた上にチューハイのジョッキを乗せてくれます。
「お通しです」
こちらは前から出てきました。
品物によって作る場所が分けられているようで、このお通しは奥の調理場で作ったものを若い御主人が出してくれます。
レバ刺しなどの生ものは奥で、焼き物は入り口中央の焼き台で、ドリンクはその横でと、なかなか分業化されています。
お通しは、油揚げとゼンマイの煮物に、甘く煮た黒豆でした。
ゼンマイは懐かしい味で、黒豆は甘さを控えたいかにも酒飲み好みです。
あとで計算してみるとこのお通しは300円でした。
正面には液晶テレビが据え付けてあって、皆さんその結果に一喜一憂していますが、もちろん私には全く分かりません。
それほど熱くなっているお客さんがいないというのも、さすがです。
おつまみにはまず、「レバ刺し(350円)」をいただきました。
メニューにあるとまず頼んでしまう一品で、薬味にはもちろんニンニクを指定します。
軽くゴマ油を掛けて、ほんのりと胡麻を化粧してあります。
醤油にニンニクを溶かして、一切れいただきます。
もちろん期待した通りの美味しさです。
「チューハイお代わり」
ここのチューハイは口当たりが良くてクイクイ行けちゃいますね。
10分で空いてしまいました。
それほどアルコール度は濃くないのかな。
回りのお客さんはほとんどが顔なじみのようで、御主人さんと当たり障りのない会話をしていますが、うるさいというわけでもなく、静かにお酒を飲んでいます。
「お代わりいかがですかぁ」
空になったタイミングで女性店員さんに進められたのでついもう一杯お代わりです。
追加のつまみには、名物と書いてある「ハラミ焼き(120円)」を二本いただきました。
ここでは焼き物は二本からの注文となっています。
出てきたハラミですが、タレも美味しいしなかなか良かったです。
そういえば最近あまり焼きトンを食べませんが、いつかは腹一杯食べてやるぞ。
今日は不思議なことに最初からハイペースになってしまいましたが、すでにチューハイ三杯ですからそろそろ次に進む頃合いです。
お会計をすると1940円でした。
まだまだ賑やかな通りをあとに、錦糸町の駅に向かいます。
駅からは完成もだいぶ見えてきた「スカイツリー」が良く見えます。
ここから電車で小岩まで進みます。
2010.12.22 Wednesday
日清どん兵衛@渋谷駅ナカ店
日清どん兵衛@渋谷駅ナカ店
さて、激辛の「七宝麻辣湯」を無事食べ終わり、渋谷の駅まで戻ります。
山手線の新宿方面行きホームに出ますと、場内放送がありました。
どうも事故が発生しているようで、山手線がしばらく止まっていたと言うことでした。
それでなのか、ラッシュ時でもないのにホームは混んでいますが、まあこれぐらいなら大したことはありません。
しばらく待つと、電車は恵比寿の駅を出たという放送があって、ダイヤはすぐに回復したようです。
それにしてもていねいな説明の放送で、さすがは日本人なんだなあとつくづく思いました。
ところで、駅のホームにはこんなお店があって驚きました。
名前は「どん兵衛渋谷駅ナカ店」です。
あとで調べてみますと
展開期間 は、2010年11月2日(火)〜2011年4月30日(土)
営業時間 は、7:00〜22:00 (土日祝日は21:00まで)
とありました。
取り扱っているのは全て、「日清どん兵衛」のカップうどんで、10種類ほどあります。
「きつねうどん(東・西)」「北のどん兵衛きつねうどん」「かき揚げ天ぷらうどん」「北のどん兵衛天ぷらうどん」「肉うどん」「カレーうどん・東」「カレーうどん・西」「北のどん兵衛カレーうどん」「ごぼう天うどん」「芋煮うどん」です。
餅うどんもあったかな。
知りませんでしたが、北海道だけは別の味付けなんですね。
ホームページにはこんな挨拶文があります。
CMに登場するお店をモチーフにしたどん兵衛のアンテナショップが渋谷で展開中です!
店内では、普段食べることの出来ない地方限定品など全国のどん兵衛をご用意する他、「日清のどん兵衛」をおいしく楽しく食べていただける様、楽しいコンテンツをご用意していますので是非ご来店ください!
お代金は全て200円均一で、購入すると商品にお湯を入れてくれて、それを店内で食べるようです。
なお、おにぎりのようなものもありましたが、お店の中まで入りませんでしたから詳しいところは分かりません。
お昼時とあってかけっこう繁盛しているようでした。
メニューの中でも気になるのはやっぱり「芋煮うどん」ですね。
インスタントとはいえ、お腹にはゆとりがないので見るだけにとどめましたが、テイクアウトしてくれば良かったかな。
夜10時まで開いているということは、飲んだ後のシメとしてもいいでしょうね。
場所も良いし、気になるお店でした。
ここから新宿に向かいます。
2010.12.21 Tuesday
七宝麻辣湯@渋谷
七宝麻辣湯(チーパオマーラータン)@渋谷
いよいよ青春18切符の季節になりました。
今期の第一回目は、ラーメンではなく「スープ春雨」です。
何でも上海で大人気のお店が日本に上陸してきた第一号店だというふれこみです。
場所は若者の街渋谷。
はたしてどんなお味でしょうか。
例によって東海道線に湘南新宿ラインを乗り継ぎ、無事渋谷の駅までやって来ました。
駅から歩いてお店に向かいます。
最近はお店探しに手間取ったり振られたりという場面が多かったんですが、今回はあっけなくお店を発見しました。
これは出だしから絶好調ですし、早すぎてお店が開店前でした。
開店時間の11時半にはまだ7分ほどありますから、あたりをぶらぶらして時間をつぶします。
ようやく開店した様子で、もちろん一番乗りです。
お店に入りますと、入り口左側に冷蔵ケースがあってそこにさまざまな具や野菜が並んでいます。
「すいません初めてなので教えてください」
「ボウルにお好きな具を取って下さい」
「3品まで680円で、追加は一つ100円になります」
さっそくプラスチックのボウルを手に品定めをします。
面白そうな具が色々とあって目移りします。
その中から、「(フータマ)中国麩」に「肉団子」「餃子」「水菜」を選びました。
具はむき出しのものや、ビニールに包まれているもの、容器に入っているものなどさまざまで、衛生的に置かれているのも現代風です。
正面右手が調理場で、それをL字形に囲みカウンターが8席ほど。
窓際に小さな二人掛けのテーブルが二組というコンパクトなお店です。
店員さんはお二人でいずれも若い男性でした。
選んだ具のボウルを店員さんに渡し、席で待ちます。
「辛さはどういたしますか?」
辛いのが自慢ですが、それを調整できます。
「0辛」辛さなし、から「1辛」並辛、「2辛」中辛、「3辛」大辛までが無料。
「4辛」激辛、は100円増しで、「5辛」までありました。
辛さには自信がある私ですが、今日は様子見で「3辛」をお願いしました。
出してくれたお冷やをチビチビやりながら出来上がりを待ちます。
あとから続々とお客さんが入ってきましたが、驚くことに全て若い女性ばかりです。
そしてほとんどが「0辛」か「0.5辛」です。
これはもの凄い辛さなのか、少し不安になります。
私の隣席の女性は、きっちりとしたOLタイプで、常連らしい雰囲気でしたが、何と具を7種類ほども選んで味付けもなにやら変わった注文をしていました。
調理方法は、まず具を茹でて、スープを張ります。
春雨は傍らのケースに乾燥した棒状のものが入っていて、それを目分量で掴んでデポに入れます。
それを両方丼に入れて完成。
さっそく出てきました。
カウンターにはいろいろと調味料が置いてあります。
その一つが、「中国山椒」で、少し入れたらビリビリと痺れてきました。
お勧めで書いてあったのは刻みニンニクで、これも一サジほど入れてみました。
まずはスープですが、これが激辛でした。
まあ辛さを3辛にしたので当たり前ではありますが、強烈な辛さに思わずたじろぎます。
「大辛」と注文した時に店員さんがニッコリしたわけが、何となく分かりました。
足りなければ山椒でと目論んでいましたが、気持ちだけで十分でした。
これはむせないように、慎重に食べないといけません。
春雨は、太めでしっかり腰がありますから、量は少ないですが食べ出があります。
具で気に入ったのが、「フータマ」です。
普通のお麩みたいなものですが、スープをたっぷりと吸っていて、食感が面白いです。
春雨をいただくと言うよりも具を食べるのがメインになった麺でしょうね。
食べ進んでいきますが、不思議に汗はあまり出てきませんでした。
このあたりは香辛料の種類が違うのか、食べた後味が爽やかな辛さでした。
それにしても回りは全て二十歳ぐらいの若い女性ばかり。
女性に評判のお店のようですが、その中で一人だけのオヤジはかなりの場違いですね。
それでもしっかり完食してお会計をします。
新感覚のスープ春雨、これはクセになる味です。
辛い物好きな人にはお勧めですね。
2010.12.20 Monday
忠犬はやぶさ
漫才「忠犬はやぶさ」
*大拍手のなかを両名登場
山 山ちゃんでーす。
川 川ちゃんでーす。
両 二人合わせて、山川豊
川 みちのーくーひとりたーびー。
山 それは山本譲二でしょ。
川 というわけで、今日もやって来ました「山川兄弟」
しばらくおつき合いのほどをお願いいします。
山 なんや、うまくまとめたなあ。
川 ところで最近の話題といえば、なんやね?
山 そりゃあもう、「はやぶさ」やなあ。
川 なに、あのハヤブサが有名なんかい
山 おや君、ハヤブサ知ってんのか?
川 うん、何、そりゃあ知ってるさね。
山 ほんまかいな、あの有名なはやぶさやで。
川 ああ知ってる。ついこないだも見たしな。
山 ええ、どこでや
川 ああ、うちの近くを回ってたわ
山 回った?
川 ウン回った、嬉しそうにしっぽ振って回っとったわ。
山 君、それ犬と違うか?
川 そや。
山 なんや、犬かいな、あほらし。
本物のはやぶさはなあ、長ーい旅して帰ってきたんやで。
しかも、えらいごっついお土産まで持ってきはったんや。
川 それならうちの近所のハヤブサくんも同じや。
いつもお使いによう出かけとるわ。
山 おや、お使いもするんか、その犬。
川 首に袋下げてな、近くのお肉屋さんまでコロッケ買いに行くんやで。
山 ほう、大した利口な犬やな。
川 それがそうでもないのや。
山 というと
川 いつもはよかったんやが、今日は少し遠い、「糸川」さんちへお使いや。
山 ほう、そうかい
川 何でも世界で初めてというお使いらしい。
山 そりゃあ大げさだ。
川 家中の声援を背にうけて、ハヤブサくん元気良く飛び出した。
山 ワンワン
川 ところが困ったことがおきたんや。
山 トラブルやな
川 隣町で野良猫にちょっかい出されたらしく、迷い迷って二三年。
山 二三年かい!
川 それでもハヤブサくん、御主人の恩義を忘れずに帰ってきた。
山 何と忠義なやっちゃなぁ。
川 我が身は燃え尽きようとも、このカプセルだけは何とか。
山 もう大げさなやっちゃ
川 息絶え絶えに帰ってきた、オーストラリアの砂漠、いや西草深の我が家だ。
山 いやあ良かった良かった。
川 ところがギッチョン、買ってきたはずのコロッケがない。
山 まあ三年も経てば、仕方ないわな。
川 怒った研究員、いや御主人さんはにっくきハヤブサをバンバンと叩いたなあ。
山 ええっ、そりゃ可哀想に。
川 そうするとなぁ
山 そうすると
川 何と奇跡が起きたんや。
山 軌跡かい
川 あるはずがないと思っていた、買い物袋から。
山 買い物袋から
川 なんと
山 なんと
川 驚くことに
山 驚くことに
川 全く
山 全く、って早くせんかい!
川 コロッケのカケラが出てまいりました。
山 もう良いわ
両 どうもありがとうございました。
*爆笑の中を両者退場
2010.12.18 Saturday
たこ八@くさデカ再び
たこ八@くさデカ再び
月曜は大雨で来られなかったたこ八さん。
今日は今週初めての入店です。
いつものように青葉横丁に向かって歩いていると、目に止まります。
奥にそれを止めて、こちらに戻って来るその姿は、あれジンちゃんじゃないですか。
何とも珍しく今日は二人そろっての入店です。
お店にはいるとオカアサンが驚いていました。
常連さんの先客は、Oチャンにアラチャンで、私たちはその隣に座ります。
なにやら奥の方で賑やかなお客さんがいらっしゃいますが、すぐにお帰りになりました。
Oチャンの話では、何と三時に来たお客さんだと言います。
もちろんたこ八さんの開店は5時ですから、三時ではオカアサンも仕込みの真っ最中。
そこでお酒だけ飲んで開店待ちをして、待ちきれずにいったんお家に帰ってお風呂まで浴びて出直して来たとか。
そのせいかかなり酔いが回っていらっしゃるようで、足下がふらついています。
ともかく無事にお帰りになったので、一安心しました。
例によって瓶ビールで始めますが、ジンちゃんは「芋ケン」ですね。
「寒くて、とてもビールは飲めないよ」
わりと厚着をするタイプで、オカアサンいわく、「暑がりの寒がり」という典型です。
さて、オカアサンの話によると、今日開店前の早い時間に「くさデカ」の取材があったそうです。
「たこ八」さんがこの番組に出るのも二回目で、目印の「くさデカ看板」も二枚目が置いてありました。
「それで、いつ放送されるの?」
「来月(1月)の29日だって言ってたね」
これは楽しみです。
今回はカメラマンがうるさかったそうで、何度も撮り直して時間が掛かったそうです。
おでんのネタを出して並べたりと、いろいろ苦労をしての撮影だったのですが、放映されるともちろんそこは編集されているんでしょう。
取材のタレントはどうも「トータルテンボス」さんらしいですが、面白い話があるのでひと言。
そのどちらかが、オカアサンのしわしわ(失礼)の手で巻き取られるシラタキを見て、「どちらがシラタキか分からない」と申したそうです。
それには思わず一同爆笑してしまいました。
テレビ放映を見られる時にはぜひご期待下さい。
12月の初めに忘年会があったわけですが、ご両人ともそれから初めてのご来店だそうです。
その忘年会で出た、「ハブ酒」が効き過ぎたんだとか。
私もそうでしたが、アレはすごかったですから仕方がないです。
皆さんハブにはご注意ご注意。
今日は珍しく客足が鈍いようで、8時を過ぎるとすっかり暇になりました。
ボーナスも出たというのに、なかなか景気も回復しないですね。
結局9時前にはOチャンと私だけになってしまいました。
今日はそのままおとなしく家路につきます。
いよいよ本格的な冬の到来で、寒くなりますね。
たこ八さんも今年中にあと何回行けるかなあ。
来年1月29日の「くさデカ」放送をお見逃しなく!
2010.12.17 Friday
歩くパンダ
歩くパンダ???
chn1012070705000-n1 posted by (C)電気がま
こんな写真を見たら思わず目を疑ってしまいますね。
2010.12.7 産経ニュースより
パンダよ野生に帰れ…職員が着ぐるみ姿で奮闘
中国四川省にあるジャイアントパンダ保護区の研究センターで、研究者たちがパンダの着ぐるみ姿で、生後4カ月の赤ちゃんパンダの野生化の訓練に取り組んでいる。
今月3日に撮影された写真には、“研究者パンダ”が、赤ちゃんパンダを大事そうに抱えながら直立歩行する姿のほか、訓練・監視作業の後に、着ぐるみの頭部を脱いで歩く研究者の姿も。
地元メディアは、着ぐるみ姿になるのは、人間たちの影響を排除しようとする試みだと伝えている。
いろいろと批判もあるそうですが、まああちらさんに文句を言う筋合いでもないので、私はノーコメントです。
でも、突然こんな写真を見せられたらドッキリです。
2010.12.16 Thursday
銀杏亭@横田町
銀杏亭@横田町
このお店は何回か訪問したことがありますが、ブログに書いていないことに気が付きました。
私にとって思い入れのあるお店の一つなんです。
もう7年ほども前になりますが、「ラーメン食べ歩きの達人」でテレビに出た時に、SBSアナウンサーの國本さんと一緒に食べた思い出がある懐かしいお店です。
それなのにブログに全く書いていないとは、なんたる不人情でしょうか。
それを反省して、今回久しぶりに訪問してきました。
まずは正面の写真です。
この濃紺の暖簾が良いんですね。
飲食店にとっての絶対条件である清潔さがきっぱりと出ている感じがします。
文字も良いし、大きさも良い、まさに暖簾の見本です。
ラーメン店の暖簾ではこのお店が一番だと思います。
って、暖簾を持ち上げてどうするんだと言う声が聞こえてきそうですが。
まあ暖簾を上げてお店に入りましょう。
面白いもので私が入るすぐあとに年輩の女性二人連れがご入店です。
このお店はテーブル席のみで6組ありますが、私が最後のテーブルに座ってしまったため、このお二人とは相席になりました。
なぜか少し肩身が狭いです。
すぐにお冷やが出てきて、「ラーメン(550円)」の注文をします。
向かい席のお二人も同じラーメンでした。
日曜日の昼過ぎとあってか、お店はほぼ満席で、定食を頼んでいるお客さんが多かったですね。
お店の切り盛りは若いご夫婦二人でやられている様子でした。
白い長靴が印象的だったオバチャンはもう引退してしまったのかな。
ラーメンの打ち明け話を懐かしそうに語ってくれた顔が懐かしく思い出されます。
さて、ラーメンが出てきました。
これは実にシンプルな風貌です。
具には小振りのチャーシューが2枚に、メンマ、ナルト、ノリです。
スープはあっさりとした和風の醤油味で、これが熱々です。
この熱さかげんは好印象でして、さらには些細なことかもしれませんが、スープの量が多めです。
最近はダシに金を掛けているんだと言いたいのか、スープが情けないほど少ないラーメンがありますが、食べていて寂しくなりますね。
もちろんスープを飲み干すようなことはありませんが、たっぷりしたスープは心まで温かくしてくれるような気がします。
麺は細麺の縮れ麺で、腰は弱めですがツルツルと食べられます。
この丸みを帯びた丼も独特で良い味出してますね。
なお、前のおばちゃん二人は、他の席が空いたので移っていきました。
一人で何の気兼ねもなくラーメンをすすります。
熱さに耐えながらも無事完食しました。
「ごちそうさまでした」
お会計をしてお店を出ますが、ショーケースのサンプルをしばし見つめます。
國本さんにボケた、名物の「焼き肉定食」
そして本物の名物、「特製ラーメン」を懐かしく見つめました。
また食べてみたいなあ。
2010.12.15 Wednesday
ゴールドクレスト
ゴールドクレスト
goldcrest posted by (C)電気がま
何となくお部屋が寂しいので、ゴールドクレストを一本買ってきました。
室内で緑を育てるのはなかなかむずかしいものです。
今までに何鉢枯らせたことか、数知れません。
その理由は最近気が付きましたが、水やりしているお水が問題でした。
何の考えもなく、水道水をそのまま掛けていたんですが、これがどうも悪かったようです。
微量ですが水道水の中にいろいろと不純物がイオンになって溶けている。
それがだんだんと土の中に濃縮されていって、ついには植物に悪い影響を与えてしまうんでしょうね。
事務所の水道管が古くなっているせいか、時には鉄のさびが溶け出したりしていることがありましたから、これはいけません。
そこで今回は気をつけることにしました。
毎日の水やりに使うお水は、偶然に巡り会った「竹千代の水」に決めました。
これなら植物にも優しいでしょうから、安心できます。
育てやすい木なんですが、うまく成長してくれるように願っています。
ただ今身長は22センチ。
早く大きくなるんだよ。
2010.12.14 Tuesday
濱龍@浜松
濱龍@浜松
浜松での二軒目は、「濱龍」さんです。
大満足で「案山子」さんを出ましたが、何といっても時間がないので、急ぎ足でお店に向かいます。
小さな川に沿った道路のわきに明るい看板がよく目立ちます。
さっそく入ることにしましょう。
「こんばんは」
このお店は二階もあるそうですが、1階はカウンターのみで8席ほどでしょうか。
左端に若いカップルのお二人、右端には4人ほどのグループ客が座っていました。
ちょうどまん中の席が二つ空いていて、そこに座らせていただきます。
お冷やを出してくださいましたが、思案の結果注文は餃子(350円)一つに、ラーメン(500円)とお酒(400円)を二つにしました。
何しろ早く食べたいんです。
このお店はファミリーでやられている感じで、なかなか活気があります。
まだ夜も更けきっていないんでしょうか、お酒を嗜んでいるのは私たちだけでした。
左の方は、定番の餃子にラーメン、右手の方はもう食べ終わっている様子でした。
お酒はきちんと徳利で湯煎をしてくれます。
まずはそのお酒が出てきました。
今日はまだ軽めですからクイクイといけますが、とりあえずこれで打ち止めです。
餃子はきちんと注文を受けてから包んでいます。
これが自分たちのかと思うと、何となくわくわくします。
餃子が出てきました。
タレにつけて一ついただきますと、これは美味しいなあ。
正直浜松餃子をなめていました。
というのも私は二十数年前は浜松在住でしたから、地元の餃子は飽きるほど食べています。
その時の印象はほとんど残っていないぐらい薄いものですから、まあ普通の餃子なんだろうかと思っていた次第です。
しかしこれは良いです。
具の具合もいいし、焼きかげんも上々。
しかも7個で350円ですから懐にも優しい低価格です。
これは良いつまみになるなあ。
争うようにしてペロリと平らげてしまいました。
このあたりで右手のお客さんがお帰りですが、お一人がだいぶ酔っぱらってしまっているようで、もたれかかっていました。
ここに来る前に飲み過ぎていたんでしょうが、丸いすですから危ないですね。
どうぞお大事にと見送ります。
そしてメインのラーメンが出てきました。
このラーメンですが、作る時の御主人の手さばきが非常に面白いです。
小刻みにあれこれと調整をしていて、そこには長年ラーメンを作ってきた自負が鋭く感じられます。
こういう方が作るラーメンなら、美味しくないはずがありません。
さあいただきましょう。
具には、厚めのチャーシューが一枚で、これは注文を受けてから手切りにしています。
薄味のメンマにノリが乗っていて、スープはあっさりとした醤油味です。
このスープが澄み切っていて、私の好みにピッタリと合いました。
麺はもちろん細麺で、これもいい茹で加減です。
「酔っぱらい相手の夜食店」という意識は微塵もなく、きちんとした一杯を堂々と提供してくださるお店ですね。
シメの一杯はいつも薄い印象なんですが、このラーメンは強く残りそうです。
こういうラーメンはシメには最強ですね。
人気があるのも当然でしょう。
すっかり満足してお店を後にします。
月曜休みなのが残念ですが、また寄ってみたい一軒になりました。
それにしてもなぜ浜松のお店は月曜休みのお店が多いのかなあ。
2010.12.13 Monday
案山子@浜松
案山子@浜松
浜松での居酒屋巡りです。
お店は友人任せでして、私は全く知りません。
町中をしばし歩いて、こんなお店にたどり着きました。
お名前は、「案山子」さんですね。
入り口のドアを引いて、さっそく中に入ろうとしますがだいぶ混み合っている様子です。
お店は細長い造りで、右側の奥が調理場で、左手に一直線に並んだカウンター席だけになっています。
いちばん奥にはトイレもありますが、そこに行くにはお客さんの背中を通り過ぎて行かなくてはいけません。
御主人は調理中らしく、様子が分かりませんがどうやら奥に空席があるようでそこに座ります。
席は全部で10席ぐらいでしょうか、先客は7人ほどの団体らしく顔なじみなのか賑やかに盛り上がっています。
そこへ奥から出てきた女性の御主人が、芝エビのフリッターをさらに大盛りで団体さんに持ってきました。
そこにご挨拶をしてようやく座ることが出来ました。
一番奥はどうも常連席らしく、そこを空けて座ります。
熱いおしぼりが出てきて、ご注文ですが、困ったことにメニューがありません。
これは、たこ八さんと同じタイプなのか。
お隣さんが瓶ビールを飲んでいたので、それを参考に。
「瓶ビール下さい」
「キリンとサッポロ、アサヒ、プレミアムモルツ、エビス、どれにしましょうか」
「キリンでお願いします」
とりあえずビールで乾杯です。
唯一メニューというかお品書きがあるおでんを注文します。
私は、大根にタコをいただきました。
これは静岡おでんではなく、いわゆるタイプのおでんです。
薄味で美味しいですね。
でも静岡人の性分で「ダシ粉」が欲しくなります。
「何にしますか?魚お肉?」
そう聞かれましたが、私は全く予備知識がないので困りました。
悩みながらも何とかお刺身、「クエとしめ鯖」に、当店の名物という「ネギ焼き」を選びます。
「はじめてきました」と正直に告げると、いろいろと教えてくださいましたが、ここはおまかせの場合が多いようです。
女将さんは、常にあれこれと忙しく料理を作っています。
その手さばきが実に見事で、見ていても飽きませんね。
包丁よりも手を器用に使って野菜をちぎったり、いろいろな調味料を掛けたりと、流れるような工程で料理が完成されていきます。
これがまたどれも美味しそうです。
隣の団体さんは慣れていてお任せらしく、ひと言二言の会話で種類が決まり、それが大皿で出されます。
すぐにビールが空いてお代わりをしました。
女将さんはほとんど前にいらっしゃらないので、注文をするタイミングが難しいですね。
あとで常連らしい方が来店。
何も言わずにいちばん奥の席に座りました。
女将さんも無言で、専用らしい冷酒を瓶ごと提供していましたが、こういうお店は常連さんにとっては天国ですね。
したがって私たちよそ者は、お尻の座りが悪い感じですが、まあ気にしないことにしましょう。
お刺身の盛り合わせです。
しめ鯖の脂の乗りが良く、これは大当たりでした。
さらにビールのお代わりです。
どちらかというと、ボトルを注文して勝手にやる方がスムーズに飲めるお店でして、皆さん長く飲む感じでした。
私たちはこの後でもう一軒行く予定でして、さらに帰りの時間も切られていますから、少し焦りが見えます。
そこに出てきたのが、「ネギ焼き」です。
これは見るからにボリュームがありますね。
下味がしっかり付いているので、そのままいただきます。
これはネギたっぷりで、旨い旨い。
具は、ネギと紅ショウガだけのようですが、それでも飽きさせないほどのダシが利いた生地です。
ふんわりと柔らかで、熱々のネギ焼きを頬張りながら残りのビールを飲みます。
他にもいろいろ美味しそうなつまみがありましたが、今日はこれでひと満足です。
お隣が賑やかすぎましたが、それを割り引いても良いお店だと感じました。
小一時間ほど楽しんで、ビール三本に料理で、お会計は二人で5千円でした。
このあたりのアバウトさも、「たこ八」さんに似ていますね。
ここから急ぎ足で次のお店に向かいます。
2010.12.11 Saturday
ブログのお引っ越し
ブログのお引っ越し
拙ブログも早いもので開始から6年が経過しました。
このブログのURLでお分かりのように、本ブログは私の使っているプロバイダーである「タイガースネット」で提供されているものです。
そのために広告に関する問題がなく、気に入っていますが問題はその容量でした。
この「T-blog」に許されている容量は100MBとなっています。
100MB という容量が多いのか少ないのか、私には全く分かりませんでしたが、ついに分かる時がやってきました。
足かけ六年、ついにその限界に達する時が来たんです。
調べてみますと画像データーの累計が本日12月10日で98.882MBでした。
これでは限界に達するまではもう時間の問題ですね。
プロバイダーさんに尋ねて見たところ容量のアップは出来ないとのこと。
追加料金を出しても良いのにと言ってもダメなんだそうです。
過去の画像を消せばアップできますが、とてもその手間は面倒みきれません。
そんなわけでブログのお引っ越しがいよいよ現実味を帯びてきました。
新しいブログをどこにしようかあれこれと探していますが、今までこれ一筋と使い慣れてきたので全く勝手が分かりません。
さあ、どうしようか。
ブログのお引っ越し、いや新設についてお詳しい方、ぜひ教えてください。
なおあれこれこだわらない性格なので、シンプルなものが良いです。
ブログ活動限界まであと1.118メガ。
2010.12.10 Friday
むつぎく@浜松
むつぎく@浜松
今日もまた浜松までやって来ました。
もう何回も通っていますから、だいぶ地理が分かってきたはずなんですが、いまだに新しいお店はなかなか見つかってくれません。
この浜松駅周辺というのは25年ほど前にはちょくちょく歩き回っていたはずなんですが、時の流れというものは凄まじくて、かすかに記憶が残るだけです。
それでも何となく覚えがあるように感じられる肴町周辺にたどり着きました。
メインストリートから細道に入って、何とかお店を発見します。
ここが浜松餃子で名が高い、「むつぎく」さんです。
午後の部の開店は5時ですが現在7分ほど経過しています。
さっそく中に入りましょう。
「いらっしゃいませ」
入り口左手が調理場で、女性ばかり三人が料理を作ってます。
それに面してカウンター席があり右手には4人掛けのテーブル席が三客ほどありました。
すでに先客は奥のテーブル席にご夫婦らしき一組と、カウンターに男性二人でした。
私はカウンターの中央あたりに座ります。
ご注文はと聞かれて、「醤油ラーメン(650円)」を選びました。
「はい、醤油ラーメン・・・」
店員さんはその次の言葉を待っているようでしたが、そのままです。
何と言ってもここの看板は餃子ですから、醤油ラーメンの次に餃子と来るかなと期待していたんでしょうか。
何せ今日はあとの予定がありますから、餃子までは入りません。
お客さんはほとんどの方が餃子です。
餃子にラーメンや、餃子にビールというのが多いですね。
男性の一人客はまずビールに餃子、またはホルモン焼きにビールという選択が多かったです。
あとはシメでラーメンでもいただくんでしょうか。
でもお一人で特大の20個を食べている方もいましたから浜松の人は餃子大好きなんですね。
すぐに正面から私のラーメンが出てきました。
これはなかなか具が多いです。
厚切りのチャーシューが二枚に、薄味のメンマ、紅白カマボコ、ワカメ、ノリです。
丼が賑やかで嬉しくなります。
スープは和風のあっさり醤油味で、麺は細麺の縮れ麺です。
このスープもしっかりしていて、つるつるとした麺によく似合います。
何しろ餃子が大名物のお店ですから、ラーメンは片手間かと思いましたが、どうしてどうしてこれはなかなかのものです。
ラーメン専門店にも劣らない美味しいラーメンです。
バラ肉のチャーシューも食べ応えがあって、これは旨いなあ。
私が待っている間にどんどんとお客さんが入ってきます。
グループもありますが、一人客が多いですね。
早い時間ですが、美味しい餃子でビールという楽しみを求めて来店されたんでしょう。
客層もさまざまで、若い女性の一人客もあり、さまざまな世代の方に愛されているお店だと感じました。
次は来る時はぜひ餃子もいただきたいと思いました。
「ごちそうさまです」
お勘定はカウンターで済ませるシステムのようです。
美味しいラーメンをいただいてのんびりとお店を後にします。
2010.12.09 Thursday
千とせの肉吸い
千とせの「肉吸い」
友人のブログを拝見していたらすごいものを発見しました。
「サークルK・サンクス」で期間限定の販売をしている商品です。
その名は、「肉吸い」
そもそも肉吸いとは何かと言いますと、「肉うどん」の「うどん抜き」だそうです。
うどんがないから肉の入ったお吸い物で、肉吸いと言うわけです。
お蕎麦やさんのつまみとして、「天ぷら蕎麦」の蕎麦抜きを、「天ぬき」と言いますが、それとは由来が違っていて、ある伝説があります。
この「肉吸い」を出しているお店は大阪の「なんば花月」すぐそばにあるお店で、吉本の芸人さんも贔屓にしているといいます。
その中でも常連の、花紀京さんが二日酔いの日にわがままを言ってお店に作ってもらったものだそうです。
それが評判になって芸人仲間が注文し始め、今ではお店の看板商品になっています。
実は私も数年前の大阪遠征で本物をいただいてきましたが、この肉吸いに卵付きのご飯をつけるのが最高なんだそうで、確かに美味しかったです。
その印象が強かったため、すぐに飛び付きました。
久しぶりにあの「肉吸い」が静岡でも食べられます。
そこで勢い込んで近所の「サークルK」さんに向かいました。
まずは、七間町の角にあるお店です。
お店に入ってあれこれと探しましたが、なかなか見つかりません。
まあこのお店にはいるのはたぶん初めてなので勝手が分からないんですが、いい年をしてこそこそ探しているのは何とも恥ずかしいです。
そこで近くにいた女性の店員さんにお尋ねしました。
「肉吸いって、どこにありますか?」
「ニク、ええー、ニク何」
しまった、どうも中国関係の方でした。
かえって話がややこしくなりそうなので、「やっぱりいいです」
説明する自信がないので、退散しました。
そこで、もう一軒のサークルKに行きましたが、悔しいことにそこにもありません。
最後の砦と、「鷹匠町」まで足を伸ばして三軒目に。
そこにもないのでこれは日本人だと一目で分かる、愛想のいいオバチャンにお聞きします。
「ああ、売り切れです。毎日仕入れているんですけど」
結局その日は撤収でした。
気分を変えて、三日後にまた再チャレンジです。
もう大体どこら辺のスペースにあるのかは分かりましたから、お店に入って一直線に棚を探します。
午前中に前回と同じ三軒のお店を回るも、全店で売り切れ。
悔しいので午後に別のお店まで行こうと決断します。
静岡市内に、7店舗ほどありますから、全部探せばなんとかなるでしょう。
そして尋ねた4軒目のお店でようやく「肉吸い」を発見しました。
思えば長い道のりでしたが、まだわずかばかりの運が残っていたようです。
定価は298円ですからお手頃ですね。
この「肉吸い」ですが、面白いことに固まっています。
汁物なんですが、液体では運んでいる途中で液漏れや盛り付けの崩れが出てきますから、それを防ぐ目的なんでしょう。
煮こごりのように、ゼラチンで軽く固めてあります。
ですから召し上がる時はレンジでチンしないといけません。
その日の夕飯にいただいてみました。
中の具は、たっぷりの牛肉に、豆腐が入っています。
さらに半切りのゆで卵も入っていました。
本物は、半熟の落とし卵でしたがこれは無理なんでしょう。
確か本家には豆腐はなかったと記憶しています。
味付けは思ったよりも薄味でした。
ご飯を食べる時にこれをお吸い物代わりにいただけば、最強のコンビでしょう。
私の個人的な意見では、酒のつまみとしていただきたいです。
記憶にあったよりも上品な味付けで、多少物足りなさもありましたが、懐かしい名物が静岡で味わえるのは嬉しかったです。
期間限定なのが残念ですが、つまみの定番で置いて欲しいですね。
2010.12.08 Wednesday
まんてん@たこ八忘年会
まんてん@たこ八忘年会
今日は七間町にある、「まんてん」さんで「たこ八」メンバーズの忘年会です。
お店は看板が小さいので目立ちませんが、二階もあってかなり広いです。
参加人数は14人で、5000円飲み放題という感じが安心なコースでした。
開始時間少し前にお店に着きましたが、どうもトラブルが発生したようです。
予約時に、「二階の席で」と注文したはずが、一階席になっていたということで、急遽お店が席を変更していました。
一階は仕切がありませんがお二階ですと個室になりますから、当然その方がくつろげます。
さて、定刻になってお店に入ります。
ここは靴を脱いで上がるシステムです。
二階席は掘り炬燵形式のテーブルで、三卓ありますからほぼ五人が適当に別れて座りました。
どういうわけか定刻を過ぎてもお酒が出てきません。
ようやく出てきたと思ったら、凍らせたビールのジョッキだけです。
それを分配して、待つこと暫し、ようやくやってきたのは生ビールのピッチャーです。
これでたっぷり五杯分ぐらいでした。
冷えているせいか、あまり泡が立ちませんが、これは注ぎ方にもよるんでしょう。
まず皆さんに配られたのはずっしりと重い陶器の三段鉢です。
表面はざらざらで、冷蔵されてあったせいか、ひんやりとしています。
中はこんな感じでした。
鶏肉の南蛮漬けに、春菊のお浸し、ウズラの煮玉子という三品です。
これはなかなか洒落ていますね。
それぞれのテーブルに卓上ガスコンロが並べられ、本日のメインがやって来ました。
赤く見えるのは、知覧地鶏だと説明がありました。
お鍋が洗面器のように平べったいものでユニークです。
お鍋が煮えるまでの間は、お造りで穴埋めをします。
出てくる器が黒で統一されていて落ち着いていますが、これは好みの問題で、私なぞは白い器の方が好き、料理が映えると思います。
ビールが空き、めいめい飲み物を追加します。
ビールのピッチャーはドンと置いてありますから、こちらが楽で良いですが、私はやっぱりこれです。
飲み放題に「磯自慢」が入れてあるところが嬉しいですね。
もうどんどんいっちゃいましょうか。
ぬる燗の磯自慢は相変わらずの美味しさでした。
鍋が煮えてきて、鍋奉行のRチャンが皆さんに取り分けてくれます。
知覧地鶏は肉質が良く、しっかりとした味わいでした。
つみれも美味しく、キャベツに良く合いますが、何と言ってもダシが一番です。
このスープをつまみに磯自慢がクイクイと進んでいきます。
このスープだけお代わりしたいなあ。
「鍋に入れてもこのまま生でもお召し上がりになれます」
やって来たのは鶏の生肉ですね。
やっぱりこの白い器の方がきれいに見えると思います。
生が苦手な方は鍋に入れていましたが、私は三切れとも生でいただきました。
適度の歯応えがあって、美味しいお造りでした。
この間に磯自慢は何回かお代わりをしています。
店員さんは常に顔を出してくれますから注文も通りやすく、サービスもいいです。
ここでオカアサンが出してきたのは、こんなお酒です。
もちろん角瓶ではありません。
これは何と「ハブ酒」だそうです。
オカアサンの手作り特製で、これはスタミナが付きそうです。
持ち込みでは嫌われますが、今日は全員が飲み放題のコースですから大目に見ていただけそうです。
私も一杯いただきましたが、体が熱くなりますね。
でも匂いが気になるのか、皆さんの評判はいまいちでした。
ここから天ぷらシリーズになります。
揚げ立て熱々の海老です。
足の素揚げも付いているのは生の海老だという証拠になります、もちろんシッポまで丸ごといただきました。
なお味付けは塩です。
磯自慢のお銚子が大きくなりました。
二人が同時に頼むと、面倒なので二合徳利になるんですね。
空いた徳利は引き替えに下げてくれますから、この両者が面会したのはもの凄い偶然です。
ではお二人の再会に乾杯。
天ぷらの第二弾はこれです。
よく分からないかと思いますが、「チーズの天ぷら」です。
もっちりとしたチーズの食感が面白く、意外にいけますね。
さらにはレンコンの天ぷらです。
このレンコンをハスと言ってはいけないのはもう分かっていますね。
欲を言うとこちらは天つゆでいただきたいところです。
そして最後の一皿は、キンキの塩焼きです。
軽く一夜干しにしたものでしょうか、これが旨くないはずがありません。
最後のシメはお鍋のあとの雑炊です。
すっかりお鍋は空になっていますので、そこにスープを追加して、店員さんが用意をしてくれます。
一人分は軽くひと盛りぐらいですが、これも美味しかったです。
デザートです。
これでコースは全部終了でした。
いやあ良く話しかつよく飲みました。
皆さん良いお年を。
2010.12.07 Tuesday
竹千代の水
竹千代の水
全国各地に「名水」と呼ばれるものがありますが、ご当地静岡市にもそれがあります。
前回、復活再開した「味市」さんの御主人が絶賛する「竹千代の水」です。
その話を聞くまでは私は全く知らなかったもので、驚きました。
さらには友人からもいろいろと聞きますと、どうやら私の家のすぐ近くなんですね。
しかも水を汲むのは全く無料であるといいます。
これはぜひともその御利益に与らなくてはと、まずは場所探しです。
その手がかりは番地でしかありません。
静岡市葵区大岩三丁目
地図を広げてあたりをつけます。
しかしこの番地は意外に広く、もちろん地図には出ていませんから、とにかく探しまくるしかありません。
例によって自転車で辺りをうろうろします。
看板などはありませんから、実物に出会うのを期待するだけです。
探すこと暫しして、何とか発見に成功です。
住宅街の一辺にコンクリートできれいに作ってあります。
そこにはきれいな湧き水がこんこんと流れていました。
まずは説明書きを見ましょう。
「大在家の名水」と書いてあります。
徳川家康公が駿府に入城した年から400年を祝って、この名水を「竹千代の水」と命名したそうです。
そして広く多くの方々に親しんでいただこうと、このような立派なものを作られたんですね。
設置は平成19年12月と記されてありますから、まだ三年しか経っていません。
それにしても私費でこのような立派なものを作って、しかも公に無料で開放しているとはすごいです。
こういう設備は作りっぱなしではなく、メンテナンスも重要ですから手間が掛かりますし、もちろんお金もかかるでしょうが、大したものです。
静岡市による水質検査の内容も書かれていますから、安心して飲用に使えます。
ではさっそくいただきましょうか。
持参のペットボトルに名水を汲みます。
湧水量はあまり多くなく、水道の蛇口を普通に捻ったぐらいの量です。
しっかりとボトル一杯いただいてきました。
なお、私は自転車ですから、すぐ横に停めて大丈夫でしたが、車では駐車できる場所がありません。
したがって、もしお車での利用をしたいという方は、近くの百円ショップに停めさせていただくのが良いと思います。
もちろんお礼に商品もお買い求め下さい。
家に帰ってさっそくお水をいただきました。
冷蔵庫で少し冷やしたぐらいが美味しいですね。
当たり前ですが水道水とは違った美味しい水でした。
皆さんも地図を片手に探してみませんか?
なお、くれぐれも車の路上駐車は謹んで下さい。
2010.12.06 Monday
すろーらいふ
すろーらいふ
恥ずかしながら初めて知りました。
静岡と静岡に住む人を結ぶフリーマガジンで、この12月号で35冊目だそうですから、実績も積んでありますね。
今回友人が持っているのを見つけて一冊いただきましたが、これは面白い。
特集は、「七間町周辺」で、静岡市の中心街である七間町の今昔を写真で比べてあります。
この写真がかなり貴重だと思われるぐらいの品物で、昔の懐かしい光景がいっぱい入っていました。
思わず懐かしさに見とれてしまいました。
フリーペーパーでここまでちゃんとした記事を作っているのは驚きですね。
たぶんかなり年輩の方しか分からないでしょうが、七間町には凄いシンボルがありました。
それが、「地球ネオン」です。
七間町の中心部の交差点の頭上に作られた巨大な建造物で、ちょうどタコ足のように四方に足を伸ばした造りです。
そのまん中に鎮座しているのは、何と地球儀です。
夜になるとネオンが灯って、静岡っ子を驚かせたものでした。
その懐かしい地球ネオンの写真と由来が乗せられていますが、私もあらためてそんなものがあったなあと思い出しました。
あとはタウン誌ですからお馴染みのお店紹介や宣伝ですが、ていねいに作られている印象です。
景気の悪い中、どのお店も宣伝に必死ですが、メディアも読んでもらうだけの内容が求められます。
そういえば、毎週新聞受けに入ってくる、「何とかショッパー」というチラシ、昔は面白い特集などがあって良く見ましたが、ここ数年は宣伝だけで全く面白くないので、即ゴミ箱入りです。
静岡市内でもまだまだ知らないお店や新しく出来たお店があって、この手のメディアもまだまだ活躍できそうです。
しばらく購読してみたいと思いますが、どこを探そうかな。
2010.12.04 Saturday
22@鷹匠町
22@鷹匠町
22と書いて「ヴェンティ ドゥエ」と読みます。
静岡では珍しい「ピッツェリア」、ナポリ風ピザのお店です。
鹿島屋さんのある上石町(かみごくちょう)から歩いてお店のある鷹匠町までやって来ました。
ところでこのお店は人気があって入れない場合があるので、電話で予約してから行くのが良いそうです。
友人はもう何回か来店して馴染みだというので、そのあたりの手配は全ておまかせです。
実は私も以前から気にはなっていたんですが、平日のみの営業で時間も午後6時から9時半までと短いため機会がありませんでした。
さて、お店に入りましょうか。
ただ今の時間は7時50分ほどで、お店はほぼ満員です。
客層はほとんどが若い方ばかりで、女性同士やカップルでの来客が多いですね。
その中でオヤジ三人組は場違いな気もしますが、そこは眼をつぶってもらいましょう。
まずは予約してあったテーブルに案内されます。
店内はシンプルですがお洒落な雰囲気で、これは良いですね。
正面右手奥が調理場で、赤く燃えているピザ焼きの窯が印象的です。
飲み物は赤ワインをいただきます。
ワインが2500円からと手頃なお値段なのも嬉しいです。
これなら手軽にいただけますし、バルとしての使い方も出来ます。
お店は若いご夫婦でやられているようですが、お二人のコンビネーションが良くて爽やかでした。
なるほどこれは人気が出るはずです。
前菜にはすぐ出来るアンティパスト盛り合わせをいただきます。
鹿島屋さんで抑えた分を取り返すべく、ワインがどんどん進みます。
もちろんお目当ては美味しいピザですから、こちらも焼いてもらいましょう。
ピザは三種類だけという潔いシステムで、しかも生地を仕込んだ分が終わればお終いと言いますから、徹底しています。
今日は運良くまだ間に合ったようです。
まずは最初の一枚です。
マルゲリータ(1250円)ですね。
お客さんがけんかしないようにちゃんと六つに切り分けてくれてあります。
もっちりとした生地で、これは美味しいですね。
特に通常はあまり歓迎されない、いわゆる「耳」の部分の生地が美味しいですね。
熱々のピザでしたが、あっという間にお腹に消えてしまいました。
なおこのお店では「タバスコ」などの調味料は置いてありません。
それだけ味に自信があるということでしょう。
次は、「ビアンカ(1250円)」です。
たっぷりと乗せられた二種類のチーズがたまりません。
やけどしそうになるのを、ふうふういって冷ましながらいただきます。
こういうピザはお上品に食べるものではありませんから、手が汚れれうのもかまわずむしゃぶりついてしまいます。
赤ワインが空いてしまい、次を何にするか悩みましたが、スプマンテにしてしまいました。
本来は順番が逆ですがね。
まあ後半でスッキリさせるのも有りでしょう。
談笑していると、奥さんが粋なプレゼントをしてくださいました。
これは「ゼッポリーネ」だそうです。
あっさりしていて、スプマンテとは良い相棒になります。
元気が回復してきたので、やはり最後の一品もいただきましょうか。
三種類のピザ、最後を飾るのは「マリナーラ(1000円)」です。
シメにはこちらの方が良いかもしれません。
小一時間ほどの滞在でしたが、私には珍しく満腹するほどのピザを食べてしまいました。
といっても合わせて一人がピザ一枚分ですから、普通の若い方ならこの二倍は食べられるかと思います。
お店が綺麗で、サービスもいいし、何よりも窯焼きのピザが美味しい。
また行きたくなるお店ですね。
どうもごちそうさまでした。
2010.12.03 Friday
鹿島屋@今日は軽めで
鹿島屋@今日は軽めで
今日は今年初めての忘年会です。
そういえば今年は忘年会が少ないような気がします。
毎年呼びかけ人になってやっていた忘年会を今年は止めてしまったこともあります。
まあ休肝日を増やしたことでもありますから、少しは大人しくしましょうか。
そのスタートの忘年会は、静岡市でも老舗の居酒屋さん、「鹿島屋」さんです。
忘年会といっても友人三人の慎ましい催しですから奥の小上がりを予約しておくだけです。
約束の午後6時半にお店に入りますが、お二人は揃ってもう飲み始めていました。
早く来てしまったので先に飲んでいたとか。
まあすぐに追いつきますから問題はありません。
まずは突き出しの、三つ葉と茸の煮浸しです。
これは私には突き出しでなければまず食べない料理ですから、貴重な体験です。
友人たちの二杯目と同時に私の一杯目生ビールです。
実はここの生ビールは他よりも美味しいといううわさです。
その「生ビール」ですが、お店によってかなり味の違いがあります。
もちろん同じ銘柄でも違います。
これはビールサーバーの清掃管理をきちんとやっているか、ジョッキに注ぐ時に上手にやれるかの二つが関わっていると思います。
ここ鹿島屋さんの生ビールはベストに近い状態で出されますから、美味しさが際だつんでしょうね。
まずはグウッと半分ほども一気に空けてしまいます。
私を待っていてくれたようで、それぞれおつまみを頼みます。
ここに来ると大体似たようなものを頼んでしまうんですね。
最初に来たのは友人の、名物「鹿島豆腐」です。
これは冷や奴にまぐろの剥き身をあしらったもので、ボリュームもあるし美味しいつまみです。
他ではあまり見かけませんが、商標登録でもしているのかな。
次は、「ハンペンフライ」です。
もちろん静岡ですから使っているのは、「黒ハンペン」です。
静岡県以外の方は不思議がりますが、静岡では「ハンペン」と言ったら「黒ハンペン」です。
ちなみに、東京あたりで普通に言う「ハンペン」のことは、「白ハンペン」で通じますが、お店ではあまり見かけません。
それにしてもこのハンペンフライは大きいです。
たぶん静岡市内の居酒屋さんでは一番大きなハンペンフライだと思います。
特別な仕入れなんでしょうが、かなり肉厚のハンペンを使っていて食べ応え十分です。
やはりハンペンはフライにとどめを刺しますね。
まてよ、おでんも良いか。
メニューに新しいものを発見したのでつい頼んでしまいました。
それがこの、「自然薯山かけ」です。
お醤油を少し掛けていただきますが、良い自然薯らしく見事な粘りでした。
もうこれは日本酒しかありません。
こちらは友人の、「白子ポン酢」です。
鹿島屋さんは細かな飾りにも十分に心が込められていて、お皿を見ているだけでも癒されますね。
もちろんお腹も満たされますから、まさに一粒で二度美味しい状態です。
お代わりのお酒はもちろん、お気に入りの「磯自慢」を、ぬる燗大どっくりでいただきます。
「グラスの方が良かったですか?」
御主人に聞かれましたが、そういえば以前ちょこちょこ注ぐのが面倒で、お酒にはグラスを付けてと頼んだことを覚えていらしたんでしょう。
今日は次があるので大人しく普通のお猪口でいただきます。
長引く不況で居酒屋業界も大変な環境でしょうが、さすがは老舗の地力で今日もお客さんが絶え間なしに入ってきます。
かといって大混雑というわけでもなく、それなりのゆったりとした雰囲気を楽しみます。
お酒のお代わりは、同じ磯自慢のオーダーです。
このお店ではきちんと湯煎で燗を付けますから少し時間が掛かりますが、もちろん気にはなりません。
ところで先日繁華街の通りを歩いていたら、某チェーン店のバイトらしい若いお嬢さんが、「800円飲み放題」のプラカードを持って、侘びしそうに立っていました。
このところの価格競争も凄まじいものがありますね。
彼女も居酒屋さんのバイトで入ったんでしょうが、看板を持たされるとは気の毒でして、思わず釣られてお店に入ってしまいそうになりました。
さて小一時間ほどで一次会は終了です。
いつもよりも早い時間に終わってしまったので、定番の「お新香」が出てくるチャンスを逸してしまいましたが、これは仕方がないです。
お支払いを済ませて、ここから徒歩で次のお店に向かいます。
2010.12.02 Thursday
錦華楼有楽店@浜松
錦華楼有楽店@浜松
今日は一週間ぶりの浜松です。
JR浜松駅周辺のラーメン店もいくつか回りましたが、どうも浜松とは相性が悪いらしくて、このところスムーズにお店が見つかりません。
もちろん前もって調べた地図を頼りに行くわけですが、夕暮れ時ですと目印も見つけにくいわけなんです。
今日はすんなりと目指すお店に着いたんですが、何と営業が午後6時からでした。
仕方なく引き返しましたが、さて困った。
鍛冶町のあたりを歩いていますと、スポットライトに照らされた豚の看板が見えてきました。
そういえば千歳のお店には行ったことがありますが、こちらはまだでした。
さっそく入ってみることにします。
このお店、夜間の営業は午後5時からで、お酒のつまみ系統も充実しています。
腹ごしらえも兼ねて半分居酒屋風の使い方も出来るようですが、私はあいにく仕事前ですからラーメンだけです。
開店早々とあって、私が一番乗りでした。
「すいません、食券をお願いします」
うっかりしましたがこのお店は前金制ですね。
入り口右手の自動券売機で何を食べようか探します。
お店の看板商品である、「ごまみそラーメン」をいただくつもりでしたが、新商品と書いてある、「パイコー麺」に気が引かれました。
というのもこの麺が500円だったからです。
普通のラーメンはいくらかといいますと、これも500円でした。
通常のお店では具の大きなパイコー麺は7、800円しますから、あまりの安さに驚いたわけですが、さてどんなものでしょうか。
とりあえず500円玉を投入して食券を購入します。
お店には男性の店員さんが一人だけで、仕込みをしている真っ最中です。
中央にU字形のカウンターがあり、席には番号が振られています。
暖かいおしぼりに冷たいジャスミン茶が置かれているのは、一番端の13番でした。
そこに座って、食券を渡します。
作り置きかと思いましたが、油に火を入れてパイコーを揚げている音が聞こえてきます。
経った一人分だというのにちゃんと揚げてくれるのは好感が持てますね。
こちらからは見えませんが何となく期待に胸が震えます。
お店の中はレトロな感じを出していて、なかなか面白いですし、見回していると飽きません。
「おまちどうさまです」
正面から出てきた、「パイコー麺(500円)」はなかなか豪華なラーメンです。
具には味付けされた豚肉を薄い衣で揚げた、「パイコー」が食べやすいように切られています。
500円だというのにこれは豪華ですね。
もちろんメンマも付いていますし、品質の良いノリも置いてあります。
脇役ですが、美味しい海苔があると心が和やかになりますね。
スープはあっさりとした醤油味で、非常にシンプルです。
具のパイコーが大きく自己主張していますから、スープはシンプルでなくてはいけません。
麺は平打ちの縮れ麺で、適度の歯応えです。
意外にモチモチした麺で、これもなかなかのものです。
熱々のパイコーは、醤油味が付けられていて食べ応え十分です。
これが目一杯乗っていますから、ボリューム満点と言えましょう。
スッキリとしたスープに美味しい麺とデラックスなパイコーでお財布に優しい。
これはお勧めできるラーメンだと思います。
あっさりと完食してお腹もふくれました。
「どうもごちそうさまでした」
お店を出ると、こんなメニューに気が付きました。
「学割ラーメン380円」
写真を見ると、これは今食べたばかりの「パイコー麺」そのものですね。
浜松のラーメン屋さんは皆さん学生に優しいようで、学割メニューがどこのお店にもありますから感心します。
これは学生さんに大人気だろうねえ。
2010.12.01 Wednesday
たこ八@メニューいろいろ
たこ八@メニューいろいろ
今日も仕事終わりのたこ八です。
濃紺の暖簾をくぐると、奥から聞き慣れた声が掛かりました。
見ると、珍しく一人で飲んでいるOチャンです。
席も空いているので、私は奥の隣席に座ります。
「帰ろうと思ったけど、×ちゃんが来るからと待っていたよ」
聞けば今日は6時前から飲んでいて、話し相手のジンちゃんやアラチャンもとっくに帰ってしまったとか。
わざわざ待っていてくれたとは嬉しい限りですが、だいぶお酒も回っている様子です。
例によって瓶ビールの一口を空けると、Oちゃん今日は気分があまり良くないとこぼします。
何でも先ほどまでいたお客さんの暴言で、お店の雰囲気が悪かったんだとか。
聞けばそのお客さんも良く顔を出す方でして、私も何度かお会いしているので想像は付きます。
今日も詰まらない話で、お客さんを笑わせるつもりだったんでしょうが、気分の悪い人には腹立たしく感じられます。
この酒場での話題というのも難しいですね。
完全に気心の知れた友人同士ならば安心ですが、全くの見知り合いや二三回見かけたあたりが難しい。
話しかけられた時に無視するというのも角が立ちますからそれなりに受け答えするのは当然です。
もちろん興味のある話題でしたら、大歓迎で話も弾みますが、いつもそうとは限りません。
私が一番嫌いなのは、「自慢話」のたぐいで、これは完全に無視します。
そういうお前がしているじゃないかという声にはただ謝るばかりですが、しないようには心がけています。
他人のうわさ話や悪口も嫌いですね。
もちろん良い話なら良いですが、大体は逆の方向へ転びます。
飲み過ぎて同じ話を何度もするようになったらこれは危険信号ですから、なるべく近寄らないようにします。
いろいろな立場の方がいらしゃいますから、正論であっても慎んだ方が良いというのは酒場の鉄則です。
お酒に酔っての口論やケンカなどは最悪ですから、それなりに慎まなくてはいけません。
暴言の主もつい口が滑ってしまい、後に引けなくなったんでしょうが、まあ酒でのことですから後を引かずに流しておくのが一番です。
ところでたこ八さんの常連にもいろいろいらっしゃいますが、初心者への対応もさまざまです。
手取り足取りの解説で面倒を見る方や、全く無視する方、私はどちらかというと不親切な部類です。
その真逆が、隣にいるOチャンです。
とにかく良く喋るし口も悪い。
それでも人から恨まれないのが人徳というところでしょうか。
まあ根はいい方ですから、皆さん笑って応談していらっしゃいます。
そのOチャンが
「最近オレは丸くなった」
と自画自賛しています。
確かにこの数年は大人しくなって、落ち着いてきましたが本人も自覚しているんですかね。
何しろ昔のOチャンは、初対面のお客さんをお前扱いで怒鳴るは、頭をバシバシ叩くはで、見ているこちらがドキドキするほどですから、進歩したものです。
それ以外にもあれこれ内輪話で夜が更けてゆきました。
さて、今日もたこ八のメニューをご紹介します。
まずはおでんの「昆布」です。
一時中断していましたが、最近復活しました。
実は私の好物の一つでもあります。
難点はちょうどほどよく煮えた具合のものになかなか巡り会わないことです。
次は、Oチャンの「カキの塩焼き」です。
私はカキは苦手なんで食べませんが、ほとんどの常連さんはこれが大好物です。
そして冬場限定の種は、大根です。
中まで良く煮えた大根は、やはり良いもんですねえ。
大きいのでこれ一つでお腹がふくれてしまいます。
最後に変わったものをお見せしましょう。
これは何と「ところてん」です。
どうも常連の、シンチャンとRチャンお気に入りのメニューらしいです。
もちろん頼めば出してもらえます。
入れ物がグラスというのがまた面白いですが、よく頼むよなあ。
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