2009.09.30 Wednesday
くいどころ龍芳@北
くいどころ龍芳@北
静岡市北といえばかなりの町はずれになります。
そんな場所にも美味しいラーメンを出してくれるお店があると噂に聞き、暑い盛りでは危ないから涼しくなってからどうぞと、温かいお言葉までいただきました。
これはもう出かけるしかありません。
さっそく涼しくなってきた9月の休日に、出かけてきました。
ところがどうも場所が分かりにくいんですね。
麻機小学校を横目に見て、まだ登ってゆきます。
地図を見ながら進みますが、細かいところが入り組んでいてなかなかたどり着きません。
こんな時は自転車で良かったとつくづく思いますね。
車でこんな塩梅だったら確実に事故を起こしています。
それでもヤマカンが当たったようで、無事お店を見つけられました。
何のかんので30分も掛かりましたが、これなら上出来でしょうか。
「くいどころ」というのがなかなか良いです。
さっそく入ってみましょう。
「こんにちは」
お店の厨房では一生懸命に鍋を振るう音が響きます。
どうもこちらに気が付いていないようです。
そこで仕切の暖簾をかき分けて
「もうやっていますか?」
「あ、いらっしゃいませ」
お店にはお客さんもいなく、たぶん出前用の料理を作っていたんでしょうか。
すぐにお冷やを持ってきてくれたので
「坦々メン(650円)をお願いします」
何と言っても「当店特製ラー油使用の人気メニューです」というのが目を引きました。
このお店はメニューが豊富で、ラーメンからそばうどんまであり、このあたりの食事をすべて受け持っているような感じの食堂でしょうか。
どうやら出前が主体のようで、今作っているのもそうではないのかな。
お客は私一人で、のんびりと待ちます。
4人掛けのテーブルが4組という普通の造りですね。
10分ほど待って、「坦々メン」が出てきました。
なかなか良いルックスですねえ。
独特の辛いスープに、具はたっぷりの挽肉とほうれん草、見えませんがメンマも入っています。
麺は細麺のストレートです。
茹で具合もなかなかよろしいですね。
まずは特製のスープですが、適度の辛さでこれは良いですねえ。
挽肉も意外にたっぷりと入っていて、食べ応えがあります。
いやあ、ははるばる遠くまで来たかいがありました。
これはご飯にも合いそうな気がします。
辛いだけのタンタンメンが多い中、こんな町外れで大当たりを発見しました。
食べ終わってお店を後にしましたが、トイレはお店の外に入り口がありました。
これも面白いですね。
2009.09.29 Tuesday
博多鉄鍋@博多
博多鉄鍋@博多
さて、博多最後のお店です。
帰りの便までの時間はまだ2時間ほどもあり、せっかくですからもう1軒行ってみましょう。
とはいえ、博多の駅からあまり遠いと不安ですから、駅周辺という限定で探してみました。
ところが飲食店はありますが、居酒屋風のお店はなかなか見つかりません。
運の悪いことに博多の駅も改修中であまり営業しているお店がないようです。
そこで駅周辺をうろうろと探しますと、ようやく一軒のお店を見つけました。
これが、「博多鉄鍋」というお店です。
もつ鍋ならぬ鉄鍋に引かれました。
さっそく生ビールで乾杯です。
ここまで来れば後は列車に乗るだけですからもう一安心です。
看板メニューの「鉄鍋」を一人前だけいただきます。
少ないかなとも思いましたが、これで一人前ですから量は十分ありますね。
テーブルの上に卓上コンロを持ってきてくれて、そこで鍋をグツグツと煮ます。
鍋の具は、「もつ鍋」とあまり変わりませんが、鍋が四角い鉄板で出来ているのでこの名前なんでしょうね。
実は他にも似たような名称の料理があれこれとあったのですが、どうも区別が付きませんでした。
よそモンにはみんな同じに見えるんですね。
さて、「鉄鍋餃子」が出てきました。
これで3人前です。
はねつきの餃子で、小振りですがジューシーです。
これが期待を上回る美味しさでした。
卓上に「甘酢醤油」があって、これにラー油を混ぜていただきます。
「お酢」という容器はなく、こちらも変わっているというか、博多では当たり前なんでしょうね。
餃子だけ何人前も食べてゆく猛者がいると良く聞きましたが、なるほどこのサイズですから量は食べられます。
でも飽きが来ない味で、パリパリもっちりしている皮が美味しいです。
そうこうしているうちに鍋が煮えてきました。
味付けは少し甘さが気になりましたが、これはそういうものなんでしょうね。
さすがに最後のシメまではいきませんでしたが、美味しく完食しました。
お酒の追加は、ここでも博多で流行らしい「角ハイボール」です。
どこのお店にもありましたから、いよいよ全国レベルのドリンクになりましたね、
私は後味が良いのでプレーンのハイボールが好きですが。
そんなこんなで無事終了して新幹線に乗り込んだのでありました。
もちろんお土産も忘れずに購入です。
帰りの車中でも酒盛りの続き。
「焼酎ハイボール」に車内販売の日本酒「粋」です。
アルミボトル入りの日本酒は、日本の夜明けを感じさせますね。
長々の旅行記ご観覧ありがとうございました。
2009.09.28 Monday
一風堂本店@博多
一風堂本店@博多
さて博多といえばもちろん豚骨ラーメンですね。
昔はマイナーでしたが最近では日本全国で「豚骨ラーメン」が食べられるようになりました。
東京をはじめとする大都市圏にも博多のラーメン店が進出しています。
その中でも有名なお店が、この「一風堂」です。
もちろん東京にも支店がありますが、やはり博多のそれも本店で食べようと、訪ねてみました。
まずは地図を頼りになんとかお店を発見。
さっそく中に入りますが、5人ほどの行列です。
店員さんがメニューを差し出してくれますが、ここでなにか様子が違うことに気が付きました。
そうです、ここは同じ一風堂さんでも「支店」(西通り店)なんですね。
せっかく並びましたが、順番が来たので店員さんに申し訳なく尋ねますと
「ご案内いたしますので、少しお待ち下さい」
意外な言葉が帰ってきました。
何しろ行列に並んでいて自分のお店のお客さんだと思っていたら、本店とはいえ他のお店の場所を聞くんですから、マナー外れの客です。
当然冷たくあしらわれるのかと思ったら、意表をつく返事でした。
言われた通りに外で待っていると、美人の店員さんがすぐに駆けつけてきて、通りを案内します。
口頭だけかと思っていたら、しっかりと通りの角まで先導してくれて、
「この通りを一つ進んで、角を右に曲がったところが本店です」
きちんと教えてくださいました。
いやな顔一つせず、笑顔での対応は、もちろん店員のお嬢さんがとびきりの博多美人であったことを差し引いても、素晴らしいものでした。
繁盛するお店というのは、やはりひと味もふた味も違うものなのだということが、はっきり分かりますね。
そんなわけで無事本店に到着です。
ただいま11時40分ほどですが、数人の行列です。
さっそく列の最後に付きますが、ここでも心和ませる場面に遭遇しました。
お客さんの一組がお店の前で記念写真を撮ろうとしていたんです。
するとそれをめざとく見つけた女性の店員さんが
「よろしかったらお取りしましょうか」
ごく自然にカメラを手にとって、撮影してくれました。
なかなか出来そうで出来ないことです。
実は私たちが食べ終わった後で、お店の前で写真を撮っていたら、同じようなことが起こりました。
ちょうど前を通りかかった二十歳ぐらいの女性がすうっと近づいてきて
「お取りしましょうか?」
「え、ああすいません」
店員さんならまだ分かりますが、全くの通りすがりですから驚きました。
ここ博多ではこれが当たり前なんでしょうか。
それにしても温かいお国柄ですね。
ますます博多が好きになりました。
さて、お店の前に何席か座席があり、そこに座って順番を待ちます。
サービスで冷たいウーロン茶を出してくれます。
こんな気配りもやはり一流店なんだと感じさせます。
注文は前もって聞いてくれるので、めいめい注文を伝えます。
すぐに席が空いて、店員さんに案内されます。
右手の調理場を囲んだカウンターに、左手には大きめのカウンタ形のテーブル席がいくつか並んでいます。
そのうちのいちばん奥の席に案内されます。
店員さんの声もはっきりきびきびしていて気持ちが良いですね。
すぐに瓶ビールが出てきてまたまたの乾杯です。
卓上にあるサービス品の「味付けモヤシ」が美味しくて、バリバリ食べてしまいます。
これだけでじゅうぶん元は取った感じですね。
ピリ辛でこれだけでも良いおかずになりそうなモヤシでした。
もちろん紅ショウガや、すりゴマに生ニンニクも置いてあります。
これは一粒ずつニンニククラッシャーで絞るんですが、コイツには意外に力がいります。
旅先で粗相をするのもみっともないので、今日のところは勘弁してやりました。
メニューは絞られていて、これも潔くていいです。
やはり「本店」で食べるんですから「本店かさね味」ですね。
実はここ本店だけ出しか食べられないという貴重な一杯なんですね。
これが「本店かさね味(特)」(950円)です。
通常のかさね味におまけがいろいろ付いています。
炙りチャーシューが柔らかくて美味しいです。
何と言ってもスープが最高ですね。
麺はもちろん細麺のストレート。
食べているという実感がグイグイと浮かんできます。
こちらはスタンダードな「本店かさね味」(800円)です。
最後に友人の「HOTつけ麺(800円)」です。
え、一風堂でつけ麺?
そうですこれも限定品で、めったに食べられません。
まずは掛かっている具をよく混ぜてそのままいただき、次に付けだれにからめていただくそうです。
麺は超太麺で、少し分けていただきましたが、モチモチと良い歯応えでした。
ただ、友人には少し辛すぎたそうです。
極太の麺に苦労している友人に、店員さんから声が掛かります。
「お箸が滑りやすいので、よろしければ割り箸をお出ししましょうか?」
ちゃんとお客さんの様子まで見てのご配慮、素晴らしいです。
このお店ではエコに配慮して、通常はプラスティックのお箸を使っているんですね。
さすがは一風堂さん、あらゆる面で進歩しています。
噂に違わぬ絶品のラーメンで大満足でした。
店員さんも良いし味もいい。
おまけにモヤシまで取り放題ですから。
博多の皆さんありがとうございました。
2009.09.26 Saturday
九州国立博物館
九州国立博物館
平成17年10月に誕生した国立博物館で、日本で4番目の国立博物館です。
博多での二日目は、こちらをメインに計画してみました。
ところで何とホテルのルームナンバーは「1111」でした。
この時点では運の良さを信じていましたが、最後までもつのかどうかはお楽しみ。
さて、予定通りにホテルを早めに出ます。
朝食はホテルサービスのパンを1個だけと、軽めにします。
なぜかといいますと、「朝ラー」を食べようという計画なんですね。
静岡県でも、藤枝市周辺では「朝ラー」のシステムが完備していて、早朝からラーメンが食べられるお店も多くあります。
ここ博多でも「24時間営業」の名店があるので、そこに繰り出そうというんです。
ホテルの前からタクシーに乗って、目指すお店「元祖長浜屋 本店」さんを目指します。
ここは年末年始以外は年中無休、かつ24時間営業という有名店です。
昨夜のラーメンがまだ残っている感じですが、美味しければノープロブレムでしょう。
日曜日とあって道路は驚くほど空いていて、昨日の混雑がウソのようにスムーズに進みます。
そして、場所は中央区長浜、目指すお店に無事到着しましたが、何かおかしいぞ。
タクシーを降りて、よく見ると。
「臨時休業」
あっさりと書いた張り紙が張ってありました。
せっかく慎重に計画を立ててここまで来たのに、残念です。
代わりのお店がそうそう見つけられるわけでもなく、涙を飲んで撤退です。
そこをスルーして、「天神」の駅まで向かい、ここから西鉄の電車で太宰府まで進みます。
それならばということで、次の目標地「九州国立博物館」を目指しましょう。
太宰府の駅に着いたのが10時少し前。
目指す博物館は、ここから長い坂を上ってゆきます。
博物館の開演は午前9時半ですから少し出遅れたかな。
まだまだ暑い盛りですが、汗をかきかき登ってゆきます。
道を行く人はまばらで、混雑するかと思っていましたが、まあまあでしょうか。
ところでどうして博物館なのかといいますと、実はこの方がいらしているんですね。
そう「阿修羅像」です。
大阪の仇を博多で取るといった感じでしょうか。
長い上り坂を抜けると、最後の上り階段が待っています。
これがきついですが、なんとか登り切って、入り口を見ると、何と言うことでしょうか。
目の前に広がるのは長い長い人の波です。
博物館の前には広い駐車場があって、ほとんどのかたは自動車で来るようですね。
それなら上り坂など何でもありません。
そして問題の待ち時間はというと。
「ただいま260分待ち」
待てよ、260分ということは、4時間20分ということですね。
帰りの新幹線の時間が3時ですから、これは間違いなく乗り遅れます。
せっかくここまで来たというのに何と言うことでしょうか。
地団駄踏んでももう仕方がない。
泣く泣く諦めても今来た道を引き返します。
悔しいからせめて太宰府天満宮だけでも見学してゆきましょう。
しかし切ないなあ。
大阪でも、博多でも、阿修羅にやられました。
泣く泣く西鉄電車で引き返します。
2009.09.25 Friday
三京@光陽町
三京@光陽町
博多編を中断して、今回は久々に静岡のラーメンです。
お馴染み静岡市内の未訪問店シリーズで、今回も遠出をしました。
場所は安倍川を越えて、「光陽町」です。
ママチャリで場所を探しますが、いつも通りで彷徨い歩きます。
ついには行き過ぎて下川原まで進んでしまい、また引き返します。
そんなわけで丸々40分ほど掛かってようやくたどり着いたのは、このお店です。
お店の前には顔をかいたポストが2本も立って出迎えてくれます。
これは懐かしいですが、どうやって手に入れたんでしょうかねえ。
さっそくお店に入りましょう。
お店は正面左手に調理場とそれを囲むカウンター、右手には4人掛けのテーブル席が3組ほどという、普通の構成です。
12時半近くの時間帯で、先客が二組ほどテーブルに入っています。
一人ですので空いているカウンター席の端に座ります。
「ラーメン(600円)お願いします」
お冷やのポットを持ってきてくれましたが、コップに注ぐのはセルフサービスのようです。
ここは中年のご夫婦二人でやっていらっしゃるようですが、ご主人の手さばきがなかなかいいですね。
出来るだけカウンターに座ることにしていますが、鍋を振るう手さばきにも様々で、これがきっちりしていると出てくる料理にも期待が持てます。
なにかを炒めているいい香りが漂ってきて、食欲を増進させます。
「おまちどうさまです」
正面からカウンター越しにラーメンが手渡されました。
大きめの白磁の丼に入っていて、なかなかのルックスです。
具にはチャーシューが1枚、メンマにワカメ、麺は細麺の縮れ麺です。
コショーを振って、麺からいただきますが、一口食べて驚きました。
これは美味しいですね。
しっかりと熱いスープは、平凡な中華のそれではなく、しっかりとしたダシの味が感じられます。
麺もほどほどにコシがあってよろしい。
やはりラーメンの根本はスープだということがよく分かります。
町中の普通の中華料理店ですと、大体同じような味のスープですが、このお店ははっきりと違うことが分かります。
これは良い意味で期待を裏切られました。
いやあはるばる来たかいがありましたね。
「ごちそうさまでした」
すっかり満足してお店を出ると、入り口の横にはこんな水槽がありました。
蛙たちのいろいろな表情も面白いものです。
美味しいラーメンは心を豊かにしますね。
2009.09.24 Thursday
ラーメンスタジアム@博多
博多いろいろ
さて博多で最初に訪れたスポットは「キャナルシティ博多」です。
ちょうど1回では音楽グループのライブをやっていましたが、若い方だったので名前は分かりませんでした。
広い館内には、ショップや飲食店などがそれこそ星の数ほどあります。
あちこち覗いて楽しみますが、ここなら一日いても退屈しないでしょうね。
そしてこの5階にあるのが「ラーメンスタジアム」です。
博多をはじめとする全国の有名なラーメン店が勢揃いしています。
本来ならここで何杯か食べてゆくのが望ましいんですが、相変わらずの胃袋ですから見学だけにしておきましょう。
せっかく来たのに残念です。
出店されているお店はといいますと
東京の「勝丸」
大阪の「羽釜屋」
久留米の「龍の家」
博多の「元助」
同じく博多の「初代だるま」
信州は「烈士洵名」
札幌の「純連」
北九州の「むらさき」
以上の8店です。
ちょうどお昼時でしたから、行列の長いお店も多く混雑していました。
新横浜のラーメン博物館みたいに「半分」というのがあればチャレンジしたかもしれませんが、お昼をいただいた後では無理ですね。
1階には文字が浮き出る噴水や、ボール状になった水がはねる噴水などがあって面白かったんですが、どうも写メではよく分かりませんね。
2009.09.23 Wednesday
小金ちゃん@博多
小金ちゃん@博多
さていよいよ本日のトリです。
はるばる博多に来たのですから、名物の「屋台」を覗いていかなくては来たかいがないというものです。
そこで予定のお店に選んだのが、博多の屋台では一番人気だといわれる「小金ちゃん」です。
何しろ私のタネ本「ベストオブザラーメン」にも出ていて、20年前から気になっていたお店ですから、これはチャンスですね。
相変わらず場所が分からなくてあちこちうろうろします。
土地勘が無くて更に酔っぱらいだと来ればそれもさるべきかな。
まあ途中省略して、なんとか目指す屋台を見つけました。
予想通りに長い行列が並んでいます。
時間はただいま8時20分。
まずは行列に並びます。
行列の人数は15人ほどでしょうか、ぐるりと屋台を囲む格好で並んでいます。
ただ広い通りの角地で、歩道も広くなっているため、交通の妨げにはなっていません。
暇なので、あたりをうろうろと回ってみます。
屋台の左側が行列の先頭で、そちらには椅子が何脚か置いてありました。
お客さんはほとんどが観光客です。
女性の比率も高く、若い女性が多いと思いました。
裏手には食材や器具があれこれと置かれていて、さながら厨房のようです。
この鍋ではスープが煮られているんでしょうか。
暖簾にはご主人のイラストが描かれています。
それにしても行列の進み具合は遅いです。
ラーメン屋さんならもう少し早く進むんですが、お酒があるとのんびりするんですね。
待っていると店員さんがメニューボードを差し出してくれました。
これで最初に注文を受け付けておくんですね。
さっそく紙に書いて渡しますが、受け取ることの出来るのはいつのことでしょうか。
列の後ろには何と外人さんが二人並んでいます。
大柄の男性で、どうも常連さんらしく手慣れたものです。
40分経過してようやく椅子に座ることが出来ました。
単独のお客さんだけならテンポは速いんですが、ほとんどが数人のグループで全員が済むまで時間をつぶしているので遅いんでしょうね。
どちらにせよこのお店はじっくりとお酒を飲むという雰囲気ではなく、そそくさと食事をするお店という感じです。
何しろのんびりお酒でも追加したりすると後ろの視線が鋭いですからね。
お店に飾ってあるのは小金ちゃんの「焼きラーメン」で、このお店オリジナルです。
お土産に買っていこうかとも思いましたが、実は市内の土産物売り場でも同じものが置いてあります。
まさに超有名店ですね。
待つこと50分、ようやく席が空きました。
皮肉なもので、空く時はぞろっとお帰りになります。
とりあえずビールで乾杯。
でも、さすがに何本も空けられませんね。
目の前にはおでんが美味しそうに煮えています。
これも気になりましたが、お腹のスペースが一杯なので今日は見るだけです。
グツグツと煮えているのは煮込みの鍋のようです。
「焼きラーメン」の仕上げにこのおつゆを入れていましたが味の調整をするんでしょうか。
「焼きラーメン」が出てきました。
茹でたラーメンの麺を鉄板で炒め、ソース味でまとめてあります。
炒める時にヘラで麺を切ってゆくようで、短くて食べやすいんですね。
最後に掛けた煮込みの汁が分かると思います。
味は甘口でスパイシー、ウスターソースの味が強く出ています。
もちろん麺だけではなく、豚肉の細切れも介在しています。
これはなかなかお酒が進みますが、別の理由でお酒はそこそこになります。
そしていよいよメインの「ラーメン」です。
20年待ち続けた、幻の味に期待はふくらみます。
白濁したスープは、思ったよりも豚くさくなく、飲みやすいものでした。
具にはチャーシュー、キクラゲ、ノリで、ゴマもかかっています。
麺は当然細麺のストレートで、堅さは普通です。
なるほど美味しいラーメンです。
そしてこれが「明太卵焼き」。
明太子を丸々1本使いそれを芯にして卵焼きを巻いたものです。
切り分けたものをマヨネーズでいただきます。
玉子は軽い甘さの味付けで、明太子のピリ辛塩味と良く合いますね。
まことに良いお酒の友なんですが、残念ながら長居が出来ないという状況なので、のんびりとは食べられません。
もちろん普通の居酒屋さんなら、酒のつまみよりも早くシメのラーメンが出たりすることはないわけでして、そこが辛いですね。
ともかく伸びないうちにラーメンをいただきます。
そして合いの手につまみとビール。
もうなんだかわけが分かりませんね。
というわけでとりあえずラーメンは完食です。
丼にはご主人のお顔がしっかりとプリントされています。
そんなわけでものの10分という食事時間で無事終了しました。
お店には前にも増しての長い行列です。
ただいま9時半ですがこの行列は深夜までずうっと続くんでしょうね。
2009.09.22 Tuesday
寺田屋@博多
寺田屋@博多
続いてのお店は居酒屋さんです。
バスで繁華街に向かい、お店を探しますが、これがなかなか見つかりません。
そこで道行く人に場所を訪ね回ります。
博多の人は皆さん大変に親切で、嫌がりもせずに教えてくれます。
今回の旅では、温かい親切というか、博多の方の人柄がはっきり分かったような気がします。
さて、なんとかそれらしい場所を見つけましたが、こんな細い露地のあたりでしょうか。
とりあえず中に入ってゆきます。
突き当たりにほのかに灯る提灯。
いかにも古風な造りのお店ですね。
さっそく中に入りましょう。
「こんばんは」
ここで靴を脱ぎ、二階に案内されます。
ここは古い民家を改造して作ったお店のようです。
というかまあ普通の日本家屋ですね。
二階には3部屋あって、先客が一組いらっしゃいました。
手前の部屋に案内されて
「ビールはご自分でどうぞ」
部屋の隅に業務用の冷蔵庫があって、そこから勝手に出すシステムのようです。
「栓抜きはそちらにあります」
座卓にはメニューが置かれていて、色々面白そうなものが書かれていますね。
今日の日付が書いてあるということは一部は日替わりなんでしょう。
まずは冷蔵庫からビールを出して乾杯します。
ビールは中瓶で銘柄はサッポロとハートランドでした。
つまみに選んだのは、「炙りしめ鯖」です。
実は名物の「ごま鯖」をいただきたかったんですが、季節的に出来ないというのでこちらに代えてみました。
出てきた盛り付けを見て、ご店主のセンスの良さが伺えます。
どうですこの盛り付けは。
しめ鯖はもちろん、あしらいがしゃれています。
こんなに美しいお造りは久しぶりに見ました。
月並みな表現ですが、食べてしまうのがもったいないぐらいです。
もちろんお味も立派でした。
これは「酢とまと」です。
まあトマトサラダのようなものですが、バジルが利いていてあっさりさっぱりとみずみずしく盛られています。
これは何だったか?
失礼忘れました。
お部屋の中もシンプルでさりげなく飾られています。
これは「とろっと白子煮」で、面白い食感でした。
添えられているのはもちろん「ゆず胡椒」ですね。
このあたりで日本酒に替えていきます。
冷酒と燗酒を思い思いにいただきます。
「カナギ」という文字があったのでなにかとお聞きしたら「お魚の名前」なんだとか。
珍しいので注文してみました。
こんな感じのお魚で、丸ごとバリバリいただきます。
次は「切り身南蛮漬け」です。
白身魚の南蛮漬けでした。
これもあっさり目で、良いつまみですね。
珍しいので少しつまみを注文しすぎたかも知れません。
本日2軒めですし、もう一つ最後のシメがあるんで、食べるのは控えめにしなくては。
お店の天井はすだれのようなものが張ってありました。
面白い飾りですが、なにか意味があるのかと尋ねてみると、どうも汚れ隠しだけの意味だそうです。
1時間半ほどの滞在で、お会計をします。
袋小路の端にある居酒屋さん。
この風情だけでも十分博多に来たかいがありました。
2009.09.21 Monday
牛もつ鍋おおいし@博多
おおいし@博多
さて博多の夜を大いに楽しもうと、まず繰り出したのが「モツ鍋」専門店です。
住吉にある「牛もつ鍋 おおいし」さんから博多の夜はスタートします。
お店の開店は午後5時なんですが、10分ほども早く着いてしまいました。
でもよく見ると暖簾が下がっていますね。
図々しく入ってしまいました。
「いらっしゃいませ」
「ご予約の方でしょうか?」
「ちがいまんがな」
「では7時までとなりますがよろしいでしょうか」
「そらかまわんでえ」
無事お店に入ることが出来ました。
まずは入り口で靴を脱ぎ、下駄箱に入れます。
昔の銭湯のような、木の札が鍵になっています。
お店はかなり広くて、4人掛けのテーブル席がずらりと並んでいます。
テーブルの中央には電磁調理器が設置されていて、これでもつ鍋を作るんですね。
換気のためでしょうが、天井にはエアコンが大量に設置されていて、壮観ですね。
まずはおしぼりがでてきます。
メニューを見てあれこれ相談しますが、メインのもつ鍋は3種類あります。
みそ味しょうゆ味、そしてしゃぶしゃぶ風というのもありましたが、混ぜるわけにも行かずスタンダードに「しょうゆ味」を3人前注文します。
注文が決まると傍らのベルで連絡するシステムです。
これはじっくり選べていいですね。
まずは生ビールで乾杯です。
お通しは枝豆でした。
しばらくして先にでてきたのが「野菜」です。
鍋に入りきれなかった分を持ってきてくれ、野菜が少なくなったら追加しなさいというわけですね。
ねぎ、キャベツ、ごぼうが盛られています。
真っ白なごぼうが美しいですね。
そしてメインのもつ鍋が出てきました。
「もう煮えていますので、食べられます」
そうかこれなら待たなくても楽しめますね。
さっそくいただきましょうか。
各自小皿に取り分けて、はふはふといただきますが、良い味付けですね。
もつが柔らかく、吟味されていることが分かります。
卓上には、おろしニンニクと唐辛子が置かれていて、お好みで入れながらいただきます。
辛さはあまり辛くないので、調子に乗ってバリバリ追加します。
お酒の追加は、ここ博多でも人気になっているような「角ハイボール」にしました。
これには2種類あって、ジンジャーエールを入れた「オリジナル・おおいしハイボール」というのもあります。
こちらはレモンが添えてあり、やや甘めです。
まだ予定があるので追加は止めておきましたが、記念に「チャンポン」を一玉入れてスープを美味しくいただきました。
全体的な量は少し物足りないぐらいですが、これぐらいがちょうどいいのかな。
ここで中締めとして、バスで次のお店に向かいます。
2009.09.19 Saturday
かろのうろん@博多
かろのうろん@博多
先週20年ぶりに博多に行って来ました。
まずは博多の駅で降り、最初の目的地に向かいます。
駅の広場ではこんなぬいぐるみがお迎えしてくれました。
子供さんには大人気のようです。
しかしあいにくの土砂降りで、バスの停留所からはすぐそこなんですが、これは傘がないと無理ですね。
やむなくコンビニでビニール傘を購入、お店に向かいます。
本日最初にお尋ねするお店の名前は「かろのうろん」といいます。
昔々、永六輔さんによる浅田飴の宣伝がありましたが、そこに出てきたお店です。
こちらでは「だぢづでど」が「らりるれろ」になるんだそうで、「かどのうどん」が「かろのうろん」と発音されます。
面倒なのでそれがそのままお店の名前になったんだとか。
お店の横にはこんな看板もありますが、はたしてどんな意味なのか?
分かるようで分かりませんね。
さっそくお店に入ります。
ただいま午後1時過ぎ、雨のせいもあってか割合に空いていて良かったです。
思い思いに注文をしますが、お値段は「うろん」が370円、「ごぼう天、丸天」などが500円、いかにも博多らしい「からし明太子」が800円などです。
同じ値段でそば台のものもありますが、さすがにこれを食べている方はいらっしゃらないようです。
めいめい注文をしますが、品物はすぐに出てきました。
これは早いです。
テーブルの上には博多ネギが盛られていて、これを好きなだけ掛けていただきます。
もちろん七味唐辛子も目一杯かけてしまいます。
まずは友人の「からし明太子うろん」です。
海苔の上に辛し明太子が丸ごと1本乗っています。
なるほどこれは博多名産ですね。
次は私の「ごぼう天うろん」です。
短冊状に切ったごぼうのかき揚げが乗っています。
これがサクサクしていて実に美味しいですね。
初めていただきましたが、さすがに名物だけのことはありますね。
最後にこちらは「丸天うどん」です。
丸く大きなさつま揚げが乗っています。
これも美味しそうですね。
うどんはかなり柔らかめです。
そういえばテレビでタモリさんが、うどんはコシがあっちゃあいけないとおっしゃっていましたが、こういうコシのないうどんもまた美味しいものです。
するするっと食べられて、そのまま噛まなくても切れてしまいます。
また、その合間に食べるゴボウ天がいいアクセントになりますね。
さらに肝心な出汁がまた美味しいんですね。
何でも羅臼昆布をたっぷりと使っているそうですが、鰹のダシも相まって実によい塩梅です。
味もやや薄口ですし、いくらでも飲めてしまいます。
久しぶりにうどんの汁を全部飲み干してしまいました。
丼の底には、「かろのうろん」のロゴが見えます。
実はこれが確かめたくて飲み干してしまったんですね。
いやあ本当に美味しいうどんでした。
これは九州でないと食べられないでしょうね。
長年の胸のつかえが取れた気分でした。
2009.09.18 Friday
海物語ヌードルIN地中海
海物語ヌードルIN地中海
最近絶不調のパチンコですが、たまには勝つ時もあります。
焼け石に水という言い方もありますが、負けっ放しでは悔しいですからね。
そして憂さ晴らしに景品を取ってきました。
ご存じ「海物語」シリーズの最新作ヌードルです。
なんでもパチンコ店限定の商品だそうです。
製造元は日清食品ですから、安心できると思います。
まずは蓋をはがしてお湯を入れます。
このあたりは当然ながら、普通のカップヌードルと同じです。
中身はこんな感じです。
お湯を注ぎ蓋を閉じて3分待つのも同じです。
出来上がりはと言いますとこんな感じでした。
具だくさんで、味はシーフード塩味ですね。
さっそくいただいてみましたが、このスープが意外にいけます。
まあ日清ですから当たり前と言えば当たり前ですけども、美味しいですね。
海鮮のダシが良く利いていてなかなかのモンですな。
麺と具はまあそれなりでしたが、期待を裏切る良いスープでした。
カップ麺はめったに食べないんですが、これならまた食べても良いかな。
ただしパチンコで勝たないと食べられないというのがくせ者で、次回食べられるのはいつになるのか、はたまた永遠の夢となってしまうのか。
限定商品ですからあとチャンスは何回もありませんが、チャレンジしてみましょうか。
2009.09.17 Thursday
魚金ほんよこ@二杯目
魚金ほんよこ@2杯目
今年の1月にも出かけました「魚金ほんよこ」です。
「王将」さんがダメだというので、最後のシメにもう1軒。
思わず飛び込んでしまいました。
酔いが回ってくると判断力が鈍るのか、結局行きやすいお店になってしまいます。
そういえば1月に来た時、とてもいいお店だったので、その時の記憶がよみがえってきたのでしょう。
相変わらず本店は満員で、なにか入りにくい雰囲気なんです。
そこで顔なじみ(と自分だけ思っている)の「ほんよこ」さんに入りました。
ここはオープンで入りやすいんですね。
さっそくホッピーをいただきます。
プラスチックのカップに凍らせたショーチューが出てきました。
はじめは気が付かなくて、店員さんに
「あれ、ショーチューは入れないの?」
と聞いたら
「凍らせたショーチューなんですよ」
(ああそういえばそうだったか)
またまた恥をかいてしまいましたが、そこでめげないのが酔っぱらいです。
ホッピーを半分ほど注ぎますが、何しろ氷が使われていない分だけ濃度が濃い。
それに氷でなくショーシューが溶けてゆくわけですから、時間が経つほど濃くなるんです。
そこでまたホッピーを追加して入れる。
最後まで同じ濃さで楽しめるんですね。
気が大きくなって名物の「刺身盛り合わせ」を頼んじゃいました。
普段なら絶対に頼みませんが、気が動転していたんでしょうか。
出てきたのがこれです。
残念ながらお値段は忘れました。
確か580円ぐらいだったかと思いますが、いい盛り付けですねえ。
中には私の苦手なものもあるんですが、酔っているとみさかいが付きません。
さすがにもう一杯飲む余裕もなく、記憶も薄れて行き、すんなりとこれで終了になりました。
今日は最後にあちこち歩き回ったので、かなり酔っぱらいましたが、楽しい一日でした。
やはり酒飲みの聖地ですね。
サヨウナラ新橋。
また来るよ!
2009.09.16 Wednesday
立ち飲み処へそ
立ち飲み処へそ@新橋
さて、「大露地」さんを出て、いよいよ本日のメインのお店「王将」さんに向かいます。
ネットで調べたところによると、お店の開店は5時ですからちょうど良い時間になります。
場所は、「烏森神社」のすぐそばで、確認もしてあります。
大露地さんを出て、5時2分にその場所に着きました。
おや、まだ開店準備の真っ最中です。
これは困ったなあ。
仕方なくあたりを散歩して時間を稼ぎます。
ここは鶏料理で有名な「末げん」さんですね。
通りの奥が「烏森神社」です。
中華そばの「幸楽苑」さん。
ラーメン290円(本当は税込み304円)はお安いですが、もっと安くて美味しいラーメン知ってるもんね。
あちこちうろうろしますが、いっこうに開店する様子がありません。
(これは5時半ぐらいかな)
そう思い直してもう1軒回ってくることにしました。
何しろここは新橋ですから入るお店に困ることはありません。
そこで飛び込んだのが、「立ち飲み処へそ」です。
後で調べてみるとこのお店はお昼から営業しているそうです。
入店時間は5時12分。
軽く20分ほどつぶしてゆきますか。
さっそくお店に入りますが、そこそこの混み具合です。
カウンターの端に立ち、メニューをながめます。
「チューハイと厚焼き玉子(200円)ください」
こちらはキャッシュオンデリバリーではなく、後でまとめてお会計するシステムのようです。
ただいまタイムサービスだそうで、チューハイは何と150円です。
すぐに出てきましたが、これ潔くて嬉しいです。
チューハイにも色々と合って、なんとかエキスで薄く色を付けたチューハイもよく見かけます。
実際はその方が飲みやすいんですが、単純にショーチューをタンサンで割っただけというチューハイも、大好きですね。
今日はこのタイプが続きましたがもちろんノープロブレムですね。
甘口の卵焼きがほっとさせます。
このお店の看板は「串揚げ」のようですが、これはまた次の機会に試してみましょうか。
ともかく時間つなぎということで、時間もあまり無いのでほんの15分ほどで飲み干しますがこれが大誤算。
もう大丈夫だろうと向かった「王将」はとても開店しそうにありません。
準備中のご主人に尋ねると、まだしばらく掛かるといいます。
これは仕方ありませんから、急遽予定の変更ですね。
そろそろ酔いも回ってきたようです。
2009.09.15 Tuesday
大露地@新橋
大露地@新橋
上野から山手線で新橋に回ります。
この新橋もサラリーマンの聖地として有名で、駅周辺には居酒屋さんがごろごろしています。
ただいま時間は午後4時。
そろそろ早いお店はオープンする時間になりました。
開店時刻というと、午後5時というお店が多いんですが、早めのスタートというお店もいろいろあります。
さて、裏通りを進んで行きますと目指すお店を見つけました。
お店の前を白黒のネコが歩いています。
ここ「大露地」さんの開店時刻は午後4時、ちょうど開店すぐの時間ですね。
さっそく中に入りますと、やっぱり一番乗りでした。
「いらっしゃいませ」
さっそく出てきた突き出しは、ピリ辛のモヤシです。
これはもちろんサービスですから、嬉しいですね。
「チューハイと鯨ベーコン下さい」
このお店は「ビール」以外はすべて300円均一という、まさにサラリーマンの味方です。
お店の中は6人掛けのテーブルが4脚ほどで、カウンターもあるようです。
その中の一番端、ちょうどテレビのよく見える位置に座りました。
すぐに出てきたチューハイは炭酸も軽めで、飲み口が軽いですね。
お店には暇そうなネコちゃんが毛繕いの真っ最中です。
ちょうど入り口の真ん前でのんびりしています。
じっと見ていると気配を察したのか、向こうへ行ってしまいました。
まず出てきた「鯨ベーコン」です。
昔ならともかく、今時の鯨ベーコンは貴重品ですから、これで300円というのは考えられないですね。
これは嬉しいなあ。
昔懐かしい鯨ベーコンは昭和の味がしました。
テレビでは何とまた「相棒」の再放送をやっています。
先月浅草に行った時もこの番組を放送していましたが、その時は2時過ぎでした。
「いつもこの番組やっているんですか?」
とお聞きすると
「結構あちこちで放送してるみたいだよ」
とのことでした。
昼下がりの番組としては人気があるんでしょうね。
さて、チューハイをお代わりして、つまみには「マグロ刺し」をお願いしました。
もちろんこれも300円です。
300円のお刺身といっても、いやいや十分なボリュームです。
これも居酒屋の定番で、このひと皿で場が華やかになります。
ずっと一人だけでしたが、30分ほどしてようやくサラリーマンの二人連れが入ってきました。
どうも常連さんらしくて、色々お店の方とお話ししています。
お店には何度か電話が掛かってきて、どうも席の予約を入れているような雰囲気でした。
退社と同時に繰り込むんでしょうが、さすがは新橋ですねえ。
調子が出てきたので、3杯目のチューハイをお頼みしました。
つまみはというと、変わったところで、「ウニとろろ」を選んでみました。
他ではあまり見かけないつまみですから、気になったんですが、これも当然300円です。
さっそくお醤油を入れてかき混ぜていただきます。
これは日本酒が欲しくなりますが、後があるんでこれまでにしておきましょうか。
のんびりとチューハイ3杯を空けて、そろそろ5時になるころです。
本日のメインのお店を目指して、後ろ髪を引かれながらも「大露地」さんを後にします。
「お勘定お願いします」
「ハイ、1800円です」
まさに掛け値なしの良心価格。
いやあいいお店ですねえ。
十分に満足して暮れかかる街に出てゆきます。
2009.09.14 Monday
カドクラ@上野
カドクラ@上野
さて本日の昼酒第一弾は、ここ上野までやって来ました。
何しろ東京の昼酒天国といえば、浅草か上野かと言うぐらいですから間違いはないです。
JR上野駅から歩いて数分というところに、立ち飲みやさんが集まっている一角があります。
現在平日の3時前という時間なんですが、お店の中はなかなかの賑わいです。
右手には「たきおか」さんがあり、こちらも気になりますがさすがに2軒は無理ですから、今日は左手の「カドクラ」さんに入りましょう。
「いらっしゃいませ」
景気よく、若い店員さんが出迎えてくれます。
お店はかなり広く、正面左手に調理場、それを囲んでカウンター、さらに周囲のあちこちに立ち飲みのスペースがあります。
これは軽く50人ぐらいは入れそうな感じですね。
さっそく正面カウンターの右から2番目に席を取ります。
といっても立ち飲みですから、下に荷物を置くぐらいですが、まずは場所の確保からです。
注文を取りに来てくれたのは若い女性の店員さん。
調理は体格のよい男性が何人かでおこなっていて、外回りは女性二人に若い見習風の男性が一人です。
このぐらい広いお店ですから、3人でもなかなか大変ですね。
「瓶ビール(350円)と煮込み(150円)を下さい」
メニューには「瓶ビール(大)400円」と書いてありますが、平日の昼間はサービス価格で何と350円になってるんです。
まさにスーパー並みの激安価格で、いささか心配になるくらいです。
やはり立ち飲み激戦区ですから価格競争は厳しいんでしょうか。
すぐに出てきた瓶ビールと煮込みです。
お財布から千円札を出して女性に渡しますと、お釣りの500円硬貨を返してくれました。
ここはキャッシュオンデリバリーで、全品が代金と引き替えなんですね。
メニューを見ますと、どれもみなお安い価格ですが、さすがに牛系統は高めになっています。
それでも普通の居酒屋さんに比べたら、十分安い価格ですがね。
煮込みは、ふつうの「煮込み」と「牛スジ煮込み」があって、どちらも150円です。
次は牛スジ煮込みや肉豆腐を食べたいですね。
こちらの煮込みは豚のシロが主体で、大根やゴボウも入っています。
味付けは醤油味で、良いつまみになります。
モツはよく煮込まれていて柔らかく、美味しいですね。
そこへやって来た若いサラリーマンが「定食下さい」と注文です。
「定食これで終了です」
と奥にコールが入ります。
入り口に掲げてある看板が下ろされます。
この定食が日替わりになっていて、今日は「牛レバーフライ定食」でお値段は400円です。
さっそく出来上がりを見てみますと、普通のレバーフライに小鉢が付き、お味噌汁にご飯が付いています。
このご飯とお味噌汁はお代わり無料ということで、サラリーマン氏もちゃんとお代わりをしていました。
なるほど定食だけを食べに来る方もいらっしゃるんですね。
私は追加のつまみを頼んでみます。
さっきから気になっていた「レバテキ(300円)」です。
注文を受けると料理人が冷蔵庫からレバーのブロックを出してきて、それを炭火で炙ります。
表面が程良く焼けたところで、それをスライスして盛りつけます。
「レバテキです」
代金の300円を渡し、お皿を受け取ります。
半生の牛レバーにゴマ油とおろし生姜、青シソにネギと胡麻まで掛かってこれで300円。
いやあ細かい仕事をしていますね。
タレには味が付いているようで、そのままでも美味しく食べられます。
こういうレバ刺しもありですね。
ひと切れ口に含むと、甘いレバーの感触が口中に広がります。
これはお酒が進みますね。
その時私のすぐ横でハプニングが発生しました。
「ガチャーン」という響きと共に、ガラスのジョッキが砕け散りました。
女性の店員さんが片づけの時に手を滑らして、落としてしまったんです。
慌ててみな総出で掃除をします。
その時にすかさず
「お怪我はありませんでしたか」
と確認しているのはさすが教育が行き届いていて、気持ちが良いですね。
さてお酒の追加は、「チューハイ(250円)」にしました。
これはプレーンなソーダ割りですね。
スッキリとして飲みやすいです。
これでお終いにするつもりだったんですが、どうも気になるひと品があって、最後に追加です。
これが人気の「ポテトサラダ(150円)」です。
何の変哲もない普通のポテサラですが、私の大好物です。
これは出来上がりにラップをかぶせて目の前のショーケースにスタンバイされています。
注文があるとラップをはがしてそのまま出来上がりという、スピード感のあるつまみです。
ほんの10秒ほどで出てきたポテサラに、甘口の中濃ソースが合うこと合うこと。
これもまた良いもんですね。
ジャガイモは割合に粒が大きく、ざっくばらんな感じですが、好みの味です。
そんなこんなで50分ほどの立ち飲みタイムを過ごし、お店をあとにします。
周りには色々なお店があって、「たきおか」さんも気になるし、次回は別の店もいいなあ。
あれこれ目移りしながらも上野駅に向かいます。
2009.09.12 Saturday
お久しぶりに
お久しぶりに
今回の東京巡りは、メインの居酒屋探訪までに少し時間が余ります。
というのも目指すお店の開店が5時なので、早い時間からあまり飛ばしすぎてはいけません。
そこで2時間ほど時間つなぎをしようとして思い立ったことがあります。
久しぶりに昔馴染みのあたりを訪ねてみようというんですね。
まずはJRで渋谷まで行きます。
ここでお土産を仕込むために、「東急東横店」であれこれ品定めをします。
そこから「東急田園都市線」の渋谷駅に行きます。
この駅から東急線で、目的地まで行こうというんですね。
ところが切符を購入するとどうも様子がおかしい。
不安なのでこれもやっぱりプロに聞けと、係員さんに道を尋ねます。
そこでようやく気が付きました。
そう私が乗るべき路線は「東急東横線」だったんですね。
駅は近いんですが、線路は全く違います。
慌てて切符の払い戻しをします。
結局昔からの道順が一番だと思い直して、東横線は取りやめ。
渋谷からJRに乗って目黒駅まで向かいます。
そこで「東急目黒線」に乗り換えるんですね。
昔は「目蒲線」といっていたんですが、時代は流れ線路も変わりました。
何しろ目黒から2方向に線路が続いているんですから、これは気を付けないといけません。
150円の切符を買って、目指す大岡山の駅に着きました。
駅のホームは地下にあって、とても近代的な駅に変わっています。
昔の古風で小さな駅だったころに比べると凄い進化ですねえ。
駅を出てまたビックリ。
眼前に広がる光景は、昔の面影など全くなく、実にスッキリとしています。
思えば卒業からもう三十有余年、時代の流れとはかくの如しでしょうか。
駅の周辺の思い出のある場所を散策します。
ここは昔二階に「養老乃瀧」があった場所です。
建物は変わらないようですが、懐かしいなあ。
大岡山北口商店街をボチボチ歩いてゆきますが、昔と変わらないひなびた町並みです。
この通りはなんだか落ち着きますね。
続いて線路の反対側も散策します。
やきとんの、「三鶴」さん。
学生時代に安酒を飲んだお店です。
あの古ぼけたようなお店がこんなに綺麗になっていました。
もう一度あの煮込みを食べたいですねえ。
今度また行ってみようかな。
構内は工事中らしく、無粋な鉄板がごろごろしていました。
変わるものもあり変わらないものもある。
次に訪ねる時はどうなっているんでしょうか。
楽しみでもあり不安でもあります。
さあ次はいよいよ居酒屋です。
2009.09.11 Friday
中華満来@豪徳寺
中華満来@豪徳寺
今回のレポートは凄いですよ。
正直私は初めてこのようなラーメンを食べました。
おそらく日本広しといえどもここのラーメンにかなうものは無いでしょう。
素晴らしいです、そして感動ものです。
さて、今回も私鉄を利用することになります。
目的地がJRの沿線ですと「青春18切符」でいけますから良いんですが、私鉄の沿線ですとその分の交通費が別途かかります。
ですから遠回りでもなるべく私鉄が短くなるように利用するんですね。
今回の訪問地は、「豪徳寺」です。
例によって新宿湘南ラインを新宿の駅で下車、そこから小田急新宿駅に向かいます。
片道の料金は180円です。
いいですか180円ですよ。
(何だたったの180円じゃないか、ケチなやつだなあ)
そうお思いの方もおられるでしょうが、今回はこれが大切なんです。
電車の乗り場に行きますが、色々とホームがあって迷いますね。
そこで駅員さんに
「豪徳寺に行くにはこれでいいんですか?」
と聞くと、即座に
「ああ、これは違います。階段を下ってあちらのホームに向かってください」
親切に教えてくれました。
やはり都会では謙虚にしていた方がいいですね。
お礼を述べて、各駅停車の電車に乗ります。
それにしても小田急線は駅の間隔が短いですね。
1分半ぐらいで次の駅に着いてしまいます。
新宿から9番目の駅なので時間が掛かるかと思いましたが、15分ほどで豪徳寺の駅に着きました。
駅を降りて地図を頼りに目指すお店を探します。
迷うこともなくすぐに見つかりました。
これは駅のすぐそばですね。
このレトロな暖簾、かなり雰囲気が出ていると思います。
今日はこの「中華満来」さんを訪問するんです。
正午にまだ10分ほどあるという時間ですが、お店に入りますとお客さんは2名でした。
一人は年輩の女性、もう一人は30代の男性です。
正面に調理場がありそこに向かった3席ほどのカウンター、他には4人掛けのテーブル席がいくつかあります。
お冷やはセルフサービスです。
これを取って、カウンターの右端に座ります。
「ご注文は?」
「ラーメン下さい」
このカウンター席からはビニール越しに正面の調理場がよく見えます。
料理人は3人。
今中華鍋をふるってチャーハンらしきものを作っているのは、年輩の女性です。
年齢は70ぐらいか?
分かりませんがお元気なご様子ですね。
その前にいらっしゃるのがご主人らしき男性で、60はとうに過ぎている感じで、ご夫婦なのかは分かりません。
そしてその奥で座って餃子らしきものを作っているのが、さらに年輩の男性です。
この方が津田三郎さん、年齢は明治44年の生まれといいますから何と98歳なんだそうです。
このお年まで現役で働いていらっしゃるというのが素晴らしいことですね。
さて、ここのラーメンなんですが何と言ってもそのお値段が素晴らしいんです。
いいですか、ラーメン1杯のお値段が、何と200円です。
間違いじゃないですよ、ほんとに200円なんです。
大盛りでも300円ですから今どき破格といえますね。
まずは後方のサラリーマンにラーメンと炒飯が出てきました。
チャーハンは500円ですからこれもお安いですね。
そのあとでついに私の200円ラーメンがやってきました。
このお店には「箸筒」は置いてありません。
一杯ごとに丼に割り箸を乗せて運んでくれます。
具は、小さなチャーシュー1枚に、ナルトも1枚、ノリも1片にぱらぱらっとメンマというものです。
とはいえ200円ですから存在するだけで嬉しくなってしまいますね。
コショーを掛け、心を落ち着けて割り箸を割ります。
まずはスープを一口。
これは熱いです。
ラーメンのスープが熱いと、それだけで嬉しくなりますね。
味はほんのりあっさりの醤油味です。
麺は中細の縮れ麺で、するっとしています。
このスープがなかなか趣があっていいですねえ。
以前「ニコニコラーメン」の220円というのがありましたが、これは出汁に無理がありました。
こちらのラーメンはしっかりと出汁を取っているようで、懐かしいひなびた味わいがあります。
これはとても200円とは思えません。
いやあ大したものですね。
お店の中にはご主人の台湾での免許のようなものも飾ってありましたし、「氷川きよし」さんとのツーショットもありました。
マスコミにも話題のお店だったんですね。
それにしても見事なお味で、美味しいラーメンです。
これなら500円でも全然おかしくないですね。
ラーメン以外のお値段はといいますと、餃子が350円、もやしそばが300円、ちゃしゅうめんは600円と、このあたりで普通に近くなります。
並ライスが200円でワンタン麺やタンメン、カレーラーメンは500円になっていました。
やはりこのラーメンだけが極端にお安いですね。
何でもこの明治のご主人がお店に出ている間は絶対に値上げしないと宣言されているとか。
これは立派な心意気ですね。
当然ながらするするっと平らげてしまいました。
ボリュームも普通にあって、私にはこれ1杯でランチには十分です。
涙が出そうな美味しさでした。
「どうもごちそうさまです」
千円札を差し出すと、お釣りが800円返ってきました。
なるほど本当に200円のラーメンだったんだと再確認します。
というわけで、片道の運賃とほぼ同じ値段のラーメンですが、ただ安いだけじゃあないんですよ。
明治の気迫がこもる素晴らしいラーメンでした。
2009.09.10 Thursday
セブンでおでん
セブンでおでん
まだまだ暑いこのごろですが、セブンイレブンで恒例の「おでん70円フェアー」をやっていました。
もちろん静岡人にとって、おでんと言えば「静岡おでん」なんですが、たまには別の関東炊きも良いもんです。
とはいえ静岡でこのタイプのおでんというと、コンビニでも行かなくては食べられませんからね。
もちろん静岡人の体は「静岡おでん」で作られていると言っても過言ではないぐらいの浸透率ですから、すぐそばの「滝浪さん」を通過して、コンビニで買うのは気が引けますが、まあ良いでしょう。
セブンイレブンに入り、店員さんにおでんを購入する旨を告げます。
最初に聞かれたのが
「カラシと味噌はどうしますか?」
「カラシだけ下さい」
そうしたら小袋のカラシを一袋だけ付けてくれました。
このカラシは結構利くんですが、もう2、3コ付けてもらうんでした。
おでんの鍋を前にするとつい嬉しくなって沢山取ってしまいます。
このあたりは駄菓子屋に来た少年と同じです。
まずは厚揚げに白滝というスタンダードなものから。
はんぺんにがんもどき、餅入り巾着という静岡おでんに無いものは外せません。
あれこれ放り込んでいたら7個になりました。
これでも490円ですから嬉しいものですね。
さっそくお家でいただきますが、思ったよりも薄味でした。
これは静岡おでんと比較してしまうから仕方がないわけで、まあそれなりに美味しいです。
「豚つくね串」というのが美味しかったです。
良いお酒のつまみになりますね。
でも、よく見ると通常の販売価格は140円なんですね。
やはり高いだけあって上手く作ってあります。
これだけ食べたらさすがに満腹になりました。
思い出してみると、いつもこのフェアーの期間だけしかおでんを食べない薄情な私です。
帰りが遅かった時などの晩酌の友として、このおでんもありかなと思います。
台湾のおでんはさっぱりでしたが、やはり日本のコンビニは良いですねえ。
2009.09.09 Wednesday
豚風亭@馬淵
豚風亭@馬淵
先月新規開店したばかりのお店です。
場所は大浜街道を下って、途中で脇道に入る看板が出ています。
これが無いと分かりにくいですね。
平日のお昼前、無事お店に到着しました。
可愛い看板が出迎えてくれます。
さっそくお店に入りましょうか。
「いらっしゃいませ」
入り口左手に調理場で、それを囲むカウンターが7席ほど、奥に小上がりの座席が4人掛けで二組ほどあります。
先客は奥のテーブルに3人ひと組、手前のカウンターに二人と、まずまずの混みようですね。
さっそくカウンターの右端に席を取ります。
紙おしぼりとお冷やを出してくれます。
「ラーメン(600円)をお願いします」
「はい」
初めてでもありますし、まずはスタンダードなオーダーで行きましょう。
お店は男性のご主人と、手伝いの女性の二人で切り回しています。
ちょうどオーダーが入りはじめた頃合いらしく、私の番が一番最後になるようです。
お冷やを飲みながら出来上がりを待ちますが、左手の男性が夢中で携帯を掛けています。
仕事の話なんでしょうが、店内に響き渡るほどの大声にはビックリしました。
お店の中とはいえ、公衆の面前ですから、外に出て話をするとか、用件を絞るとか色々と工夫は出来ると思いますが、どうなんでしょうか。
あとの様子から察するに、どうもお店のご主人とは親しいような感じです。
ひいきにしているお店だから自分の我が儘が効くと思うのは勝手ですが、はたしてお店のためにはなるのでしょうか。
ケイタイはどうしても声が大きくなります。
そこをどう考えるかでその人のマナーが知れるかと思います。
居酒屋でも良くあるパターンですが、常連客らしい方がいかにも「俺は常連なんだ」と威張っているときがあります。
座るなり
「いつものアレね」
さらにはご主人が忙しいのにもかかわらず
「あの店のこれはたいしたことはないね」
「今度こういうのを作ったら受けるんだがねえ」
いかにも仲がいいんだといわんばかりに喋っている。
この方は自分がお店のお客さんを減らしていることに気が付いていないんですね。
「お待たせしてすいません」
注文のラーメンが出てきました。
ランチタイムのサービスで、「小ライス」が付いています。
具はチャーシュー1枚に、メンマ、三角形のノリという出で立ち。
どうもカナキン亭のイメージに似ていますね。
スープは「豚風亭」という割には豚くさくなく、飲みやすいスープでした。
ダシも良く出ていますが、いまいちインパクトに欠けるきらいがあります。
麺は細麺のストレートで、これは申し分なし。
卓上には豆板醤やおろしニンニクなどの調味料があって、自分で調整できるようになっています。
これもカナキン亭風ですね。
さすがにニンニクは避けました。
全体的には良くまとまっているラーメンだと思います。
「つけ麺」も始めたようですが、今後に期待したいと思います。
2009.09.08 Tuesday
たこ八@名古屋からのお客人
たこ八@名古屋から
さて今週2回目のたこ八です。
いつもどうり仕事が終わってから、9時過ぎの入店となりました。
今日は空いているかな。
「こんばんは」
おや、今日はなかなかの混み具合ですね。
さらっとお店の中を見回すと、奥にS大先輩がいらっしゃいます。
さっそくご挨拶をすると、今日は息子さん(もちろん20過ぎですよ)お二人を連れて飲みに来たとか。
息子たちと酌み交わすお酒は、さぞ美味しいことでしょう。
私も早くああなりたいものですね。
入り口近くにシンチャンがいたので、その隣りに滑り込みます。
例によって瓶ビールで一人乾杯。
仕事終わりのビールはやっぱり美味しいですねえ。
つまみはシンチャンに便乗して「冷や奴半分」をいただきます。
意外と知られていないんですが、ここのお豆腐は隠れた名物なんですね。
もちろんお店にはメニューがありませんから、自分で発見しないと注文できないところが難点ですね。
一人のお客さんが大声で解説しています。
「だから、ハスじゃなくて、レンコンなんだよ」
どうやら「レンコンフライ」を「ハスのフライ」と言った別のお客さんに注文を付けているようです。
この「ハス・レンコン問答」はたこ八では有名で、常連さんはみな「レンコン」と言います。
初心者の方には、お母さんも優しく教えてくれます。
「ハスは花で、食べるのは根っ子の蓮根」
正しくは地下茎ですが、まあそんなことはどうでもよろしい。
ただ、このお客さんだいぶ聞こし召していらっしゃるようで、とにかくしつこい。
さらには大きな声で、同じ話題を何度も繰り返す、いわゆる酔っぱらい状態ですね。
さすがにオカアサンもあきれて、後半は相手にしませんでしたが、まあもめなくて良かったです。
シンチャンと「青春18切符」の話で盛り上がります。
先月末に、金券ショップで「2回分を6千円」で購入したとか。
最後になると金券やさんもボッタクリますなあ。
まあ、期限切れになってしまうと丸損なので、その保証もあるんでしょうね。
すると隣のお客さんが話しかけてきます。
初めて見る方なんですが、もうこの「たこ八」には何回か通ってきているとか。
どうやら私の拙いブログを見て「たこ八」に来てくれたそうです。
これは嬉しいですね。
私の方がお礼を申し上げたいぐらいです。
お話を聞くと名古屋の方で、静岡に出張になった時に回るお店をネットで探していて見つけたんだそうです。
世の中どこでどう繋がってくるのか、面白いものですね。
あれこれとお話をしますが、やはり気になるのが名古屋の情報です。
最近は名古屋に出かけることはほとんど無いんですが、たまには名古屋遠征も行きたいと思っています。
そこで名古屋のお店あれこれを色々と教えていただきました。
なるほどこれは参考になりますね。
やはり地元の方に聞くのが一番です。
でも、静岡に居酒屋は星の数ほどあるのに、わざわざこの「たこ八」を選んでくださったとは、嬉しいですね。
そのせいか帰りにマクドで安売りのビッグマックを二つ、お土産に購入してしまいました。
最近ますますメタボ気味になってきましたなあ。
2009.09.07 Monday
備長扇屋@玄南通り
備長扇屋@玄南通り
全国チェーンの居酒屋です。
玄南通りの外れにあり、以前から気になってはいたのですが機会が無く、今回初めての訪問になりました。
休業日はなく、日曜日の営業はこの界隈では貴重なお店ですからね。
7時半という時間ですが、お店は半分ほどの入りです。
まずはつまみのメニューを見ますが、割合にお安くなっていて好感が持てます。
実は今日はすぐそばの「和民」しこたま飲んできた2軒目ですので、あまり食べられないんですね。
そこで、「吟醸酒」というのをいただいてみました。
良く冷やされていて可愛らしいボトルですね。
小鉢のつまみがあれこれと出てきました。
たたきキュウリ、味噌コンニャク、奴豆腐、いずれも量は少ないですが、つまみとしては申し分ないと思います。
焼き鳥を頼みましたが、少し時間が掛かるということで、飲みながらお待ちします。
と言いながらもそのうち上品なお酒では物足りなくなって、ホッピー(399円)も頼んじゃいました。
このあたりの節操のなさは生まれつきですね。
いやはやホッピーは旨いです。
遅れてやって来た、扇屋自慢の焼き鳥は壁に「本日の焼き師」と名前が書いてあるぐらいの自信が感じられます。
何とこれが1本84円といいますから、たいしたものですね。
味も焼き加減も十分でした。
これはリピート確実かな。
さらに追加で、「鳥皮ポン酢」
これは可愛らしい「卵焼き」です
うーん、これは酔っぱらって名前を忘れました。
3人で1時間ほど楽しんでお会計です。
ホットペッパーのクーポン券を出したら
「お一人様1500円を超えていないので使えません」
ということでした。
そんなに安く済んだのは残念なのか、嬉しいのか。
お酒も適正価格なので、一人でちびちびやるには良いかも知れませんね。
日曜日のキープ店として、メモしておきたいと思います。
2009.09.05 Saturday
珍龍@シメはやっぱり
珍龍@シメはタンメン
さて、ナカミヤ経由でたこ八さんへ、だいぶアルコールも回ったことですし、そろそろお開きとしましょうか。
そこで珍しくシメのラーメンを食べようということになりました。
最初に向かったのは「珍龍」さんです。
ところが酔っぱらいの方向感覚とは恐ろしいもので、道を1本間違えてしまいました。
(おかしいなあ)
途中で気が変わって
(やっぱり福竜さんにしよう)
反対方向に引き返します。
ちょうど花火大会帰りの方が一杯で人通りの多い町中を、それに逆らって進んで行きます。
人通りが途絶えてきて、寂しくなった街にほんのりと福竜さんの看板が浮かんで見えます。
さっそく中に入りますが、何と満員です。
テーブルに空席はありますが、相席のため詰めていただくのは気が引けますね。
こんな時に常連さんですと気を利かせて詰めてくれるときもありますが、今日は花火帰りのご新規さんが多いんでしょう。
ここは潔く諦めることにします。
まあ酔い覚ましの良い運動になったと思えばよろしい。
Uターンして、またもや「珍龍」さんを目指します。
さすがに今度はしっかりと見つけました。
入り口横の売り場で、まずはお会計をします。
「タンメンを」
「太麺、細麺」
「太麺で」
ここは珍しい先払いのお店なんですね。
ここもやはり混んでいますが、それほどの満員というわけではなく、いつも通りの感じです。
カウンターに座って出来上がりを待ちますが、いつも通りの料理人の手さばきには感心します。
この職人さん、もう何十年と鍋を振るっているんでしょうが、さすがですね。
相変わらずお姉ちゃんの中国語が飛び交っているのも懐かしい感じがします。
すぐに出てきました珍龍特製のタンメンです。
この山盛りの野菜が嬉しいですね。
一杯飲んだ後なのに、体に良いような気がしてきますから不思議ですね。
野菜は炒め具合が絶妙で、シャキシャキ感がたまりません。
ほんのりとニンニクの利いたスープも食欲をそそります。
どうですこの太麺は。
タンメンに特注の太麺です。
静岡にはこの太さの麺を出すお店はなかなかありませんね。
野菜は、キャベツ、モヤシニラキクラゲタマネギと豊富で、嬉しいことに豚コマも沢山入っています。
やはり静岡の夜のシメはこの珍龍に限りますね。
スープもあっさりとしていて、程良い味加減です。
ふうふういいながら、汗をかきかき食べ進みます。
多いようですがペロリと平らげてしまいました。
メタボが気になる今日この頃ですが、まあたまには良いかな。
久しぶりのタンメンに大満足の1杯でした。
2009.09.04 Friday
ナカミヤ@大繁盛
ナカミヤ@大繁盛
いったん行き出すと癖が付いてしまうようで、先週に引き継いでまたもや「ナカミヤ」さんに出かけました。
でも今日は「安倍川花火大会」の当日ですから、町中はどんな混み具合になるのか予想も付きません。
静岡の市街を歩いていると、花火見物らしい人たちが続々と歩いていきます。
ただいまの時間は午後7時を少し回ったあたり、はたして空いているかな。
ナカミヤさんに到着して、中をうかがいますと凄いことにほぼ満員です。
幸いにしていちばん奥のテーブルが空いていたので、そこに座らせていただきます。
ご主人は、一人で調理の真っ最中で、大忙しといった塩梅ですね。
「生ビールをお願いします」
今日は友人と二人なので、まずはビールで乾杯です。
仕事のあとの1杯は最高の味ですね。
つまみはもう定番の「刺し盛り」です。
相変わらず美味しいですねえ。
友人も満足されていたようで、嬉しいです。
こちらは煮込みで「タンした」です。
久しぶりにいただきましたが、独特の歯応えで美味しいですね。
「もつミックス」で塩味。
さっぱりとしています。
くつろいでいると、さらにお客さんが入ってきて、完全に満席となりました。
これは凄い大繁盛ですね。
店の外では、花火の音が大きく響いています。
ちょうど仕掛け花火でも始まったんでしょうね。
残念ながら花火は見えませんが、雰囲気の何分の一かは感じられます。
このあたりで飲みものは、ホッピーに代えます。
氷を入れて、濃い目のホッピーはモツに良く合うんですね。
お客さんは初めての来店らしい方が多く、このあたりが「花火効果」なんでしょうかね。
ただ、やはりだんだんに騒がしくなり、煙草をお好きな方も多いようで、いつもの雰囲気とは少し違ってきます。
ショーチューの「ナカ」をお代わりして、そろそろお勘定をしましょうか。
次は「たこ八」をご案内することにしました。
2009.09.03 Thursday
さくま@浅草
さくま@浅草
さていよいよ本日のメインです。
こちらも老舗で創業は昭和22年といいますから、戦後焼け跡世代からの老舗居酒屋ですね。
こちらに名物の煮込みがあるという噂を聞きつけて、いつかは行こうと考えていましたが、ようやく今回が初の訪問になります。
「大瀧」さんを出て、浅草寺界隈をのんびりと散策します。
面白いお店が多くて時間つぶしには退屈しませんね。
こんな張り紙もあったりします。
さて、開店時刻の午後5時になり、頃合いはよしとお店に向かいます。
清潔感あふれる真っ白な暖簾をくぐり、お店に入ります。
先客はカウンターに男女の二人連れのみで、これは常連さんのもようです。
右手に調理場とそれを囲むカウンター、そして小上がりの席もありますが、だんだん記憶が怪しくなりました。
まずは一つ空けてカウンターに席を取ります。
「お飲物は?」
「チューハイ(350円)と煮込み(500円)をお願いします」
早速出てきました煮込みですが、これもまた浅草スタイルの牛の煮込みです。
さすがは浅草で、この地域での煮込みはみんな、牛のスジ肉を使って甘辛く味付けたものが定番です。
すじ肉の脇にはこれもおなじみのお豆腐がきちんと入っています。
ここ「さくま」では蒟蒻も参加していますね。
チューハイは炭酸で割ったシンプルなものです。
このあたりもみな不思議に統一されているのが、浅草という地域性を感じさせます。
カウンターの中では美人の名物女将がなんと3人もそろって、お客さんのお相手を勤めてくれます。
常連さんにはたまらないでしょうね。
このあたりも人気の原因なんでしょうね。
残念ながらこのあたりで記憶が薄れてきました。
お味のほうはそれなりにおいしかったと思います。
チューハイをお代わりして、おとなしく本日は終了でした。
2009.09.02 Wednesday
大瀧@浅草
大瀧@浅草
浅草三ちゃんを出て、まずは本日のメインであるお店「さくま」を確認します。
酔いが回ってから探すと痛い目を見るというのは、さすがにもう学習済みですからね。
まさかまさかの「臨時休業」なんて事態もありますから、油断は出来ません。
幸いにして、程なくお店を発見したので、元の道に戻ります。
そして本日の2軒目は、立ち飲みのお店にしました。
向かって左側が「酒屋」さんで、右側が「立ち呑み」のお店になっています。
もちろん右側の入り口に向かいます。
自動ドアをくぐって中に入りますと先客はお一人だけでした。
こんな時、混みすぎていると気後れしますし、誰もいないと寂しいですから、まあいい感じと言うところでしょうか。
入り口左手がお酒の場所で、乾きものなどが並んでいます。
そこに平行なカウンターともう一つ平行に棒状のカウンターが張り出していました。
空いていたのでその頭のあたりに荷物を置きます。
「瓶ビール(390円)と、冷やしトマト(180円)下さい」
「あ、トマトはちょっと待ってね」
ここはキャッシュオンデリバリーなので、まずは代金を前払いします。
中年のご主人は後ろ側にあるお店の留守番もしています。
お客が入ってくるたびに、入り口のセンサーが、「ピロピロピー」と鳴り、ご主人が走ってゆきます。
これはなかなか忙しそうですね。
さすがに酒屋さんだけあってお酒のメニューは豊富です。
私の次に入ってきたお客さんは、「電気ブランソーダ」に「チーズ」というチョイスでした。
これは立ち呑みでなくては難しいメニューですね。
次に入ってきたスキンヘッドのお客さんがユニークでした。
几帳面な方らしく、いそいそと店中をうろついています。
少しでも汚れが見えると、カウンターの台拭きを取りに行ってそれで拭きます。
注文も細かくて、せんべいを一枚頼んだり、さつま揚げをもらったりと大忙しです。
そういえば前に赤羽の立ち呑み店でもスキンヘッドの常連さんがいたっけ。
立ち飲みにはスキンヘッドが付き物なのかね。
冷やしトマトにお塩を振って、自分の席まで持ってきます。
酒飲みはこんなものでビタミン補給するんですね。
お客さんがどんどん入ってきます。
慌てて奥の席にと移動します。
どれも60代過ぎのお年寄りで、なかなか良い雰囲気ですね。
そこに老年の夫婦者がひと組来ました。
両方とも慣れているらしく、めいめい勝手にあれこれと注文しています。
追加のお酒は、「ホッピー(350円)」に「冷や奴(100円)」をいただきました。
奴にはちゃんとネギに鰹節まで掛かっています。
ホッピーはショーチューの量が多すぎて、ホッピーが三分の一しか入りません。
これはすごい濃さのホッピーです。
少し飲んではホッピーを追加しますが、これは効きますね。
サワー類はみんなこの濃さになっていますから、飲み応えがあります。
現在カウンターに5人、テーブル席に8人という混み具合で、なかなかの繁盛ぶりです。
浅草での時間つぶしには最適の場所ですね。
酔いもだいぶ回ってきたようなのでそろそろおいとましましょうか。
こんな時に前払いだと、簡単に出てゆくことが出来ます。
「ごちそうさまでした」
まだまだ明るい浅草の通りに出てゆきます。
酔い覚ましにお店でも冷やかして回りましょうか。
2009.09.01 Tuesday
浅草三ちゃん@浅草
浅草三ちゃん@浅草
さて今回の居酒屋探訪は、浅草3連チャンです。
都内でも珍しい昼間っから大っぴらにお酒を飲める街浅草、まさに飲んべえの聖域ですな。
JR上野駅から、メトロで浅草まで行きます。
まだ2時前と言う時間ですが、もう開いているお店も多く、道路に置かれたテーブルからは、ホッピーを傾ける喧噪が聞こえてきます。
そこを横目に見て、まずは目指す1軒目のお店を探します。
人混みの中央通りを越えて、ひさご通りに出ますと間もなくお店が見えてきました。
表構えからしてなかなかに風情があります。
さらに近づいて、引き戸を開けて中に入ります。
「いらっしゃいませ」
おやこれはのんびりとしていますね。
割合に広いお店で、正面に調理場があり、それをコの字形に囲むカウンター。
さらには4人掛けのテーブル席も幾つかあります。
ただいまのところ先客は2名ほど。
のんびりと一番右端のカウンター席に座ります。
壁に貼ってあるメニューをちらりと見ますと、どうやら秋田料理が看板のもようです。
でも、本日の目的は「煮込み」です。
このお店の煮込みも「正ちゃん」に似て特徴のある味だといいますから、まずは外せませんね。
「チューハイ(300円)と煮込み(400円)を下さい」
「はい」
カウンターの中にはご夫婦らしい中年の男女が注文を受けています。
そしてそのご両親と思われるおじいさんとおばあちゃんが、あれこれお客の世話をしているようです。
「狭いからこちらへどうぞ」
おじいさんが荷物を移してくれました。
お言葉に甘えて二席移動します。
こういう心配りが下町の人情なのかもしれません。
何となく心が温かくなります。
さて、すぐに出てきました、「煮込み」と「チューハイ」です。
「煮込み」は牛のすじ肉ですね。
これを下町風に甘辛く煮たものです。
さっそく七味唐辛子を振りかけて、一口いただきます。
正ちゃんと似ていて、思いのほか甘口です。
ここに豆腐が入り、仕上げにネギを散らしてあります。
このあたりも正ちゃんによく似ているのは、これが浅草風なんでしょうか。
チューハイはスッキリ炭酸のみのシンプルなもので、口当たりもよろしい。
喉が渇いていたせいか、すぐに1杯を飲み干してしまい、お代わりをします。
今日は少し飛ばし過ぎかな。
テレビでは「相棒」の水谷豊が大活躍して、みんなで注目している昼下がりです。
この時間帯はお客さんも少ないらしく、中休みといったところでしょうか。
ご主人は、パックのご飯をレンジでチンして、牛煮込みを掛けた即席牛丼です。
これに納豆とおみそ汁に漬け物という遅い昼食をしゃがんでかき込んでいます。
煮込みと2杯目のチューハイが空きそうなので、お代わりとつまみの追加です。
「シロ(100円)を3本タレでお願いします」
これはおじいさんの仕事のようで、すぐに角の焼き場所で焼いてくれました。
なんやかんやで結局お客さんは私だけになってしまいました。
おばあちゃんも手持ちぶさたで、座席にのんびりと座ってくつろいでいます。
昼酒がじんわりと効いてきました。
そろそろ次のお店を探した方がいいかな。
テレビでは、右京さんが見事な推理で事件を解決しました。
頃合いはよしと、お勘定をお願いします。
「1600円です」
さあ次に行きましょうか。
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