2009.07.04 Saturday
鳥が犠牲にしたもの
鳥が犠牲にしたもの
大空高く飛ぶ鳥たち。
もしも大空を自由に飛べたなら、というのは人類にとっての大きな夢です。
この、空を飛びたいという欲望は昔から 尽きることはなく、古くはギリシャ神話のイカロスから 、初めて飛行機を飛ばしたライト兄弟まで、空中散歩に挑戦した例は数え切れません。
幸いにして現在では航空機が発達していますから、人間はなんとか空を飛ぶことが出来るようになりました。
でも純粋に人力だけで飛べるかというと、「鳥人間コンテスト」でもお分かりのように、難しいものがありますね。
まあ、簡単に人間に翼を付けただけでは空を飛ぶことは出来ません。
人間には空を飛べない様々な要因があるからです。
まずは翼がないということ。
また例え翼があったとしても、それを動かす力が不足しています。
いえいえ、そんなものはたいした障害ではありません。
実はその一番の理由は、「重いから」なのです。
忘れやすいことですが、鳥たちは非常に軽いんですね。
雀さんなんかは、ヤキトリの串1本にも満たない重さですし、感覚的には大きな鳥に分類されるカラスでも体重は500グラムほどで、非常に軽い生き物です。
同じぐらいの大きさの猫でも、5キロぐらいあるものもいますからね。
空を飛ぶと言うことは、当然その体を支えるだけの浮力を作らなくては行けません。
しかし自分自身の体重に相当する浮力を得るには、ヒトは重すぎるんです。
これは体の構造からして違うことからも明らかです。
トリの骨を見ても、中空でまことに軽い骨だということが分かります。
とっくに空を飛べなくなったニワトリでさえも、その体を受け継いでいます。
鳥たちは、それ以外にも様々なものを犠牲にして、飛ぶ能力を身につけたことになります。
はたから見るとのんびりと飛行を楽しんでいるように見えますが、その裏側には色々なものが隠されているんですね。
私たちは、とかく光の当たる面だけを見がちです。
羨ましいなあ、あんなことが出来ていいなあ、そう思います。
でも、その奥に隠されたマイナスの部分に目を当てることも、時には必要だと思いませんか。
大切なものを捨てることが出来なければ、新しい道が開けないこともあります。
考えてみますと、人間は長い年月を掛けて、今のような文明社会を作りあげてきました。
その行程では様々な取捨選択があったはずです。
現代のような高度な文明社会は、多くの犠牲の上に成り立っているのかもしれませんね。
何か今日は説教くさくなってすいません。(反省)
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