2007.04.05 Thursday
水素エネルギー読本
水素エネルギー読本
「水素エネルギー」といっても余り馴染みがないのだが、近い将来はかなり重要になるはずである。
その内ニュースなどで出てくる項目なので、ぜひ注目して欲しいと思います。
さて、この水素は、酸素と化合して水を作る反応をおこします。
その時に生じるエネルギーを利用することが、主な目的なのですが、大切なのはその方法。
エネルギーの取り出し方は、単純に燃焼させるのではありません。
水素を利用した「燃料電池」として用いるのです。
これを難しい言葉で言いますと、こうなります。
水素の持つ「化学エネルギー」を「電気エネルギー」にかえるシステム。
この「燃料電池」の開発により、水素エネルギーが注目されだしたのですね。
これは結果として生じる物が、水だけということが大きな特徴になっています。
使用する「酸素」は空気中に無尽蔵にあるし、出来る「水」は害を及ぼさない。
非常にクリーンなエネルギーなのですね。
では、具体的にどう利用するのかというと、「二酸化炭素」の排出削減に使うことが検討されています。
現在火力発電所では、「化石燃料」である石油や石炭を燃焼させて、電気エネルギーに替えて(つまり発電して)います。
「化石燃料」の消費によって、大気中の二酸化炭素は確実に増え続けて行くことになります。
これをくい止める、もしくは緩和する方法の一つとして、水素エネルギーの利用が考えられています。
その方法としては、まず石炭を水素と二酸化炭素に分解する。
その状態で二酸化炭素を分離し、大気への拡散を防ぐ処理をする。
簡単にいうと、埋めてしまうんですね。
具体的には海洋隔離や、地中隔離という方法があるそうですが、これはまだ開発途上です。
また、通常の火力発電は、燃料を燃やして、その熱で発電機を動かして、電気エネルギーを得る事になります。
そのために、エネルギーの効率が悪くなるのは避けられません。
一旦熱に替えた上で発電するので、無駄が生じることになります。
それを水素エネルギーにかえることにより、エネルギー効率の向上が期待できるのです。
これだけでは化石燃料の延命効果しかありませんが、最終的には「太陽エネルギー」から水素を作る反応があります。
植物が光合成を行うのと同じで、もし定常的に水から水素を取り出すことが出来たとしたら、革命的なエネルギーになります。
いずれにしても地球規模の問題ですから、今後に注目したいと思います。
確実なのは、「化石燃料は残り僅か」という事実なのですね。
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