2008.11.14 Friday
中国四大美人
中国四大美人
映画「レッドクリフ」の中国美女「小喬」を見ていて
(そういえば中国には「四大美人」というのがあったなあ)
ふと思い出したんですが、悲しいかな記憶に乏しいんですね。
そこでさっそく調べてみました。
さすがは中国、スケールは大きいですよ。
何しろ絶世の美女を表す「四字熟語」まであるんですから。
それは何かと言いますと、まず
「沈魚落雁」
これは二人の美女の形容詞です。
まずは「沈魚美人」
これは紀元前、越の国の美人「西施」を表します。
越王・句践(こうせん)に見いだされた西施は、宿敵である、呉王・夫差(ふさ)に献上されますが、夫差はその色香に迷って国を滅ぼすという筋書き。
「ひそみにならう」という故事成句でも有名です。
この西施が川で洗濯をしているとその姿に見とれて、魚たちは泳ぐのを忘れてしまい、川底に沈んでしまったといいますからもの凄い美人ですね。
次は「落雁美人」
これは前漢朝末期紀元前30年ごろの美人「王昭君」を指します。当時さすがの漢王朝も勢力が弱まってしまい、隣国の匈奴と和睦をする必要に迫られました。
そこで漢の後宮から匈奴の妃として使わされた後宮一の美女が彼女です。
何でも似顔絵を醜女に書かれたために選ばれてしまったといいます。
この王昭君が旅の途中で故郷の方向へ飛んでゆく雁を見ながら望郷の思いを込めて琵琶をかき鳴らすと、彼女の姿に魅入られて雁が次々と落ちてきたといいますから、恐ろしいほどの美女ですね。
続いては「閉月羞花」
同じく二人の美女を表す熟語です。
まずは「閉月美人」
これは例の三国志演義にも登場する美女「貂蝉」です。
ただこの「貂蝉」のみは正史には登場しないため、架空の人物であると擦る説が多いようです。
彼女は「連環の計」としても有名で、董卓とその養子である呂布とのあいだに三角関係を作ります。
猛将呂布は一度は婚礼の約束をした貂蝉を思うあまりに、養父である董卓を殺してしまうのです。
この貂蝉が物思いにふける姿は余りにも美しいため、月が恥じて雲に隠れてしまったといいます。
そして最後は「羞花美人」
これは日本でもっとも有名だと思われる美女、楊貴妃です。
時代は唐代で、初めは太子の婦人でしたが、舅である玄宗皇帝に寵愛されて、皇后に次ぐ貴妃の地位を得ます。
しかし皇帝のご寵愛を振りかざした、彼女の取り巻きの一族の悪行から安禄山の反乱が起こり、楊貴妃一族は殺害されてしまいます。
この楊貴妃が後宮を散歩すると、彼女の美貌と体から発する芳香に圧倒されて、庭の花がしぼんでしまったといわれます。
それほどの美人なら、ぜひともお一人一目でも拝見したいものですが、それはかないません。
まあ奥さんが美人ですと、色々と面倒なトラブルが起こるというのは、古今東西当たり前のことです。
凡人は平和な家庭を望んだ方がよろしいようですね。
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