2007.09.19 Wednesday
小洞天@大阪
小洞天@難波
老舗居酒屋「明治屋」を出た一行は、空いた小腹を満たそうと、ラーメン店に向かう。
地下鉄に乗り、難波の駅で降りると、徒歩で店に向かう。
ナンバウォークという地下街を進み、相生橋商店街に出てすぐ。
ビルの位階にぽつりと明かりをともすお店を発見。
黄色い看板と暖簾が個性的な店、「小洞天」である。
何でこの店に決めたのかというと、私のラーメンのバイブルとも言える「ベストオブザラーメン」に登場しているからなのです。
今から20年ほど前に出版されたこの「元祖ラーメン本」には全国100店のラーメンが紹介されています。
半分ほどが東京のラーメンなのですが、大阪の店も2軒あり、その一つがここなのです。
ですから大阪に来た時には必ず寄ろうと心に決めていました。
ちなみにもう一軒は「揚子江」で、ここは以前尋ねてきました。
お店の開店は午後6時。
まだ開店から30分も経っていないという、まあのんびりとした時間帯。
実際にこの店のピーク時は11時過ぎで、一杯飲んだ客がシメに寄る店として有名なのだとか。
カウンターのみ11席のこじんまりとした店で、先客は無し。
ずらりとカウンターに並び、ラーメン(630円)を3杯に、ギョウザ(320円)一皿を注文する。
手際良くラーメンを作ってゆくご主人。
カウンター越しにラーメンとギョウザが出てきた。
スープは澄んでいてあっさりとした味。
正油と言うよりも塩味に近い感じだろうか。
麺は細麺で食べやすい。
具は柔らかなチャーシューが2枚に、茹でた細モヤシ。
緑鮮やかな刻みねぎに、アクセントのゴマがぱらりと掛かる。
手作りのギョウザは一口サイズ。
いわゆる大阪ギョウザなんだろうか、食べやすいことには間違いない。
量がちょうど良く、お腹一杯にならないところが、酒飲みには嬉しい。
昔の大阪ラーメンって、あっさり系が主だったんですね。
あっという間に完食してしまいました。
さて、次の店に行きましょうか。
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